古本虫がさまよう 2017年04月10日
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朝鮮戦争はアメリカと韓国が引き起こした?
(2017・4・10・月曜日)






昨日(2017・4・9・日曜日)は、青春18切符が使える最後の休日(日曜日)ということもあって、まずは都内で雑用をすませ、品川駅から土浦駅まで一直線。つちうら古書倶楽部の古本市ヘ。 「とりあえず土浦」。午前11時に土浦駅に着く予定が、途中、踏み切りで異常を知らせる信号が発せられた云々で、安全確認があって十分ほど遅れて到着。傘をさす程度の雨が降っていた。少し寒い。

消費税問題に関して、若干物言いをつけたくなる古本屋(古本市)だけど(?)…。店頭入口に、当店の価格は、税抜き価格であり、表示金額に消費税が上乗せされるといった趣旨の張り紙がしてあった。ううむ…?

店内は歌詞のない音楽が流れていた。流れないほうがベストだが……。ともあれ、古本市開催ということで、奥の空間にも古本があって、量的には申し分なし。人はまばら。あいにくの雨故?

まずは 尹世重氏の『赤い信号弾』 (新日本出版社)をゲット。箱入りで、見た感じは子供向けの本。ルパンとかホームズとか世界の名作シリーズという感じ。しかし、出版社が、日共系の新日本出版社だから、当然うさん臭いだろうと思って手にした。アマゾンでも出てこない。「日本の古本屋」だと1800円から3000円ぐらい。つちうら古書倶楽部では1080円(税込み)。

日本の植民地統治と闘った朝鮮人の物語という型式。
強制連行されて日本に残った在日朝鮮人60万人とか、朝鮮戦争はアメリカと「韓国」が「引き起こしました」「朝鮮民主主義人民共和国は、平和的建設を中断して、『すべてを戦争の勝利のために』注ぎこみました」「アメリカ軍とかいらい軍は、北部へ大がかりな侵略を始め、ここに朝鮮戦争が起こります。朝鮮人民軍は、応援にかけつけた中国人民志願軍とともに各戦場で侵略軍をたたきつぶし、勝利をおさめます」と、訳者の大村益夫が、平気の平左で大嘘を書いている。この人、まだ存命のようだ。この発言、訂正修正謝罪するだけの度量のある人だろうか?

それにしても、こんな子供向けシリーズ本があるとは知らなかった。きっと共産党員の自宅には、こういう本がヤマほどあったのだろう。そしてその子供たちがこういう「特殊本」を愛読する?

ちなみに、この本、 「世界新少年少女文学戦」全16巻の中の一冊だ。共産主義者が恣意的に書き上げたものを、党員たちはきそって購入し、その子供たちが読み、アメリカ帝国主義や日本軍国主義への怒りを養ってきたのだろう。それ以上に凶悪な左翼全体主義、スターリンや毛沢東や金王朝の恐怖政治の実態は無視して……。

そういう偏った教育を受けた子供が成人し、人権派弁護士になったりしても、決して北朝鮮の人権問題や核開発問題に関しては、根源的に問い詰めることもなく、見て見ぬフリをする「柔軟思考」「反知性主義」の持ち主になっているのではないだろうか? 子供時代の「洗脳」は怖い? 教育勅語の暗唱にしても、こういう本のみを愛読するのも?

ほぼ総ルビの本。1967年の刊行。こんな本を子供時代に読んで、平和とは、人間とは…と学べるものだろうか? 多分無理だろう。新日本出版社といえば、寺尾五郎の北朝鮮ヨイショ本を出したところ。金王朝をあんな怪物にした責任の多くは、こういう共産主義者たちにあるだろう。

朝鮮戦争の時に、完全に叩いておくべきだった。それができなかったのは毛沢東一派のせい? 習近平政権とて、その流れをくむ存在でしかないことを十分に認識しておくべきだろう。同じアナのムジナに支援を求めてもナンセンス。

ともあれ、土曜日鎌倉の公文堂に、オーウェルの『アニマルファーム』のペーパーバック(税込200円)があったものの、違うカバーイラストとはいえ、何冊か持っているので購入しなかったが、こちらには、コレクトエッセイの①②④があったので購入(一冊、それぞれ324円税込み)。これは翻訳(平凡社・箱入りのほう)を持っているし、英語版もハードカバーを持っている。ペーパーバックも一部持っていた。④を、1980年6月25日新宿紀伊国屋で1000円で購入と書き込みがしてあった。大学生の時。あれ以来積んどく? このペーパーバックの大きさは通常だが、つちうらで購入したペーパーバックはちょっとそれよりサイズが一回り大きい。なぜ?

