古本虫がさまよう 古本屋
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日産や神戸製鋼所より某メーカーのポールペンの品質が問題だ! 利用者に責任転嫁をする無責任態度には唖然!!! 大戸屋でラジオつけているバカ老人にも呆然! 日本は大丈夫か?
(2017・10・15・日曜日)





昨日(土曜日)は、金曜日に妻が東京メトロの一日フリー乗車券を使って移動。メトロはJR東日本のフリー切符(一日単位)と違って、利用者に優しい(?)24時間制。それゆえに、金曜日正午過ぎからの利用のため土曜日の正午過ぎまで使用可能。

ということで、それを譲り受けて、まずは水天宮へ。常盤新平さん推奨の快生軒の前を通る。「本日・休日(は)禁煙」のようだ。しかし、ランチタイムだけ禁煙(で夜は吸わせ放題)とか、「土日祝日のみ禁煙」(で、平日は吸わせ放題)の店に関して、昔は、終日喫煙可能店よりは「良心的」(?)かと評価していたが、もう、そういう段階ではあるまい。所詮は時代錯誤? 横目で見ながら、まぁ、このお店にも入ることもあるまいと……(無駄なお金を使わず経済的にも合理的?)。

用事を片づけて、中目黒に行く用事あり。水天宮から半蔵門線で渋谷に行き、東横線で乗り換えて中目黒に行けば、一種のキセル乗車になる(渋谷-中目黒は東横線)けど、いいかなとふと思ったが、よくよくかんがえたら、半蔵門線水天宮駅は日比谷線人形町駅とご近所どうし。ということで、日比谷線の人形町駅から中目黒駅終点まで一直線。

中目黒で用事をすませて、そのあと、メトロをマジメに経由して(?)神保町駅へ。正午過ぎまでまだ時間がある。金曜夕方も立ち寄ったが…。金曜も土曜も小雨。傘はささずにすんだが、足早に神保町古本屋街を移動。いつもエロス本をチェックしていたすずらん通りの某新刊屋が改装中か、撤退作業中か、がらんとしている……。ううむ。岩波ブックセンターも「休業中」? 困るなぁ?
小雨模様なので軒先コーナーも「閉鎖」したままのところ多し。これでは…。

それでも某古本屋の軒先で、相馬久康さんの『架橋の試み 1962-2003』 (中央大学出版部)を300円(税込)で購入。ううむ。ドイツ文学者としては、西尾幹二氏先生、西義之さんの次に尊敬する相馬先生ではないか。こんな本があるとは知らなかった。感動した!?

そのあと、別の古本屋の軒先で、児玉数夫氏の『活動狂日記 私の映画史 昭和6年~22年』 (勁草書房)を540円(税込)で購入。この人、戦時中、情報関係にいた人。1920年生まれで日本大学専門部経済科を1941年に出た後、外務省調査部・情報局第三部に勤務している。
児玉数夫氏の『私の映画日記①昭和12年~昭和26年』『私の映画日記②昭和27年~昭和32年』 (右文書院)、 『活動狂時代 やぶにらみ映画史』 (三一新書)などは購入しているものの、ほぼ積んどく。右文書院の本と重複する内容なのか? 映画の紹介をしつつ、当然、仕事の話も少し出てくる本。興味深そう。

ともあれ、シンデレラではないが、もう帰らないといけないタイム。ギリギリまでメトロを利用。金曜、土曜で600円(元値)の二倍は乗車できたのでは…。

車中『本の雑誌』(2017・11月号)や本を読んでいたのだが、赤ペンが筆記できなくなってしまう。インクはまだ十分あるのにだ…。よくよくみると、ペン先というか、そのあたりの「インク」に「空白」ができている。そのために、筆記できなくなっている。仕事場で支給してもらっている赤ペンだが、ゼブラの製品。こういうふうになること多し。欠陥品ではないか(ともあれ、「本の雑誌」は二階建ての書庫を建てた作家や、蔵書で苦しむ夫人のコメントなどが特集されていて面白かったが)。

