古本虫がさまよう 古本屋
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強調文



改めて、さらば西部邁さん、そしてランチョンよ? 頑張れフェルナンデス?
(2018・2・18)






昨日(土曜日)は、神保町も高円寺も五反田も、いずれも古書会館での一般向けの古本市がない…。ううむ。珍しい。寂しい…

しかし、モディ柏でやっているという古本市へ。駅チカ。マルイの系統? 3階会場の広さはまあまあ。この前の調布パルコの古本市には行けなかったものの、その前の時は出かけたが、それぐらいの規模はあったかと。足を運ぶ価値はある。ただ、外税か…?

ということで、買ったのは限定的。買おうかなと思ったが、外税か…ということでガマン(?)して、(あとで)図書館で検索すると、大概、あったので、まぁそれでいいかと。しかし、100円で売っていたのも買わないで図書館ですませるとは…。外税恐るべし? 消費税二重払い云々以前に、消費税を上げたらまた消費は落ち込むだろうね。日銀総裁以下の関係者には財務省に「洗脳」されていない人をなるべく起用するほうがいいと思うけど……。

さておき、知人からもらった植村和秀氏の『折口信夫 日本の保守主義者』 (中公新書) も積んどくになって久しいということもあり、まずは池田彌三郎氏の『まれびとの座  折口信夫と私』 (中公文庫)をゲット。
それから、清水馨八郎氏の『東京大地震 都市と個人の生きのびる道』 (池田書店)、高島俊男氏の『お言葉ですが…③ 明治タレント教授』 (文春文庫)の計三冊を購入。全部で500円(税抜き価格。税込だと540円也)。文庫・新書中心で、単行本もそこそこといった手頃(手軽)な古本市だった。

そのあと、イトーヨーカ堂にあるブックオフに立ち寄るも、買いたいものはなし。ここはホビーオフみたいなモノもあるが、そこの所は中古衣料に替えたほうがいいのでは?

次に西口にある大平書林へ。
藤島隆氏の『貸本屋独立社とその系譜』 (北海道出版企画センター)を購入。

そのあと、午後は都内仕事場で少し仕事(電車の中で、携帯でテレビを見ている人がいた。そうかスケート、フィギュアか。僕はスポーツにはさほどの関心を持たない上に、スペイン贔屓のつむじ曲がりなので、五輪も東京ではなくマドリッドのほうがいいと思っていた。いや、今も思っているが…。フィギュアもフェルナンデスを応援していたが……残念? 銅メダルか。でも日本・スペイン連合で、中国の金博洋さんを4位に落としたわけで結構なこと! 拍手?)。

一仕事を終えて、そのあと、神保町へ。夕方以降急に寒くなった。風も強し。知人と食事。学士会館へ。禁煙だから。
神保町のランチョンも、健康増進法改正で禁煙になるだろうか? 禁煙になれば十数年ぶり(?)に寄ることもあろうか? しかし、もう味も忘れたなぁ。マクドナルドと同様に、禁煙になってももう行かないかも。早々と禁煙に転じた(喫煙ルームを設置した)学士会館のほうが美味い? さらばランチョンよ!?

車中、読みかけだった西部邁氏の『保守の真髄 老酔狂で語る文明の紊乱』 (講談社現代新書)を読了。
冒頭から「死」を想起させる筆致。「あとがき」もしかり。宮崎正弘さんはこの本の書評を刊行直後に、その点を指摘しつつメルマガで書評をしていたかと。
宮崎さんと違って、自殺(自裁死)したあとに読むと、またなんとも…。

いつもの西部節。ちょっと難解なところもあり、そこは速読…。第四章は面白くじっくりと読んだが……。
それにしても、初対面の編集者が、西部さんにまだ「先生はまだセックスしているんですか」と聞いたりするとは……。大丈夫か? 

僕は左翼運動家だったこともなく、西部さんの思想遍歴はよくは分からない?
『思想の英雄たち 保守の源流をたずねて』 (文藝春秋ほか)は、とても勉強になる本だった…。バークからハイエク、オークショットまで十数人の保守思想家を論じていたかと。もう20年ぐらい前に読んだきりだから、ほとんど記憶に残っていないが…。

ともあれ、この『保守の真髄』がラストメッセージの本かと思いきや『保守の遺言  JAP.COM衰滅の状況』 (平凡社新書)なる本がまもなく出るそうな。
大川隆法さんのいつもの「霊言本」も、もう出たのだろうか? 改めて、さらば西部邁さん。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!

