古本虫がさまよう 不吉の13日金曜日には仙台古本屋ツアーを敢行し古本は買ったものの、JR東日本の車内蛍光灯省きに抗議して(?)土産物や「ゴルゴ13」は買わず。なぜか?
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不吉の13日金曜日には仙台古本屋ツアーを敢行し古本は買ったものの、JR東日本の車内蛍光灯省きに抗議して(?)土産物や「ゴルゴ13」は買わず。なぜか?










「青春18切符の夏」は9・10で終わったが、まだ「北海道&東日本パス」がある。ということで、9月13日(金曜日)から19日(木曜日)まで7日連続使用切符(一万円。一日当たり1500円弱)を使うことにした。3連休の14日15日16日はともかくとして、17日以降は古女房が実家などに行くのに使う予定。

先ずは13日の金曜日は休みをとり、仙台へ。

今まで仙台には青春18切符を使って二度出かけている。
一度は3年前の夏だったか、一泊二日(行きも帰りも青春18切符を使用)で、萬葉堂書店鈎取店、尚古堂書店、泉店、愛子開成堂の四軒を見て、火星の庭や仙台の古本屋数軒を廻ったことがある。開いていたぼうぶら屋古書店にも入った。愛子開成堂が閉店になる寸前で割引セールをやってもいた。 萬葉堂書店鈎取店には感動したものだった。

朝一番の電車に乗れば、都内から仙台まで何度か乗り換えつつも正午過ぎに仙台に着く。
一度目は仙台の少し手前の駅でおりてそこからバスに乗り萬葉堂鈎取店へ。それから仙台に戻り、愛子開成堂や火星の庭を回り、その日は仙台のホテルで一泊。翌日も一部支店に出かけ、仙台市内の古本屋を回った。
そして常磐線で仙台から水戸土浦経由で帰宅した。原発事故が起こっていない前のこと。今は事故のために常磐線は寸断されており、鉄道(常磐線)での一直線は仙台から上野は不可能。

去年も同様に仙台に正午過ぎ着き、萬葉堂鈎取店へ。堪能の上、仙台に午後3時頃に戻ったものの、時間もあまりなく午後4時チョイ過ぎの電車に乗って帰宅。火星の庭などには寄れず。

日帰りだと、名古屋もそうだったが、仙台も、日中正味4時間弱しかいられない。これでは萬葉堂鈎取店しか見られない。というのも、名古屋はまだ一カ所に固まっているので、古書会館&周辺10軒の古本屋を走破可能だが、仙台は萬葉堂鈎取店が仙台駅からバスで30分ぐらいかかかる。往復一時間。そして萬葉堂鈎取店だけで、古本屋数軒分の規模があるとはいえ急ぎ足で見ても二時間はかかる。この一軒で所要3時間。正午すぎに仙台に着いて、見て、駅に戻ると午後三時。午後4時ちょいの快速&各停電車を乗り継いでも、仙台→福島→郡山→黒磯→宇都宮→上野と戻るのに6時間はかかる。午後5時ちょいの電車でもナントカ戻れるが、上野着は11時過ぎになる…。それゆえに、ローカル列車往復では、一軒だけ見るのがせいぜい。

そこで、仕方ない。今回は、行きだけ新幹線を利用することにした。東北新幹線はここ数年乗っていない。青森開通前にはよく乗っていた。仙台や盛岡などにも安い新幹線(家族向け)切符で出かけたりして古本屋を廻ったものだ。仙台だと、行きは新幹線、帰りはスーパー日立で帰ったりしたこともあった。

新幹線(はやて)で午前9時前には仙台着。それから午後4時まで滞在することにした。
新幹線を使えば、往復在来線だと4時間弱の仙台滞在が、7時間ぐらいになる。二倍程度に拡大する。仙台に9時に着けば、萬葉堂鈎取店には午前10時開店と同時に入店可能。テキパキと見て、仙台に午後1時には戻れる。
それから3時間、火星の庭や古本屋を回ることは可能だろう。