そういえば、田母神俊雄氏の『不徳を恥じるも私心なし 冤罪獄中記』 (ワック)を以前読んでいたら、拘置所でメモなどを取っていると、ペンが最期まで使えないとぼやいている一節があったかと。ゼブラだったかどうかは忘れたが…。神戸製鋼所や日産同様、何らかの手抜き製品ではないのか。ネットを見ると、ゼブラはこんな言い訳しかしていない。最期まで利用できないのはなぜかということで、こんな文面が。

インク中に空間ができている。(空気が入っている)
中芯内に空気が入り空間ができ、インクがペン先とは逆に流れてしまう現象です。下記をご参照ください。
1. 一般的なボールペンは、ペン先(チップ)の先端でボールとインクによりフタがされていて上向きにしてもインクは下に落ちません。これはストローの中に水を入れて片側をフタをすると、水が落ちないのと同じ原理です。
2. 通常、下向きにペンを使う場合はインクの重み(重力)に押されて、ボールが回転してもインクが出るだけで空気は入りません。 .
3. しかし水平向きや上向きに書くと、機構上、ボールの回転によって空気が入ってしまいます。
4. 一旦空気が入ると、フタがはずれた状態になり、インクが逆流してしまいます。これは、ストローのフタを外すと水が落ちてしまうのと同じ状態です。
ベッドの上で仰向けになって筆記したり、壁に掛かったカレンダーなどに先端部分を上にして書いたりすると空気を巻き込みインクが逆流します。 .
また、カバンの中で、他のモノに押されてボールペンがノックされると、水平向き筆記になる場合があり、逆流することがあります。作業着やエプロン・ズボンなどのポケットの中で、横向きの状態でペン先が出ていると、水平向き筆記されて逆流することがあります。


で、どうすれば、その空気部分が解消され、元通りに使えるようになるかは書いていない。やれやれ。企業としておかしい。お前の使い方が悪いからそうなるんだといった親方日の丸もびっくりの尊大な態度ではないか。こちらは普通に使っていても、そうなっているのだ。仮に賢明ではない使い方があったとしても、例示しているのは、日常生活の中で、しばしばありうる事態。その程度の若干の「悪用」で、そんな風になるのは「欠陥」というしかあるまい。

とにもかくにも、そのために読書中にいろいろとメモを書いたり線を引いたりする作業が滞ってしまった。いつもは数本のペンを鞄に入れているのだが、この日は、休日の行脚ということもあり、ショルダーのミニの肩掛けとトートバックを使用。ペンは一本あれば十分ということでジャッケットのポケットに入れただけ。
以降、どんなことがあっても、危機管理的に、複数持つことにしよう。それにしても、ゼブラという会社にはあまりいい印象を持てない。変な使い方はしていなくても、大概、最期まで使えないポールペンがゴロゴロしているよね。自腹で購入する時は、安かろうともゼブラ以外のものを試すようにしよう。三菱がいいかな?

夕方、大阪から知人が上京してきたので久しぶりに会うことにした。大戸屋という「やよい軒」みたいな和食チェーン店で晩飯。禁煙とのこと。初めて。
席に着くと煩いラジオ音が聞こえる。なぜ? ふと見たら、隣の中年夫婦の男(僕より年上で薄らハゲ男)が、スマホだかなんだか知らないが、小型の機械を耳につけて聞いている。野球中継か…。店内自体はやよい軒みたいに静かなジャズが流れている。

某女代議士のように「このハゲー、ここは公共の場所、音声出してラジオを聞いていい場所じゃない、違うだろう!!!!」と叱ってやろうかと思ったが、まぁ、大人げないので、デスクの上にあった店へのアンケート用紙に、備えつけのペンで、 「隣の席の男がラジオをつけていてうるさいので注意して下さい」と書いて、レジ近くまで行って渡した。さっそく、注意が入って、やっと暴力的音声が止まった。

それにしても、いい歳して、やっていいことと、いけないことの区別もつかないバカ老人がいるとは。電車の中でも、若造夫婦やそのガキなどがスマホやらゲーム機器などを音声出したままやっていることがあるが…。タバコの悪臭や騒音を周辺に撒き散らして平然としている野蛮人をこれ以上増やさないためにも道徳教育、もう少しやらないと、日本は住みにくい国になる一方だろう。
自宅で窓を閉めて、タバコを吸うもラジオを聞くも自由だが…。公共の場所では、「制限」を受けて当然。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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フランスといえば、「フランス書院」? いや、レイモン・アロンでしょう?
(2017・10・14・土曜日)





