古本虫がさまよう 古本屋
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古本屋、「早起きは三文の得」ならぬ「310円」のトク?
(2017・4・23・日曜日)




昨日(土曜日)は午後から仕事が極めてたてこむ予定があったので、午前中素早く「私用」を片付けることに。

まずは神保町へ。午前10時ジャストに、神保町駅の改札を出て地上口(九段下寄り)へ。テクテクと歩く。

以前だと、午前十時「開店」なのに、十時ジャストに地上口から歩き始めても、まだシャッターが閉まっていたり、店内はまっくらでゴトゴトと軒先台を出したりしているノンビリ店をよく見かけたものだ。昨日は、午前十時開店ではない古本屋は別にして、おおむね、ちゃんとすでに軒先台も出ていて、一応「開店」状況になっている古本屋が多数派だったようだ。意識改革は進んでいる?

ともあれ、某軒先で、 午前10時10分に、 『ロシア・ソビエト  世界紀行文学全集』 (修道社)を310円で購入。いろんな人のソビエト旅行記のダイジェストが細かい活字で収録されている。以前、図書館で借りて読んだ記憶もあるが。古本屋は、早起き(早め開業)して310円のトク?

三省堂など新刊書店を見てから、神田の古書会館へ。
『ヴェノナ』 (PHP研究所)が、入口脇のケースの中に麗々しく飾られていた。お値段は見えなかったが…。「日本の古本屋」では出てこないし、アマゾンでは6万円(以上)で売られている。すでに購読しているのだが、最近行方不明? まだ新しい本だから、図書館にはあるから読むのには困らないだろうが。もし、ブックオフにあれば、いくらなんでもそんな値段ではないだろうから…「せどり」も。PHP研究所 は復刊すべし?

矢野目源一氏の『戦後風俗史』 (東京文庫)をゲット。昭和27年8月の刊行。定価230円。地方定価235円。500円で購入。巻頭に、 「未亡人倶楽部」なる小見出し。当時の未亡人は「戦争未亡人」だっただろうが……。

ちなみに、この日、車中、乃坂希氏の『ひめごと万華鏡』 (双葉文庫)を読んだ。こちらにも「未亡人」が出てくる。ただ、いろんな「女性」との遭遇を描いた短編作品集。

(内容紹介)→経理課に入社した新入社員は、32歳の未亡人。街で偶然出会った下条正巳に「匂いって、なんだかエッチですよね」と微笑みかけてくる(「匂いの女」)。生活に疲れきっていた恩田忠司の前に、幼馴染みでかつてバージンを奪った北白川雛子が現れる(「初めての女」)。など、初恋の女、憧れていた年上の女、思いがけない出会いなど、過去と現在が交錯しつつ紡がれる、書き下ろし作品1点を加えた8つの逢瀬を描いた短編を収録。

舞台が1980年前後の「青春(性春)」時代を回想するような形でストーリーが展開する…。ちょっと異色なエロス小説だった。

ともあれ、それから池袋西口公園広場の古本市へ。以前は主催者が音楽かなにか流していたかのように記憶しているが、それはしていないようだ。時々、「探求本」のコールが流れる程度。公園の向かいにあるビックカメラがひっきりなしに、大きな声で宣伝文句を垂れ流している。反社会的企業というしかない。公園の隅っこに喫煙所がある。「青空」だが、まぁ仕切りが少しあって、きもちだけ悪臭の拡散を防いでいる? しかし、その中に入らず、その外で吸っているバカも相変わらず数人いる。まだ午前中だから喫煙者も少なめのようだが。

フランス書院文庫も多々あったが、ブックオフに比べてもさほど安くはない。そのほか、ブックオフなら108円程度の文庫本も200~300円程度。特に買いたいものもなく退散。

そのあと、高円寺へ。古田博司氏の『ソウルという異郷で [新版]悲しさに笑う韓国人』 (人間の科学社)、賀曽利隆氏の『貧乏ツーリング Bibleバイブル』(光文社文庫)を購入。二冊で200円。

