古本虫がさまよう 訃報
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「ダビデの星」ならぬ「毎日の☆」マークにはご注意? 
 大岡信・石原萠記・渡部昇一死去の報じられ方の違い

(2017・4・20・木曜日)





昨日(2017・4・19付け)、 「渡部昇一氏の訃報を朝刊で報じられなかった朝日、東京、毎日…?」と題して書いたが、正確には、毎日は2017・4・18朝刊で、渡部氏の訃報を報じていたところもあったようだ(いや、もしかして朝日も?)。

というのも、少なくとも都内最終版の14版の毎日社会面には、渡部氏死去の記事はなかったのだが、なんと同じ14版でも、「☆」マークの入った「14☆版」というのがあるそうな。これは都内の販売所にあっても、毎日新聞の専売所のみが配達することのできる、本当の最終版だそうな。同じ都内の「14版」配達地区であっても、毎日の専売所ではなく、ほかの新聞も配達するところには配布はされないそうな。たしかに、以前、住んでいた所だと、毎日新聞と産経新聞双方を配達している販売所もあったかと。

それにしても、「14版」と「14☆版」というのがあるとは知らなかった。都内に住んでいて毎日新聞を購読している人は、ハシラのところにある「版」のところを確認されるといい。「☆」マークがあるところは、特別配達地域(?)といえるかもしれない。ただし、この☆版は、縮刷版には反映されない版とのこと。

したがって、毎日の2017・4・18朝刊(「14☆版」)29面には、たしかに「渡部昇一さん死去」「英語学者」「保守派の論客」との見出しの、そこそこ目立つ形で、四段の訃報記事が掲載されている。その隣上の「千葉女児遺棄」「キャンピングカー使用か」との見出し記事は、「14版」でも「14☆版」でも、ほぼ同じだが、その記事も「☆」板では少し削られていて、そのほかの記事も少しカットされていて、そういうことをすることによって、渡部氏訃報記事のスペースを作っている。

毎日新聞は、そういうことをしてでも、渡部昇一氏という大物論客の死亡を伝える必要があると判断したのだろう。その姿勢は間違っていない?

おそらく、渡部さんの遺族が、親しい関係者には死去したことを、4月17日の午後伝えたものの(午後1時55分逝去)、朝日毎日東京などにはそういうつきあいの濃い人がいなくて、情報伝達が遅れたものの、ギリギリの段階で産経読売日経が報じているのを知って、あわてて入れたということではないか(ということは、時事や共同などの配信もなかったのか?)。

渡部氏ほど、知名度はなかったかもしれないが、自由社の「自由」編集長だった石原萠記さんが亡くなってから数日後に産経のみ(?)が訃報欄で伝えたこともあったかと。石原さんは「保守派」といえば、保守派かもしれないが、民主社会主義の立場に近かったと思う。

ともあれ、その意味で、この前亡くなった大岡信さんは、各紙かなり大きく伝えたものの、朝日はことさら大きかった。日頃の紙面でのつきあいの深さもあっただろうが……。こちらも渡部さんと同世代の享年86。菊池寛賞を受賞していた(なぜ、渡部さんが菊池寛賞を受賞していないのか?  曽野綾子さんはこの前やっと受賞されたが)。
ともあれ、学者文化人などの訃報を報じる新聞社のスタンスはさまざまあるようだ。
朝日の次は、まだ多様性のある毎日新聞を取ろうかな?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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渡部昇一氏の訃報を朝刊で報じられなかった朝日、東京、毎日…?
(2017・4・19・水曜日)




昨日(4・18)の朝刊訃報欄を読み比べると、渡部昇一さんの死去を朝刊(社会面)で伝えていたのは、産経、日経、読売だった。産経は一面でも伝えていた。「正論大賞」の一回目の受賞者だから当然の扱いだろう。

しかし、朝日、毎日、東京は報じていなかった。だが、毎日はネットでまずは朝早く報じていたし、朝日もネットでは遅ればせながら昼前に報じた。夕刊ではこの三紙も顔写真入りで、そこそこの大きさで伝えてはいた。

この三紙は、左派イデオロギー的に、渡部さんの逝去など伝えてやるものかというのではなく、まぁ、日頃のおつきあいが希薄だったため、遺族関係者から連絡をもらうこともなかったので、気付かなかったといったところか?

