古本虫がさまよう 人生「身の下」相談するなら、上野千鶴子先生か曽野綾子先生か?
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人生「身の下」相談するなら、上野千鶴子先生か曽野綾子先生か?






上野千鶴子氏の『身の下相談にお答えします』 (朝日文庫)を読んだ。
朝日新聞に連載されていた「身の上相談」的なQ&Aをまとめたもの。

人生相談であるから老若男女からのさまざまな悩みごとがある。以前、この連載の回答をめぐって「夕刊フジ」が噛みついたことかあり、その時、その問答を紹介したことがある。

2012年12月12日付「夕刊フジ」(発売は11日)で知ったのだが、12月8日付(朝日別刷「be」欄)で、15歳の男子中学生が「毎日、自分で処理はしているのですが、どうしても本物の女の子の体に触れてみたくてたまりません」「ぼくの悩みは性欲が強すぎて、今年受験だというのに、エッチなことばかり考えて勉強が手に付かないことです」と訴えたところ、上野先生は「知らないことは知っているひとに教えてもらうに限ります。経験豊富な熟女に、土下座してでもよいから、やらせてください、とお願いしてみてください」などと答えたという。そして「(熟女の)ご指導に従って十分な経験を積んだら、ほんとうに好きな女の子に、お願いしましょうね。コンドームの準備は忘れずに」と。




そういった前向き(?)で真摯な相談もあれば、どうでもいいようなことを相談する向きもあるなと感じたりもした。上野氏の回答に関しては、「身の下」的相談への回答については、まぁ、そんなものかなと思うものもあり。会社内でのセクハラ、パワハラ的な相談もある。

ただ、こういう質疑応答に関しては回答者によって、見解は大きく異なってくるだろう。

同じ質問に対して、曽野綾子氏と上野千鶴子氏とが同じ字数で回答するような企画があってもいいかと感じた。

今出ている週刊現代(2003・8・19号)で、曽野綾子氏は、「セクハラ・パワハラ・マタハラ」「何でも会社のせいにする甘ったれ女子社員たちへ」と題して「出産したら(いったん)お辞めなさい」「特別扱いはできません」と指摘し、「女も徹夜マージャンはできるのに、なぜ夜勤ができないんだ」という知人の名言を「まさに、その通り」と肯定もしている。

このあたり、上野氏は異なる見解を持っているのではないか。

髙橋秀実氏(男)が、『男は邪魔! 「性差」をめぐる探究』 (光文社新書)の中で、恐れ多いことに、フェミニズムの女王(?)である上野千鶴子先生に対して、その男性論などに違和感を表明しつつ、 「もしかして彼女(上野氏)は生身の男を知らないのではないか」と指摘もしている。こんな趣旨の質問を朝日の身の下相談コーナーにする人はいなかったようだ。

以前、オリヴィア・ジャドソンの『ドクター・タチアナの男と女の生物学講座 セックスが生物を進化させた』 (光文社)を紹介したが、これは動物からのセックス相談(質問)に応えるという形で、「(架空)問答」が展開されていた。

「タチアナ先生。私のボーイフレンドは、最高にハンサムなゴールデンポットーです。背中の毛はみごとな金色で、おなかは真っ白でフワフワ。においもすてき。手と足も、すごく上品です。でも、一つだけ困ったことがあります。どうして彼のペニスはあんなにトゲだらけなのでしょうか。タチアナ先生、教えてください」(ガボンの悩める少女)

そういうさっきの童貞少年のような質問に対してタチアナ先生ならぬ美女ビジョ先生であるオリヴィア・ジャドソンはこんな風に答える。

「それは、それだけよけいにあなたを感じさせるために決まってるじゃない。それが大きな理由だということは、賭けてもいいくらい」「巨大なペニス」「の多くは、中世の拷問道具みたい」「トゲやコブや剛毛が生えており、異様な形状にねじれていたりするの。それに比べれば、ヒトのペニスは凡庸で、誇るべきは寸法だけね」「交尾相手を刺激して少しでもたくさんの精子を取り込ませられる雄や、自分よりも前に交尾した雄の精子を掻き出せるテクニシャンの雄のほうが、ライバルよりもたくさんの遺伝子を残せるはずです」「昆虫と同じように霊長類も、おおよその傾向として、雌が一匹の雄としか交尾しない種のペニスは、小さくてお粗末なのです。ゴリラをごらんなさい。あんなにでかい体なのに、すごい粗チンです」「しかもイボイボもトゲトゲもなし」…

こちらは架空の世界であったが、上野氏によると、朝日に届いた相談は本物ばかりとのこと。ううむ。僕も相談してみようか?

50代前半の会社員です。結婚30年になろうとしています。昔ある作家が、自分の子供が本を読まないのは親が読まないからだというので、そうだそうだと思い、せっせと本を買って読んできました。一日一冊は。しかし、古女房が、「また読みもしない本を買ってきたのか、このオタンコナス」といつも怒るので、子供は一切本を読まない子になってしまいました。結婚30年を機に、別れて読書三昧の生活をしたいと思います。転職同様、そのためにはまず再婚相手を見つけないといけないのですが、老後のことを考えると、今の同い年妻よりは、20歳ぐらい若い妻がいいと思います。顔的な希望は、某テレビ局のニュースキャスターか、某テレビ局の朝出てくる気象予報士です。毎日朝見ては「蘭ちゃん、元気?」と声をかけています。この思い、どうしたらいいでしょうか?


あまりにバカな質問には誰も答えようがない?
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