古本虫がさまよう 図書館
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千代田区立図書館や中央区立図書館みたいなバカな図書館もあるけど、バカな利用者もいるものだ? それはさておき、酒場放浪記…。
(2018・2・8)



2018・2・5日経夕刊にこんな記事が出ていた。

図書館、本が返らない 足立区は2万冊を断念
2018/2/5付日本経済新聞 夕刊(引用は電子版)

 貸し出した本が戻ってこない「未返却本」への対応に公立図書館が頭を悩ませている。督促はがきを送る費用や手間もばかにならず、東京都足立区は17年度までの2年間で、約2万冊分の返却を断念した。公立図書館は延滞料を科すこともできず、モラル頼みなのが現状だ。
 「返還の見込みが薄い利用者への対応を続けても……」。東京都足立区は2016年、長期未返却の本について返還請求権を放棄した。10年以上返却されなかった…(以下略)。



借りて返さないバカがこんなにいるとは? 足立区は、二万冊弱で金額にすると2500万円になるとのこと。
2017年単独年でも、2000冊の権利を放棄したという。

これは正式に貸し出ししての未返却。盗んだりする場合もあるだろう。盗難防止用に、ゲートを作っている図書館もあるが…。この前も、某図書館の出入り口で「ピーピー」と音がする。薄汚い(?)オッサンがひっかかっていた。係員が急行。「あぁ、ちょっと外で読もうかと…」と言い逃れしていたが…。

督促状を出したりするハガキ代だけで、川口市では年間84万円かかったという。過去5年間で500万円。足立区は2年間で210万円…。まぁ、足立区といえば…噂の足立区か…。民度の問題? いやいや失礼候。そのお金で何百冊も本が買えるだろうに?

記事によると、海外では延滞料を科すこともあるとのことだ。アメリカでは一日あたり一冊一ドル弱の延滞料金を徴収していて未返却が問題になることはないという。
日本の図書館法は、「入館料その他図書館資料の利用に対するいかなる対価も徴収してはならない」と規定しているので、延滞料金制度の導入は難しいとのこと。でも、そんなバカなことはあるまい。図書館の本を借りて、返さない輩なんか盗人なんだから、図書館法とは無関係に窃盗罪として罰金を取るなりして当然だろう。

記事には「返却期限を守ろう標語の入選作」として「まーだかな? ワクワク待ってる次の人」。
よもや、出版社の人が、自社本の売上を増やすために(?)自社本を借りて返さず…なんてことはあるまいが…。

昭和45年以前の本は一切貸し出しはしないという中央区立図書館や、パソコンでの貸し出しシステムをダウンさせたままた3カ月経過しても平気の平左でいる千代田区立図書館も困った図書館だが……。どっちもどっち?

それはさておき、吉田類氏の『酒は人の上に人を造らず』 (中公新書)を読んだ。
地元の高知県の酒場を覗いたり、フランスやスペインの酒場を放浪したり……。若い時には画家を目指していて、パリなどを訪れていたとのこと。

そういえば、BSで「吉田類の酒場放浪記」もまだやっているだろうか? 以前は時々見ていたのだが、まぁ、日頃散策するあたりの酒場だと行ってみようかなと思わないでもないところも、大概「全面喫煙可能店」ばかり。

ということで参考にはならないなと思って、見るのをやめて久しい。
喫煙制限法?の行方も…。他人のタバコの悪臭を鼻孔に嗅がずに飲食したいという文明社会における最低限度の要望を叶えられないようでは、「大衆酒場」に足を運ぶこともないだろう。
可処分所得の低い層(同じ給与なら、タバコにお金をかける分、外食費が減るだろう)に迎合するなら、それはそれで仕方ないが…。比較的禁煙の多い、カタカナ系酒場を利用するようになる。農協嫌いで(?)、自分のお金を出して日本酒を呑むこともなくなったし…。モスバーガーやマクドナルドもさっさと全面禁煙にしなかったから、ハンバーガーの味をすっかり忘れてしまい(?)何の郷愁も感じなくなった。焼き鳥の味も忘れつつある?(購入しての自宅での食事か、稀にある禁煙焼き鳥店での飲食のみ?)。 さらば大衆居酒屋よ?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!

