古本虫がさまよう 雨上がりの日曜日の神保町で遭遇する本の数々
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雨上がりの日曜日の神保町で遭遇する本の数々




今日・日曜日(6・16)は正午過ぎまで降ったり止んだりの天気。午後は雨の確率も下がり、曇り空になるとの天気予想だったが、午後二時すぎには晴れてきた。神保町古書会館で古本市(新宿展)がやっているので、出かけることにした。

日曜ではあるが、古本屋も半分弱ぐらいオープンしている。靖国通りに面して、美味そうな新しい蕎麦屋があるので入ろうかと思ったが、店頭ドアに「禁煙」などの表示がない。禁煙かどうかの表示ぐらい新しい店なんだからしたらいいのに…。客への情報開示を怠る店には入らないことに…。
入って禁煙ですかと聞いて「喫煙できます」と言われたら腹立つし、「禁煙です」と言われたら、だったら最初からそう書いておいてよと言いたくもなるから。その先の新しいうどん屋には「禁煙マーク」の表示があった。これが標準というもの。
結局この日は「もり一」で十皿1350円の寿司。夕方前の時間帯だったせいか、寿司はあまり回転しておらず、直接註文して握ってもらった。結構なお味。銀座の喫煙可能の寿司屋より、もり一のほうがいいね?

ともあれ、古書会館などでは三木卓氏の『ボディ・シャンプー』 (河出書房新社)、ホグベンの『東方への旅』 (伊藤書店)、三神良三氏の『丸の内夜話』 (新文明社)、木村孫八郎氏の『筆ざんげ』 (東京書房)、竹村健一氏の『安く海外旅行をする法』 (野田経済社)、千葉一男氏の『東南アジア漫遊』 (高陽書院)、夏文彦氏の『映画・挑発と遊撃』 (白川書院)、高木東六氏の『ぼくの音楽論』 (日本放送出版協会)、ミッチェナーの『バルセロナ物語』『アンダルシア物語』 (福武文庫)、 東久邇稔彦氏の『やんちゃ孤独 菊のカーテンの中の一人の人間記録』 (読売新聞社)などを購入。
このなかには、持っている本もあるが、某書は知人が欲しがっていたからまだ未入手だったら差し上げようかとも…。
ミッチェナーの『マドリード物語』はこの前静岡の古本屋で購入していたから、これでミッチェナーの「わが青春のスペイン」三部作が揃ったことになる。
『ボディ・シャンプー』は、帯文の「青年にとって忘れ得ぬ年上の女との恋を淡く切なく描き出す表題作…」にひかれて手にした次第。帰宅してさっそく表題作を読了。ふうむ。あとの短編もすべて年上の女と青年の物語かどうかは不明だが…。

車中では、テレビ東京報道局編の『スミスの本棚 新しい自分が見つかる読書』 (日経BP社)を読んだ。紹介済みの前著(テレビ東京報道局ワールドビジネスサテライト編の『スミスの本棚 私の人生を変えたこの一冊』 (日経BP社)同様テレビ番組で報道されたものを活字化したもの。さまざまな識者が好きな本・感銘を受けた本を紹介している。

次に、長谷川理恵氏の『朝リーディング 心をととのえるための、本の読み方・使い方』 (ダイヤモンド社)を読んだ。
この人は、朝起きてすぐにお風呂につかりながら一時間ほど本を読む「朝リーディング」を実践しているそうな。10年以上継続しており、年間300冊ほど本を読むという。
そして小説はあまり役に立たないから読まないという。実際の生活に役立てる道具として本を読むので、小説はそぐわない気がしているとのこと(はて、そういうものだろうか? 僕も特定嗜好分野以外の小説はあまり読まずノンフィクション系の読書が多いが、やはり小説はバカにはできないのではないか…)。
本の紹介コーナーでも、中村天風や稲盛和夫や松下幸之助などの本が出てくる。モデル出身者にしては渋いというかオールドファッションのビジネス本などがお好みのようである。こういう人とは一緒に「朝の読書会」というわけにはいかない?

一方、小飼弾氏の『本を読んだら、自分を読め 年間1000000ページを血肉にする“読自” の技術』 (朝日新聞出版)を読んだ。
著者は「大検」合格者で、ろくに中学校にも通わず図書館で勉強したという。小説も沢山読んだそうな。今や書評ブロガーとして著名で、出版社から本の贈呈が山ほど来るそうな。年間数百万円分の本をタダでもらっているそうな。

そんな読書体験から綴られる読書論は個性的で面白い。図書館で子供の時本を読んだせいか、いまでも購入した本でも線を引いたり折れ目をつけたりはあまりしないそうな。また、難解な本ならともかく読書は一人でするものという信念も持っているようだ。結構なこと。同感である。


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