古本虫がさまよう 大川隆法もびっくり? スターリンとの「霊界通信(?)」に成功した『スターリン「回想録」』?
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大川隆法もびっくり? スターリンとの「霊界通信(?)」に成功した『スターリン「回想録」』?








山田宏明氏の『スターリン「回想録」 第二次世界大戦秘録』 (社会評論社)を読んだ。
この山田さん、先日本欄で『美少女伝説』 (世界書院)を紹介したばかり。慶応大学生時代、左翼活動を展開し、毎日新聞社に入社し、すでに定年退職している。『美少女伝説』は学生時代に付き合いのあった関嘉彦氏の三女・美知子さんの想い出(彼女は大学卒業後に享年24にて死亡)を綴った本。

その山田氏が、地獄にいる(?)スターリンに成り代わって(?)、第二次世界大戦の「戦前戦中戦後」の時代を回想した…という仮定で、本を書いた次第。

ソ連のスパイの「証拠」を実証したヴェノナ文書への言及や東日本大震災についても触れている。

要は、大川隆法さんが、清水幾太郎や岸信介や菊池寛や丸山真男など、生きている人死んでいる人含めてさまざまな有名人と霊界通信(?)をして、あたかも「本人」と会話しているというか、本人が喋っているかのような本を濫造しているが、そういう感じの本でもある。

「独断も交えて、筆者(山田)の見解をスターリンの独白に託して書いてみた」とのこと。

ただ、大川本は何冊か手にして読んだことがあるが、まぁ、生きていたら、そんなことをしゃべるかもしれないかな? と思わせる程度の「口述」「対話」 ではあった。

それにしても、大川本の場合、取り上げられた本人(生存者)や、その遺族からすると「名誉棄損」モノのような気がするが…。新聞社も、そういう本の広告は、広告倫理からしても問題にはならないのか? 『スターリン「回想録」 第二次世界大戦秘録』の場合は、もちろん架空という前提の本ではあるので読者を惑わせることはないのだが。

ともあれ、この『「スターリン「回想録」』は、赤軍粛清や原爆スパイ問題やヒトラーやチャーチル批判やら、いろいろと言いたい放題型の回想録となっている。

実際に存在する『蒋介石日記』のような『スターリン日記』がもしあれば、歴史的な大事件ともなろうが。その代役としての価値はあるとはいえよう。 『ヒトラー日記』も以前、贋作があったりして専門家も騙されたりもしたことがあった。そこまでは凝っていないだろうが、読み物として手頃…。


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