なにしろ、JRの駅の「ニューデイズ」の大きなテレビ画面のニュース板でも、渡部さんの顔写真が大きく出て逝去を伝えていたから、無視するなんてことはありえなかっただろうが。

でも、我が家はちょうど朝日新聞の購読がまもなく切れるところだったので(にもかかわらず、洗剤を持ってこない?)、てっきり、昨日の朝刊で報じていないのは、渡部さんが長年、朝日の左翼論調を徹底的に反論できないほど叩いていたことへの積年の恨みがあったからではないかと思い、そういう情報操作を平然とするようなあこぎな新聞を、金を払ってまで読むことはあるまいと思い、とりあえずは購読を契約通りに終了する旨を伝えた次第(十数年前にも、大学時代から購読していた朝日だったが、若宮某の馬鹿げた単細胞的記事(&社説)を見て、ガマンの限界と思い、購読中止の連絡をしたものだった。「ホワイ?」と朝日販売店の人がやってきたので懇切丁寧に購読中止の理由を説明したのも懐かしい?)。

渡部氏の『朝日新聞と私の40年戦争』 (PHP研究所)や『萬犬虚に吠える』 (文藝春秋。のちPHP文庫、徳間文庫)など、朝日新聞は新入社員研修のテキストにすべきだろう(OBの長谷川煕氏&永栄潔氏による『こんな朝日新聞に誰がした?』ワック--でもいい?)。

ともあれ、まもなく契約の切れる朝日に代わって、そのあと、何新聞を読むべきか思案中。まぁ、職場(や図書館で)で読める朝日は無理して自宅で読まなくてもいい。それに無料のネットで、朝日の社説や天声人語などはいくらでも読めるし、コピペして批判的に論評することも可能だし……。
こんな風に…。

保守論客の渡部昇一さん死去 「知的生活の方法」
2017年4月18日10時55分朝日新聞
 ベストセラー「知的生活の方法」などで知られる保守派の論客で英語学者・評論家の上智大名誉教授、渡部昇一(わたなべ・しょういち)さんが17日、心不全で死去した。86歳だった。葬儀は親族で行う。
 山形県出身。上智大学大学院を経て、独ミュンスター大博士課程修了。その後、上智大教授に就任した。76年、読書を中心にした独自の生活スタイルを説いた「知的生活の方法」を発表し、ベストセラーになった。同年に「腐敗の時代」で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した。
 専門の英語学以外でも歴史や政治を題材にした著書を多数発表し、評論活動を展開。日本の近現代史の見直しを訴え、歴史認識問題での積極的な発言で保守論壇で注目を集めた。
 時事問題にも積極的に発言し、ロッキード事件で田中角栄元首相の裁判を批判して話題を集めた。最近では、天皇陛下の生前退位をめぐる有識者会議のヒアリングで「宮中でお祈り下さるだけで十分」とし、退位に否定的な立場を示していた。
 15年には、朝日新聞の慰安婦に関する報道で「国民の名誉が傷つけられた」として、謝罪広告掲載などを求めて原告の一人として提訴した。著書・訳書に「日本史から見た日本人」やフランシス・フクヤマ「歴史の終わり」など。


さすがに訃報記事故に批判的なものはないが、見出しが「知的生活の方法」ではなく「朝日新聞と私の40年戦争 」のほうがよかった?
でも、本欄のいいネタ元であったが……。
やはり自宅でじっくりと読めば、アラがより目立つ新聞だから。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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さようなら、渡部昇一さん 人は老いて死に、肉体は亡びても、魂は存在するのか?
(2017・4・17・月曜日)




