古本虫がさまよう 2011年09月
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   昨日のテーマに関連して、チャールズ・ウィン&アーサー・ウィギンズの『疑似科学はなぜ科学ではないのか』(海文堂)を読んだ。
 UFOを見た、宇宙人に連れ去られた……といった「疑似科学」などに的確に反論をしている。まぁ、その通りだろうなと。ネバーセイネバーという原理原則を有している我が身なれども。
 ただ、ダーウィンの生物進化学説に対抗して、最近アメリカなどで登場している創造説・「科学的」短期創造説などを、ソ連のルイセンコ学説同様だとして批判している点は、さてどうか? といっても、生物は赤点スレスレだった我が身故、双方の見解をそもそも吟味したことがないので何とも言えないが、ちょっと関連書を読んでみなくてはと思った次第。
 でも、やはり、インテリジェントデザインなどはルイセンコ学説、「地向斜造山論」なのかな?

 さらに昨日のテーマとも少し関連するが、アンディ・アンドルーズの『世界を変える力 バタフライ・エフェクト』 (ディスカヴァー・トゥティワン)を読んだ。
 蝶が羽を動かすと、空気中の微粒子を動かし、それが他の微粒子を動かし、さらに多くの微粒子を動かし、そうしているうちに地球の反対側で竜巻きを発生させるというのがバタフライ・エフェクトだとのこと。荒唐無稽の理論ではなく物理学者のお墨付きを得ている法則とのこと(このあたりホンマかね?)。
 同じようなことが人間関係でも言えるという。ある人にある人がさりげない助言や影響を与えて、それが効果を発生させ、その人がある発見や発明をしたりする……そうした連環が人類の生活の改善にいかに貢献しているかを論じている(逆のマイナスの連環もあるだろうが)。
 
 なるほど。確かに、一冊の本が何らかの影響を与えるということもある。親が、祖父が、押し入れや土蔵の中に隠していた一冊のエロ本、エロ漫画を少年時代に読んだために……とか。とはいえ、幼少時の体験を絶対視する「科学的思考」や心理学の類も眉唾モノの恐れあり。混迷する世の中、何を信じればいいのか?


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