そのほか、北京出版集団公司の『一九八四』が324円(税込み)であったので購入。この本は「古書肆千里堂」の出品。価格表に「税込価格 300円」とあるが、なぜか「税込」をマジックで消している。従って「価格300円」となっており、消費税をそれに足して324円という形にはなっている。ギリギリセーフ?

ともあれ、中国でもオーウェルの『1984』が刊行されているということは、たしか、福島香織氏の『中国の女』 (文春文庫)でも指摘されていたかと。共産圏では禁書のはずだが、自由世界ですでに左翼全体主義告発の書としてではなく、管理社会批判の本とか、方向違いの解釈をする例が増えており、中共も、そういう解釈を付して、高度資本主義欠陥を追及した書として、一部割愛して刊行しているのかもと思っていたが。さて、中国語は読めないので、なんとも判断しがたい。300頁弱の分量なので全訳版なのかどうか怪しいが?

土浦から柏へ。久しぶりに大平書林を覗くものの買いたい古本はなし。

そのまま、総武線沿線の某ツケ麺屋へ。 「あつ」を頼んだのに、冷たい(?)のが出てきて閉口。ガマンして食べようかと思ったが、「これ、注文と違うよ」とクレーム。すぐに作り直します…とのことだったが、知人と待ち合わせする時間が迫っていたので、お金を返金してもらう。やれやれ。

某駅で知人と会う。青春18切符を渡す。僕はそこからなら「定期」で帰れるので。まぁ、これで知人が帰り道、某駅まで使ってくれるので、結局5回分で15000円ぐらいの使用になっただろうか。今春はイマイチ。いつもなら、二倍の24000円ぐらいは走破するのだが。「とりあえず名古屋」や「とりあえず仙台」は無理としても、「とりあえず黒磯」「とりあえず静岡」がなかったのが痛かった。夏にはリベンジを? いやいや、まだ「北海道&東日本パス」は今月中・下旬まで使えるが……。

車中、三上延氏の『ビブリア古書堂の事件手帳7 栞子さんと果てない舞台』 (メディアワークス文庫)を読んだ。北鎌倉の古本屋を舞台にした小説。すでに過去の6冊は紹介ずみ。フジテレビがドラマ化したものの、原作(ロングヘアーの巨乳の古本屋女店主?)を無視して、ペチャ、いや失礼スリムな、しかもショートヘアーの女優を女店主に起用したために、その点に関してはまったくつまらない、いや失礼、イマイチの内容になってしまったのはかえすがえすも残念。

ビブリア古書堂に迫る影。太宰治自家用の『晩年』をめぐり、取り引きに訪れた老獪な道具商の男。彼はある一冊の古書を残していく―。奇妙な縁に導かれ、対峙することになった劇作家ウィリアム・シェイクスピアの古書と謎多き仕掛け。青年店員と美しき女店主は、彼女の祖父によって張り巡らされていた巧妙な罠へと嵌っていくのだった…。人から人へと受け継がれる古書と、脈々と続く家族の縁。その物語に幕引きのときがおとずれる。

シェイクスピアに関する蘊蓄を散りばめながら、古本屋女店主と店員のラブストーリーも展開。シリーズとしては最終巻ということになるものの、番外編などとして書かれることもあるそうな。アニメ&実写の映画化もされる予定もあるとか。くれぐれもテレビドラマの「失敗」は繰り返さないように? 橋本マナミさんを女店主に…というのはちょっと難しいか?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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