ルック商店街へ。アニマル洋子に入るものの、店主、喫煙中? すぐに退散。新高円寺駅のブックオフを覗くも買いたいものはなし。

新宿御苑へ。 「いなば」でつけ麺(大盛り900円)。ここは自動販売機を改良して、最初からつけ麺も「あつ」なら「あつ」の食券を作成。以前、某店で「あつ」といったのに、ぬるめで出てきて憤慨したことがあるが、食券の改良をすればミスは防げる。そのミスをした店は、デジタルの食券販売機だったから、簡単にそういうこともできるだろうに。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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『世界の夢の本屋さんに聞いた素敵な話』で取り上げられた神田神保町の古本屋は何処の店なのか?
(2017・4・17・月曜日)






昨日(日曜日)は、家の整理整頓(冬物洋服と春夏洋服の入れ換えなど)&書類読破で過ごす。晩飯の買物に出かけただけ。土曜日は二万歩歩いたが、日曜日は2000歩ほどか。

ボブ・エクスタイン著&ギャリソン・キーラー(前書き)の『世界の夢の本屋さんに聞いた素敵な話』 (エクスナレッジ)を読んだ。

内容紹介→『ニューヨーカー』誌のイラストレーターが世界の75の書店から聞き書きした、個性的で楽しく、時にはほろ苦い逸話の数々。
デヴィッド・ボウイ、クリントン元大統領、マドンナ、ロビン・ウィリアムズ、ルー・リード、ウンベルト・エーコ、モリッシー、エドワード・ゴーリー、ヘミングウェイ……綺羅星のような著名人たちも顔をのぞかせる、笑いとペーソスに満ちた一冊。美しいイラストで綴られた、書店文化への愛とノスタルジーがつまったビジュアルブックです。


本屋(古本屋もあり)の外観は「写真」ではなく「イラスト」で描かれ、書店にまつわるちょっとした面白いエピソードが紹介されている。
本屋で知り合って結婚した例など。僕の知人でも、そういう人がいる。田舎の高校では同級生どうしだったが、どうってことはなかったものの、上京し、東京の本屋で偶然出会って…と。そういうことはあるだろうね。本屋で偶然会ったら、お茶でも飲もうかと…。そして…。

ウンベルト・エーコの本は読んだ記憶がないが、本書に出てくるエピソードによれば、サイン会の会場で「ここは禁煙ですよ」と注意されても、彼は平気の平左でタバコを吸い続けていたという。かなり頭の悪いバカだったようだ。耳や目が不自由だったのか? 頭も?
こんな手合いの本は読まなくて正解? それにひきかえ(?)知性と教養のあるウィリアム・サファイアがやってきた本屋などでの面白いエピソードも出てくる。

有名な「シェイクスピア・アンド・カンパニー書店」も紹介されている。「本屋のない町は魂のない町だ」という言葉もあるそうな。チェスの名人、ボビー・フィッシャーのお気に入りの本屋がアイスランドにもあったそうな。彼の伝記か自叙伝だかも積んどくのママということをふと思い出した。
「大量破壊兵器」ならぬ「大量開架兵器」という名の戦車型の移動式書店もあるそうな、アルゼンチンに。

ヘイ・オン・ワイ(英国)の「リチャード・ブース書店」も出てくる。38軒の古本屋が集まった古本王国。ここは死ぬ前に一度行きたいと思っているが。
ヘイオンワイに関しては、大内田鶴子氏ほか編の『神田神保町とヘイ・オン・ワイ 古書とまちづくりの比較社会学』 (東信堂)やポール・コリンズの『古書の聖地』 (晶文社)やリチャード・ブース自身の『本の国の王様』 (創元社)なども読んでいるのだが‥。

日本のヘイ・オン・ワイならぬ神保町も出てくる。ここは特定の書店名ではなく「神田神保町」として。店紹介のイラストはあるのだが、どの古本屋かはちょっと判別しがたい。店の屋号の「漢字」も、ちょっと「日本語」離れ(?)している感じの漢字だし?
「○○○書房」という文字も…(○○○は判読できない奇妙な漢字)。「書房」は旧字風に見えるが、こんな字があるのやら? 怪しい?
店の作りもちょっと昭和時代すぎる? 田舎の古本屋なら、まだこんな感じの古本屋はありそうだが、神保町界隈では、こんな日本家屋の古本屋はちょっと見当たらないのでは?

