古本虫がさまよう オリンピックが東京になってしまったから消費増税は延期すべき?
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オリンピックが東京になってしまったから消費増税は延期すべき?






田村秀男氏の『アベノミクスを殺す消費増税』 (飛鳥新社)を読んだ。元日経記者で現在産経の「特別記者」として自由自在に古巣日経の消費増税礼讃路線などを徹底批判。小気味よい一冊。

前著『日経新聞の真実』 (光文社新書)、『反逆の日本経済学』 (マガジンランド)、 『財務省「オオカミ少年」論』 (産経新聞出版)も紹介ずみだが、一貫して主張を展開している。

僕も本欄で批判した日経の世論調査(2013・8・26)—増税反対8割を容認7割に捏造?…に関して、田村氏も8・30付け夕刊フジ(発行は8・29)で批判していたが、本書でも、日経の「経済教室」に登場する経済学者を俎上にあげて具体的に論難している。

たまたま本書を読んでいた時も、伊藤元重東大教授が「経済教室」に登場(9・4)し、消費税増税に関して、ああでもない、こうでもないといいつつも、増税容認のようではある。

とはいえ、田村氏のこの本によると、アベノミクスがもてはやされてくると、「これまで財務相のお先棒を担いで増税論を主張してきた、伊藤元重・東大教授が突如、『デフレの恐怖』13年2月2日付産経新聞朝刊への寄稿」を言い出したり」もするそうな。ううむ…。

まぁ、産経の「正論」欄の執筆者でも、「正論」に書く時と、朝日新聞に寄稿する時とでは微妙に経済のみならず軍事関連でも筆先を修正する器用な筆者もいるようだから、そんなニュアンスの違いかも? (産経に書くときは、ついつい、田村氏の怖い顔が浮かんで、筆先が鈍った?)。

アベノミクス批判派の論者(野口悠紀雄氏など)への批判など、論争的に綴ってもいる。財務相の嫌らしい形の圧力も暴露。円安の効果、中国や韓国経済の問題点への指摘も面白い。アベノミクスの問題点も指摘…。

ともあれ、こういう経済本、いろんな立場があるから、なるべく幅広く読んで勉強していくべきであろう。

ところで、9・4日経の「経済教室」の隣に出ていたコラム「やさしい統計学」で、コンビニやスーパ-などに来店する人が複数の商品を購入する際のデータ管理分析の大切さが解説されていた。
その中で、購入した人の年齢性別家族構成まではわからないので、「冗談のような話ですが、あるスーパーのデータを使った分析では、おむつとビールが同時購買されやすいという結果が得られた」「なぜそうなるのでしょう」「赤ちゃんのいる家庭の父親が、赤ちゃん用の紙おむつと、自分が飲む缶ビールを一緒に購入している」からか…とか論じているけど、これって、別に「主婦」だって、もう赤ちゃん産んだから、私もビール飲むわよということで買っているだけの話では?

もちろん、休日にそういうデータが出れば、男がそういう理由で買っているのかもしれない。平日にそういうデータが出れば、お母さんが自分の飲む分か、亭主の分として買っているだけの話? そんなの分析してどうなるのやら? 統計学って暇な学問?
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