渡部昇一さんが亡くなったとのこと。1930年(昭和5年)10月15日生まれだから、まだ86歳。2007年に飛鳥新社から『95歳へ! 幸福な晩年を築く33の技術』という本を刊行していただけに、あと十年は生きていただきたかった。

『知的生活の方法』 (講談社現代新書)から始まって、多くの本を読んできた。最近でも、広瀬書院からシリーズで刊行されている『アングロ・サクソン文明落穂集』『渡部昇一の着流しエッセイ』を愛読したものだった。
『人は老いて死に、肉体は亡びても、魂は存在するのか?』 (海竜社)は未読だが…。

そのシリーズの本の中で、たしか、郷里の先輩でもあるドイツ文学者の佐藤正能氏の歌集の中にある歌なども紹介していた。


たのしみは 朝刊広告に見し本を 帰途の本屋に見出たる時
たのしみは、よき本を得て 読み耽り 零時になるも気づかざる時
東京を よしとする点ただ一つ ほしき本 すぐ手にはひること
たのしみは 孫八人が集りて 話しできぬほど騒ぐ時
たのしみは 八階図書館で 本を買ひ 九階食堂で 鰻食ふ時
死は生の 終りにあれば よき生を 送る以外に よき死はあらじ


佐藤正能氏が歌うように、

死は生の 終りにあれば よき生を 送る以外に よき死はあらじ   か。

ご冥福をお祈りする次第。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!

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朝日(記者)ともあろうものが…ハキダメにツルは希少生物?
(2017・3・8・水曜日)



昨日(2017・3・7)の朝は新聞も読まずに、いろいろと雑用を片づけてから出社。夜帰宅して産経朝刊の訃報欄をふと見たら、青山学院大学名誉教授(現代ロシア論)の木村明生さんが、3月1日に死去していたと出ていた。91歳。
産経の訃報欄は扱いが小さく、木村氏が元朝日新聞記者でモスクワ支局長だった事実には触れていなかった。3・1死去とのことだから、他紙にはもっと早く訃報欄に出ていたのかもしれない。調べてみたら、朝日新聞3月5日朝刊に出ていた。顔写真などはなしで扱いは小さい。さすがに、朝日のモスクワ支局長だった職歴は出ていた。

木村さんのソ連論の本は何冊か読んだが、記憶はあまり残ってはいない。しかし、ソ連は脅威ではないといった荒唐無稽な主張が社説をはじめとして記事中に沢山出ていた1980年前後の朝日の中で、まともなソ連論を展開していた人だったという印象は残っている。

コンスタンチン・サイミスの『ソビエト権力と腐敗 汚職社会の構図』 (PHP研究所)、ダスコ・ドーダーの『影と噂 クレムリンが震撼した日』 (ティビーエス・ブリタニカ)、ウィリアム・R.コーソン,ロバート・T.クローリーの 『フェリックスの末裔たち ソ連国家の推進力-KGB』 (朝日新聞社)、リチャード・ディーコンの 『ロシア秘密警察の歴史 イワン雷帝からゴルバチョフへ』 (心交社)などの訳書もある。

はきだめにツルといえば、失礼になるかもしれないが…。最近も、彼の『知られざる隣人たちの素顔 ユーラシア観察60年』 (防衛弘済会)を紹介したことがある。以下、まずは再録。



木村明生氏の回顧録というか評論集である『知られざる隣人たちの素顔 ユーラシア観察60年』 (防衛弘済会)を読んだ。
国際情勢に関する言及の中で、ご本人の事実上の「モスクワ追放」の舞台裏が綴られている。
1970年代前半モスクワ特派員時代だった時に発信する記事が、「朝日ともあろうものが…」というわけではないが、「反ソ」的だとして、ソ連当局の怒りを買い、朝日本社に圧力がかかったそうな(ちなみに、元朝日記者の烏賀陽弘道氏の『「朝日」ともあろうものが。』 (河出文庫) も優れた朝日回想録)。