ちなみに、本書に出てくるのはいずれも特定の本屋。ちゃんと「書店名」も出てくる。しかし、「神田神保町」だけは、「書店名」が出てこないのだ。イラストも特定の書店を指しているようで指していない(文中にも書店名が明記されていないから)。「リャチード・ブース書店」も、「屋号」めいたものは出てこないが……。「神田神保町」は「屋号」のある古本屋は出ているが、その「屋号」は正体不明の「日本語」。イラストに出てくる、その古本屋の隣の店は、古本屋ではなく料理屋みたいな店のようだが、これも看板などは得体の知れない奇妙な文字だ。もしかしてハングル?

この本、「目次」もなく「訳者解説(訳者あとがき)」もない。「神田神保町」で紹介されている謎の店について、何らかの解明がなされるべきではなかったか? 日本人読者がこの本を読めば、上記のような「疑問」を感じるはずだから、出版社&訳者は、その疑問に応える義務があるのでは?

イラストを見るかぎり、この店名は五文字のようだ。最後の二文字は「書房」か? 千代田区神田で古本屋を検索すると、「書房」と名のつく古本屋は十数店出てくるが、五文字(すべて漢字)の「○○○書房」というのは見当たらない。謎は深まるばかり? 原作者や向こうの出版社たちは、このあたり手抜きしたのかな? だとしたら、日本人を舐めている?
それにしても「謎」の日本語文字には閉口するしかない?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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新宿御苑での花見から始まり、古本市古本屋行脚で大岡川の花見、そして文明退化の音が聞こえる野毛界隈での見聞…?
(2017・4・16・日曜日)





今年の東京周辺の桜は平年並みであろうか。花見をするには、ちょっと肌寒い日があったり、雨が降ったり、いま一つだったかもしれないが…。九段下界隈など遠目でちょっと眺めた程度だったが、なぜか、昨日(土曜日4・18)の朝、新宿御苑へ。週末ギャンブルにたまたま行かなかった古女房と共に出かけることになってしまった。

要人(安倍首相)がやってくるとかで警戒が厳重だったが、なんとか中に入りブラブラする。桜もまぁまぁ残っていた。おみやげの饅頭などを二人分二セット受け取る。場内では無料の焼きとりコーナーなどがあったが、長蛇の列。並ぶことはせず。

神田古書会館に行くために、午後9時半には御苑をあとにする。古女房は横浜の知人宅へ。模索舎に行きたいと思ったが、まだ開店前か? 古女房とはあとで合流する予定で、まずは神田古書会館では、
北原節子『空はいつも光っている』 ( 学風書院 )を購入。しかし、あとで検索すると購入ずみ。ただ、「丸山尚一様 信子様  北原節子 」 の署名入り。200円だったが。

そのあと、五反田の古書会館へ。

坂崎重盛氏の『超隠居術』 (二玄社)、ジャック・グラタス&トレバー・ブレストンの『ナイト・チャイルド』 (角川文庫)、鈴木三郎氏の『タンゴに乗って アルゼンチン夜話』 (日本交通公社)、吉川兼光氏の『戦後労働運動の歩み 上下』 (労働運動史編纂会)を購入。

そのあと、横浜へ。知人宅で妻と合流。関内でヤクルト戦を見ようかという話になっていたが、夕方にわか雨になりそうだというので止めようかと。そしてたまたまつけたテレビで「ファイナル・プロジェクト」(BS朝日)をやっていて、結構面白いスパイ映画なのでついつい一緒に見てしまう。ジャッキー・チェン主演。ナターシャが美人だった。

午後3時に映画は終了。にわか雨は降りそうにもない「晴天」。夕方、ダンチューに出ていた焼鳥屋に行こうかと。午後6時開店だから、それまで時間を潰そうと思って、関内周辺の古本屋行脚に。

まずは大岡川沿いにある黄金町アートブックバザールへ。店頭の50円コーナーでは雑誌「正論」などが。店内もジキル系本など多々。中河与一の『探美の 夜 上下』 (角川文庫)などがあったが買わず。川周辺の桜も少し葉桜。まだ、なんとか残っているが…。

