古本虫がさまよう 「レイモン・アロンとミシェル・フーコー」というと「月とスッポン」というか、この前書いた「スタイナーと加藤周一、月とスッポン?」を想起もさせられる。「蓮池薫と小田実」「関貴星と小田実」とも言えるか?
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「レイモン・アロンとミシェル・フーコー」というと「月とスッポン」というか、この前書いた「スタイナーと加藤周一、月とスッポン?」を想起もさせられる。「蓮池薫と小田実」「関貴星と小田実」とも言えるか?







スタイナーと加藤周一とが「世界」で対談して、(二人の声が同時にたかまりスタイナー氏が卓を叩く音。ほとんど、聴取不能)(同時に激しく言い合いになり、ほとんど、聴取不能)(突然、二人とも怒声となり、聴取不能)といった激しいやりとりがあったことは紹介したが、それに比べると、さすがは、おフランス? 静かな対話をアロンとフーコーがしている本が出た。

ミシェル・フーコーの『レイモン・アロンとの対話』 (水声社)である。

1967年5月8日に国営ラジオが「諸思想と歴史」というテーマで放送した番組の中での対談だそうな。当時、フーコーは『言葉と物』という本を出し、アロンは『社会学的思考の流れ』を上梓したばかりだった。僅か19分の討論で、モンテスキューなどについて論じ合ったもの。

フーコーの本はほとんど読んでいないし、積んどくしているのも僅か数冊。その点、アロンの翻訳は『発展の思想』 (ダイヤモンド社)や『現代の知識人』 (論争社)や荒地出版社の『レイモン・アロン選集 全4巻』『ヴェーバーへの道』 (福村出版)や『戦争を考える クラウゼヴィッツと現代の戦略』 (政治広報センター)をはじめ大概持っている(積んどくも多いが)。

『戦争を考える クラウゼヴィッツと現代の戦略』という分厚い本は、お茶の水の丸善の向いの古本屋で30年以上前に購入したことをはっきりと覚えている(が、30年以上これまた積んどくしたままか?)。

『社会学的思考の流れ1& 2』 (法政大学出版局)もちゃんと買って長年積んどくしている?

『レーモン・アロン回想録1&2』 (みすず書房)は読んだ。

今回の二人の対話本は100頁足らずの本で、かつ、対話そのものは30頁弱で、あとは解説や訳者あとがきで占められている。スタイナーと加藤周一のように、いがみ合う(?)こともなく、淡々と会話が展開されている。内容的には…さほど面白いこともない? お暇ならどうぞの一冊か?

『全体主義の誘惑』 (新潮社)や『民主主義国の終焉』 (芸艸堂)の著者であるジャン・フランソワ・ルヴェルとレイモン・アロンとの対話本なら、もっと面白かったのでは?
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