古本虫がさまよう 「政界5P」に挑む黒木香、「古本市5P」に挑む古本虫、ハンターのごとく虎視眈々の歌人…
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「政界5P」に挑む黒木香、「古本市5P」に挑む古本虫、ハンターのごとく虎視眈々の歌人…






昨日(土曜日・2013・10・5)はあいにくと朝から夕方まで都内周辺は終日小雨模様だった。先述の新橋SL広場や早稲田穴八幡宮境内の古本市はテントがあるとはいえ、これでは…。
平日夜出掛けていてよかった…。

本当は、土曜日が晴天なら、もう一度(?)新橋SL広場前の古本市(最終日)に出掛け、五反田の古本市にも出掛け、早稲田の神社の古本市にも寄り、高円寺&神保町のいつもの古本市にも出掛け「5P」しようかと思案していた。

しかし、幾ら「年上の女」好き、いや「古本」好きであっても、朝10時から始まって夕方までの数時間の間に、次から次への場所を変えての5Pは足腰にきつい? 五反田はアートブックの古本市だから外して4Pにするとしても…。

でも、朝から小雨。これでは新橋&早稲田は行くのは止めようと。

そこで先ずは、高円寺へ。周囲の古本屋なども覗く。

湯浅赳男氏の『革命の軍隊 赤軍史への一視点』 (三一新書)、佐藤朔氏の『セーヌ河畔みぎひだり』 (章文社)などを購入。古書会館では、灰皿のある場所を越えて、くわえたばこで入口前の古本棚を物色する中年男がいた。本当に迷惑!いつもより、古本棚が少なく密集していないからの気楽な行動であろうが…。

次に五反田へ。アートブック特集の古本市に寄るのは初めて。
一階は閉鎖。二階だけでやっている。二階も、いつもとレイアウトが違っている。美術系ではあるが古本も少々ある。写真集やらいろいろと。
森枝雄司氏の『ダリの国が見たい!』 (大日本図書)、高橋磌一氏の『流行歌でつづる日本現代史』 (音楽評論社)、 『銀星倶楽部19☆特集☆桃色映画天国1980-1994』 (ペヨトル工房)を購入。

会場内ではラジオが点いていたので、それが耳障りで少し煩かった。本を読むのも選ぶのも、静かなのがイチバンなのだが…、早稲田の古本屋さんと違って、こちらにお見えの古本屋さんたちは判ってくれないようで残念至極。

そのあと神保町へ。

浅野晃氏述・檜山三郎氏編の『随聞・日本浪漫派』 (鳥影社)、 高柳賢三氏の『三つの会話』 (文藝春秋社)、柳沢錬造氏の『道を拓いて』 (富士社会教育センター)、高橋正雄氏の『新・わたしの造反』 (太陽書林)、黒木香氏の『フルーツ白書』 (ワニブックス)を購入。

1987年刊行の黒木香の本をぱらぱらめくる。箴言集というか、セックスに関する小話が収録されている本。
その中に、「ワタクシ思いますに、政治家の方もセックスが強くなければ国民の気持ちもおわかりにならないのではないかと思います。ですから、ニューリーダーの方3人と、二階堂先生の4人とワタクシがセックスをいたしまして、強い方が大臣になられる、というのは何と素晴らしいアイディア!! “政界5P”でございますね。是非チャレンジさせていただきたいのですが」とある。

ううむ、そうすればよかったのに?

黒木香といえば、彼女がアダルトビデオ女優として一世を風靡したころ、僕は新婚時代だったということもあり、この手のビデオは見ていないのだが、著作としては、『自堕落にもほどがある』 (ネスコ)という本があって(それも1987年に出ている)、それは一読した記憶がある。
黒木香さん、今はどうしていることやら? 生年を誤魔化していたとの報道もあったが、それが事実だとしたら、ほぼ同世代? いまは50歳前後?

神保町のあと、さらに、水天宮・人形町に所要があってちょっと出かけた。常盤新平さんが贔屓にしていた喫茶店「快生軒」の入口になぜか「本日禁煙」の貼りだしがしてあった。中には女性がチラホラ? おや、なぜ? 全面喫煙可が売り物の喫茶店が。一瞬、入ろうかと思ったが、時間がなくて断念。千載一遇のチャンスだったかもしれない。
彼の新刊の『私の「ニューヨーカー」グラフィティ』 (幻戯書房)は積んどく中だし、さらに新刊『東京の片隅』 (幻戯書房)も出るようだ。読みたい本は次から次へと出てくる。

車中では、細野晋司氏の『グラビア美少女の時代』 (集英社新書ヴィジュアル版)を読んだ。著者は写真家。青年向けのマンガの表紙用に美少女を撮影してきた。その集大成。綾瀬はるかや広末涼子とか…。飛んだり跳ねたり水着姿があったりと(ヌードはないけど)。若干のエッセイや文化人のコメントなども収録されている。こういったグラビアアイドルと黒木香のようなアダルトビデオ女優とは、見た目は大差ないようにも見える。ギリギリの一線の違いがどこかにあるのだろうか? ふとそんな感慨が浮かんだ次第。

帰宅して日経夕刊(2013・10・5)を読んでいたら、歌人の小高賢氏が「古書会館」というエッセイを書いているのが目にとまった。神保町古書会館のことを取り上げている。妙齢の女性には出会わない男の世界だと…。いや、まれに妙齢の古本屋の女主人を見かけることはあるが…。

古本が安く、ついつい買ってしまい「蛇蝎のごとく、本の増殖を奥さま方は嫌う。ほとんど例外はない。倒れたり、ぶつかったりして危ない。しかも埃がたまるので汚い。掃除が大変。そして、最後に『読みもしないのに』と、捨てゼリフのようなことを言う」…。そのほか…会場内ではハンターのごとく一心不乱、虎視眈々と掘り出し物を探す輩ばかり…とも。

古本虫として、共感共鳴するところ大なり。




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