そのあと、久しぶりに馬澄書房へ。店内に鳥籠(大型インコかと?)。可愛い。古本よりそちらをチラチラ。ちょうど餌を入れてもらったのか、ずっと餌箱に顔をうつむけていたが。あまり鳴かず。ハイド系の本は隅の隅に。あいにくと買いたい本はなし。

その崎にある川崎書店へ。ここはジキルとハイドの古本屋。フフフの本も多数。森田健作氏の『若者派宣言 [青春はタマネギだ]』 (勁文社)を800円で購入。昭和49年の刊行。この人は「日本のレーガン」になれるかも。すでに千葉県知事。この前の選挙でも圧勝。三期目に入った。

以前、 『批判するだけでは変わらない 日本の政治』 (ベストセラーズ)だったか、一読した記憶がある。まともなことを主張していたかと。元々、民社系から参議院選挙に立候補し当選。そのあと、千葉県知事になった。
この『若者派宣言』でも、 「俺は、いまの日本にいちばん欠けているものは『道徳教育』だと思う」と述べ、君が代、日の丸を尊重すべしと説いている。いやはや立派な心がけ。一読の価値はありそうだ。

その先のハイド系古本屋を覗いて、紅葉堂長倉屋書店へ。書評用のサンプル版なども売っていた。セドリご遠慮下さいとの注意書きも。はてな? 誠和堂書店なども久しぶりに覗く。ハイド系古本屋…。特に買いたいものはなし。

そのほか、カッコク堂や苅部書店など。買いたいものはなし。

野毛にあるどら焼の名物店でどら焼でも買おうかと思って立ち寄る。先に買い物しているオバサンと店主がピーチクパーチク。後ろに客がいるのが分かっているだろうに……。買い物をすませても、「あっ、そういえばあれが…」「あぁ、あれ、そうだったの…」と。意味もなく待たされるのは嫌いな性分なので、買うのを断念? 二度とこの店には来ないことを誓う!!!!! こうして客は減っていく? 小田原の守谷パン店は、こんな不作法なことはしないけどね。次々と客をさばいていく。もっとも、この前立ち寄った時、「このパンは賞味期限はどれぐらいもつのかね?」と店先で買ったあとも何度も聞いている老人(認知症?)がいて、辟易としたことがあったが……。それは店員のせいではないから。

一端知人宅に戻り、一緒に午後6時開店の焼鳥屋に、5時55分に着いたら、あら不思議、店内はもう満席。外のテーブル席はまだ空いていたが…。

それにしても、午後6時開店とあるのに、午後5時55分にやってきたら、店内満席とは? 普通、「行列」になっているのでは? 予約を受け入れているかどうかは別にしても…。店内完全禁煙ということで目指したのだが、こういう店も二度と行かない?

外の席で食べるのでもいいかと思ったが、野毛周辺は、反社会的行為(歩きタバコ)をする輩が多々いる不良地域?

とても、楽しく外座席で食事をするのは困難。断念して別のスペイン料理屋(全席禁煙)に行こうかと思ったが、そこも予約で満席。仕方なく桜木町方面に移動。その途中にスペイン料理屋があったが、そこは全面喫煙可能店とのこと。やれやれ。禁煙先進県(?)でもこの程度。野毛、日ノ出町、関内周辺には歩きタバコや立ち止まりタバコなど、タバコの悪臭が蔓延。取り締まりをなぜしないのか?

ともあれ、桜木町へ。いつものキリンシティの手前にある元町倶楽部に初めて入る。ここは全席禁煙。やれやれ、やっと文明的な空間に入ることができたと。スペイン系の料理が多くまずまず。ここで楽しく食事。そして帰宅。森田健作同様、長く芸能界で活躍しているデープ・スペクターさんの本に、たしか『文明退化の音がする』 (新潮社)という本があったが、たまに訪れる横浜界隈の街角、街頭でのタバコの悪臭には辟易とさせられる。文明開化どころか、文明退化が進む一方の感がする。

半径百メートルに人がいるところでは吸わない、半径百メートルに人がいるところでの青空喫煙は禁止、ただし、タバコ税で汚染者自己負担の原則によって、二重ドアの喫煙ルームを設置するといった文明開化はいつになったら実現するのか。吸いたい人には、他人に迷惑にならない限り吸わせればいいのだから。個々人の「健康」などは国家が心配する必要はなし。ただし、認知症のタバコ飲み対策は必要だし、失火による「責任」はきちんと取らせる法的体制を確立するのも肝要だろうが。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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「古本道」「古本通」の道は険しいが楽しい?
(2017・4・12・水曜日)