(後記)--2・18夜。ふと、ランチョンのぐるなびを見たら→分煙(喫煙席:50席、禁煙席:60席)との表記があった。ふうん? 禁煙席が設置されたのかしら? しかし、単に真ん中で左右に分けただけの「喫煙席」「禁煙席」だと、ナンセンス。昭和時代の分煙。喫煙席が「喫煙ルーム」にでもなっているのなら一歩前進だが…。
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「静かな古本市」のほうが、「煩い古本市」よりいいに決まっている?
(2018・2・3)



本日(土曜日)は、まず神田の古書会館へ。「静寂」…。もちろん肉声はあちこちからあるものの、BGMのような余計な騒音がないだけでもハッピー。知人からの情報によると、昨日(金曜日)の高円寺の古書会館では、BGMどころか、民放ラジオ番組をガンガン響かせていたそうな。サイテーというしかない。本日はどうだったのだろうか? まぁ、行くのを止めたけど…。

ともあれ、会場内が静かだと、手にした古本をちょっとパラパラめくっても、本に集中できる…。

今井武氏の『ヘイチカの航海記』 (成山堂)、楠本憲吉氏の『女色・酒色・旅色』 (日本経済通信社)、 小林與史雄氏の『早春・落穂』 (光風社書店)、ジェーン・デグラス編の『コミンテルン・ドキュメントⅢ 1929~1943』 (現代思潮社)を購入。4冊で900円(税込)。

あと神保町界隈をブラブラする。

駐車場をミニ古本市会場にして、三冊500円で売っているところ……。ここも相変わらずCDラジカセから煩い音楽を垂れ流している…。一、二度、煩いよと注意助言したことがあるけど、基本的に意に介しないようだ……。耳障り故に、ゆっくりと物色する気にもならず。買う気にもなれず…。

ブックオフが、こんな風に、煩いのはもう仕方ないとしても…。普通の古本屋さんたちまで、そんな悪習にそまらないでほしいもの。

あと、ブラブラするものの特に買いたいものはなし。水道橋駅に向かう。
途中、 「いもや」もランチタイムということもあり天丼屋も豚カツ屋も混雑。周辺、焼き肉屋とラーメン屋(つけ麺? 焼きそば?)にもいつもの長い行列あり。

水道橋駅に到着。普通だと高円寺(古書会館)に向かうのだが、まぁ、いいか…と。帰宅。

古女房は「週末ギャンブル」で、金曜から泊まり込みで地方へ。ということで、やよい軒で、豪華にすき焼き定食(890円)。「いきなりステーキ」よりも効率はいい(半額以下でお腹一杯)? ご飯は一杯だけお替わり。無料のいかのから揚げクーポンを利用。ここではジャズが流れているが、まぁ、食事をしながらだから、とくにどうってことはない。待っている間、少し本を読むが、照明も十分。

そういえば、東京メトロの車内音楽強要に対して、裁判を起こすかどうか「人権弁護士」と相談した時に(?)聞いたのだが、千葉の某市の図書館では、館内でBGMを流しているところがあるそうな? 信じられない野蛮!

昭和45年以前の本は一切貸出しないという中央区立図書館や、パソコンでの予約利用などを停止して3カ月になろうとしているのに平気の平左でいる千代田区立図書館より酷い図書館がこの世にあるとは……。事実だとしたら利用者はよくガマンしているものだ?(これは伝聞なので事実かどうかは未確認。それと図書館では貸出に出かけても借りたり返したら即座にUターンすることが多く、受験生みたいに図書館で作業することはないからまだ被害は少ないかもしれないが…? でも新聞を読んだりすることもあるからなぁ)。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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某古書会館会場は、東京メトロやパチンコ屋やブックオフみたいな「騒音」の垂れ流しを止めてくれないものかしら?
(2018・2・2)



最近、 「プレミアムフライデー」 (月末金曜日を半ドンにして、優雅な週末を過ごそう?)という言葉をあまり耳にしなくなった。バカな役所のつまらないアイデアでしかなかったせいか、世に定着することもなかったか? 何が「プレミアムフライディ」だ? こちらは「ミッドナイトフライデー」なんてこともあったかと。

