古本虫がさまよう 平凡社は偉い!
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平凡社は偉い!  04/27/2013  






3月18日付け本欄にて、以下のように記した。

平凡社から刊行されている思想の科学研究会編『共同研究転向5 戦後篇 上』 (東洋文庫)を読んでいて、大きな誤植を発見。
戦後の転向例として、何人かの識者があれこれ論じているが、その中の一人である松沢弘陽氏がいろいろと解説を書いている。その表題は「第四章自由主義者」の中の「第一節民主社会主義の人びと—蝋山政道ほか」。

この中に佐々淳行氏の父親である佐々弘雄氏の名前も登場するが、なんとこの章、奇数頁側のハシラが「民主主義の人びと」となっているのだ。「社会」が抜けている。

まぁ、「共産主義=民主主義」ではないが、「民主社会主義=民主主義」であるから、「社会」が抜けていても、意味的には間違いではない? それにしても誤植は本につきものであり、めくじらたてるつもりもない。誤植のない本はない。本欄も誤植は多々あり申し訳ないのだが、さすがにタイトルとハシラとがこれだけ大きな誤植があると、すぐに目立つ。

親本(ハードカバー)は『(改訂増補)共同研究転向下』 (平凡社・1978・8・22改訂増補)である。それを見ると、同じく「第四章自由主義者」で、松沢氏も出てきて同じタイトルの論文が収録されている。ただ、その論文の奇数頁側のハシラは「第四章 自由主義者」となっている。東洋文庫化に際して、ハシラが変更されたかのようであるが(東洋文庫では偶数頁側のハシラは「第三篇第四章自由主義者」となっている)、ちょっと大きな「誤植」といえようか。



だからというわけでもないだろうが、この続編である『共同研究 転向6 戦後篇 下』 (平凡社・3月21日初版第一刷発行)を手にしたら、その中に、白い紙がはさまっており、「お詫びと訂正」と題して、「民主社会主義の人びと」(419~519頁)の奇数頁、本文左上の見出しにおいて、左記の誤りがございました。誤 第一節 民主主義の人びと 正 第一節 民主社会主義の人びと ここに謹んでお詫びし、訂正させていただきます。平凡社東洋文庫編集部」とあった。ご丁寧ご苦労さまというしかない。5巻刊行直後に誤植に気づいてそんな処置をしたのだろう。たかだか二文字欠如した程度の話だから、そこまでしなくても、二刷りにでもなった時に修正すればでいいのだろうが…。


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