古本虫がさまよう 「青春18切符」で「とりあえず小田原」&「とりあえず土浦」古本屋ツアーインサマーで発見-—東大生協書店より小田原伊勢治書店がいい理由、つちうら古書倶楽部の「狭さ」に唖然呆然?
2017 08 / 07 last month≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09 next month
「青春18切符」で「とりあえず小田原」&「とりあえず土浦」古本屋ツアーインサマーで発見-—東大生協書店より小田原伊勢治書店がいい理由、つちうら古書倶楽部の「狭さ」に唖然呆然?



今夏も本日・7月20日(土曜日)から「青春18切符」が解禁。「北海道&東日本パス」は7月1日から解禁済みだが、こちらは一週間続けての乗り放題切符(一万円)。一日あたり1500円弱。こっちの方が青春18切符より安い(18切符は5日分で11500円。一日あたり2300円)。
ただ、名古屋など西方面の遠距離地域に行くには青春18切符を使うしかない。だが、東日本エリアなら仙台なんかに行くなら青春18より東日本パスの方が安くて便利だが…。

とはいえ、先ずは青春18切符を購入。買う時は抗議を忘れることなく。昔のように「五枚」バラで使えるようになぜしないのかと。家族で出かけて、おれはここで途中下車して古本屋覗くから先行っておいて…という使い方ができないだろう…と。駅長にいってくれよ、これで民間会社といえるかと。まぁ、カエルの面にナントカだろうが。
「取り敢えず小田原」「取り敢えず土浦」「取り敢えず黒磯」の3パターンが定着しているのだが…。さてどうするかと思案。

小田原の守谷のパンも久しく食べていないし…。つちうら古書倶楽部も開店初日(3・31)に行って以来寄ってないが、来週古本市を開催するというから、どうせ行くなら20日より、古本市開始日の25日以降がベターか。黒磯の白線文庫や郡山の古書ふみくら などもご無沙汰している…。しかし、黒磯&郡山日帰りというのもいささか大変。一日で7000円分以上の距離になるが…。

いろいろと思案の結果、あまり暑くないようだから、出かけちゃえということで「とりあえず小田原」へ。
午前10時前に到着。早速「守谷」へ。相変わらず、ここの商店街は煩い音楽を垂れ流している。サイテー。でもパンは…。夏場しかなぜかやっていない白アンとアンパンと食パンを購入。

それからテクテクと歩いて新刊屋の伊勢治書店へ。先日寄った東大生協の本屋とついつい比較。ここは白水社など硬派の専門書などもちゃんと揃えているし、地方の新刊屋としては上出来だと思う。
しかも、ちゃんとフランス書院文庫や幻冬舎アウトロー文庫も、隅っこの目立たないところにとはいえ、新刊などは常備している。サタミシュウの本もあった。言論出版の多様性に応えている新刊屋だ。東大生協にもあった電撃文庫ももちろんある。ううむ、近所にあってほしい本屋、東大生協と伊勢治書店、どっちを選ぶかと問われれば、僕なら伊勢治書店を選ぶかな。保守系識者の本もこっちの方がより多く揃っているようだし!?

ともあれ、ここでは文庫解説目録を一つ貰って、先にある古本屋・高野書店へ。ここはエロス文庫が古本価格200円ぐらいからあってちょっと安い? 店主の高野肇氏(聞き手・取材構成・小田光雄氏)の『貸本屋、古本屋、高野書店』 (論創社)は売れたのか見当たらず?

ちょっと珍しいかなと思った本があったけど、たしか持っているなと気づいて買わず。

そこから駅へ戻る途中にブックオフ的な古本屋があったあたりを歩いたが、見当たらず。閉店? あと守谷のパンの先にある古本屋は11時開店かなと思ってもう立ち寄らず、そのままま小田原始発の列車で東京へ。古本は一冊も買わず、車内でアンパンと白あんをむしゃむしゃと食べる。美味。満足。

何をしに小田原まで行ったのやら。小田原城の先にあるパン屋も旨いのだが、遠くて今回は見送り。

神保町にちょっと寄って「古書会館」など走破してみる。

井上泰明氏&ランス・ジェンセンの『アダルト英語ポルノ小説を英訳しよう』 (コンパニオン出版)、大井哲平氏の『閨房艶談繁千話 古今東西艶書めぐり』 (インタープレス)、大山岩雄氏の『日本軍隊の記録』 (綜合文化社)、難波英夫氏の『救援運動物語』 (日本国民救援会)、小林正夫氏の『生活体験から政治を変える』 (非売品)を購入。

井上泰明氏&ランス・ジェンセンには姉妹書として、サンケイ出版から『ポルノ小説から学ぶドッキリ英語教室』なる本があるそうな。ううむ。

そのほか、ホセ・ルイス・マルティン・ビヒルの『死の途上にて ホルディ、わが息子』 (彩流社)を購入。フランコが派遣したソ連攻撃のための義勇軍「青い旅団」の兵士が主人公の作品だそうな。「反フランコ」ではないというだけでも、珍しい。
この本、蔵書数が少ないためか、千代田区民でさえ一人10冊しか貸し出しせず、通勤などの人にはたったの5冊しか貸出しないという信じられないほど、本を貸したがらないドケチな千代田区立図書館にはあいにくと所蔵されていない本だが、大概の図書館なら所蔵しているようだから、借り出して読むことも可能のようである。

ただ、残念ながら、井上泰明氏&ランス・ジェンセンの本は、国会図書館レベルでないと「蔵書」していないようだ。受験勉強に役立つ本だと思うけど?