帰りの車中で読了した古谷経衡氏の『日本を蝕む「極論」の正体』 (新潮新書)でも、この「プレミアムフライデー」という「極論」を批判していた。なるほどと。

だが、そういうことを月末金曜日でなくても、本日実践した知人がいた。彼が、こんなメールを…。


いやはや、今日(金曜日)は午後、早めに…といっても、夕方5時前に社を出て(これでも一種のプレミアムフライデー?)高円寺の古書会館に行きました。いつもは土曜、日曜だけど、木曜からやっている古本市。夜も午後6時ではなく、木金土と午後七時までやっているから覗ける。これは結構なこと。
しかし、貴兄が指摘しているように、なぜか、木曜からやっている古本市では、会場内に煩い音楽やらラジオを流していることが多い。今日も、TBSラジオを大きな音量で流していた。CDラジカセからかな? 会場手前の広場には、お前の嫌いなスモーカーも一人。たしかに臭いね。
客は、土日でもないからか、まばら。会場内には10人もいなかったかと。それにしてもラジオが煩いなと思いつつも、ガマンしていたら、ある中年男が、何も買わずに出て行こうとして預けていた荷物を女性から受け取ったら、「ねぇ、ラジオが煩いよ」と。カバンを渡していた女性が「あっ、すいませんね」と。しかし、こういう人は、決して音量をゼロにはしないね。少し小さくしただけ。

すると「中年男」はさらに、「土日やる古本市の人は騒音を流さないけど、木曜からやる古本市の人は流すね。うるさいんだよ。こっちは真剣勝負で本を探しているんだから、余計な騒音を流さないでくれ」と捨てぜりふ的にひとことしゃべって、外に出て行った。

「ほんまや、煩いよ」と俺も一言加勢しようかと思ったが、まぁ、やめといた。こちらも、あとに続くような形で会場をあとにしたよ。客からのクレームを真摯に受け止めて室内音楽(ラジオ音声など)をストップしてくれたらいいが無理かもね?


そういえば、東京メトロの地下鉄車両での音楽垂れ流し実験もどうなったことやら。お客の癒しのために流したい…とのことで、受け入れられるかとうかのために、そんな実験をすることすら、非常識というしかないのだが……。

古本市会場も、癒しの音楽ですら耳障りでしかないのに、民放ラジオを高い音量で垂れ流していたとは…。唖然とするしかない。

本を手にし、面白いかなと思案したり、パラパラとめくってみてどんなことを書いているかな…と考えるのを阻害するだけの音楽やラジオ音声を垂れ流して平気でいられるという心境がそもそも理解できない。パチンコ屋やブックオフならまだしも?

ということで、明日高円寺に出かけ、そんなクレームが有効だったかどうか確認に行くのもいいかなと思ったが、いやはや、いつも木曜スタートの高円寺古書会館は、室内に余計な音楽が流れたりして閉口させられることが多い。もう明日は行くのはやめよう。神田古書会館の古本市だけでいい(とはいえ、ここも稀に「音楽」を垂れ流す主催者がいるからなぁ…。そうでない静寂を愛する古本屋さんの主催ならいいのだが……)。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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週末は久々の古本市3P。プラスαの4Pは不可能? 交通新聞社刊行の本(ムック)の「進歩」に感動?
(2018・1・28)




昨日(土曜日)は3P(三カ所の古本市)。まずは神保町の東京古書会館へ。会場内、音楽の流れる煩い古本市(?)。やれやれ。歌詞はないにせよ、耳障り。なんで余計なことをするのだろう……。

ともあれ、山田健助氏の『青春無頼』 (非売品?)、高嶋雄三郎氏の『笹に憑かれて この神秘な薬効を持つ植物』 (学風書院)、鶴岡法斎氏の『ガラクタ解放戦線』 (イーハトーヴ出版)を購入。

『笹に憑かれて』は、タイトル通りの本なら購入することもない分野の本なのだが、ふと立ち読みすると、ダライ・ラマさんのことが出てきたので…。パラパラとめくると、ちょっと面白そうな本。念のため、アマゾンでみると、6000円前後で出ている。「日本の古本屋」だと800円から1500円ぐらい。区立図書館にはちょっとなさそうな本。500円(税込)は安かった?