岡崎武志氏の『古本道入門 買うたのしみ、売るよろこび』  (中公文庫)を読んだ。毎朝著者のブログと古本屋ツアーインジャパンさんのブログを拝読。いろいろと参考になる。本書も同様。中公新書ラクレ版で一読しているはずだが、改めて面白く読んだ次第。

「大型新古書店チェーンなどは、値付けを定価の半額か百円と恐ろしく単純化してしてしまった。今日入ったアルバイトが、午後から値付けをできるようなシステムを作った」とあるが、ブックオフなどは、バーコードをピっとやると、買取価格が書名と共に出てくるシステムにほぼなりつつあるようだ。これなら僕でもできる? 本を読んですぐに売りにいったりすると、まだ「登録」されていなくて、書名が出なくて、普通なら400円ぐらいで買取価格が表示されるのが、100円ぐらいになったりするという。賢いのかバカなのかよく分からない?
ブックオフも新刊書などだと、2000円ぐらいの本は1600円ぐらいで売っているのでは? あまり安くない? フランス書院文庫も、新刊本だと410円ではなく、500円近くで売っていることも…。

神保町などの喫茶店巡りなども出てくる。僕はあいにくとタバコの悪臭が嫌いなので、そういうところに立ち寄る機会はほぼゼロだ。以前、御茶の水にルノワールが二軒ぐらいあった。いまでこそ、ルノワールの席の半分弱は禁煙になっているが(これも漂うことを考えればナンセンスな禁煙席)、当時は喫煙可能オンリーだった。ただ、ルノワールはゆったり座席だったので、隅っこに座れば悪臭の被害から逃れることもまれに可能だったので、稀に利用することもあったが…。タバコ飲みのために、喫茶店で楽しむ「人権」も昔から阻害されてはいた。ただ、喫茶店でのコーヒー代金(当時は300円~)があれば、古本文庫が数冊買えるとの思いもあったから、そもそも禁煙喫茶店があっても、あまり利用はしなかっただろうが……。災い転じて福となす?

全国の古本屋行脚も懐かしく一読。高原書店も、町田駅近くにあった、ワンフロワ時代にはよく通ったものだ。「その後、JR新大久保駅前に『新宿古書センター』というビル一軒丸ごとの古本屋を起ちあげた」とある。そうそう、ここにもよく通った。当時は近くにブックオフや古本屋もあったので、ついでに寄った。閉店セールにも行った。ただ、大久保の前に高円寺駅のビルにも一度、高原書店があったかのように記憶している。都丸書店の手前の、以前球陽があった隣ぐらいにあったビルの上の階だったかのように…(記憶は不鮮明だが)。

仙台の萬葉堂書店鈎取店も出てくる。東北本線の仙台駅手前の「長町」駅下車でバスで行く…との記述があった。

僕も初めてここに行った時は長町駅からバスに乗ったが、仙台駅からもバス便が豊富ということを知って、二回目からは仙台駅からバスで行くようにした。そのほうが便利。一度は新幹線で朝10時前に仙台に着いて、すぐにバスに乗り十時ジャストに店内に入った記憶がある。
萬葉堂も閉店になった「支店」--愛子開成堂書店や泉店なども走破したことがあるが懐かしい。「北海道&東日本パス」はまだ使えるから、この週末にも仙台に行くことは可能だが……。

そのほか本に挟まっているものについての考察。著者はお札が挟まっていた体験はないとのこと。僕は幸い、数回はある? 最近の記憶に残っているのは500円札。
また、日記などが古本屋や古本市に出回るのは「遺品」の処分の時だろうが、僕も何冊か購入。ただ、日記も大概が1月~2月など、初期のころは書いているものの、あとは白紙が多い。一年間、ぎっしりと書いている日記に遭遇したいものだが?

