古本虫がさまよう 2014年03月
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松原隆一郎と鷲田小彌太と立花隆の書斎・書庫で一番優雅なのは?
(2014・3・31・月曜日)







松原隆一郎氏&堀部安嗣氏の『書庫を建てる  1万冊の本を収める狭小住宅プロジェクト』  (新潮社)を読んだ。
松原氏は東大教授。堀部氏は建築家。
大学を辞めた後、研究室に置いてある本などの置き場にも困るようになると予想。親の遺産というか、実家を処分したお金で、自宅(阿佐ヶ谷)近くの狭小土地を購入し、そこに「書庫」(若干の生活空間含む)を建てるまでの過程を綴ったもの。堀部氏も建築家の視点からいろいろと論じている。

土地は8坪程度。28・7平方メートル。建坪率は80%、容積率は300%とのこと。
口絵写真もあるが、螺旋階段的な「書庫」。限られたスペースで最大限の収量を図っている。
といってもたかが(?)「一万冊」。
いやいや、かなりの分量か。地下一階~二階・ロフト階合わせて46平方メートル。2DKぐらいの広さか。千数百万円かかったようだ。
それぐらいのお金があれば、地方に「別荘兼書庫」を用意するのも可能か? しかし、歳を取れば、移動も大変。やはり、都心(阿佐ヶ谷)の自宅近くに別宅をもつほうが便利ではあろう。

もっとも、鷲田小彌太氏の『過疎地で快適に暮らす』 (MGブックス)などを読むと、北海道の、しかも過疎地なら、本を置くスペースは割安で確保できそうではあるが。ネット社会故に、情報格差も都市と過疎地ともさほどの差がない? いやいや、やはり都市のほうが便利? 電子書籍の時代でもあるが、このあたり、まだまだ結論は出ないのかも。

一方、狭小といえば狭小ではあろうが、松原氏に比べると、「広大」な書庫ビル(ネコビル)を都心に建設しているのが立花隆氏。 『立花隆の書棚』 (中央公論新社)を拾い読みしたが、書庫書棚のカラー写真もふんだんに収録されている。一個人としての書棚として、ここまでくるとすごいというしかない。
我が家も「実家」はトイレも風呂場(洗面所)も含めて「本棚」だらけ。靴箱にも本が入っている状況。整理もなにもあったものではない。やれやれである。

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