古本虫がさまよう 音楽
2017 11 / 10 last month≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫12 next month






70年代のCDがなかったラジカセ時代が懐かしい
(2017・8・6・日曜日)





『70年代アナログ家電カタログ メイド・イン・ジャパンのデザイン!』 (青幻舎)を読んだ(見た)。ラジカセなど、さまざまな家電のカタログ(チラシ)などをまとめたもの。サイズが文庫サイズなので、ちょっと「小さい」のが難点ではあるが…。見て懐かしがることができる一冊。見落としたかもしれないがソニーのスカイセンサーは出てこない? 我が家に残っている70年代家電はそれぐらいか。まだ聴けると思うが……。

引き続き、 『CDジャーナルムック カセットテープ時代part1』 『CDジャーナルムック カセットテープ時代つpart2』 (音楽出版社)を読んだ。
こちらも懐かしのラジカセやカセットテープが出てくる。テープにもいろいろと「階級」があって、ノーマルポジションだのハイポジションだのメタルなんだのがあったものだが、そういうのが「展示」されている…。何本セットでよく購入したものだ。高校・大学時代が一番使用していたか。社会人になってからも、レンタル屋でCDを借りてはテープにダビングしていたっけ? そういうテープも大分捨てたが…。

CDをMDに録音したりもしたのもあったが。いまは時々MDをUSBにダビングしたもしているが、もうこれで終り? MDプレーヤーはまだ持っている。MDからUSBにダビングできるプレーヤーもあるのだが…。

part2のほうには、貸しレコード屋・藜紅堂(れいこうどう)の創業者たちへの取材記事も出ている。1980年に三鷹で一号店がオープンとのこと。当時、まだレコードの時代。僕は学生だったか…。友人が利用していたのは記憶しているが、僕はあまり利用した記憶がない。

FMレコパルやFMファンやFMステーションなどの雑誌の紹介も…。part1には、当時の、後発のFM雑誌の編集長だった人の述懐も。20万部の世界だったとか。

懐かしい限り。僕はアナログなので、音楽は図書館でたまにCDを借りてきて、少し前なら MD、いまはUSBにダビングして自宅で聴く程度。パソコンを通じて聴きたい曲だけ購入したり聴くなんてことはしたことがないが。
エロ写真・映像(?)にしても、写真集を購入しなくてもネットで「只」で、コピーして保存して楽しむこともかなり可能? 映像も…。アダルト的映像はさすがに図書館にはないようだが、ネットで「無料サンプルで動画を見る」をクリックすればエッセンスを見ることも可能? 便利な時代になったもの?

そういえば、この前、NHKの朝のニュース番組の時間帯に、ラジカセを沢山持っている人が提供したラジカセ展がどこかのデパートでやっているようで、その模様が放送されていた。こちらの雑誌にも登場した人であっただろうか(未確認)。我が家にもCDラジカセは少しはあるか…。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
スポンサーサイト
 | 音楽  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑





中学生の時に「朝日ジャーナル」を読むか、「月刊(週刊)明星」を読むか、「話のチャンネル」を読むか、「週刊女性」を読むかで人生は決まるのではないか?  すると、全部読んでいた人はどうなるのか?  「古本(エロ)虫」になる?(2017・7・3・月曜日)





田島悠来氏の『「アイドル」のメディア史 『明星』とヤングの70年代』 (森話社)を読んだ。


内容紹介→グラビアページや、読者ページ分析から、のアイドル文化装置としての『明星』を解き明かす。 「新御三家」や「花の中三トリオ」などが誌面を飾るグラビアページや、ポスト団塊の世代のヤングたちが活発に議論をかわす読者ページの分析から、アイドル文化装置としての『明星』を解き明かす。

偶然だが、今朝(2017・7・3)、いつものように目が覚めて枕元にあるラジオを点けたら、南沙織さんの「MS」が流れていた。午前3時47分ぐらいだったか? その曲が終るとアナウンサーの声。午前3時過ぎからの特集が南沙織さんだったようだ。ということでいつものように起床……。

それはさておき、中学時代の愛読雑誌のひとつが『明星』(&『平凡』)だった。南沙織さんとかいろいろと出ていたのを拝読したものだった。そのほかの愛読雑誌といえば『朝日ジャーナル』とか『話のチャンネル』とか?