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某図書館は始皇帝もビックリの、本を見た目(?)で差別し焚書にする親方日の丸機関だったのか(笑)? 恋と本と書店は大事に!
(2018・2・3)





ヨシタケシンスケさんの『あるかしら書店』 (ポプラ社)を読んだ。

(こんな内容)→その町のはずれの一角に、「あるかしら書店」があります。このお店は「本にまつわる本」の専門店。店のおじさんに「○○についての本ってあるかしら?」ってきくと、たいてい「ありますよ!」と言って奥から出してきてくれます。今日もあるかしら書店には、いろんな理由で本を探しにお客さんがやってきます。
この本屋さんでは、「あったらいいな」という本や夢いっぱいのグッズが、次から次へと飛び出します。月明かりの下でしか読めない「月光本」、読書に付き合ってくれる「読書サポートロボ」、ふたつの本を合わせて初めて読むことができる「2人で読む本」などなど、読んだらきっと「本ってやっぱりいいよねぇ」と言いたくなってしまうエピソードが満載。大人気の絵本作家ヨシタケシンスケさんの豊かな発想力がめいっぱい詰まった、ますます本が好きになってしまう一冊です。


絵本みたいな本だ。「文庫犬」なんかが面白かった。独り暮らしの老人のところに、本を届けたりする。「文庫鳩」なんていうのも出てくる。これも将来「ドローン鳩」とか「AIロボット犬」になるのかな。老人相手だと、図書館までいかなくてもいいように、そういうのが本を運んでくれるとか?  ますます本が売れなくなる?

引き続き『本のちょっと』 (啓文社書房)を読んだ。


内容紹介→本にまつわる読物満載。紙の本、読書、本屋さんを愛する人たちのための一冊。
第1号の特集は、「本を旅する」。マーク・トウェイン、林芙美子、若杉鳥子、中原中也、ジャック・タチ…。評論、随筆、小説、俳句、書店、古書店、図書館、出版社、校閲、街、喫茶店…、本好きに贈るまるごと一冊本のことで詰まった小さな宇宙。
目次
特集 本を旅する
マーク・トウェイン/はじまりはハック 「ハックの歌」は旅の中で生まれた
コラム/古本屋の乱丁的日常 旅とは…
林芙美子/巴里までの女鉄道ひとり旅
ショート・ストーリー/時速100キロの図書館
随筆/独り旅/旅に連れて行く本
新刊こぼれ話/『三島由紀夫が愛した美女たち』
読書ドキュメント/『失われた時を求めて』
図書館司書のひとり言/知的空間の奇抜現象
本の社会学/本屋の閉店
京都文芸案内/川のほとりで 紙谷川と中原中也の青春
本屋の旅あちこち/ブックスキューブリック箱崎店【福岡・箱崎】
個性派出版社発見/しろうべえ書房【京都・太秦】
表現者その世界/ジャック・タチ
校閲こぼれ話/知らないって怖い!
本屋の始め方/本と少しのお金を仕事を楽しむ心があれば
読書の特等席/モーツァルトとマッチ箱 カフェリンツ【東京・小岩】
美瑛晴耕雨読/スティーブン・ハンター再読
出版社からのコメント→『本のちょっと』が編集・発行されるのは、東京都江戸川区小岩。
編集部があるのは、昔懐かしい商店街の奥の住宅地の中。
小岩は、東京の最東端、川を越えれば千葉県のはじっこの町、東京最後の未開拓地。
『本のちょっと』は、荒川、隅田川、中川、江戸川の流域である、江戸川区、葛飾区、足立区がホームグラウンド。 東京の最東端、このはじっこのエリアから、新しい「川の手文化」、遊び心溢れる「出版文化」を発信していきます。


本にまつわるさまざまなエッセイが収録されている。巻頭はマーク・トウェインの特集。とりわけ『ハックルベリー・フィンの冒険』 (岩波文庫)。でも、ナット・ヘントフの『誰だハックにいちゃもんつけるのは』(集英社コバルト文庫)が取り上げられていないのにはちょっと疑問も?

