古本虫がさまよう 「ろくでなし」の官僚をいかに「おもてなし」して「おもてうらなし」のまともな人間にできるのか?
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「ろくでなし」の官僚をいかに「おもてなし」して「おもてうらなし」のまともな人間にできるのか?
(2013・11・1・金曜日)





『有川浩の高知案内』 (メディアファクトリー)を読んだ。これは「ダ・ヴィンチ編集部編」「有川浩案内」となっている。カラー写真多々あり。

高知県出身の有川氏が、観光タクシーに乗って、地元県内をすみずみまで走り、主な観光地や美味しい物産の数々を紹介した本。ちょっと高知に行ってみたくなる?

この人(彼女)の本は、この前、『県庁おもてなし課』 (角川書店)を紹介した。映画化もされているようだが、映画は見ていない。

高知県庁に実際「おもてなし課」というのがあり、そこを舞台にした小説。

県外の観光客を引き寄せ、その落とす「外貨」をいかにして獲得するかということで、「おもてなし課」を作ることになったものの、官僚的発想しかできない地方公務員には、なかなかいいアイデアが生れてこない…そこで…といったお話しだった。

そういえば、先の川崎市長選挙、10・27に投票が行われたものの、自民、民主、公明が支援する典型的官僚出身の新人候補者は見事に落選。辛勝とはいえ、さほどの政党の支援もなかった候補者が当選した。「みんなの党」の所属国会議員が支援していた程度だそうな。現職市長は引退しての選挙だったようで、立候補者は新人ばかり。主要政党推薦候補が負けたのだから衝撃は大きかったようだ。それほど「民意」は、官僚臭いのはトップではなく、トップの下で支える役回りに徹しろということなのだろう。

図書館行政ひとつとってみても、千代田区立図書館のように、区民にさえ本は十冊しか貸さない、通勤者は5冊だけという時代錯誤丸出しのことをやっていて、何ら恥じない。


中央区立図書館にいたっては、昭和40年以前の本は一切貸し出ししないという官僚主義的単細胞丸出しの図書館行政をやっている。
中央区立図書館も区民もそれ以外の人も本の貸し出し数は十冊止まり。

貸し出し・予約の冊数が極端に少ない図書館に官僚臭さを感じるのは偶然か? 二週間5冊ちょっと貸せばいい、一日一冊も本は読めない、資料として、調べるために十数冊手元において利用する人なんかいるはずがない…と官僚主義者は思うのだろう。バカ!
『図書館が街を創る。 「武雄市図書館」という挑戦』 (ネコ・パブリッシング)を以前紹介したことがある。ここの図書館には行ったことはないけど、千代田区立図書館や中央区立図書館よりは、「民間」活力をいい意味で活用していて、その分、千代田区立や中央区立図書館よりは、少しナイスな図書館ではないだろうか。

それ以外の分野でも、同様の官僚的発想で、あちこちの地方自治体は呆れた行政をやっていることだろう。

「官僚」というのは、民間の神保町古本屋の関係者たちでさえ、ああやってひとかたまりになってしまうと、古本まつりにしても、旧態依然の「青空」に固執し、年一回の催し物故に地方から来る人のことや、季節柄、秋雨対策なども考慮すべきだろうに、それを一切考えないで、お天気任せにするしか能がないといった官僚的対応をしてしまう。

そういえば、昨日(木曜日)も仕事の打合せが夕方6時前後に神保町であり、終わったあと駅に戻りながら、古本まつり会場を少しブラブラした。あいにく買いたい本はなし。人出も7時前ということもあってか少なめ。客が無人のワゴンもあった。無理もない。日頃、このあたりは午後6時過ぎるとシャッター通りになっているのだから。いつもは、はやばや(?)と店じまいしているから。

昨夜も古本祭りは午後7時「閉店」なはずだが、数分前からはやばやと店じまいするワゴンも多く、夜7時ジャストには青いビニールシートで完全にクローズされたところが半分弱程度。早い! 素早い! お見事です! 唖然! 呆然!

民間のブックオフや半官半民(?)の図書館だって、開店閉店は秒単位で守ると思うが、神保町界隈の古本屋さんて、土曜朝10時ジャストに地上に出て歩きだすと(もちろん店によっては午前11時開店とかもあるからそれは別にして)、そのころになってやっとシャッター開けて、均一台をゴソゴソと出し始めている店がよくあったものだ。普通、民間の感覚だと(いや、市役所だって?)「午前10時開店」といえば、10時にはシャッターも開いていて、お客が店内に入る時間そのものだろうに。

逆に閉店午後6時となると、数分前から均一台を中にいれ、午後5時55分ごろにはシャッターが閉まりだすという古本屋もよく見かけたものだ。

昨夜も、なるほど、その伝統は健在でござるなと感心感心、半ば呆れつつ拝見した次第。

それにしても、官僚の壁を破る例として、最近話題になったのが、半蔵門線と都営新宿線の「九段下駅」のホームの「壁」がなくなって、自由往来可能になったこと。
しかし、東西線と半蔵門線のホームが一緒なら便利だけど、運賃体系の異なる都営とメトロのホームが共通化されても…。さてはて?

二つの路線を乗り継いだら料金的には割高になる。便利になったと感じる人がどれだけいることやら。

少なくとも僕は九段下で都営に乗り換えて新宿に行くことはないし…。都営とメトロが一緒になって、料金体系が同じになれば、乗換「運賃」なしに移動可能になり便利だろうが…。

それはともかく、川崎の新市長が、「ろくでなし的」な地方官僚の壁をどう打破できるかどうか。そのためのヒントも有川氏の『県庁おもてなし課』にはあったような気がする。





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