さてこれからどうするかと思ったが、「とりあえず黒磯」か「とりあえず土浦」か? いくらなんでも、これから黒磯では遠すぎるからと判断して、「とりあえず土浦」へ。
つちうら古書倶楽部も開店初日(3・31)に出かけて以来。ゴールデンウィーク中に知人が立ち寄った時、少々閑古鳥が…といっていたが、この日も10人もいない感じだった。

また店内に入ったら、「ラジオ番組」を大きな音声で流している。自民党の政見広告が流れたりDJのどうでもいい語りが聴こえてくる。やれやれ、煩いなぁと思っていたら、誰かが抗議してくれて、歌詞のないBGMになった。やれやれ、助かるね。でも、いくら元パチンコ屋だったところを借りているからといって、こんな騒音を店内に垂れ流すのは金輪際止してほしいものだ。
3・31の本欄でも、


この前までイトーヨーカ堂に入っていた土浦の古本屋さんが、中心になって「つちうら古書倶楽部」を立ち上げたとのこと。イトーヨーカ堂は、店内に煩い音楽や宣伝アナウンスを垂れ流していた「公害企業」としか僕には思えなかったが、そこはメデタク(?)閉店なさったようだ。パチンコ屋並の騒音を店内で流して平気の平左でいられる会社はあまり信用できないと思う。同じことはブックオフやマツモトキヨシなどにもいえるけど。「つちうら古書倶楽部」はパチンコ屋跡にてオープンとのこと。くれぐれも「騒音」や「タバコ悪臭」にはご注意を。入口近くがなんとなくタバコ臭く感じたが…気のせいか?

と書いたのだが…。

ともあれ、少し静穏になったのでゆっくりと物色。なにしろここは広い。チラシにも「常に30万冊を超える品揃え」とある。
手前をぐるぐると先ずは回り、そして奥を覗こうとしたら、唖然呆然? 奥の方の棚はほとんど空っぽなのだ? 入れ替え? 売り切れ?

3・31来た時には、もちろん奥も本の山だった。聞いたらナント、奥は通常、こういう風に空っぽなのだという。手前半分のみ本があり、奥は、今度の古本市の時のような臨時スペースで、今準備をしているところだという。

えぇぇぇ? 何? それ? がっくり!

古本市っていうのは、入口脇の通路にも本棚を置いたりして増やすものの、通常のスペースには当然古本が埋まっていると思うよね。それなのに、奥半分はそういう特別興行の時以外ほぼ空っぽになっているなんて初めて知った?

ところどころ本があったり、紐でしばったままの古本が置いてあったりしていたけど、それって要は準備中だということなのか?

これじゃ、日頃、つちうら古書倶楽部までやってくる価値はないというか、スペースが半減しているも当然だから、価値も意義も半減するというしかない。

半分のスペースでも30万冊あるというのだろうか? 数えていないけど、半分のスペースで30万冊はちょっと怪しい?

だったら7・25以降に来ればまだ良かったか? それにしても、せっかくのこの広いスペース、日頃は半分しか本を置いていないなんて、宝の持ち腐りというか、ナンセンスというしかない。
やれやれ、がっくり。

ちなみに古書倶楽部店内のチラシには「幅広い分野と豊富な経験を生かして、常に30万冊を超える品揃えで皆様のお越しをお待ちいたしております」とある。

一方、7・25からの「つちうら古書倶楽部の大古本まつり!!」のチラシにも 「文学全集・美術全集……刀剣資料本など約30万冊の大集合」「常設店に加え特別参加店多数」とある。

奥半分が「閉鎖」され棚が空っぽでも30万冊を超えると称しているが、奥半分の所に「特別参加店」が加わって空っぽの棚が充たされても30万冊とは? はて? 不思議? 矛盾? 誇大広告? 南京大虐殺「30万」人もびっくりの「30万」冊捏造?

アジア局中国課の『中・ソ関係の発展(一九四九-一九五八年)』 (昭和33年8月刊)、山崎元氏の『発掘・昭和史のはざまで』 (新日本出版社)、高岡智照尼氏の『祇王寺日記』 (講談社)、宮脇孝雄氏の『煮たり焼いたり炒めたり 真夜中のキッチンで』 (ハヤカワ文庫)、達靖志氏の『30年後も永久永遠の時刻表2万キロ』 (市田印刷出版)を購入。

「とりあえず小田原」「とりあえず神保町」「とりあえず土浦」の「とりあえず3P」の古本屋ツアーインサマー。収穫はちょっとイマイチだったか? 走行距離ならぬ走行運賃は5000円ちょっと。2300円の二倍は乗っただろうか?

3・31のつちうら古書倶楽部の賑やかさを思い返しつつ、7・20のつちうら古書倶楽部の閑古鳥が泣いている(冒頭店内ラジオ放送が煩かった)ことに違和感を抱きつつも、まぁ、こんなものかと…。

車中、水野美紀氏の『私の中のおっさん』 (角川書店)を読んだ。著者本人の顔写真がカバーに出ているが、知らない顔? カバー裏にはバカ殿様風に扮した顔写真が。乾いたユーモアというか、面白おかしいエッセイ集。長く電車に乗ると、隣にウォークマンの煩いバカが乗ってきたり、車中喧しいオバサン連中と出くわしたりしてマトモに本を読むことが困難になりがちだから、こういう軽い本を持つと、万が一の時にもスラスラと読めるから助かる。
さすかに、3・11地震直後に書いたエッセイは真面目調であるが、それ以外は笑えるエッセイ集だった。後は車中睡眠…。
スポンサーサイト
 | 古本屋  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑
Secret




TrackBack URL
→http://kesutora.blog103.fc2.com/tb.php/1195-04c2802e

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

カテゴリ