ヘントフの本は、 『ハックルベリー・フィンの冒険』が黒人差別を助長するとして、高校の図書館で所蔵貸し出しするのはよくないことだ、いやそんなことはない云々というテーマの作品。

ともあれ、ちょっと笑った(?)のは、ある図書館司書のエッセイ。図書館によくある「返却ポスト」……。閉館していたりする時に使ってもらうものだが、そこに、不要本を入れる人がいるそうな。図書館がいったん処分した「リサイクル本」を入れたり…。人気本で、ありがたくいただき書架に並べられることも稀にあるそうな。そして、中には「白いポスト」ではないが、「エロ本」が多々入れられたりも…。

私「絶対いつも同じ人だと思うんですよー。ロリっぽい巨乳が好きみたいですよ。いつもそんな感じだし、いつも同じ雑誌だし」
友人「まぁ、まぁ、男からしたらわからなくもないな。」
私「え、趣味がですか?」
友「いやいや、そこにエロ本入れちゃう気持ちがってこと。だってさ、家に置いておけないけれどなんか捨てにくいし、家のそばなんてはずかしくて特にダメで、駅のごみ箱も人が多いし無理。俺の場合は家からちょっと離れたコンビニで捨ててるけれど、ブックポストに入れちゃった奴もそいつなりの考えた末だったんだよ。」
私「なるほどね。エロ本の投げ込み寺みたいじゃん」
友「大目に見てやってほしい」

図書館がコレクションしていない貴重なエロス的「寄贈本」なのに、そこの図書館は所蔵リストに入れることなく、 「人目に触れないように紙の封筒に入れられて隅っこに置かれ、溜まったらまとめて古紙回収に出される」とのこと。ううむ、ケシカラン? 図書館は始皇帝もビックリの、本を見た目(?)で差別し焚書にする親方日の丸機関だったのか?

まぁ、フランス書院文庫とか、双葉文庫、徳間文庫などのエロス系文庫ぐらいなら「蔵書」にしてもいいのでは? それとも自由にお持ちくださいといった「処分コーナー」に置く? ゴミに捨てるのは邪道では? 本は大事に!?

もし、斎藤晃司氏の『図書館司書・麻里』 (二見文庫)なんかが返却ポストに入れられていたらやはり捨てるのだろうか?
また、図書館はDVDも所蔵している。ということで、捨て場に困った人が、返却ポストに、「本物! 現役! 図書館司書3本番&初体験ごっくんで公式デビュー 戸田エミリ」 、「某エリート大学図書館 現役司書補 松岡ゆいな 20才 AVデビュー キチックス/妄想族」や「県立某大学に勤務する図書館司書が1本限りの奇跡のAVデビュー 春日優子 」なんて入れていたりしたら…。ううむ、こういうのはやはり…?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!





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「あと5年で銀行と図書館は半分以下になる」か? 少なくとも千代田区立図書館と中央区立図書館は閉館したほうがいいのかもしれないね?(2018・1・29)




渡邉哲也氏の『あと5年で銀行は半分以下になる』 (PHP研究所)を読んでいるところ。

帯に「お金を貸さない銀行なんて要らない」とある。
要は「お金を貸さない銀行に存在意義があるのだろうか」という視点からの警鐘の一冊。競争社会で生き抜くだけの甲斐性のない銀行、またそれなりに統合して生き残ろうとする銀行やら……。いろいろあって、そういう意味でも銀行の数は減っていきそうだ。
護送船団方式というか、親方日の丸企業というか、非民間企業の典型というか、銀行にはそういうイメージ(お高くとまっている)が根強くある。かつてマンションを売却したりしたときの銀行関係者の横着な態度に、妻が接して憤慨していたのはまぁ、かなり昔のこと。

「住宅金融公庫以外に借金がないの? 本当かよ? そんなこと言いながら借金あるんだよね」という居丈高な人を見下すような態度だったとのこと。三井のリハウスのお兄さんが窓口にいて抗弁してくれたけど…。

子供が就職活動をするとき、いろいろとやっていたが、親が日頃から、そういう尊大な銀行の悪口(銀行は社会の敵、ヤクザ集団!)を言っているのを聞いて育ったせいか、銀行だけは就職先として考慮してはいけないと思い込んでいたようだ。

まぁ、銀行なんか「墓場にある『公衆便所』」みたいなもので、ないと困るときがあるけど、汚くてあまり立ち寄りたくない…。生涯付き合うことなくすませたい存在だ。預金はしても借金はしないで…。

「金を貸さない銀行」にも困るが、「本を貸さない図書館」にも困る。

千代田区立図書館は、2017年11月上旬に、何処からか悪さをされて、パソコンなどを利用した予約借り出しシステムがストップ。こんなの復旧は簡単にできるはずなのに、屁理屈をこねて、完璧なものにしなくてはいけないと称して、一向に再開しないまま三カ月になろうとしている。電話などの問い合わせ予約などが可能とか言っているが…。何を考えているのやら?

