古本虫がさまよう レフチェンコ証言以上の衝撃ではないのか? 佐々証言「瀬島龍三はソ連のスパイ(スリーパー)だった」
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レフチェンコ証言以上の衝撃ではないのか? 佐々証言「瀬島龍三はソ連のスパイ(スリーパー)だった」





佐々淳行氏の新著『インテリジェンスのない国家は亡びる 国家中央情報局を設置せよ!』 (海竜社)を読んでいて、思わず、のけぞってしまった。

出版社の著書案内は以下の通り。

嘘のような本当の話ですが、世界では今もジェームズ・ボンドさながらの情報合戦が繰り広げられています。記憶に新しいアルジェリア人質事件でも、 関係各国は自国の情報機関を駆使して、情報収集をしていました。ですが、日本は、ただ傍観していただけでした。
日本の何が悪かったのか。著者は「情報収集のやり方がまずかった」と言います。それも当然ではないでしょうか。日本には、諸外国のような情報機関 がありません。例えば、アメリカのCIAや旧ソ連のKGBのような組織です。本来は、こうした機関を駆使して情報収集をして対策を立てるべきだったのです。
この情報戦を日本はどう勝ち抜くのか。著者は日本版KGBの設置を提案します。この機関を設けることで、情報収集だけでなく、情報保守・情報発信 を確立し、諸外国にひけをとらない国家となれるのです。本書では、著者の経験や、今までの日本の情報戦における失敗をもとに、日本版KGBが持つべき機能や在り方についても分析します



日頃の持論を改めて展開し、国家中央情報局を設置せよと力説しているのだが、その中で、あの瀬島龍三がソ連のスリーパー、スパイであったと名指しで「証言」しているのだ。

これって周知の事実だっただろうか? 噂はされていても、以下のように、詳細に責任ある人が証言したことが、かつてあっただろうか?

戦後、彼(瀬島)はスリーパーであることを完全に秘匿して、経済界の大物になってしまった。さらには、中曽根政権では、第二次臨時行政調査会(土光臨調)委員などを務めたほか、中曽根総理のブレーンになったのである」
「私は警視庁のソ連・欧米担当の第一係長や、警察庁の外事課長も務めていたから、当然、瀬島龍三氏がスリーパーであることを知っていた。さまざまな会議や部会などで会う機会が多かったが、彼は必ず目を逸らすのである。お世辞を使った手紙をよこしたこともあった。内閣安全保障室長を辞めたとき、中曽根さんが会長を務める世界平和研究所の仕事を手伝ってくれと、ご本人から頼まれたのだが、丁重にお断りしたところ、ほどなくして後藤田さんに呼ばれた」


どうして断ると誰何され、「中曽根さんはいいけど、脇についているブレーンが気にくいません」「たとえば誰だ?」「瀬島龍三です」「おまえはよく瀬島龍三の悪口を言っているけど、何を根拠にそう言っているんだ?」「私、外事課長だったんですよ」「そうか、瀬島龍三は誓約引揚者か」と。

しばらくして、後藤田氏が「おまえの言ってるのは本当だな。鎌倉警視総監を呼んで、佐々がこう言っているが本当かと聞いたら、『知らないほうがおかしいんで、みんな知ってますよ』と言っておった。君が言ってるのは本当だ」と言われたそうな。ううむ…。

外事課員が、KGBの監視対象者を尾行していると、ある日、暗い場所で不審な接触をした日本人がいた。別の班がその日本人をつけていったところ瀬島氏だったのだ。それを機に瀬島氏をずっと監視することになったとも佐々氏は指摘している。

さらに、東芝機械ココム違反事件でも、瀬島龍三が携わっていたという。
この佐々証言が本当ならば、瀬島隆三は単なる売国奴ではないか。東芝機械ココム違反事件は記憶に新しい。あの事件以降、僕は個人的には東芝製品は買わないと心に決めたものだった(最近は厳密には実行していない?)。

ううむ、この佐々証言って、かつてのレフチェンコ証言にも匹敵するものではないのか?

瀬島氏がソ連のスパイではないかということはずっと言われてきた。しかし、僕の知る限り、この本の中で佐々氏が指摘しているような具体的な「証拠」は知らない。

「知らないほうがおかしいんで、みんな知ってますよ」と言われても、確証としてはそこまで言い切ることは出来なかった。後藤田氏だって、佐々氏に言われ、ほかの元部下に聞いて初めて知ったというのだから、我々のような一般の人々が知っているわけがない。

保阪正康氏の『瀬島龍三 参謀の昭和史』 (文春文庫)や瀬島氏の著作『幾山河―瀬島龍三回想録』 (産経新聞ニュースサービス)、共同通信社編の『沈黙のファイル 「瀬島 龍三」とは何だったのか』 (新潮文庫)は昔紐解いた記憶もあるが、詳しい中身についてはもう覚えていない。

しかし、やはりスパイだったのか? それにしても、この佐々証言。
新聞などですでに報じられていたのだろうか? 産経新聞などは『幾山河』を出している手前、取り上げにくいのか? 朝日は? 読売は? 毎日は?

一面トップで『瀬島龍三はソ連のスパイだった』『元外事課長が証言』と報じられてもいいのに? この本、店頭に並んでもう数日が経過しているのだから。村田良平氏(故人)の『村田良平回想録上巻 戦いに敗れし国に仕えて』『村田良平回想録下巻 祖国の再生を次世代に託して』 (ミネルヴァ書房)も刊行されてしばらくしてから、これらの本の中での「核の持ち込み・密約」に関する彼の証言が大きく報道され、本人へのインタビューも新聞社がするようになったから、今回もそんな流れになるのかも?

戦前戦中戦後…ソ連だけではないが、各国のスパイ、第五列が日本のあちこちに巣くっている。今もスパイは生きている。

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後藤田だって警察庁長官までやった警察官僚でしょ、
それがみんな知ってる、知らない方がおかしいなんて言われたら
普通は怒りますよ
たこ  10/16/2013 Wed URL [ Edit ]
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