その中にあって、『明星』は中庸な雑誌だった?
本書でも言及されているライバル雑誌『平凡』も愛読していたかと。本のサブタイトルにもあるように70年代は、この種のアイドル・タレントに関する雑誌情報は貴重だったと思う。月刊『明星』『平凡』のほかにも「週刊明星」「週刊平凡」もあったかと。こちらもタレント情報などが網羅されていた。
中学生のころ、この雑誌だったか、いや、「週刊女性」などの女性誌だったか、「人生相談」(性相談?)を、よく読みふけっていたものだ。我が家は「医院」で待合室があって、そこにその手の雑誌がたくさん置いてあったので、日曜日など、親が出かけると、そっと待合室に忍び込み、フフフと読みふけっていたことを思い出す(バカな中学生だった。だから跡取りにもなれず…)。

親が、待合室用の週刊誌を買ってこいというので、近くの薬屋(兼本屋)に行って、「週刊明星」「週刊平凡」を買ってくると、「週刊誌というのは、文春とか新潮とかなんだがなぁ」とぼやかれたこともあったかと。中学生のころは「週刊文春」や「週刊新潮」にはなんの関心もなかった。しかし、愛読していた「朝日ジャーナル」はそういう薬局兼業のような田舎の本屋にはなくて、県都にあった学校の近くのちゃんとした本屋で買っていたかと。あのころ、週刊誌は100円はしなかったが、「朝日ジャーナル」は別格で100円はしていたかと。懐かしい限り。

ともあれ、ちなみに著者は1985年生まれの大学の研究員。「註」も多い、学者的論文集でもあるが、70年代のヤング向けアイドル雑誌の盛衰を知る上で参考になった。
時々、古本屋でもこの手の雑誌は見かけるが、あまり買う気にはなれない。「明星」の表紙が「南沙織」だった時も、この本のデータによると、二回程度しかなかったようだし。天地真理なんか何回も表紙を飾ったようだが、かつての「ソ連」「中共」みたいなもので虚しい限り。あんなの、どこがよかったのかと。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
 | 音楽  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑
どこが「ノンストップ」なのか? 羊頭狗肉にもホドがある!
(2017・4・15・土曜日)



「TSU-TSU MIX 南 沙織」 ( CD)を購入。

内容紹介→【もういちど筒美京平】
南沙織が歌った70年代の筒美京平作品のノンストップミックスです。大ヒット曲から知る人ぞ知る名曲まで心地よく繋がり、聞きなれた曲も新鮮に感じられます!


「ノンストップミックスで甦るソニーのシンシアの名曲」との触れ込み。期待して購入してみたが、どこが「ノンストップ」?
図書館で借りたCDなどが、古くて聞きすぎで(?)時々、プッツンというか飛んだりすることがあるが、曲と曲の間は、そんな感じで「プッツン」して、次の曲に移る。そのあたりは耳障りにしか聞こえない。ソニーよ、金返せ!と言いたくなる。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
 | 音楽  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑







「青春のJ盤アワー」といえば、「いしだあゆみ」か「南沙織」か「アグネス・チャン」か?
(2016・5・13・金曜日)






若杉実氏の『東京レコ屋ヒストリー』 (シンコーミュージック・エンタテイメント)、片岡義男氏(1940年生まれ)の『コーヒーにドーナツ盤、黒いニットのタイ。1960-1973』 (光文社)に続いて、1956年生まれの泉麻人氏の『僕とニュー・ミュージックの時代 〔青春のJ盤アワー〕』 (シンコーミュージック・エンタテイメント)を読んだ。