あと立地問題で、荻窪のささま書店が「それほど立地条件に恵まれているわけではない」「駅から少し歩くし」とあるのはちょっと疑問。ささま書店は駅チカだと思う。ささま書店と並んで、そう評されている西荻窪の「音羽館」はたしかにちょっと歩くが…。僕は西荻窪の古本屋は、南口にある古本屋・盛林堂書房にまずは寄ることが多く、そこからだと、さらに「音羽館」は遠く感じて最近ごぶさたしているが…。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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朝鮮戦争はアメリカと韓国が引き起こした?
(2017・4・10・月曜日)






昨日(2017・4・9・日曜日)は、青春18切符が使える最後の休日(日曜日)ということもあって、まずは都内で雑用をすませ、品川駅から土浦駅まで一直線。つちうら古書倶楽部の古本市ヘ。 「とりあえず土浦」。午前11時に土浦駅に着く予定が、途中、踏み切りで異常を知らせる信号が発せられた云々で、安全確認があって十分ほど遅れて到着。傘をさす程度の雨が降っていた。少し寒い。

消費税問題に関して、若干物言いをつけたくなる古本屋(古本市)だけど(?)…。店頭入口に、当店の価格は、税抜き価格であり、表示金額に消費税が上乗せされるといった趣旨の張り紙がしてあった。ううむ…?

店内は歌詞のない音楽が流れていた。流れないほうがベストだが……。ともあれ、古本市開催ということで、奥の空間にも古本があって、量的には申し分なし。人はまばら。あいにくの雨故?

まずは 尹世重氏の『赤い信号弾』 (新日本出版社)をゲット。箱入りで、見た感じは子供向けの本。ルパンとかホームズとか世界の名作シリーズという感じ。しかし、出版社が、日共系の新日本出版社だから、当然うさん臭いだろうと思って手にした。アマゾンでも出てこない。「日本の古本屋」だと1800円から3000円ぐらい。つちうら古書倶楽部では1080円(税込み)。

日本の植民地統治と闘った朝鮮人の物語という型式。
強制連行されて日本に残った在日朝鮮人60万人とか、朝鮮戦争はアメリカと「韓国」が「引き起こしました」「朝鮮民主主義人民共和国は、平和的建設を中断して、『すべてを戦争の勝利のために』注ぎこみました」「アメリカ軍とかいらい軍は、北部へ大がかりな侵略を始め、ここに朝鮮戦争が起こります。朝鮮人民軍は、応援にかけつけた中国人民志願軍とともに各戦場で侵略軍をたたきつぶし、勝利をおさめます」と、訳者の大村益夫が、平気の平左で大嘘を書いている。この人、まだ存命のようだ。この発言、訂正修正謝罪するだけの度量のある人だろうか?

それにしても、こんな子供向けシリーズ本があるとは知らなかった。きっと共産党員の自宅には、こういう本がヤマほどあったのだろう。そしてその子供たちがこういう「特殊本」を愛読する?

ちなみに、この本、 「世界新少年少女文学戦」全16巻の中の一冊だ。共産主義者が恣意的に書き上げたものを、党員たちはきそって購入し、その子供たちが読み、アメリカ帝国主義や日本軍国主義への怒りを養ってきたのだろう。それ以上に凶悪な左翼全体主義、スターリンや毛沢東や金王朝の恐怖政治の実態は無視して……。

そういう偏った教育を受けた子供が成人し、人権派弁護士になったりしても、決して北朝鮮の人権問題や核開発問題に関しては、根源的に問い詰めることもなく、見て見ぬフリをする「柔軟思考」「反知性主義」の持ち主になっているのではないだろうか? 子供時代の「洗脳」は怖い? 教育勅語の暗唱にしても、こういう本のみを愛読するのも?

