古本虫がさまよう 2012年05月
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政治とはなんぞや?  05/31/2012  
 






岩田温氏の『政治とはなにか』 (総和社)を読んだ。
昭和58年(1983年)生まれの大学助教だから新進気鋭といえよう。最近、よく見かける髪の毛がイマフウ(?)というのか、僕の若い時のように(?)寝癖が酷いのかよく判らない若手センセイの書く、政治とは何か風の思想書も積んどくしたりひもとくこともあるが、それに比べると、こちらのほうは分かりやすい。橋下現象や新自由主義問題や野中広務などの政治家論や丸山真男論などが的確に論じられている。

この人の本は、以前、『逆説の政治哲学 正義が人を殺すとき』 (ベスト新書)を紹介したことがある。以下再説的であるが…。
 シュミット、オルテガ、バーク、メッテルニヒ、アレントやアイン・ランドなど、さまざまな思想家・思索家などが登場していた。彼らの思想と今の日本とを対比する時もあるが、さらなる関連書として、より幅広く関連する人物の書が紹介されていた。僕などは恥ずかしながら、よくいって積んどく(?)している人や書物が列挙されている。読んだものも稀にあるが……。大学に入ってから一日一冊本を読んできたとはいえ、ここに例示されているような重いジキル本を多々読んできたわけではないし……。30歳前にこれだけ読破しているのは立派というしかない。くれぐれもジキルとしての読書に心がけ大成し、ハイドとしての悪書に染まらぬように……と書いたものだった。

 彼には『日本人の歴史哲学』 (展転社)や『チベット大虐殺と朝日新聞 朝日新聞はチベット問題をいかに報道してきたか』 (オークラ出版)という著作もある。チベット本は朝日新聞がいかに中共大本営発表を鵜呑みにしてチベット問題を論じてきたが検証されている力作だ。ダライ・ラマのノーベル平和賞授与にも反対する社説を書いていたのはリアルタイム的に記憶していたが、「当時」ここまで腐っていた情けない新聞だったのかが手に取るようにわかる。

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