古本虫がさまよう 敗戦の日にやるべきことは、靖国参拝? メニューインの再読? 「バラ色の下着」を手にする? 古本屋を覗く?
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敗戦の日にやるべきことは、靖国参拝? メニューインの再読? 「バラ色の下着」を手にする? 古本屋を覗く?







平成25年、2013年8月15日夜明け前…。さて今日はどんな一日になるのだろうか。

家人は実家に日帰りで出かけ墓参り。夕方には靖国神社に参拝する…。我が家はどちらの家も靖国に参拝されている軍関係者はいない(と思う)。所詮は民間人なので、僕はことさら参拝するわけでもない(そもそも正月元旦の神社参拝も気分次第でしたりしなかったり?)。

僕がもし国家公務員に今後なれば、とりわけ特別職ならば、もちろん「義務」として、喜んで前向きに参拝するが、一民間人だから、「牛に引かれて善光寺参り」ではないが「古女房に引かれて靖国参り」ということが時々ある程度。
もちろん首相以下大臣などの参拝には賛成である。

ともあれ、暑い(熱い?)一日になりそうだ。中共も尖閣などで何をすることやら。
この前も述べたようにレンタル式なり、共同建設・運営なりで空母「マッカーサー(&五十六)」「ニミッツ」を建造し、太平洋~インド洋周辺に「出て行け! ニミッツ、マッカーサー」という形で定置。ついでに原子力潜水艦も共同運営で遊弋させるようにすべきであろう。
またアメリカはじめインドなど外交官や軍人などの靖国参拝をもっと促していくべきだろう。軍事力&外交力&宣伝力をもっと発揮すべきだ。

それはともかくとして、敗戦の日の夜明け前、長田弘氏の『私の好きな孤独 新装版』 (潮出版社)を読んだ。常盤新平兵 のエッセイ集のような趣を感じる。この人の本は『読むことは旅をすること 私の20世紀読書紀行』 (平凡社)や『私の二十世紀書店』 (中公新書)などを愛読してきた。
この新装版は1996年に刊行されていたものの復刊のようだ(カバーの猫の写真は個人的にはちょっと問題だが…?)。

「やあ、メニューインさん」「バラ色の下着」「古くて新しい」といった題名のエッセイが、とりわけよかった。

メニューインの『果てしなき旅 メニューイン自伝』 (白水社)は拾い読みしたのだが、その本の中に出てくる長田氏が紹介しているエピソード(古いホテルのエレベーターを半世紀の間、黙々と動かしていた運転係の男にメニューインが再会する…)は記憶になかった。再読熟読したいもの?

また「バラ色の下着」…。ヴォルフガンク・ボルシェルトという作家の作品がらみとのこと。早川書房からかつて作品集が出ていたようだし、最近も別の出版社から本が出ているようだ。読んでみようかと思った。

まぁ、最近電車に乗っていても、「バラ色の下着」を身につけているかのような、「水蜜色の匂い」や「清潔な肌の匂い」がしているような「いい女」にはめったに出会わない? 小便臭そうな厚化粧のツケ睫毛のスマ歩しているバカそうなのはよく見かけるが? 自宅でも無論のことだが?

「古くて新しい」は古本屋に関するエッセイ集。全文をここに書き写したくもなる。

「古本屋の楽しみは、つねに新しい古い時間をもった一冊の本に出会う楽しみだ」「古本屋をのぞくときは、心を白紙にしておいてゆくほうがいい。そして、本棚にならんだ一冊一冊の本が無言のうちに語っている言葉をゆっくりたずねていって、たまたま一冊の本を見つける」「どこかの古本屋のどこかの棚で、一冊の本がさりげなく、じぶんが見つけるまで、じっと黙ってそこで待っているにちがいない。そう考えることは、とても楽しいことだ」

この夏休み(お盆やすみ)に、ビッグボックスで、スペンダーの詩集を見つけたのも、持っているとはいえ『魚が腐る時』を二日続けて、古本屋で二冊見つけたのも、そういうことだったのかと思ったりもした。

ちなみに『魚が腐る時』は都内の図書館にも結構置いてある(杉並区・渋谷区・板橋区・世田谷区・港区など)。

『カティンの森』などに関心のある向きは、みすず書房などから訳出されている研究書(すでに紹介ずみ)と並んで是非一読されるといい。国際政治の非情さ、大国のエゴ…さまざまな思惑の中で、正義とは何かを考えさせられる作品(小説)だった。少なくとも日本が南京でやった捕虜虐待とはスケールの異なる、次元の異なる捕虜虐殺をスターリン・ソ連はやってのけたのである。これに対比すべきはナチスのユダヤ人虐殺であろう。

そういう「虐殺」「虐待」の異なる悲劇を冷静に認識することができる程度の教養は身につけたいものだ。そのためにも読書あるのみ?
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