自由世界の新聞社なら、そんな脅しに屈することなく、追放したければどうぞということになろうが、中共相手にも秋岡特派員を後生大事にと抱えたりしていたのと同様、下手に追放されると、あとの補充が大変と思ったのか、通常の社内異動のような形で処理されたとのこと。

むしろ、特派員としては「追放」は勲章になるから、そうしてほしいと木村さんは本社にかけあったそうだが、容共リベラル色の濃い当時の(いまも?)朝日はソ連とケンカせずにすませたようだ。
となると、当然、後任の特派員には「節度」を求められたことになるのではないか。

だからこそ、そのあと、朝日新聞は『ソ連は「脅威」か』 (朝日新聞社)なんて本を出す。もちろん、脅威ではないといった趣旨のものである。
さらには、下村満子氏の小学生以下の作文と評されるような『ソ連人のアメリカ観』 (朝日文庫)みたいなトンデモインタビュー記事を恥ずかしげもなく掲載連載して本にまでしてしまった。
朝日から訳出された『操られる情報』の著者・パウル・レンドヴァイが下村氏のソ連ヨイショ記事を読んで、そう語っていた→(「諸君!」1985年6月号&7月号「ソ連外交に加担した朝日新聞 下村満子記者『ソ連人の米国観』は『小学生の作文だ』」 聞き手吉成大志氏)。
レンドヴァイはハンガリーからの亡命知識人であるが、ソ連・東欧の閉鎖的報道体質を鋭く批判した人であり、それに知らず知らずのうちに取り込まれる西側・自由世界の一部知識人やジャーナリズムの愚かさに警鐘を鳴らしていた。『操られる情報』は、今でも再読する価値のある書だ。
ともあれ、いまにして思えば、下村氏の『アメリカ人のソ連観』(朝日文庫)はちゃんとした本。それを見て、ソ連の宣伝版ができるのではないかと社内の親ソ派幹部が考え、下村氏が「操られた」のかもしれない。 
木村氏は、ソ連のディスインフォメーションとしての工作(CIAのスパイリストに名前がイニシャルで掲載?)の対象にもなったようだ。もっとも、毒殺されるようなソ連からの亡命者などもいたことを思えば、まだ良かったのだろうが……。


木村氏の本は、たしか元朝日新聞の長谷川煕さんの『崩壊朝日新聞』 (ワック)でも言及があったかと。朝日の訃報欄では、「モスクワ支局長を経て、青山学院大学教授を務めた」とあるが、その間に、調査研究室主任研究員なる肩書もあった。 『朝日新聞血風録』 (文春文庫)の著者の稲垣武さんも、社内の全体主義的勢力(文革礼賛派)への批判的対応(週刊朝日副編集長時代の記事など)をしたことで、しっぺ返しを受けて、左遷的人事として、その部署に移ったかのようであった。まぁ、活用すべき人材を活用せずに、無駄なことをする会社に明日はない? 朝日出身の長谷川さんと永栄潔さんの対談本 『こんな朝日新聞に誰がした?』 (ワック)を読むにつけ、逆に、こういうまともな人たちを「朝日記者ともあろうものが…」と批判する朝日人もいるかもしれないが…。

ところで閑話休題。

最近、眠る時、NHKのラジオを聴きながらが多い。たまたま深夜便が始まる前の午後11時前後、聴いていると、視聴者からのメッセージということで、それをアナウンサーが紹介している。昨夜は、北朝鮮のミサイル連発を取り上げて、北朝鮮を批判するかと思いきや、イエスバット論法で、米韓軍事演習もよくないとホンネ(?)を述べて、これ以上の軍事エスカレートはどっちも止めようといった趣旨だったかと(眠りにつく寸前なので、聴き間違いもあるかも?)。まぁ、朝日新聞の投書欄(や社説)でよく目にする論調で、一つのご意見ではあろうが…。この時間帯、こういう見解をよく耳にするような気がする。ご注意?