という綿密な計画の下、一路仙台へ。

上野駅から乗る前に駅弁を。いつも「東京名物深川めし」(850円)にしているが、これも久しぶりの購入。
JR関西やJR東海はしていないのに、JR東日本は車内蛍光灯を一方的に省いていることに抗議して、かつ、「親方日の丸」「殿様商法」「殿様価格」でふんぞりかえっているキヨスクやニューデイズでは買い物をしないことにしている。賢い抵抗する消費者として当然であろう? ただ新聞とか駅弁とか「公定価格」のものは購入することもあるが…。

たまたまた新幹線を待っている間、いつも購読している「ビッグコミック特集ゴルゴ13シリーズ」の最新刊(定価420円)が出ているのをニューデイズで見つけた。思わず購入しようと思って、いかんいかん、ここはニューデイズではないか。買ってはいかん、朝敵だぞ、殿様企業だぞ、3・11の時はさっさと店じまいをして、彷徨える人々を無視した輩だぞ。民間コンビニやスーパーが精一杯販売していたというのに、ニューデイズやキヨスクなど、「不売運動」をしていたんだぞと。ぐっと我慢。

駅弁も「公定価格」だから仕方ないが、飲み物は家から凍らせたタダの水を持参。チビチビと溶けてきているのをチビチビと飲むように心がけている。
駅構内のリットルあたり割高の自動販売機などは昔から利用していなかったが、3・11の後の車内蛍光灯の一方的削減以降は、ニューデイズなどでも買わないようにしている。ビールにしても、何度も指摘しているように500ミリリットル310円という信じられない「殿様(割高)価格」で販売しているのがニューデイズとキヨスク。信じられない暴利。
民間コンビニなら284円、スーパーなら250円ちょっとで売っているというのに…。しかもこれが車内販売になるとさらに割高になるようだから、恐るべきJR商法というしかない。
こんな暴利をむさぼる会社に我が家の貴重なハードカレンシーは、必要最低限度のものは仕方ないにせよ、不用意には一円たりとも渡したくはない?

ということでニューデイズに無駄な支払いをせずに、無事新幹線に乗車。車内検札もない。車内検札があれば車掌に抗議してやろうと思ったのに。
ところで、深川めし。開けてびっくり。お手拭きも入っていない。そして弁当の蓋を止めているのが「輪ゴム」ときた? ひもじゃない? そして穴子の色も悪い。味もイマイチ? 昔の深川めしに比べて落ちている? ううむ。所沢駅の「テツ」同様、もうグッバイ深川めしといった感じだ。

そそくさと食べ終え読書。
さすがに新幹線は早い。仙台には9時前に到着。

駅からバス停に向かうデッキに「青空喫煙所」がある。やれやれ。そしてその区域内で吸ってくださいと注意書きがあるのに、それを無視して、区域内に入らずに、勝手に禁煙ゾーンで吸っているバカが何人もいた。仙台の民度低し?
川崎駅でも、そういうゾーンの側に日中は警備員を配置し、はみ出る横着者を注意しているというのに、仙台は、県都だというのに、そんなこともしていないようである。管轄は県なのか市なのかJR東日本(仙台)なのか知らないが、観光立県にしては情けない。知事、市長、駅長は何をしているのか。

しかもバス停に行くと、バス停周辺も「禁煙」になっているのに、階段下の椅子席で吸っている老婆がいた。バス案内所の窓口にいる女性に、「あの喫煙者注意してよ」と言うと、「いま一人しかいなくて」。「じゃ、アナウンスして、そこで吸っている人ダメですよと言ったら」というと、「アナウンスの設備がない」という。
やれやれ、危機管理の上でも、バス停の人に向けてアナウンスすることだってありうるだろうに…。そんな設備もしていないとは呆れたバス会社だ。
すぐ目の前でルールを破っている人がいるのに、責任者として注意もしない…。駅前の青空広場といい、バス停といい、無法者のタバコ飲みの不法行為を取り締まろうともしない仙台には呆れた?

それに抗議して(?)この日、家人への土産物を買うのを止めた?