ほぼ総ルビの本。1967年の刊行。こんな本を子供時代に読んで、平和とは、人間とは…と学べるものだろうか? 多分無理だろう。新日本出版社といえば、寺尾五郎の北朝鮮ヨイショ本を出したところ。金王朝をあんな怪物にした責任の多くは、こういう共産主義者たちにあるだろう。

朝鮮戦争の時に、完全に叩いておくべきだった。それができなかったのは毛沢東一派のせい? 習近平政権とて、その流れをくむ存在でしかないことを十分に認識しておくべきだろう。同じアナのムジナに支援を求めてもナンセンス。

ともあれ、土曜日鎌倉の公文堂に、オーウェルの『アニマルファーム』のペーパーバック(税込200円)があったものの、違うカバーイラストとはいえ、何冊か持っているので購入しなかったが、こちらには、コレクトエッセイの①②④があったので購入(一冊、それぞれ324円税込み)。これは翻訳(平凡社・箱入りのほう)を持っているし、英語版もハードカバーを持っている。ペーパーバックも一部持っていた。④を、1980年6月25日新宿紀伊国屋で1000円で購入と書き込みがしてあった。大学生の時。あれ以来積んどく? このペーパーバックの大きさは通常だが、つちうらで購入したペーパーバックはちょっとそれよりサイズが一回り大きい。なぜ?

そのほか、北京出版集団公司の『一九八四』が324円(税込み)であったので購入。この本は「古書肆千里堂」の出品。価格表に「税込価格 300円」とあるが、なぜか「税込」をマジックで消している。従って「価格300円」となっており、消費税をそれに足して324円という形にはなっている。ギリギリセーフ?

ともあれ、中国でもオーウェルの『1984』が刊行されているということは、たしか、福島香織氏の『中国の女』 (文春文庫)でも指摘されていたかと。共産圏では禁書のはずだが、自由世界ですでに左翼全体主義告発の書としてではなく、管理社会批判の本とか、方向違いの解釈をする例が増えており、中共も、そういう解釈を付して、高度資本主義欠陥を追及した書として、一部割愛して刊行しているのかもと思っていたが。さて、中国語は読めないので、なんとも判断しがたい。300頁弱の分量なので全訳版なのかどうか怪しいが?

土浦から柏へ。久しぶりに大平書林を覗くものの買いたい古本はなし。

そのまま、総武線沿線の某ツケ麺屋へ。 「あつ」を頼んだのに、冷たい(?)のが出てきて閉口。ガマンして食べようかと思ったが、「これ、注文と違うよ」とクレーム。すぐに作り直します…とのことだったが、知人と待ち合わせする時間が迫っていたので、お金を返金してもらう。やれやれ。

某駅で知人と会う。青春18切符を渡す。僕はそこからなら「定期」で帰れるので。まぁ、これで知人が帰り道、某駅まで使ってくれるので、結局5回分で15000円ぐらいの使用になっただろうか。今春はイマイチ。いつもなら、二倍の24000円ぐらいは走破するのだが。「とりあえず名古屋」や「とりあえず仙台」は無理としても、「とりあえず黒磯」「とりあえず静岡」がなかったのが痛かった。夏にはリベンジを? いやいや、まだ「北海道&東日本パス」は今月中・下旬まで使えるが……。

車中、三上延氏の『ビブリア古書堂の事件手帳7 栞子さんと果てない舞台』 (メディアワークス文庫)を読んだ。北鎌倉の古本屋を舞台にした小説。すでに過去の6冊は紹介ずみ。フジテレビがドラマ化したものの、原作(ロングヘアーの巨乳の古本屋女店主?)を無視して、ペチャ、いや失礼スリムな、しかもショートヘアーの女優を女店主に起用したために、その点に関してはまったくつまらない、いや失礼、イマイチの内容になってしまったのはかえすがえすも残念。

ビブリア古書堂に迫る影。太宰治自家用の『晩年』をめぐり、取り引きに訪れた老獪な道具商の男。彼はある一冊の古書を残していく―。奇妙な縁に導かれ、対峙することになった劇作家ウィリアム・シェイクスピアの古書と謎多き仕掛け。青年店員と美しき女店主は、彼女の祖父によって張り巡らされていた巧妙な罠へと嵌っていくのだった…。人から人へと受け継がれる古書と、脈々と続く家族の縁。その物語に幕引きのときがおとずれる。

シェイクスピアに関する蘊蓄を散りばめながら、古本屋女店主と店員のラブストーリーも展開。シリーズとしては最終巻ということになるものの、番外編などとして書かれることもあるそうな。アニメ&実写の映画化もされる予定もあるとか。くれぐれもテレビドラマの「失敗」は繰り返さないように? 橋本マナミさんを女店主に…というのはちょっと難しいか?

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