古本虫がさまよう 猛暑も一服、聖蹟桜ケ丘の「古書玉椿」「ブックオフ」「ブックセンターいとう」を走破して、新宿「いなば」のラーメンを食す
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猛暑も一服、聖蹟桜ケ丘の「古書玉椿」「ブックオフ」「ブックセンターいとう」を走破して、新宿「いなば」のラーメンを食す






昨日(日曜日)は、久しぶりに京王線に乗った。というのも、古本屋ツアーインジャパンさんのブログで知った聖蹟桜ケ丘の古本屋「古書玉椿」が今月一杯で閉店になるとのことで、そこに寄ってみようかと。そのほかにもブックオフやブックセンターいとう 桜ヶ丘店などがあるようだからと。

土曜日までの猛暑も一服。小雨がぱらついたりもしたものの、傘もあまりささずに済んだのは幸い。

聖蹟桜ケ丘って、30年ちょっと前に初めて下車した時には駅舎以外たいしたものはなかったと記憶しているが、今や高層マンションやらいろいろと立ち並んでいる。駅出て、スクエアの裏手をテクテクと少し歩いて古書玉椿へ。ホームページ、ブログなどでちゃんとした地図も出ているので、行こうかって気になる。その点、「日本の古本屋」に登録している古本屋の多くが、地図も載せず、定休日も書かず、駅名を書いても、北口とか南口から歩いて何分か…といった最低限度の情報も明示しないところが結構ある。これではねぇ…。でも、そういう古本屋でも、行ってみると、なかなかの古本屋ってこともあるから…。

「古書玉椿」は、敷地的には狭い古本屋さん。高円寺の都丸書店近くの閉まったままの球陽書房みたいなこじんまりというか、そんな感じ。しかし、狭いなりに古本はそこそこ詰まっている。

梅宮創造氏の『子供たちのロンドン』 (小沢書店)とソビエト・ジャーナリスト・プレス・クラブの『チェコスロバキア事件について 事実・文書・新聞と目撃者の証言』 (新時代社)を購入。
後者は、いうまでもなく、ソ連側の宣伝文書。チェコ事件は西側反動スパイの陰謀であったということを力説している。巻末には「ソ連兵がチェコ農民の取り入れを手伝っている」写真や、 「娘たちが同盟軍兵士と友好的に語り合っている」写真などが収録されている。

こういう写真を見ると、ふと、戦前戦時中の「アサヒグラフ」などに日中友好を「証明する」数々の写真が出ているからといって、どこまで信じていいか慎重にならざるを得ない。「やらせ」というのがいくらでもあるだろうから。何処の国でも、軍の広報はそういう写真がお好きなのだから。

駅に戻り、次はブックオフへ。結構広い。ゲーム関連グッズも多い。

新井恵美子氏の『帰れなかったドイツ兵  太平洋戦争を箱根で過ごした誇り髙きドイツ海軍将兵』 (光人社NF文庫)を購入。へぇ、そんなドイツ兵がいたんだ? 知らなかった。面白そうではないか。羨ましいと言ってはいけないのかな?

8・29に何か割引セールがありますからと店員が力説していたが、「一期一会」。多分、もうあと10年ぐらいは聖蹟桜ケ丘には来ないと思う。京王線乗り放題切符一日500円というのが売り出されない限り…。残念だけど…。

ブックオフを出て、ブックセンターいとうへ。1階はゲームか何かで、2階、3階が本売り場(3階にはフフフのエロスコーナーもあるが)。そこそこ「古書」めいた本も若干あった。

2階の文庫コーナーを見ていて、サンケイ文庫があちこちにあるので、もしやと思って目を光らせたら、マシュー・ヒールド・クーパーの『魚が腐る時』 (サンケイ文庫)があるではないか。ちょっと状態が悪くて150円したけど、購入。これでこの夏、この本を三冊古本屋で見つけたことになる。
ううむ。ある所にはあるのだ。

ワイダ監督の「カティンの森」岩波ホールで放映されたあとに、この小説を取り上げたのは、本欄ぐらい? いや、そんなことはあるまいが、知られざる名著だと思う。

岩波ホールといえば、この前神保町を歩いていて気づいたけど、岩波ホールで映画「ハンナ・アーレント」が上映されるようだ。「みすず」の8月号で誰かがこの映画の感想をコメントしていたのを読んだ記憶がある。
学生時代に外書講読で、彼女の本が取り上げられてからのおつきあいだが、アーレントへの評価に関しては、右派左派双方から肯定否定があるようだとも。

ううむ、彼女の本や彼女に関する評論本も積んどくしていることが多い。エルジビェータ ・エティンガーの『アーレントとハイデガー』 (みすず書房)は愛読したが?

ともあれ、もう一軒古本屋があるようだが、もういいかと、京王線に乗る。行きも帰りも特急電車。早い。

行きの時、車内の蛍光灯が一つしか省かれていないので、さすが京王、メトロとは違うと思ったら、帰りの車両では、結構間引きされていた。まだ昼間の乗車だからいいけど…。

調布駅が地下駅になっているのが新発見? 昔はこのあたりも府中も地上路線地上駅だったが…。

京王線沿線も、昔は笹塚や府中や高幡不動などに古本屋があったかと記憶している。聖蹟桜ケ丘には近年あったのかどうか? 「古書玉椿」さんも「女子の古本屋」であったようだ。高松に移転するとのこと。ううむ、高松の古本屋も20年ぐらい前に一度訪れたことがあるが、もう記憶の外。

新宿御苑に寄ったが、さすがにこのあたり、近くの古本屋は休み。全席禁煙の「いなば」で久しぶりにラーメン(650円)を食べる。相変わらず美味い。
古本屋は消えたり出来たり。神保町の「いもや」や、こういう店は末永く残ってほしい。古本市は徐々に減り、古本屋(実店舗)も何となく減ってきているような気がするけど…。「ブックオフ」だって、新陳代謝というか、閉店している店もあるようだし…。ブックオフもあの煩い音楽さえ、止めてくれれば、普通の古本屋とみなしてもいいのだが…。

人通りの少ない新宿通り、いつも警官がいる韓国大使館(韓国文化センター?)前も静か。車も少ない。雨もなんとか降らず、猛暑でもなく、ちょっと汗ばむ程度。ぶらぶらと散策…。

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