内容紹介→歌謡曲からロック、フォーク、そしてニュー・ミュージックへ…移り行く時代の中で触れた名盤と「僕」の物語
東京生まれ・東京育ちのコラムニストである著者が、自身の体験とその記憶を手がかりに、邦楽名盤とその時代を紐解く音楽エッセイ集。『SIGHT』に連載されたコラム「青春のJ盤アワー」全回を、今回単行本用に加筆。旧来の「歌謡曲」「日本語のポップス/ロック」が、洗練を重ねて「ニュー・ミュージック」へと移り変わっていく時代に、ちょうど青年期を過ごした著者が、当時の風俗や事象を織り交ぜながら、独自の視点で名盤を語っていきます。
巻末にはボーナス・トラックとして、歌謡曲のスペシャリストである鈴木啓之を聞き手にした著者の長編インタビューを掲載。薄れ行く時代の記憶がカラフルによみがえる、耳と心を刺激する一冊です。



僕より少し年上であるが、東京育ちということもあろうか、僕の知らない歌手も出てきた。
モコ・ビーバー・オリーブは初めて聞いた? 筒美京平が曲を提供している歌手(いしだあゆみ、平山三紀)にかなり言及しつつも『還暦シェアハウス』 (中央公論新社)には出てきた(と思う)南沙織が何故か出てこない?

「当時僕らは『ポパイ』でアウトドアーなファッションアイテムを学習し、夜間ひとり部屋にこもって『GORO』のエロなグラビアのお世話になった」とのこと。ううむ…。『ポパイ』は田舎者故にあまり手にしたことはなかったし、『GORO』より『サンジャック』だったかのような?

我が実家にも洋盤や「和盤」のLPレコードが何十枚かは残っている。弟の持っていたLPレコードもあるけどアグネス・チャンだし? 親のはもう処分したのか、見当たらないが。
わずかな世代の違いや、住んでいた場所の違いなどで、それぞれの青春の音楽は重なったり、大きくすれ違ったりするもの。泉氏も冬休みだけやってくる美少女店員目当てに通ったレコード屋(美人店主経営の目白堂)もあったそうな。

貸しレコード屋もなく、レコードが買えなければ、FMラジオから流れる曲をテープに録って聴くしかなかった70年代(貸しレコード屋の黎紅堂が登場するのは1980年になってからだったか)。70年代当時も図書館で、レコードやカセットテープの貸出はしていたのかどうかは知らないが……。アナログの我が身でも、最近は図書館で借りてきたCDをMDかUSBに録音したのを読書の合間にBGMで流す程度の日々。ディスクユニオンなどにも足を運ぶこともなくなり、ブックオフでもCDコーナーを覗くこともなくなったが……。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
 | 音楽  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑







「レコ屋」と「古本屋」めぐりを双方達成する人はいるのか?
(2016・5・12・木曜日)




若杉実氏の『東京レコ屋ヒストリー』 (シンコーミュージック・エンタテイメント)を読んだ。

内容紹介→最古の輸入レコード店から21世紀のネット通販まで、東京の音楽文化を担った〝レコ屋〟の歴史をつぶさに追った史上初のドキュメンタリー!
2014年に刊行されて好評を博した「渋谷系」の著者・若杉実が、そこで掘り下げた渋谷のレコード文化からさらに視野を広げて、戦前(1930年代)からの東京のレコード店(=レコ屋)の歴史を、当事者や関係者への取材、各種文献の確認などを踏まえて総括する一冊。アナログ盤の見直しやRECORD STORE DAYの浸透、HMVの新たな店舗HMV record shopの展開など、レコード文化に対する興味が再燃している現在、音楽ファンやカルチャー好きが知りたいこと満載のバイブルとなるでしょう。



要はレコード屋をメインにした物語。必然的に「中古レコード屋」も登場。僕は古本屋と違って、中古レコ屋にはあまり足を運んだことがない。ただ、神保町界隈を歩いていると、そういう店にもよく遭遇はする。本書でも、そういう店に言及している。そのなかのひとつ、神田古書センタービルの9階にある富士レコード社には、十年以上昔、家人と時々出掛けたことがある。ショパンのCDなどを探しに? まぁ、そのひとつしたの8階の某ハイド店にも「たまに」立ち寄ることがいまでもあるが……。9階には全く行かなくなった? そのうち8階にも行かなくなったら、人生もぼちぼち終わりか? 5月20日から22日にかけて、今度このビルの七階で古本市(第2回 ほんのまち古本市)があるか? そこにも行かなくなったら、人生の終わりか?

