古本虫がさまよう 電子書籍などが変える知的生産術?
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御真屋祐司氏の『「知」のシャーフナー 人生が変わる知的生産日記』 (光文社新書)を読んだ。著者は1970年生まれの官僚。表計算ソフトを使って「無限連用日記」をつけることを勧めている本。
3年連続日記や5年連続日記なる日記は見たことがある。2010年1月1日→2011年1月1日→2012年1月1日→…といったように、日記を書くと、一年前、二年前の同じ日に何をしていたかが一目瞭然となる代物だ。しかし紙の日記だと、そういう連用日記では箇条書き程度のメモしか残せないが、パソコンなら…というお話。

となると、アナログ世代の我が身には「?」ということになってしまう。

人の記憶はあてにならないし、ブログなどもあるにせよ、こういう「無限連用日記」をつけ記録として残すことによって、仕事などで知的生産でも役立つと。
あぁ、去年も一昨年も、12月8日にズボン下を穿きだしたとか、1月3日は宇都宮東武の古本市に行ったとか、2月20日すぎに花粉症のため病院に行ったとか、3月30日ごろ花見をしたとか、4月4日からズボン下を穿くのをやめてパンツ一丁になったとか…が分かる(と何かいいことがあるのかも?)。

まぁ、このブログにしても「記録」ではある。検索があるので、著者名や書名を入れて、あの本はいつごろ読んだか、気の利いた文句は引用していたけどどんなものだったか?などが分かる点で便利。

本があれば書き込みしていて、付箋をつけたり、頁を折ったりして、それをみて思い出すことも可能だが、新刊書でもエロス小説なんかは古本屋に処分したりするし、図書館で借りた資料本は手元にはないし、買って読んだ大事な資料本であっても本棚のどこかに埋もれて見つからないなんてことはある。図書館のような蔵書棚を持っているのは渡部昇一氏ぐらい(その渡部氏も増える本に頭を悩まし、家人から追及されて「うるさい」と怒ったりしたこともあったというのは、息子さんの渡部玄一氏の『ワタナベ家のちょっと過剰な人びと』 (海竜社)で紹介されていた)。

必要なのに、その本が何処にあるか分からないなんて時には、また買うか、借りるかなんて悩むこともあった。しかし、こういう検索機能がついたブログがあれば、内容のちょっとした再確認や、引用の再利用程度なら、本がなくてもこのブログに残したメモでおおむね用は足りるではないか。その意味で便利な世の中にはなった。電子書籍というのも、本の蔵書量の負担を減らすという面で貢献するのは間違いないだろう。世の中、ジキルとハイド。光と闇。

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