読売新聞の都内版で、この件は報道されたが…。千代田区議会で区議は図書館行政を追及していないのだろうか? そもそもこの図書館、区民にも10冊まで、非区民には5冊しか貸出をしないのだ。なんという少ない冊数! パソコンを利用した貸出ができないのでは、事実上、このご時世、不便極まるというしかない。図書館は閑古鳥が鳴いているのでは?

そのほか、中央区立図書館のように、昭和45年以前の本は、一切貸出禁止にしているところもオカシナ図書館というしかない。そして、そういう本は本館まで来ないと館内閲覧もさせてやらないという姿勢。分館にまで運ぶということもしないから恐れ入る。

そしてこの図書館、すべての図書館で、貸出は利用者にやらせるシステムにしている。さほど広くもないところに、予約本などを押し込んで用意している。その本棚たるや、一番下の段もある。そこにCDなどがあると、利用者はしゃがんで見ることになる。CDなどは「背表紙」の活字が小さい。データでは「日本語」になっていても、「背表紙」は英語表記になっていることもある。なかなか見つけられなくて、やっと見つけて立ち上がったら頭がクラクラするなんてこともあるのでは?

普通の本屋なら、一番下のところはストック棚になっていて、その上から本棚があるものだ。しゃがんでまで本を探すなんてことはさせないもの。

つまり、利用者に本を探し出させするなら、もう少し広いスペースを使って本棚もしゃがんだりせずに物色できるようにしてしかるべきなのに、そういう配慮はしない。そもそも、有人利用時のカウンターなどは、旧来のまま残っている。そこに暇そうな図書館員がつったっている。そういうところをもっと有効に使うなりして、利用者が体に負担をかけずに、ゆったりと検分できるようにせめてすればいいのに、所詮は親方日の丸組織。

利用者に貸出やらせて、自分はラクして(?)、旧来の受付カウンターなどのゆったりスペースは確保したまま、利用者は狭苦しいところで、体を屈伸させて本を探せばいいぞ…という姿勢なのだろう。

中央区も区民であれ非区民であれ、本は十冊しか貸さない。これ以上増えると、貸出コーナーを拡充するのが面倒なのだろう。本末転倒の図書館というしかない。どちらもはやく閉館したほうがいいのかもしれない。もしくは館長をパージして、もう少しまともな民間人的感覚を持った有能な人材を登用したほうがいい。

「お金を貸さない銀行なんて要らない」ならば、「本を貸さない図書館なんて要らない」ともいえるだろう…。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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「千代田区立図書館」(ホームページ)は「ノロ(マ)ウイルス」にやられたのかな?
「文藝春秋」は「左傾化」著しいのかな? 大谷はエンジェルスに決まった! 「そんなの、どうでもいいけど」とはいかない?

(2017・12・9・土曜日)



最近、本やテレビなどでチラリと読んだり見たりして、一瞬「なるほど」と思っても、しばらくして、さてあれは何で見た(読んだ)っけ?と考え込むことがある。

つい最近も、誰かのコラムで、文春出身者の半藤一利さんの悪口を書いてるのを目にして、だから「文藝春秋」は売れなくなったんだといった趣旨の批判をしていたコラムか何かを目にしたのだが、さて…と? そういえば、今朝起床してラジオで悲惨な戦争体験を語る人の話をフムフムと聞いていたら、臨時ニュースが流れて、日本ハムの大谷選手のエンジェルス行きが決まったと流れていたのが耳に入ってきた。これもすぐ忘れる? どうでもいい?

