古本虫がさまよう 2017年03月11日
2017 03 / 02 last month≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫04 next month





『コンビニ人間」『コンビニ店長』があるなら『コンビニ女店員』もあってもいいのでは?
(2017・3・11・土曜日)





ブックオフで、吉野準氏の『ある警視総監日記』 (角川文庫)を108円で、日下忠氏の『コンビニ店長 24時間営業中』 (二見文庫)を410円で購入。クーポン(500円)があったので、それと、はみ出した18円分はポイントカードで購入。現金ゼロ円。吉野氏の本は単行本(新潮社)で一読した記憶がある。最近だと、 『情報機関を作る 国際テロから日本を守れ』 (文春新書)を面白く読んだ。

ともあれ、『コンビニ店長』は、芥川賞を取った村田沙耶香氏の『コンビニ人間』(文藝春秋)のパロディか。あちらは30代半ば過ぎの未婚の「女性店員」が主人公だったが、こちらは元刑事で、訳あって退職してコンビニ店長になった独身中年40代前半男が主人公。


『コンビニ人間』を評した時は-----


特定嗜好分野の小説以外の小説はあまり読まないのだが、たまたま「コンビニ」と聞くと、ノンフィクション本だが、竹本遼太氏の『コンビニ難民 小売店から「ライフライン」へ』 (中公新書ラクレ)、三宮貞雄氏の『コンビニ店長の残酷日記』 (小学館新書)を読み、本欄でも紹介していたので、手にした次第。特定嗜好分野の小説でも、「コンビニ勤務女性」が登場するラブ(エロス?)ストーリーは、まだないのでは?

フランス書院文庫にも、いずれ古本屋未亡人を主人公にしたエロス小説が登場するのではないか。いや、最近は芥川賞を受賞した村田沙耶香氏の『コンビニ人間』 (文藝春秋)がブームになっているから、「コンビニ」を舞台にしたエロス小説もできるのかもしれない。コンビニも最近、近所への配達をしているというから、美人コンビニ店員を創造し、そういうアクセスプロセスを活かせるかもしれない。

-----と書いたが、「店長」(男性)を主人公にするとは、なるほどとも?

マドンナメイト文庫ではなく二見文庫なので、エロスシーンは抑え気味(ということもない?)。珍しく『コンビニ人間』を一読していたので、手にした次第。百田尚樹氏の『永遠の0』 (講談社文庫)のパロディを、睦月影郎氏が『永遠のエロ』 として書いている。おお、この本も二見文庫だ。


「店長も、お寂しいでしょう…」
強盗退治、警察への協力、そして女性の欲望に応えて……店長は眠らない!
42歳でコンビニ・ブンブンの雇われ店長をしている夕樹は、元警部補。
とはいえ、店に立っている間は、始終女性客の顔を見ながらよからぬことを想像している。
ある出来事をきっかけに、パートの人妻やバイトの女子大生に言い寄られるようになるが、かつての同僚から協力を求められた事件の犯人の女にも迫られてしまい……。
期待の若手による、書下し官能エンターテインメント!


風俗でしか性処理できなかったのに、店にやってきた「強盗」を撃退してからウンが向いてきた店長。アルバイトで雇っていた人妻店員やら、同じマンションに住む母娘やらと。ある強姦事件がらみで、コンビニを介在してストーリーが展開していく。まずまずの作風なのだが、最近の流行りなのか、「臭いフェチ」的な筆致には若干辟易とする。睦月影郎さんの作品にもそういうものが多いが……。まぁ、この小説を読んで、脱サラしてコンビニ店長になれば、こんなに楽しい生活が待っている…とは誰も想像はしないだろうが……。

それはともかく、ヒット本のタイトルをまねたものとしては、積んどく中だが、知念章氏の『基地反対運動は嫌いでも、沖縄のことは嫌いにならないでください』 (ワニブックス)がある。井上達夫氏の『リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください』 (毎日新聞出版)、 『憲法の涙 リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください 2』 (毎日新聞出版)のパロディでは。面白そう?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
スポンサーサイト
 | エロス  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

カテゴリ