古本虫がさまよう なぜタクシーは動かなくてもメーターが上がるのか? なぜ固定電話を廃止しても7万円は返って来ないのか?
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この前少し触れた竹内健蔵氏の『なぜタクシーは動かなくてもメーターが上がるのか 経済学でわかる交通の謎』 (NTT出版)を読了した。

「運賃」と「料金」の違いや「出前」は出前料を取らないのに、「迎車」は迎車料をなぜ取るのか、バスは乗る距離がかなり異なる場合でも、なぜ均一料金型バスがあるのか、学生向けの割引定期はなぜあるのか、その減収分は誰が負担しているのか、子供料金はなぜ大人の半額なのか、体の大きい小学6年生は大人並みのスペースを取るのになぜ半額でいいのか…等々、いろいろと知的なシンキングをしながら面白く解説をしている経済エッセイ集である。

タクシーに関しては、たしか昔のメーターは距離オンリーだったのが、渋滞が増えて、時間制を導入したから「動かなくてもメーターが上がる」ようになったのではなかったか。

しかし、いまでも、高速道路は信号もないから原則距離オンリー(支払いメーター、ないし「高速メーター」で走行)するようになっていたっけ?

競争原理が少し導入されたものの、初乗り料金が若干異なる程度? そんなものより、小社はメーターは距離制度のみ、とか深夜割増ゼロとか、そういうのをうたい文句にしてほしいもの。関西では深夜割増ゼロというタクシーは結構あるとも聞いたことがあるが…。

東京でも、都内拠点から成田空港や羽田空港など、定額で走るタクシーもあるとか? バスや電車と違って、4人(家族など)で使えば荷物もトランクに入れられてタクシーが便利なこともありうる。しかし、渋滞になると割高になると思われ敬遠されがちだ。

どちらにせよ、いまどきタクシーが時間制メーターを使用するのは「殿様商法」という感じがする。距離制オンリーになれば、使ってみようという人も増えるのでは? 空車率を減らすためにも、時間制メーターを廃止するタクシー会社がもっと現れてもいいのではないか。出てこないのは官庁の「規制」のせいなのか。業界団体の既得権擁護のためなのか?

昨日(5・27)の各新聞に農協サンの一面使った意見広告(TPP反対など)が出ていたが、こういう主張と反対のことをすれば日本の農業はよくなるという人もいることだろう。それがあながちジョークにも思えないような気もする。

英国に行った時、午前10時以降とか、割安で使える切符などがあった。ラッシュアワーを外しての限定使用切符だったか。日本でも関西などで導入されているようだが、首都圏では例外的にあるかないかといったところのようだ。タクシーを呼んでも当時、迎車料金を取られたとの記憶はない。日本のタクシーは迎車料金を取りすぎ? これまた迎車料金廃止のタクシー会社がもっとあっていいのではないか。

ところで、この本、航空運賃がなぜ下がったのか、汚染者自己負担原則やリサイクル問題の盲点など、いろいろと幅広く論じているが、さすがにNTT出版故にか、通信費の矛盾などについては特には触れていなかった。なぜ、電話回線を引くのに七万円も取るのか、固定電話が不要になっても、その七万円はなぜ返却されないのか、なぜ、電電公社が民営化されたら、電話機がカラフルになり少しは電話料金が安くなったのか…もついでに分析してくれると尚面白い本になっただろうが、残念?

そのほか、スーパーなら330~350ミリリットルの200円で買えるビールが、コンビニや列車の中だと220円ぐらいになって、野球場だと500円ぐらいになるのは何故なのか? 需要と供給、その場ですぐ呑みたいか、後で呑むかなど…。
不思議なのが、偉ぶって(?)スーパーでも10円ぐらい高くしているエビスやサントリーの特別モルツなどが、そうした野球場だと横並びでほかのありふれたビールと同じ価格にしていること。なぜ、そういうところで「価格」を下げて横並びにするのか?

神宮より東京ドームが割高なのは何故か、東京ドームになぜ缶ビールを持ち込んだりするといけないのか…。弁当持ち込みは禁止されないのに? 缶ビールを投げ込むのを防止するため? いやいや、ドーム内の割高のビールの消費量を減らさせないため? 投げ込みを恐れて? だったら分厚い単行本も持ち込み禁止にしなくちゃいけない? ドーム内持ち込み本は文庫か新書のみ?

関西の電鉄会社は車内の蛍光灯など省いていないのに、なぜ東京の電鉄会社は一斉に横並びで省くのか…。

世の中不思議なことばかり?

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