ともあれ、昨日(2017・12・8)知人と電話で話していたら、唐突に「文藝春秋の左傾化も酷いな。今日(2017・12・8)発売の今月号読んだか?」と言ってきた。

ううむ…。小泉純一郎元首相と笹川陽平さんの対談が新聞広告(12・8)に大きく出ていたし、出がらしのお茶みたいな(?)福田康夫さんのような人も出ていたが、何を喋っているのかまでは知らないから「そんなに左傾化しているのかね? 根拠は?」と聞いたら「佐高信が少し前の『週刊金曜日』に、文春社長とのなれそめなんか書いていたよな。それに、今日(12・8)の新聞広告の左部分が、左に傾いているじゃないの? モロ、左傾化しているよね(笑)」と。あぁ、ジョークか…(いや?)。

右から広告を見ていると、真ん中から左傾化しているように見えるが、まぁ、それは左から見ていくと「右肩上がり」に見えないこともないけど…。文字を傾ける広告案文は、青春出版社の月刊誌「BIGtomorrow」なんかがよくやっていたっけ? あぁ、あの雑誌は休刊になった…。

ともあれ、2017・12・5の読売新聞(朝刊)の東京版に千代田区立図書館のホームページダウンの記事が出た(「図書館HP閲覧できず」「千代田区サイバー攻撃で1か月」)。以下の通り(引用は電子版より)。

 千代田区の区立図書館のホームページが11月上旬にサイバー攻撃を受けてから、1か月近く閲覧できない状態となっている。区によると、個人情報の流出は確認されていないというが、区内の五つの図書館でインターネット上で蔵書検索や本の予約ができず、利用者からは困惑の声も上がっている。
 区によると、11月7日夜、図書館ホームページの利用者がアダルトサイトに誘導されるなどの事態が発生。システム運営会社が調査したところ、パスワードを手当たり次第に入力する「総当たり攻撃」を受け、プログラムが不正に書き換えられたことが判明した。
 攻撃を受けたのはホームページを管理するシステムで、利用者情報を管理するシステムに被害はなく、個人情報の流出は確認されていないという。区は、ウイルス駆除などのため、11月8日以降、公開を停止した。
 区によると、図書館のホームページのシステムを構築したのは約10年前で、来年3月にシステムを全面更新する予定だった。現時点でウイルス駆除は終わっているが、区は「同様の攻撃を受けた際に防御しきれない可能性がある」として、公開停止を継続し、調査会社に点検を依頼している。従来のページを復旧させるか、復旧せずに新ページに移行させるかは点検結果を待って判断するという。
 千代田区には五つの区立図書館がある。中でも、区役所本庁舎に入る千代田図書館と、日比谷図書文化館は平日午後10時まで開館しており、近隣企業に勤める人など区外の利用者も多い。
 現在、蔵書検索や本の予約は窓口や電話で受け付けているが、日比谷の図書館で毎月約10冊を借りるという埼玉県の会社員女性(44)は「スマートフォンで利用でき、返却日も知らせてもらえるなど便利なサービスも多い。早く元に戻してほしい」と話した。区にも「いつ復旧するのか」といった問い合わせが寄せられているという。
 区文化振興課の担当者は「安全性をしっかり確認したい。利用者には申し訳ない」としている。



ちなみに、今朝(2017・12・9)区立図書館をクリックすると、こんな「伝達文」が出てくる。


千代田区立図書館ホームページ
サーバの不具合により、現在対応中です。
平成29年11月13日現在
サーバの不具合によりご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。
現在対応中ですので、ご理解賜りますよう宜しくお願い致します。
現状及び今後の詳細については、下記WEBページをご覧ください(以下略)。


11・7から不具合が発生したのに、それについての釈明文は、11・13まで公表しなかったようだ。その対応も遅すぎるのでは。そして「お詫びなし」。


まぁ、この記事を読む限り、「親方日の丸」図書館ならではのノンビリ対応だということが判明する。ホームページで「迷惑をおかけします」と書いても、決して「深くお詫び申し上げます」なんて言葉は載せようとしない官僚主義丸出しだからだ。

記事でも、区文化振興課の担当者は「安全性をしっかり確認したい。利用者には申し訳ない」とのこと。ここでも「お詫びします」のひとこともない。頭の硬い相撲協会の人だって「お詫びします」とモンゴル力士問題では語っているのに…。

官僚主義極まれり? まぁ、この千代田区立図書館の窓口の女性たちは綺麗な制服を着て、椅子にしっかりとお座りになって、お仕事をしていますからね?

別に制服着て椅子に座ってもいい。上着だけ、共通のジャンパーやエプロンをして、しばしば立って接客する図書館もあるけど……。椅子にしっかり座って仕事をしている図書館(新宿図書館も?)は休みが多い図書館? いやいや千代田区立図書館は休みは(貸出数同様)少なめだから例外はあるが…。

それにしても、記事だと、「現時点でウイルス駆除は終わっている」とのこと。だったら早く利用再開すればいいのに、なぜしないのか?