牛タンやハゲの月(?)というお菓子も一杯あったが…。家人の喜ぶ顔が浮かんだが、こんな駅前のデッキやバス停の無法者をきちんと取り締まりもしないような地にはやはり我が家のハードカレンシーは落とせない? 因果応報という言葉があるが、こういう偏屈(?)の消費者もいるという事実を、仙台市関係者は見落とすことなく、厳正な対応をしないと、土産物の販売額も落ちることを肝に銘じるべきだろう(といいつつ、要はケチというか、古本代以外に金は使いたくないというだけの話です? 理屈は滑車に乗っていくらでもやってくる?)

さておき、バスに乗って、萬葉堂鈎取店へ。9・24発のバスに乗って9・52着。370円。10時開店と同時に入店。入口のロッカーに荷物を入れ、「地下見ていいですか」と一声かけて地下へ。広い。個人宅でこんな書庫があれば、『蔵書の苦しみ』 (岡崎武志氏。光文社新書)もないだろうが。

高崎隆治氏の『戦時下俳句の証言』 (新日本新書)、草森紳一氏の『印象』 (冬樹社)、野依秀市氏の『石山賢吉と野依秀市』 (実業之世界社)を先ずは購入して清算。清算すると割引カード(一割引き)をくれる(平成25年10月31日迄有効)。でも、年に一回来れるかどうかだから、去年ももらったけど使えないまま。今回は地下の本の購入でもらい、その券を一階の本の購入で使おうと思った次第。

一階ではマーティン・エイミスの『二十歳への時間割』 (早川書房),ハロルド・オースチンの『悦楽の狩人』 (廣済堂出版)を購入。一割引券を使用。『悦楽の狩人』は単なるポルノ小説ではあるが、スパイや美人局がテーマ。日本の外交官や駐在防衛官の研修テキストとしても手頃ではないか?


一階もそこそこ広い。地下が「古書」っぽい本で、一階は「古本」といった感じではある。

そういえば、この前、島村史郎氏の『欧米統計史群像』 (日本統計協会・平成25年5月発行)という本を読んでいたら、著者が「あとがき」で、その本でも取り上げているケトレ-の本『人間について 上下』 (岩波文庫)が必要になって探したが、都立図書館にはなくて、古書店を探しても見つからず、やっと見つけたら、「上」が14000円、「下」が3000円~3700円という価格で驚いた云々と書いていた。

もっとも、都の区立図書館には、片方を所有している図書館もあるようだし、大学図書館でも持っているところがあり、戦前の文庫本だが、貸し出しも可能のところもあるようだ。

ふと、そのことを思いだし、ここにあるかなと思ったら、地下一階にちゃんとあった。上下二冊揃いで2800円。上、下、それぞれ1500円というのもあった。手にして見て、買うか?と思ったが、戦前の文庫本。旧字体はともかく、内容的にも、ちょっと僕には歯が立たないなと思って購入はせず。島村氏によると、貴重な本であり、このケトレーの本をエンゲルが読んで「エンゲル係数」を導出したとのこと。ふうむ。

店内にいる間、雨が結構降っていたようだが、二時間ほど滞在して、外に出ると止んでいた。そんなに暑くもない。古本屋行脚としてはありがたい。

バスで仙台に戻り(10分に一便程度あるので不便ではない)、青葉通りを歩き、少し曲がって昭文堂書店と熊谷書店(一階&地階)へ。どちらも真面目な本多し。あいにくと買いたい本はなし。その先にある、ぼおぶら屋古書店に行くものの、「ただいま充電中」「本日は終了しました」との表示が入口にあった。
この前、たまたま開いていた時に寄ったが、雨が降るとなぜ休むのですかと聞いたら、狭い店で、入口に置いてある軒先コーナーの本が、雨だと出せないので、開店できないとの返事だった。本日も降ったり止んだりの天気だから、当然、「休業」だと思ったが、案の定であった次第?

