古本虫がさまよう 2017年05月02日
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官僚主義(&共産主義)を排してこそ、アイデアは生まれる?
(2017・5・2・火曜日)






昨日(2017・5・1・月曜日)、仕事場で週末の新聞をみていたら、東京新聞(2017・4・29)が我孫子の「弥生軒」のから揚げそばの記事を掲載していた。唐揚げソバの写真もあった。これは必見?

<駅に食あり>(2) JR我孫子駅「弥生軒」の唐揚げそば(千葉)
ボリュームたっぷりの唐揚げが人気の弥生軒の「唐揚げそば」=千葉県我孫子市のJR我孫子駅で
 唐揚げのお化けだ。器から飛び出さんばかりのきつね色の塊に、思わず息をのんだ。幅十五センチにもなる。一個に鶏もも肉半分も使っている。食べきれるか不安だったが、難なく完食できた。最初はサクッとしている唐揚げも、つゆが染みてくるとしっとりに。そばもスルスルといけた。
 千葉県我孫子(あびこ)市のJR我孫子駅構内の立ち食いそば店「弥生軒」。一杯四百円の名物「唐揚げそば」を求め、昼時は店の外まで列ができる。男性向き「がっつり飯」と思われがちだが、列には女性観光客や親子連れの姿も。五人入れば満員の店内を出て、ホームで唐揚げをかじりつつ麺をすする人も少なくない。
 週一回は欠かさない同市の会社員日暮(ひぐらし)哲浩さん(32)は「腹持ちがいいのが何よりの魅力。唐揚げを濃いめのつゆに浸して食べるのがうまい」。同県栄町の会社員玉川健二さん(32)は十八歳の時から通い、駅に来れば必ず寄る常連。二日連続で来店し、「行きも帰りも食べる日もある。僕みたいな人、結構いますよ」。
 何が彼らの胃袋をつかむのか。秘密は、代々の社長が引き継いできた「安くておいしいものを」の経営理念と、丁寧な調理にある。
 一九二八年の創業時は弁当販売からスタート。六七年に立ち食いそば店を開いた。唐揚げそばは九〇年代末にメニューに入れた。
 つゆも麺も唐揚げも、駅前の本社内にある工場で丁寧に生産する。唐揚げはできたてを提供するため、混む時間帯を狙って六回に分けて作る。多い日は千八百個近くが出る。つゆは産地直送のかつお節のだしで、麺は粉から作る。
 三代目社長の植崎和基(かずもと)さん(57)は「大きい肉がウリ。衣でかさ増しするな、とスタッフに徹底している」。発売当初、唐揚げは若干小さめだったが、「お客さんに喜んでほしいと、だんだん大きくした。ただ材料費の問題もあり、これ以上は無理」と話す。
 弥生軒は、放浪の画家・山下清(一九二二~七一)がかつて働いた場所として知られる。「食うには困らないから」と勧められ、戦中の四二年から五年間、住み込みの従業員として過ごした。清の絵が店の弁当の包み紙に使われていた時期もあったという。
 半年に一度は無断で旅に出た清をおおらかに受け入れていた弥生軒。かつて食糧難の時代に一人の画家を空腹から救った店は、時を超え、働き盛りの会社員や食欲旺盛な学生のおなかを満たしている。(東京新聞・今川綾音)


ううむ、東京新聞で「左派イデオロギー」抜きの役立つ記事を読むのは久しぶり?

また、4・29日経には「満員電車緩和へ取り組み」「官民協議会」「『時差ビズ』で都も後押し」なる見出し記事があった。本欄で時差出勤をさせたいなら、ラッシュ時には乗れない定期を作って、それは安くするとか、ポイントを与えるとかしたらどうだと書いたが、そういうレベルの提案はまったくなされていないようだ。「官民協議会」なんて名称の団体ではそもそもどうしようもあるまい?

電車と同じ区間を走るバスへの乗り換えを促す? 電車ならまだ多少の遅れがあっても時刻表通りに動く可能性は高いのに、バスなんて朝のラッシュ時なんて混雑で予定通り走らないのが普通では? 遅刻は必至? 池尻大橋-渋谷間を含む定期券を持っていれば、朝に同じ区間を走るバスにも乗れるとのことだが、たった一駅区間…とは。この区間、歩いても20分もかからないだろうに…。

メトロは事前にICカードやスマホで登録すると、カードで改札を通るたびに架空の「メダル」を獲得できるとかやっているそうな。そのメダルをせっせとためて応募すると抽選で最大2万円分の商品券が当たる…なんてことをやっているそうな。いちいち事前登録をしたりとか、抽選とか、利用者に手間隙かけさせてその程度の見返り? バカじゃないか?といいたくもなる。もう少しアイデアを出せといいたくなる。利用者に呼びかけて、もう少し官僚主義的発想のない緩和案を考えたらいいのに……。

ともあれ、福冨健一氏の『共産主義の誤謬 保守政党人からの警鐘』 (中央公論新社)を読んだ。著者は民社党、民主党の政策立案の担当などをやっていたそうで、最後は自民党の政調会に所属していたそうな。その立場からの共産主義論(日本共産党論)。立場は河合栄治郎や関嘉彦に立脚した民主社会主義的立場のようだ。半世紀以上昔に、フランクフルト宣言、オスロー宣言などで共産主義を新しい全体主義でしかないものとみなした世界の社会主義政党は、左右の全体主義に反対するという反共リベラルの立場を鮮明にしており、日本の「社民党」のようなノーテンキリベラルとは一線を画しているのは明々白々。おっしゃる通りという感じで一読。

国際共産主義、コミンテルンの歴史などを振り返りつつ、それに従属して出発した日本共産党の「二枚舌」(三枚舌?)を検証している。民青なんかで青春の日々を浪費している若者には是非読んでほしい一冊?

ともあれ、石井一朝氏の『日本共産党の教育工作』 (国民新聞社)なる本も書棚にあったので、福冨さんの本を読了したあと手にした。こちらは昭和52年の刊行。石井氏は元日教組の編集・出版部長までやった人だが、「転向」。
『子ども一揆がやってくる』 (太陽企画出版)といった著書も昔読んだ記憶があるが、『日本共産党の教育工作』は、社会党支持が主流だった日教組に巣くう日本共産党の動向を注視した評論本だった。とにもかくにも、謀略、策略など、それこそ「あらゆる手段」を使っての内部工作活動をやるのが共産主義者たち。そんなコミュニストたちと選挙共闘するなんてバカも休み休みに?

そういえば以前読破した大岩悠吾氏の『誰も知らない日本共産党のホンネ』 (雷韻出版)もいい本。サブタイトルの「ソフト路線の仮面を剥ぐ」も正論。日高純氏の『日本の中の異境 秘史日本原水協』 (彩光社)や、産経新聞政治部の『日本共産党研究 絶対に誤りを認めない政党』 (産経新聞出版)も秀逸。

隣の韓国でさえ、大統領選挙をやっている。北朝鮮や中共ではそんな選挙は皆無。ベトナムも。日本国内でも、公明党や共産党が党首選挙をやったなんて聞いたことがない。そんな「独裁政党」には要警戒あるのみでは? 自由な言論戦を戦わしてこそ、いろんなアイデアも生まれるものだろう。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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