会館受付に『三省堂書店池袋本店 古本まつり』の目録が置いてあった。前回から価格表示が「税込」だったのが「税抜き」になった。前回の目録同様、しつこいぐらい、 「価格はすべて税抜き表示となっています。別途消費税を申し受けますので、あらかじめご了承ください」と目録の各頁(ほぼ全頁)に記している。古書会館に出している時は「税込」で、デパートの古本市の時は「税抜き」。価格ラベルを、その都度、張り替えているとしたら、良心的すぎて(?)ご苦労さまというしかない? そうでないなら?

そのほか、某古本屋の軒先コーナーで、星及治彦氏の『社会主義国における民衆の歴史 1953年6月17日東ドイツの情景』 (法律文化社)を購入。定価6901円の本が300円(税込)だったので…。

丸ノ内線で新高円寺駅へ。そこから高円寺古書会館に向かう。途中のルック商店街、相変わらず「音楽」を流している。これも耳障り。アパートも道沿いにあるが、ここに住んでいたら、冬はいいとしても夏も窓は開けられない? なんでこんな余計なことを、この商店街はするのだろう?

ともあれ、高円寺古書会館では、岡富久子氏の『あざなえる縄』 (小沢書店)、脇地炯氏の『文学という内服薬』 (砂子屋書房)を購入。持っているような?
会館前広場はタバコ臭い。青空喫煙助長の灰皿置き場に人はいないのに?と思ったら、タバコを手にして、台のあたりをうろついている、推定古稀前後の全共闘愚鈍世代めいたオッサンが…。やれやれ。いつになったら、図書館並みに(?)敷地内禁煙という表示が出ることやら。会場内は音楽も流れず静かでよかったが…。

JR東日本で、五反田駅へ。五反田古書会館で、福富伸康氏の『樺太からクアラルンプールまで 出陣学徒の自分史』 (かわさき市民アカデミー出版)、及川帆彦氏の『海の男 カタフリ集』 (成山堂出版)、康純良氏の『李立三 中国共産党外伝』 (論創社)を購入。

まぁまぁの収穫かな。調布のパルコで古本市をやっているようだが…。そこまで足を延ばす気力なし。4Pは…。帰宅途上、某駅にて、いつものつけ麺。大盛り870円。美味い。

車中『東京地図 渋カフェ』 (交通新聞社)を読んだ。

内容紹介→東京在住の30代以降のかたにターゲットを絞り、“そこにしかない店”をセレクト。さらに、そこから“心から憩える”ポイントを紹介。大人が楽しめる、ずっと持っていたくなる保存性の高い一冊。 ベスト・オブ・渋カフェ、素晴らしき建物、文士たちが集った店、巨大店舗で紛れてみたり、おいしい名物教えます、極旨珈琲、本を片手に訪れたい…場所・味・人が絶妙なバランスの76軒。

都内周辺の喫茶店、ブックカフェなどを紹介した冊子。交通新聞社刊行か……。どうせ、相変わらず禁煙・分煙情報など掲載していない手抜き編集だろうな…と。

この前手にした『散歩の達人 handy神田神保町+九段下』 (交通新聞社)は、雑誌「散歩の達人」で神保町などを特集した時の記事などを流用したものかもしれないが、地図もアリ、ハンディなのはいいのだが、雑誌掲載時もそうだし、この本もそうだが、飲食店に関して、「禁煙情報」が皆無なのには唖然呆然となるしかなかったから。いまどき、グルメガイド本で、そういう情報を載せないのは、編集長が喫煙愛好家なので、そんな情報など載せてやるものかと息巻いてのことなのかと疑いたくもある?

