古本虫がさまよう 愛煙家より愛飲家に粋人が多い理由
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愛煙家より愛飲家に粋人が多い理由




矢島裕紀彦氏の『ウイスキー粋人列伝』 (文春新書)を読んだ。最初ウイスキーのタイトルが目にとまったので、土屋守氏やマイケル・ジャクソンのようなウイスキー各種比較論的な本かと思った。そうではなくて、ウイスキーに魅せられた著名人たち(政治家や作家やタレントなど90人)のウイスキーとの出会いなどのエピソードを中心に綴った本であった。一部インタビューなどもある。

サルトルがサントリーのオールドが大好きで、来日していた時にはこればっかり飲んでいたとか(なるほど、その程度の文化人だったのか?)。
学生時代は国産の安いウイスキーしか飲めず、徐々に高い洋酒を飲めるようになった人、戦争が終わって敵国との交渉の時に飲ませてもらったオールドパーのうまさ…。さまざまなウイスキーとの出会いにはいろいろと「いい話」が多い。

本書には登場してこないが江藤淳氏などはシーバスリーガルがお気に入りだったのではなかったか?
当然のことながら、本書を自宅で読む時は、スコッチウイスキーを片手に…。読みながら、我が貧弱な飲酒史&ウイスキー史を思い出した。

そもそも学生時代はまずはビールを飲みだした。家で飲むことはあまりなく、外の付き合いでビール、そして水割り、日本酒だったか。焼酎は当時も今もあまり飲まない。

渋谷の時々寄った洋風居酒屋などでは、ブラックニッカを飲んでいたような気がする。いやブラックニッカではなく…。なんだったか? 時々訪れていた恩師のところでは、学生には高い酒は 無用だということでハイニッカを出されていた。ブラックニッカとハイニッカの間にもう一つニッカの安いナントカニッカのウイスキーがあったと記憶しているのだが…。トランプのオッサン模様ではないブラックニッカというのがあったっけ? 思い出せない? もう作られていない?

学生時代は、国産ウイスキーを飲むならサントリーではなくニッカに限るとこだわっていた? だから、学生時代にはサントリーの角だのオールドなどに対する記憶があまりない。

あの頃は一級、二級などの区別があり、ウイスキーも高かった。普通のオールドパーは8500円していたと記憶している。サントリーオールドだって3000円前後していたっけ?

吉田茂や田中角栄がオールドパーを愛飲していたことは本書でも触れられているが、たしかにそんなに高い酒を家であれ外であれ毎晩飲むというのは金持ちでないと出来なかった? 今は普通のオールドパーなら3000円ぐらい。 オールドは1000円台。かつての三分の一ぐらいの値段になっている。

20代のころはワインなど飲んだ記憶があまりない。和風居酒屋にはワインなんか当時はなかった?
40歳のころにスコッチウイスキーが少し好きになるような体験をして以来、親スコッチ&シングルモルト、反米反バーボンになった。トコモロコシ味のウイスキーはゴメン!

50歳少し前からはスペインワインに限って赤ワインも飲むようにもなった。

最近はシングルモルトをストレートで飲むのにも飽きて、1000円前後のスコッチブレンドを適当に買ってきて薄めて愛飲するようになった。自宅近所のスーパーや酒屋でもそういう安いスコッチを購入する。古本屋行脚などの先でも酒屋があると、ふと覗いたりもする。見慣れないスコッチがあれば買ったりもするのだが、何せ古本が多いと、持ち帰りも大変。だから、この前指摘したようにメーカーも700ミリリットルではなく、またあまりにも小さいミニボトルではなくハーフボトル(350ミリリットル前後)を700ミリリットル前後の価格を忠実に半額にして売るべきであろう。その程度の分量と価格なら消費者として購入する意欲が高まるのに…。ハーフにしても、値段が半額より高めに設定したら消費者は損すると思って手にしない? 1リットルや2リットルぐらいのウイスキー大ボトルがあるのに、なぜ350ミリリットルがないのか? 500ミリリットルは時々見かけるが…。団体や飲み屋などの需要ばかりあてにして、個々人の零細飲み人の家飲みの需要を軽視するメーカーに明日はない?

本書も、 「100 Pipers Blended Scotch Whisky」をオンザロック(すぐに実質水割り化?)で飲みながらの一読。

100円アイスクリームの空き容器に水を入れて大きめの氷にして、それをグラスにスポっと入れて、その上にウイスキーをドボドボと入れる。ちょっと間を置いて氷の上にまだ残っているのをまず一杯。準ストレートに近くて少し冷えていて旨い。やがて氷が解け、隙間が出来て、下に落ちていく。それを氷を媒介にしながらチビチビと水割り風に…。つまみには100円で売っている「これは旨い!カマンベール入りチーブサンド」など。100円つまみを2~3袋ムシャムシャと。

どっかの洋酒メーカーなどはミネラルウォーターを使って云々なんていうけど、水道水で十分! 水道水も結構なお値段で高いけど、ミネラルウォーターなど買わなければまだ許せる?

本書を読むと、紅茶にジャムではなくウイスキーを入れて飲む猛者もいたそうな。

僕にとってはジャズも酒も自宅で本を読む時の「サブ」程度の役割。それで十分。サブだからなくてもなんとかなるのかも。本はなくては困るが…。愛煙家も自宅で吸ったり、人のいない所で吸うぶんには、問題ないと思う。それに比べれば、普通の愛飲家は基本的に夜のみ、自宅か酒場でしか飲まない。昼間から道端で飲んで酒の悪臭を道歩く人にばらまくなんてことはまずはない。ノープロブレム。いいね。

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