ともあれ、このレコ分野、まったくの素人なので、僕レベルの人間が読む分には、楽しく読める一冊だった。とりわけ、万引き、盗人との闘いの様相など、本屋同様に大変な業界だなとも。コレクションの趣味が嵩じて、所有欲が肥大化すると、たんなるスーパー、コンビニレベルでの万引きではなく、本格的な「侵入」による「泥棒」レベルにもなることもあるわけだ。

若杉氏の本を読了して、そんな懐かしのレコードが喫茶店やバーなどで流れていた時代を回顧した、「私(音楽)小説」といったおもむきの片岡義男氏(1940年生まれ)の『コーヒーにドーナツ盤、黒いニットのタイ。1960-1973』 (光文社)を読んだ。

商品の内容[要旨]→著者初の書き下ろし自伝「勤労」小説。大学生時代、3カ月の会社員生活、原稿用紙に鉛筆と喫茶店、バーの日々。あのころのジャズ・歌謡曲・ロックと、作家以前の「僕」の物語がいっぱい。登場する121枚のレコードジャケットをオールカラーで収録。
これは私小説か。東京小説か。音楽小説であることは間違いない。青春小説か。酒場小説か。あるいは喫茶店小説か。恋愛小説なのか。もしかすると、「勤労小説」と名付けてもいいかもしれない。
それにしても「僕」はなぜ会社を3ヵ月で辞めたのか。そして、あのペンネームはどこからやって来たのか。雨の神保町を濡れずにさまよい、ビートルズの来日会見に行かなかった理由は何なのか。なぜ新宿の裏通りで『骨まで愛して』と『パープル・ヘイズ』を続けて聴き、船橋ヘルスセンターでジャニス・ジョプリンの叫びを耳にしたのか……。
著者の10年以上にもわたる「空白の時代」が、ハードボイルドな筆致と当時のレコードをともなって、いまぼんやりとかたちを帯びてくる。



ちょうどこの本を読み始めた時の、我が家の(食卓上から流れている)BGMが、益田幹夫氏の「黒水仙」とエリック・レニーニの「トリッピン」。この二人の演奏する曲名は本書には出てこないが、当時(1960-1973)の片岡氏の青春物語が、連続する短編小説として、文中に登場する曲目のレコードジャッケト(カラー)と共に描かれている。楽しく面白く一読した次第。

「テディ片岡」という初期のペンネーム誕生の秘話やら、会社を辞めるきっかけ、辞めたあとに偶然、社の先輩と遭遇してバーで……。こちらも神保町界隈の喫茶店などがしばしば登場する。万年筆と原稿用紙をもって喫茶店をはしごしながら原稿を書いていた時代。やがて小説を書くようになる。下北沢の行きつけのバーの女性が、田舎(高知)に帰るというシーンなど。クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル(CCR)の話がそこに出てくる。ううむ、1972年! やっと、僕がリアルタイムで楽しんだ覚えのある曲名が出てきた(その少しまえの「ブルー・シャトウ」1967年も記憶にあるが)。喫茶店やバーで流れた曲(演歌などもあり)のレコードジャケットも登場。

同世代に生きた人なら、もっといろいろと感じながら一読できる本だろうと思う。
それにしても、テディ片岡さんの本も何冊か購入している(積んどくも)。区立図書館レベルでは、片岡義男名義の本ならあるが、テディ片岡名義の本はほとんど蔵書として所有していないようだ。こういう本も一冊は購入している図書館が23区内で、数館あればいいのにと思う。
積んどく本が多いけど、テディ片岡氏の『盗用を禁ず 駄じゃれバカの本』 (KKベストセラーズ)、 『C調英語教室 ミッドナイトイングリッシュコーナー』 ( 三一新書)などは、竹村健一氏のピンク英語講座本同様、楽しめそう。
片岡氏のさらなる新刊本(小説)、 『ジャックはここで飲んでいる』 (文藝春秋)も面白そう。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
 | 音楽  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

カテゴリ