この本もそうかなと思ったら、失礼候。全店、ちゃんと、「完全禁煙」か「喫煙可」か「分煙」かなど、明示しているではないか。2016年10月の刊行…。

だが、多数派は「喫煙可」。まれに「完全禁煙」の店もあるが…。「分煙」というのは、まぁ、事実上、タバコの悪臭が鼻孔に漂うのは防げないという点で喫煙可能店と同様と見ていいだろう。

自分の行動半径内にある店なら寄ってみようかなという気にもなるが、76軒のうち、そういうのは10軒もない。その中で、「完全禁煙」というのは1~2軒…。

この本では、コラム紹介として出てくるチェーン店のルノワールは、都内各地、点在しているようで、ここはゆったり広めの喫茶店で、近年は一応「分煙」にはしているようだから、まぁ、禁煙席の隅っこの隅っこにいけば「実害」はないかも…。

昔は神田・神保町にもルノワールは数軒あったが、今はもうなくなったか? この本には「さぼうる」というお店がでてくるが、喫煙可能なので、一度も入ったことはないし、これからもないだろう。山の上ホテル内の喫茶店やら御茶の水駅近くに「全席禁煙」喫茶店があるようだが……。

まぁ、古本を買って、その収穫を喫茶店でパラパラめくるという優雅な生活は、学生時代からあまりしてなかった。そのころからタバコの悪臭は嫌いだったし、コーヒー代300円(前後)がもったいない、それがあれば文庫がまだ買える…という思いも強かった。

でも、たまに(いや稀に)「ルノワール」(当時は禁煙席もなかった)の隅っこの隅っこにて一休みすることもあったが…。

まぁ、禍福は糾える縄のごとし。喫煙者のおかげで、喫茶店に入ることも稀で、無駄使いせずに済んだと思えば、また嬉しや?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!

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♪雪が降る前に……「ジキル」と「ハイド」の古本市をめぐって…。晩飯用の完全禁煙店を探し求めてまたもや神保町を三千里?
(2018・1・21・日曜日)




ヘンリー・ヒッチングズ編の『この星の忘れられない本屋の話』 (ポプラ社)を読んだからではないが、♪雪が降る前に(天気予想は当たるかな?)……まずは、松屋銀座の「銀座 古書の市」を覗く。

第34回か…。かなり昔から行っていて、学生時代から開催されていたと思ったが、社会人になってから始まった古本市だったか? 銀座松屋の「古書の市」というだけあって、ちょっと「古書」っぽい本が多くて、旧来のデパート(伊勢丹、小田急、京王、そごう…など)の古本市のイメージからすると「お高い」という感じだったので、時には行かない年もあったかと。

しかし、近年、デパートの古本市というと、宇都宮東武、渋谷東急、池袋西武程度…。柏のマルイがこの前あったか? そもそもデパートそのものが「閉店」(柏そごう等)。ということもあり、貴重(?)な古本市ということで出かけた次第。

だが、昔に比べると、スペースも縮小気味。時計展やらなにやらと併催の感じ。特に買いたいものはなく、さっさと退散。
銀座松屋も、年に一回立ち寄るだけ。高級そうであるが、無関係な存在。いつまで「古書の市」もあることやら。「目録」がご自由にどうぞということで手にする。掛け軸やら書画がカラー図版で紹介。「本」は末尾に少し。まぁ、「ジキル」の古本市か……。

そのあと、神田の東京古書会館の古本市へ。アーサー・クレイバラーの『グロテスクの系譜 英文学的考察』 (法政大学出版局)、木村遼次氏の『ふるさと大連』 (謙光社)、和田昌衛氏の『ヨルダンの此岸に立ちて 学園紛争の嵐の中で』 (創文社)、金子知太郎氏の『東京育ち』 (非売品かな?)を購入。こちらは大衆的雑本が多々あるという意味で、ハイド系古本市といえようか。

そのあと、古本屋街をブラブラしながら、神保町で古女房と待ち合わせをして晩飯。地下鉄半蔵門駅直結型のイタアリンにでも入ろうかと思ったら、全席禁煙に非ず。奥のほうに喫煙席があり、手前は禁煙席という。別に「ルーム」形式で区切られていて、尚かつ、喫煙ルームから離れた禁煙席のはしっこならいいのだが…。喫煙可能席と禁煙席の間にはとくに遮断物はなし。そもそも「喫煙ルーム」になっていない。悪臭が漂うのはミエミエ。こちらから入店をお断り。こんなのは分煙店じゃないよね。看板に偽りあり。

釣った魚には餌は与えたくない(?)ので、 「スヰートポーヅ」に連れて行こうと思ったが、あいにく5~6人、外に行列。ちょっと待てばすぐに空くだろうが、ブルジョア的な我が女房は、大衆食堂風の「スヰートポーヅ」に拒否感…。

