古本虫がさまよう 逆「田中上奏文」的インテリジェンスで中国を揺さぶられるか?
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逆「田中上奏文」的インテリジェンスで中国を揺さぶられるか?






矢板明夫氏の『戦わずして中国に勝つ方法』 (産経新聞出版)を読んだ。著者は1972年天津生まれの残留孤児二世で産経新聞記者(北京特派員)。
前著『習近平 共産中国最弱の帝王』 (文藝春秋)で、渡辺利夫氏などが審査員を務めている樫山純三賞を受賞している「中国通」。

本書は、中国内のネット世論というか、微博などで展開されているさまざまな中国人の「ホンネ」を引用紹介しつつ、著者の対中分析を加えて、中国の弱点、問題点などを巧みに突いている。

「作り話」ということだが、クリントン国務長官がかつて中共指導者に対して、もし日本やベトナムなどと戦争を開始したら米国は一兵卒も使わずに以下のような手法で貴国を負かすことができると言ったそうな。

①中国の政府高官が所有する海外の銀行口座の残高を発表し、凍結
②米国のパスポートを持つ中国人官僚の名簿を公表
③米国に住んでいる中国人高官の家族の名簿を公表
④ロサンゼルスにある「妾村」を一掃
⑤米国在住の中国人高官の家族をグアンタナモ刑務所に収容
⑥中国国内の失業者など不満分子に武器を提供


とりわけ⑥に関して、中国国内では土地立ち退き問題などで毎年20万件以上の暴動が起きているようで、こういった不満分子に武器が提供されれば、人民解放軍を相手にたちまち内戦が始まるかもしれないと指摘している。この「ヒラリー長官の警告」は中国国内の多くのサイトに転載されて、いろいろと感想が寄せられているそうな。ううむ、この手があったか?

中国当局にとって不都合な意見は、微博などでは見つかり次第削除されてもいるが、共産党の検閲下にある「新聞・テレビ・雑誌」などでは表面化しにくい弱点をかいま見ることが可能なようだ。
また検閲下であっても、 「南方週末」事件のように、さまざまな風刺や寓意によって、当局への抵抗を試みる動きもあるようだ。
今の中共の言論状況は、「70年代のソ連」といっていいのかもしれない。
その頃のソ連内部のバルト三国の独立運動は、昨今のチベット、ウイグルなどの抵抗運動と対比することも可能だ。

経済成長率が低下したとしても経済大国となり、軍事力も強化する一方の中共。「歴史カード」を使っての対日攻勢もあたかも優勢のように見えるが、内部にはさまざまな問題を抱えていることが本書で伺える。

それにしても、著者もいささかウンザリするぐらい放送されているという反日歴史ドラマの粗製濫造、日本軍と戦ったこともほとんどないのに、人民解放軍、八路軍を英雄扱いするドラマを放送するほうこそ、歴史の偽造であろう。

そもそも当局容認の「反日デモ」にしても、暴力沙汰の数々。大使館や日本料理店などへの破壊行為は、よくよく考えれば、日本で問題にされる「ネット右翼」の面々による反韓デモなど、まだそれに比べれば「大人しい」ものではないのか?

日本や米国は格差社会だ、1984的管理国家だと騒ぐ人々は、なぜか、中共や北朝鮮の、日米とは比較できない、より強度な管理国家体制や激しい格差社会的状況には「沈黙」しがちである。

なにしろ、簡単に譬えれば、中国というのは、自民党党員がすべての権力を握り、自民党の党員・職員が各職場に君臨し、県知事や市長なども党員が支配しているような国家なのだから。選挙なんて茶番劇だし、自由で多様なメディアも存在していない。
そういう国の政治家に、政治家としての心得をおうかがいした自民党の政治家がいたが、この人、何回当選しても大臣にはなれないようだ。しかし、同じレベルの人で、大臣になったり首相になった例もあるようだが…。

それはともかく、かつての「田中上奏文」の逆ではないが、中国の支配体制を揺るがすためのディスインフォメーションや、武器供与はともかく独立運動への密かな財政的精神的支援など、日本としてはインテリジェンスの面でやれることはどんどんやっていくべきだろう。

中共当局者への美人局はともかく、無修正のアダルトビデオの大量頒布なども効果的かもしれない。誰か中共当局者の自宅住所を公開し、そこ宛に自宅で眠っているアダルトビデオを国際郵便で送ろうと呼びかけてくれないものか? 高井桃とか、蒼井そらとか…。しかし、自宅に届く前に空港・郵便関係者に没収されるかもしれないか?






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