古本虫がさまよう 2011年07月
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   昨夜は、佐藤栄佐久前福島県知事の『福島原発の真実』 (平凡社新書)を読了して寝床についた。プルサーマルに懐疑的で、在任当時相次いだ福島の原発などに関する電力会社の事故隠し、データ改竄などに対して正面から国や東電などと「衝突」したエピソードの数々が、武勇伝とまではいかないものの多少は先見の明を誇るが如く、だが淡々と綴られている本だった。弟の会社の土木工事がらみで「汚職」「関与」があったとして辞任を余儀なくされ、裁判では地裁・高裁で「有罪」となって、最高裁に上告しているが、なんとなく「国策捜査」?という印象が残った。

   というのも、あの村木厚子氏(厚生労働省雇用均等・児童家庭局長・当時)事件で主任検事を務め、証拠の改竄を行なったアノ前田恒彦が、今回の佐藤前知事事件にもいろいろと関与していたというのだから。そのあたりの経緯は『知事抹殺』 (平凡社)で詳述しているとのこと(未読)。
 
   それはともかくとして、この人の名前は発音が「佐藤栄作」と同じだから自民党参議院時代に記憶に残っていた。知事となって長期政権を維持(5期目で辞任)、その間、通産省(当時)に福島第一・第二原発の事故隠しなどの内部告発を、お目付役の原子力安全・保安院がテキトーに対応していたことなどに関しても怒りを表明している。今回のやらせ会見などの指示を考えると、安全・保安院というのはどうしようもない官僚組織というしかあるまい。中国の列車事故の担当官庁と五十歩百歩か。
2003年原発の停止が続出した時にも日経などが大停電の恐怖を煽っていたが、そうした原発擁護論が、今回の事故を招いたといえるのかもしれない。

   なんて思いつつ、明日(日曜日)は休みということもあり、寝たのはいつもより遅く12時前。4時少し前にいつものようにラジオを点けてムニョムニョしていたら地震発生! 数日前にもほぼ同時刻に起こった地震の時と違って緊急地震速報は流れなかったのか?(寝ぼけ眼ならぬ「寝ぼけ耳」だったので真偽不明?)。慌てて飛び起きる。3時54分頃。やれやれである。原発は大丈夫か? トイレに行ってしばしまた寝床でラジオを点けて五木寛之さんの話を聴いていたが、起床。

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