古本虫がさまよう 「多崎つくる」と「みうらじゅん」の青春時代に共通するものは?
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村上春樹氏の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 (文藝春秋)の発行部数が100万部になったとのニュースに接した。すでに一読したが、ふと思って都内の区立図書館を検索してみた。すると、この本を貸し出ししている図書館はまだ少数派。出て一週間も経過していないから無理もない。だが、すでに購入し、貸し出ししている図書館もいくつかあった。しかし、その競争率たるや…。

例えば、昨日の時点で、大田区はすでにこの本を16冊購入し貸し出しているが、予約は700人以上。練馬区は7冊購入しているが、予約は600人ぐらいだ。目黒区は6冊で800人以上(この数字は日々刻々変動している)。

図書館は普通、貸し出し期間は2週間。返して、次の人が借りるまで数日のロスがあるとして(また早く読み終える人もいるとして)、一冊二週間程度の貸し出し期間にはなるだろう。予約後半の人は年内に読むのは無理だろう。都内含め、新刊書店にはまだ若干在庫はあるようだし、早ければ、ブックオフなどの古本屋にもこれから先出てくることだろう。それでも図書館ならタダだからということで、じっと待つ「村上ファン」もいるのだろうか。

ちなみに『1Q84』は? さすがに大田区は単行本版の①は50冊購入しているが、50人に貸し出ししていて、1人待ちとか。これならすぐに借りて読むことも可能だろう。もう文庫にもなっているとはいえ、またブックオフはじめ古本屋には『1Q84』は沢山出ているが、それでも図書館で読むという層は少なくないということが分かる。まぁ、人それぞれ。ともあれ、読書は大事。

ということで(?)、みうらじゅん氏の『セックス・ドリンク・ロックンロール』 (光文社)を読んだ。京都から美大進学のために上京した男(著者本人?)が主人公。入学式初日に同じ大学に入る女性のアパートで一夜過ごしオネショをしてしまう?  アレをやったかの記憶もないほど泥酔?
同じクラスの浪人出身の同級生と親しくなるものの、著者以上の奇人。彼と共に猫部を作り、有名なクイズ番組に出たりするものの…。映画館の前に置いてあったゴジラを盗んだり、文化祭でブルーフィルムを上映しすぎて映写機が過熱し、ボヤを出したり、女性を妊娠させ結婚するために親に挨拶に出かけたり…。みうら氏の大学時代の交友関係を中心にした青春の日々の一端が、若干事実設定を変えつつ(実際は浪人を体験)ノンフィクションノベル風に描かれている(ようだ)。多崎つくるの交友・青春の日々とは大きく異なるが、これも青春か?

著者(みうらじゅん氏)と僕はほぼ同世代ではあるが、かなり異なる大学時代を過ごしていたようだ。とはいえ、週刊文春にコラムを連載しておられるが,、書き出しはいつも「人生の三分の二はいやらしいことを考えてきた」とある。まぁ、僕は「人生の三分の一」ぐらいだったか? 



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