仕方なく、じゃぁ、隣のロシア料理店、たしか禁煙になったと思って入店。念のために聞くと、ロシア人らしき店員が「禁煙?」との態度。日本語が通じないのかと思ったら、なんと店に入ってすぐのところ、二階に上がる階段のところに「灰皿」が置いてある。要は、「店内(座席では喫煙不可)」は一応禁煙だけど、階段下というか、店内入ったすぐのところで吸うのは自由とのこと。アホか!と思った。♪お猿の駕籠屋で「ホイサッサ」Hoisassa♪と怒鳴りたくなった? こんなところで喫煙させたら、一階はむろんのこと、二階のほうにも悪臭は漂っていくではないか。

こんなのは、昭和の時代の自称「分煙」ではないか。こんな中途半端な「分煙」で「分煙店」なんて言ってほしくないね。この店、一階と二階があるんだから、せめて一階を完全禁煙、二階を分煙程度にすれば、現時点では、喫煙者も非喫煙者も「共存共栄」できるだろうに……。そんな簡単なこともしないで…。二度と入らない!?

ということで、新世界菜館へ。
二階に「喫煙室」があるみたいだが、原則禁煙店に最近なっているようだ。一階は満席で二階の奥の個室のほうへ(ほかの客と一緒)。まぁ、タバコの悪臭を嗅がずに食事をかろうじてすることができた。いつものように一時間足らずで次々と食して退散。こんなに効率のいい客はあるまい? 中途半端な分煙店も、タバコにお金を払わないで済む分、可処分所得の多い、我々のような「上客」を相手にすればいいのに……。貴重なハードカレンシーは、ロシア料理店にもイタリア料理店にも落とさずに…(でも、大陸系中華料理店に落としたか?)。

それにしても、神保町界隈、中途半端な分煙店が多いようだ。ランチョンなんか全面喫煙可能だろうし。学士会館のレストランは「喫煙ルーム」を設置しての完全禁煙店。こちらはまぁまぁか。
早くキリンシティが進出してほしいもの。禁煙の「いきなりステーキ」はあるけど……。いくら早食い夫婦の我々でも、「いきなりステーキ」は…(とはいえ、ここでも、早々と食べて出て行くけど)。

夜7時ちょいすぎに食事を終えて、水道橋駅へ。
この界隈の古本屋は数軒開いていた。午後8時までやっているのだろうか。メインストリートの古本屋も、午後6時閉店の店が相変わらず多数派のようであるが、少しは改善されている模様。冬はともかく夏は午後7時すぎまでは開いてほしいもの。ともあれ、ブックオフも早く神保町のど真ん中に進出してきてほしいもの。競争原理なくして改善はありえないだろうから。 「いもや」も豚カツ店も天丼店も開いていた。かつ空席もあり。本当はここに古女房を連れて行けばよかった…と後悔。

車中、読みかけだった井上寿一氏の『戦争調査会 幻の政府文書を読み解く』 (講談社現代新書)を読了。

(こんな内容)→敗戦直後、戦争への道を自らの手で検証しようとした国家プロジェクトの全貌。1945年11月、幣原喜重郎内閣が立ち上げた戦争調査会。幣原自らが総裁に就き、長官には庶民金庫理事長の青木得三、各部会の部長には斎藤隆夫、飯村穣、山室宗文、馬場恒吾、八木秀次を任命し、委員・職員は100名ほどという、文字通りの国家プロジェクトだった。多数の戦犯逮捕、公文書焼却など困難をきわめるなかおこなわれた40回超の会議、インタビュー、そして資料収集。なぜ戦争は始まったのか?分岐点はいつだったのか? なぜ戦争に敗れたのか? 日本人自らの手で開戦、敗戦の原因を明らかにしようとしたものの、GHQによって1年弱で廃止された未完のプロジェクトが明かす「昭和の戦争」の実像。

「政府文書を読み解く」ということもあり、ちょっと「報告書」的な解説調子が続くので、楽しく読めるという感じではなかったが…。まぁ、関係者の「記憶」も鮮明な時のヒアリングをしていたという点で貴重な「証言」を味わうことはできたが…。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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