古本虫がさまよう 農協と中共の崩壊、どっちが早いか?
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昨日(4・13)の日経夕刊の一面トップ記事「売れぬコメ特売広がる」「全農、価格政策通らず」「コシヒカリ・あきたこまち2~3割安」を見て、一消費者として「ふむふむ」と思った。

記事によると、コメの店頭価格が大幅に下がりだしたとのこと。

昨年秋から全農の価格政策などで大幅に値上がりしていたものの、売れ行きが鈍化し、コメの卸会社は在庫を安値で売り始めたという。「価格政策」というのがもっともらしいが、要は全農、農協などが「前払い金」を引き上げて、自分たちが取り扱うコメの量を意図的に増やしただけのことのようだ。前払い金とは、「コメの販売を委託された農協が農家の出荷時に前金として支払う」もの。農家の収入の多くを占めるもの。近年、農民が農協を通さず消費者や卸にコメを直接販売する動きが強く、それに対抗してのことであったが…。

778パ-セントという信じられない高い関税を輸入米にかけて、「保護」されている中での農協の「価格政策」も、消費者からはそっぽをむかれたことになろうか。

僕自身、農協同様中共嫌いにもかかわらず、また危険?にもかかわらず、中国米を買ったし、オーストラリア米を買った。こういう安いコメをなんとかしてでも売ったスーパーには敬意を評したい。少なくともその分、農協の価格政策によってつり上げられた割高の国産米を購入せずに済んだのだから。

ところで、「週刊ダイヤモンド」(4・13号)の農業特集号(実は強いぞ! 日本の農業)を読んだ。反農協の闘士の岡本重明氏が登場し、自著『農協との「30年戦争」』 (文春新書)を手にして吠えている。彼は日本で生産したコメを海外に輸出したいと考えているが、「現状では全農系の会社経由でしか輸出できない『利権』があるため、海外で日本米を生産すればその『利権』にじゃまされずに済む」ということで、タイ現地でのコシヒカリ作りの指導をしているという。ふうむ、同感。

特集の趣旨は、おおむねTPP推進しても大丈夫という立場。ふうむ、なるほど、そうかもしれないなぁ…と思いつつ一読した次第。農協と中共は嫌いだから、両者が嫌がることをすることは日本の国益にとって、いいことだと思わぬでもないのだが、世の中百パーセントの善も悪もないからなぁ。しかし…。農協って、一昔前の国労・動労みたいなものじゃないのか?

屋山太郎氏の『コメ自由化革命 これで生き返る日本農業』 (新潮社)という本が出たのは1989年。もう20年以上前に読んだので記憶は残っていないが、ダイヤモンドの特集に相通じるものがあるのではないか。再読してみるべきか?


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