軍事演習にしても、公海内を空母「遼寧」が遊弋するのも、「威嚇」的行為であっても、「合法」は合法。しかし、前触れもなく、ミサイルをぶっ放すなんて、非合法もいいところ。北の場合は国連決議も無視。それと演習とを同列に見なすのは、かなり北朝鮮のシンパでないと言えないコメントだろう。

そのうち、標的にされたとされる在日米軍基地がなくなれば、北朝鮮もそんなことをしなくなるだろう、だから沖縄からも米軍基地を撤去すべしなんて意見も出てくるかも(すでに出ている?)。そこまでいけば、百田尚樹さんの『カエルの楽園』 (新潮社)の世界そのもの?
その百田さんが、 『「日本」人民共和国』 (光文社)というリアルな近未来小説を書いたことのある井沢元彦さんと「歴史通」(2017年4月春号)で、 『「ゆでガエル楽園国家」日本が植民地にされる日』と題して対談をしている。ネバーセイネバーの世界だろう。

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妻をめとれば古女房となりし
(2017・2・5・日曜日)





昨日(土曜日)は東京周辺はまずまずの天気。猛烈に寒いということもなく古本屋行脚には手頃。

ということでまずは神田古書会館へ。ディック・ミネ氏の『八方破れ言いたい放題』 (政界往来社)、中根美宝子氏の『疎開学童の日記』 (中公新書)、碓氷元氏の『戦時庶務日記』 (海燕社)を購入。
ディック・ミネの『すりこぎ随筆 わが歌と女の半世紀』 (カッパブックス)という本は一読しているが、この本と『八方破れ言いたい放題』と違うのやら? 著者サイン入りだったので購入した次第。

古書街を走破するが買いたいものはなし。久しぶりに丸ノ内線で新高円寺駅下車。ブックオフを覗いてからルック商店街を通り、高円寺古書会館に向かう。正午すぎ。途中のルック商店街…。古書会館近くの商店街同様、電柱からのうるさい音楽垂れ流しがしなくなっているのではないかと希望を抱いたのだが…。あぁ、無情というか、歌詞はないものの、うるさいだけのメロディが電柱のスピーカーから流れていた。商店街に面してマンションというかアパートもある。そこの住人にとって、この音楽は耳障りなのでは? 我々通行人はまだ一時的だが…。それにしても、なんの権限があって、こんなヤボなことをしているのだろう。高円寺ルック商店街周辺には住みたくないね。聴きたくもない音楽を強制されるなんて非人道にもホドがある。僕が住人なら裁判を起こしてでも、この騒音をストップさせるだろうが……。まぁ、通行人でしかないから、そこまではしないが。 「アニマル洋子」はシャッターが閉まっていた。

古書会館では、上原光晴氏の『現代史の目撃者 朝日新聞記者たちの昭和事件史』 (光人社)、飯沼二郎氏の『わたしの歩んだ現代』 (日本基督教団出版)、向後政義氏の『大学の夜明け 学徒戦傷者の手記』 (毎日シリーズ出版編集株式会社)を購入。ううむ、持っていた本もあったようだが……。

そのあと、仕事場によって少し雑用を済ませ、夜は某パーティへ。帰宅してネットニュースをみると、三浦朱門氏が2月3日に逝去していたことを知る。享年91。いうまでもなく曽野綾子氏のご主人。 『妻をめとらば 朱門の女性50章』 (サンケイ出版・旺文社文庫)を10代に読んだのも懐かしい思い出。人は必ず死ぬ。こればかりはネバーセイネバーとは…。
2月5日付け産経によると、新聞好きだった三浦さんに対して、「お棺には故人の好きだった産経新聞を入れます」との曽野さんのコメントあり。物書きなら、そのほかにも愛読書や自著を一冊入れるなんてこともあるかもしれない。僕なら……。ううむ。 『女教師』というわけにはいくまいが…。ギッシングの 『ヘンリ・ライクロフトの私記』(岩波文庫ほか)とかゲーテの『ヘルマンとドロテーア』(岩波文庫ほか)ならもっともらしくていいか? いや、 『ジキルとハイド』(新潮文庫ほか)でいいか?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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