区は「同様の攻撃を受けた際に防御しきれない可能性がある」「安全性をしっかり確認したい」として、公開停止を継続し、調査会社に点検を依頼し、その返事待ちに徹しているようだ。

従来のページを復旧させるか、復旧せずに新ページに移行させるかは点検結果を待って判断するという―――から呆れる。一刻も早く復旧し、予約などをパソコンでできる体制に戻ることが肝要なのに、やれ、「同様の攻撃を受けた際に防御しきれない可能性がある」だの……と。屁理屈並べて、早めに再開できないと言い訳する(ただし「お詫び」は、口がさけても言わない)。

こんなノロマな(?)官僚主義者たちに運営されるホームページも、ノロウイルスというか、ノロマウイルスにでもやられたんだろうね。
やる気のない図書館は廃館したほうがいいのかもしれない。


一カ月もパソコンサイトなどでの閲覧貸し出しの申し込み処理ができない状況を利用者に強制して平然としている図書館は、日本広しといえども、千代田区立図書館ぐらいだろう。

一人に一度に5冊しか本を貸さない(非区民の場合。区民に対しても10冊まで)。千代田区立図書館は、利用者の利便性無視の、サービス精神のないサイテーの図書館というしかない。

それはさておき、寺尾隆氏編の『図書館徹底活用術』 (洋泉社)を読んだ(再読)。

『ベスト珍書』 (中公新書ラクレ)の著者のハマザキカクさんも一筆啓上している。それによると国会図書館の利用術が述べられているのだが、この図書館、相変わらず、館内貸出はまずは三冊ずつとか、夕方はやばやとコピー業務終了とか、まぁ、親方日の丸組織というしかないようだ。だが、国会図書館のホームページが一カ月もダウンしたままなんてことはしないだろうが…。

区立図書館レベルは、まぁ、一部はともかく、休館日も減ったし、閉館時間も平日は夜9時~ごろまでになり、土曜日も8時ごろまで開いているところもある。

専門図書館紹介ということで、本書で防災専門図書館なるものがあることを知った。防災といっても、防衛はないみたい?
火災、公害関連程度か。平河町の都市センター会館の8階にあるそうな。ふうん。? 防衛省には防衛専門図書館なんてあるのだろうか?

フランス書院は、エロス本専門図書館なんて作るといいかも(普通の図書館は、この手の本を置いてないから)。 無料というわけはいかないだろうが、昔の貸本屋みたいに、自社蔵書をはじめ、有料で貸し出すなんてやればいいかも。この手の本は、国会図書館は所蔵していても、普通の区立図書館には在庫ゼロに近いから。

それにしても、千代田区立図書館…。ホームページがダウンしたままでは「徹底活用」するのは無理のようだ。まぁ、正月も近づいてきたから、のんびり復旧? 利用者も最近はカケホーダイプランの携帯の人も多いだろうから、電話でいちいち在庫確認、予約申し込みをしても、「お金」の無駄にはならない人も少なくないだろうが…。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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『日本の時代をつくった本』を禁帯にしている、不可思議な図書館は何処だ? いうまでもなく、それは館外貸出に消極的なあの図書館?
(2017・11・27・月曜日)








永江朗氏編の『日本の時代をつくった本 幕末から現代までの社会と文学をビジュアルで読み解く』 (WAVE出版)を読んだ。
『「本が売れない」というけれど』 (ポプラ社)を書いている永江さんの編著だからというわけではないが(いや、そういうわけで?)、図書館で借りて読んだ。なにせ、この本、本体価格9000円もする本だから…。一万円近くまで出して、私蔵したいとまでは思わない。パラパラと拾い読みするだけで十分だから?