ともあれ、3軒の古本屋を覗き、青葉通りに戻り、えっちらえっちらと歩き尚古堂書店へ。ここは地下一階、一階、二階、三階とある古本屋。町田の高原書店みたいな感じで、ビル一軒全体が古本屋(ただし、高原書店に比べるとワンフロワーの面積はかなり狭い)。

大石昌治氏の『切った貼ったの五十年』 (サンブライト出版)、佐藤政勝氏の『私と巣鴨』 (非売品)、三古谷栄氏の『二十四歳の日記』 (三一新書)、正木ひろし氏の『夢日記』 (大陸書房)、望月三起也氏の『ジャパッシュ3』 (双葉社)、保住敏彦氏の『社会民主主義の源流』 (世界書院)、アラン・シリトーの『ニヒロンへの旅』 (講談社)を購入。ううむ、持っている本もあるような気がしてならないのだが…。

尚古堂を出ると、向かいにバス停がある。すぐにバスが来たので飛び乗る。180円で仙台駅へ。

下車してテクテクと「火星の庭」へ。久しぶり。喫茶のほうには何人か客がいたが、僕はただ、古本コーナーを見るだけ。文学中心…。あいにくと買いたい本はなし。店内のチラシにK大学のK教授が9月21日の仙台のどこかで講演をすると出ていた。この人、時々古本市でもよく見かける古本虫さん。もしかしたら、仙台出張ということで、講演前に萬葉堂鈎取店あたりをさまよっているかもしれない?

「火星の庭」から駅近のブックオフへ。大きいが、煩いだけの普通のブックオフ。買いたい本はなし。

駅に戻り、わりと美味い立ち食い蕎麦屋でかき揚げソバを。冷水を補給できるからこういう店はいい。

あと土産物コーナーを少しうろつくが、先程の駅前デッキやバス停での青空喫煙野放しに抗議(?)して、見るだけ。購入はせず。あんな不始末がなければ、5000円ぐちいの牛タンセッやハゲの月などを沢山買ったのに…(嘘?)。いつもは買った古本が重くて土産物を買う気にならないことも多いが、この日は、郵便局から郵パックで買った古本は全部自宅に送ったので、トートバックも空っぽで軽い。いくらでも饅頭は買えるのだが…我慢?

午後4時ちょいの福島行き快速に乗って東京へ。
途中宇都宮からはグリーンを奮発。いつもの駅弁・霜降高原牛めし(1000円)を購入(こちらはお手拭きもちゃんとある。駅弁蓋も輪ゴムではなく紐で縛っている。風情があるね?)。困ったのは、ビ-ル。乗り換え時間があまりない。ニューデイズで買いたくない。この前は改札出て宇都宮駅近のスーパーまで足を伸ばして、より安い価格でビールを買った。今回も、そうしようとしたが、午後8時過ぎということもあり閉まっている。ううむ、駅弁は「公定価格」だからまだしも…。ニューデイズの高笑いが聞こえる?
ふと見たら、おお、麒麟淡麗の発泡酒があるではないか。500ミリリットル、218円は「殿様価格」かもしれないが、ビ-ル(310円)よりは安い。仕方ない、ニューデイズの売上額を減らすために、ビールではなく発泡酒を買うことにして、せめてもの「抗議」としようと。神様も許してくれる?

発泡酒はめったに飲まないが、結構悪くはない味ではないか。むかし、「ホップス」という発泡酒が好きで飲んでいたものだったが。大蔵財務省がこうした民間の節税商品(麦芽率を減らしての工夫)にも、難癖つけて課税強化をしようとしたものだった。

朝とは違って美味い駅弁。ニューデイズで購入したとはいえ、まだ安い発泡酒で晩飯。グリーン席も空いていて何より。

仙台→都内の乗車券は6000円弱。グリーン950円、行き新幹線ということもあり、「北海道&東日本パス」一万円分は、一日では元は取れず?  前回のように往復ともこの切符を使えば往復12000円相当になるので、一日で七日分の切符を使用した計算にもなったであろうが…。

夜都内に戻り、民間コンビニで、先のゴルゴ13を購入。この420円は、ニューデイズには落ちずに、3・11の時も真面目に仕事をしていた民間コンビニに落とすことができたのは何より。発泡酒の代金分をニューデイズに落したのは残念至極であったが…。

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