古本虫がさまよう 「日本古書通信」座談会を読んで溜め息 再説--もし、台風27号が神田古本祭りを直撃したら…
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「日本古書通信」座談会を読んで溜め息 再説--もし、台風27号が神田古本祭りを直撃したら… (2013・10・22火曜日)


読書週間もまもなく始まるとのこと(10・27~)。だからというわけではないが、「日本古書通信」(2013・10月号)を読んでいたら、「座談会・神田青空古本祭り 世代を越えて引き継ぐ伝統」という記事が目にとまった。

以前、本欄でも取り上げた「神田古本まつり」に参加している古本屋の関係者たちによる座談会だ。
一読して…。ううむ。これではなぁ…と感じた。

前述のコラムでは、この青空古本祭り、雨対策ゼロに近い点が、利用者というか古本好きにとって難点であり、とりわけ天気や日にちを選べない地方から来る人のためにも、「屋内古本市」をもう少し整備したらいかがだろうかと記した。

古書会館の二階や駐車場のスペース、千代田区役所内の一階のスペース(実際、以前、一度古本市らしきことをそこでやった)、古書会館改築中に日教組ビルを使っていたけど、その会議室など。
そのほか、明治大学校舎内のスペースも活用できそう(ここでも実際に古本市など開催されたこともある)。


この4箇所、点在しているから、それぞれハシゴしながら移動すれば、中心街のいつもながらの青空古本市会場にも足を運ぶだろう。賑やかさは十分ではないか。そして台風27号や28号が発生し、この週末あたり27号が首都圏に上陸する恐れもあるようだが、上陸しても、この前の台風も夜から午前中は大変だったけど、午後は回復…。また終日雨でも、屋内古本市会場がそれだけあればそこそこ楽しめるだろう。でも……。

座談会を見ると、しかし、これじゃ、こんな改革案(?)など見向きもしないだろうなとがっかりしてしまった。以下「 」ゴシックで引用。そのあとの( )内は小生の感想・コメントです。妄言多謝。


「お客さんにとって、古本といえば青空古本まつりのイメージなんだなと感じます」 (たしかに、夏ではないから、それはまだわかります。青空の下は好天ならナイスでしょう)

「錦華公園のようにたかだか100メートル離れても人は来ない。いろいろな形で広がりも必要だけど、基本の場所はきっちり押さえておかないとね」 (僕も初めて青空古本市の類に行きだした時—昭和52~3年頃だったか? 、錦華公園でやっていました。そのあとすぐに公園は使わなくなったような記憶が。でも、当時でも僕は神保町中心地にも行きました。それにあのころは、まだ半蔵門線神保町駅などなかったのでは? 都営地下鉄も? 国鉄の水道橋とお茶の水駅しかなく、そういう電車事情だと、お茶の水から下って錦華公園の古本市を見ると、中心街まで行くと、帰りは上り坂…。面倒と思ったかもしれないが、今は地下鉄神保町駅が中心にあり、その周辺に駅がある状況。交通事情も大きく変化している点を見過ごして「人は来ない」なんて、ワンパターンのことを言っているのでは? これって、すこし官僚的答弁ではないでしょうか。「いろいろな形で広がりも必要だけど」と分かっているなら、屋内古本市会場を確保し点在させるといった「広がり」を実現してこそ、古本好き層にアピールできるという現実を理解してほしいものです)。

「錦華公園会場から神保町へ人が来ない。会場だけ見て帰ってしまう。なんとか場所がないかと探している時…」(上に同じ。中心街に人寄せするために、広めの公園を使うのを止めるなんて本末転倒。もっとも公園もテントを設置するとしても雨だと拙いだろうが)。

「近辺のホテルには毎年、古本まつりの時期に決まって地方から上京して来るお客さんがいる」 (そうそう。だからこそ、天気を選べない地方のお客さんのために、もう少し「屋内古本市」会場設置を心がけたらいいのでないでしょうか?)。

「そういうプランもあるようですよ。庭のホテルさんなどは『公式ガイド』付きのプランを用意しているとか」 (上に同じ)。

「雨で我々が本にシートをかけてしまっても、他のイベントがあれば、お客さんが帰らずにこの地域内に滞留してくれていますから」 (去年午前中が雨だった日、近くでカレーグランプリの催し物があって、雨でもやってきた客がいたそうな。他のイベントがあれば…ではなく、「他の屋内会場があれば…」という発想を浮かべていただきたいものです)


「日本のお客さんも勿論大事ですが、これから広げてゆくには、海外へ向けてどう発信するかが課題」「オリンピックに向け、海外に日本の文化を発信する一環として、というのはどうでしょう。外国人向けガイドブックに、昼は神保町の古書街へどうぞと」「それはきっかけになるかもしれませんね。国からいかに予算をもらうか」
(「昼」だけというのが残念? 午後6時おおむね閉店という営業時間は不変でしょうか。金曜日夜だけでも、夜7時半ごろまで、古書会館も古本屋もオープンするという発想は浮かばないものでしょうか?)

「普段神保町に来ない方にも、年に一度でいいからぜひ来て見て欲しい。世界中から来て見て頂ける古本まつりにしたいと思います」 (毎週のように週一回は神保町に行っている我が身ですが、青空古本祭りは、ただ混雑しているだけというイメージが強い。とりわけ天気のいい週末だと。
もう今はなき中野サンプラザ前の青空古本市も、サンプラザ内の入口スペースにも古本市会場はあったし、中の会議室も活用していた時もあったと記憶している。雨の日でも、少しは楽しめるようになっていたかと。
同様に、神保町も先述したような屋内古本市会場を確保すれば、座談会で自画自賛している「本の回廊」以上に人の流れがスムースになるのでは? いまは晴天だと混雑しすぎて物色するのもままならないこともある。会場が分散して、時差出勤ではないけど、そこそこの人出のほうがいいのになぁ? 気づいてくれないものでしょうか?
雨の日でも台風27号が上陸した日でも、行って最低限度楽しめるような「屋内古本市会場」をそこそこ確保していただけませんか?)。

それにしても台風27号&28号、なんともいえない速度と方向で神保町を目指しているようにも見えないでもない。10・26初日にしても、前夜祭(?)的な25日にしても、27日にしても、どうなることやら?

この前の日曜日(10・20)もびしょ濡れになっても古書会館(新宿展)には出掛けた。今回も金曜日からは古書会館はやっているから、そこには行くかもしれないけど、大雨だったら……。大雨でも、屋内古本市会場が準備されてるならば、明治大学会場→古書会館地下&二階&駐車場会場→日教組ビル会場→千代田区役所一階会場と行脚することも可能なのだが…。




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