(こんな内容)→近代から現代にいたるまで、 日本の出版文化を通史的に解説した、初めての図鑑!
幅允孝(BACH代表)、植田康夫(上智大学名誉教授)推薦!
1 写真や図解でわかりやすく 紹介作品の写真の書影や紙面の写真をはじめ、当時の世相や社会状況、時代背景がわかるビジュアル資料をフルカラーで多数掲載。
2 社会背景から作品を解説 明治以降、1年ごとに代表的な書籍や雑誌をとりあげ、社会背景からベストセラーになった理由を読み解きます。多岐にわたる作品を紹介、解説しています。
3 出版社・人物事典 コラムでは、代表的な日本の出版社や出版人を紹介します。また、出版業界に大きな影響を与えたシステムや技術の変遷についても解説します。


江戸時代末期・明治初期から今日まで、一年一冊、著者紹介や、内容紹介などで見開き原則2頁で紹介(同じ年が続く時もあれば、本や著者の紹介がない年もあるが)。1871年はサミュエル・スマイルズの『西国立志編』。2009年の村上春樹氏の『1Q84』、2010年の電子書籍まで。そのほか、日本を代表する出版社や出版人の紹介。それにて一冊。

リアルタイムで、「初版」を新刊書店で手にした記憶が残っているのは、1968年(昭和43年)の「少年ジャンプ」だ。当時「少年マガジン」「少年サンデー」や冒険王(?)などを購読していたが、「少年ジャンプ」も面白そうだということで手にした。当時は、田舎の薬局兼書店が行きつけの本屋だった。小学三年生ぐらいだったか。昭和44年は『苦海浄土』になっているが、もちろん知らない。昭和45年は「アンアン/ノンノ」。これも知らない。昭和47年は『恍惚の人』。これは読んではいないが、「恍惚の人」が流行語になったという記憶はある。あのころは平均寿命は70歳ぐらいだっただろうか? 恍惚の人もボケ老人も認知症もまだ知られざる次元だったかと。

昭和48年は『日本沈没上下』。これはリアルタイムで買って読んだ。当時は中学二年生か三年生か。父親が、僕が読んだあとのカッパブックスをどれどれと手にしたものだった。あと新刊ではないが、そのころに『共産党宣言』 (岩波文庫)も。朝日ジャーナルや岩波新書も読んでいたっけ? 昭和49年は『かもめのジョナサン』。これも読んだ。寓意性がよくわからなかった? カフカの『変身』を読んだのもこのころだったか。仮面ライダーの「変身」が人気だったころ。それから昭和51年は『限りなく透明に近いブルー』…。おおむね、それ以降、紹介されている本はリアルタイムで記憶には残っている(読んでないのもあるが)。

巻末の年表には各年ごとに何冊かの代表作が出ているのだから、この「年鑑」みたいな本も各年一冊ずつ紹介しておけばよかったのに?と思う。

昭和50年には、川上源太郎さんの『親の顔が見たい』などもリストアップされているではないか。昭和51年には渡部昇一氏の『知的生活の方法』も。編者の好みかどうかは知らないが、本体には登場しないが、こういう本もいい本で、時代潮流を動かしていたと思う。

ともあれ、高価本。よほどでないと、図書館で借りて読むので十分な本。しかし、図書館によって、この本を「禁帯」にしているところもあるようだから呆れる。
もちろん、複数(2冊以上)蔵書として持って、一冊を「禁帯」にして、残りを貸し出すというのならわかるが、一冊(か二冊)所蔵していて、すべて禁帯にしているのだ。その図書館の名前は…。

昭和45年以前の本は一切館外貸出はさせないぞと豪語している中央区立図書館? ブブー。外れ。

それはここ3週間近く、ネットサイトがウイルスか何かにやられたのか知らないが復旧せずに、利用者に不便をかけて、相撲協会のトップでさえ口にしている「深くお詫び申し上げます」という言葉をサイトに書き込むことのできない千代田区立図書館なのだ。

いま、サイトが見られないから最終確認していないが、たしか千代田区立図書館と日比谷で所蔵していても、その2冊とも、何が理由かしらないが「禁帯」にしているのだ。ほかの区立図書館は中央区立図書館をはじめ、ほとんどの図書館が館外貸出を容認しているというのに。信じられない官僚主義図書館というしかあるまい。普通の単行本よりは大判とはいえ、百科事典のような重い本じゃあるまいに…。

区民にも十冊、非区民には5冊しか貸さない、本を貸したがらない不思議な千代田区立図書館は、都内23区立図書館のなかで、唯一といってもいいと思うが、この『日本の時代をつくった本』を「禁帯」にしている図書館なのだ。出版社の味方? 文藝春秋社長は文庫は貸さないでほしいと言ったが…。こういう高価格本を貸さないでほしいと言ったわけではあるまいに……。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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