昨日はたまたま夕方、仕事の打合せが神保町であったので、そのあと、神田の東京古書会館を一瞬覗く。長居はせず。というのも、年に一回の洋書市。どっかの女政治家の怒号「違うだろう!」ではないが、 「読めないだろう!!!」との古女房からの怒号が聞こえてくる…? ふつうは「読みもしないのに買うんじゃない」と叱られるが、英語本ばかりは「読みもしない」&「読めもしない」だからなぁ…。

好きな作家のペーパーバックでもあれば、「飾り」に買う程度だが、持っているカバーデザインのものばかりだったので、購入せず。

引き上げようかと思ったら、おやおや、 レイモン・アロンの本があるではないか。

Raymond Aronの『 The Dawn of Universal History』(英語)を1000円(税込)で購入。アメリカドルだと35ドル。ハードカバーの520頁近い本。1000円なら安いが読めない。トニー・ジャットの序文がある。アロンは、20世紀のフランスの知識人の黄金世代の一人である……云々と書いている(ようだ)。本の中身では、ヒロマシにも言及しているようだ。日本で訳出されているのだろうか。トニー・ジャットも死んで久しいなぁ…

学生時代、 「フランス書院(文庫)」ほどお世話にはなっていないが(?)、 「フランスの思想家、レイモン・アロン」にはちょっとお世話になったから…。

アロンの翻訳は『発展の思想』 (ダイヤモンド社)や『現代の知識人』 (論争社)や荒地出版社の『レイモン・アロン選集 全4巻』『ヴェーバーへの道』 (福村出版)や『戦争を考える クラウゼヴィッツと現代の戦略』 (政治広報センター)や、 『社会学的思考の流れ1& 2』 (法政大学出版局)もちゃんと買って(一部は読了し)長年積んどくしている? 『レーモン・アロン回想録1&2』 (みすず書房)も読んだ。そんな青春の思い出もあって(?)懐かしくて、読めもしないのに購入した次第。ずっしりしたハードカバーの洋書を手にして、そんな述懐を…。本にはそんな「読まない効用」もあり?

そのほか、オルダス・ハックスリーの『ブレイブニューワールド』 (『すばらしい新世界』)が200円、オーウェルの『ウィガン波止場への道』のペーパーバックが100円であったが……。

そのあと、「いもや」で豚カツ定食(800円)。安くてうまい。禁煙だし。いうことなし。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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土曜の朝は、古本市で始まり、埴原一亟の古本小説で暮れる--サタディ・イン・ザ・セコハン・ブックス
(2017・10・8・日曜日)




昨日(土曜日)は午前10時には、新高円寺駅(丸ノ内線)に到着。ブックオフを覗くものの、相変わらず買いたいものはなし。
ルック商店街を通って古書会館へ。いつもは電柱から煩い音楽が流れているが、まだ朝早いせいか流れていない。このあたり、住居もあるだろうに、よくもまぁ、音楽を平然と流すものと呆れる商店街だが…。屋根のあるアーケード街まで来ると、音楽が流れていた…。

古書会館、「敷地内禁煙」という表示がないせいか(?)入口広場内のところでも平然とくわえたばこで、古本を物色する輩がいた。やれやれ。臭い! まだ灰皿があるところに立ち止まって吸うなら…。そこに立ち止まらず、平気の平左で、広場内の会場をくわえたばこでぶらつくのはマナー違反だろうに。

室内に逃げこんで(?)、大室貞一郎氏の『青春の足跡 学割九十年史』 (河出新書)を200円(税込)で買ってさっさと退散。

JR東日本の御茶の水駅に移動。
駅前、丸善周辺の道路では何かイベントをやっている。似顔絵を書いているコーナーなども。一階だけ禁煙で、二階は喫煙天国だった つけ麺屋(三田製麺所)が7月1日より全面禁煙になりましたとの表示があった。おやおや、ならばもっと寄ったのに? ちょっと遅い?

そんなのを横目で見ながら東京古書会館へ。ここでは浅野晃氏の『剣と美 私の岡倉天心』 (日本教文社)を500円(税込)で購入。日本教文社もいい本を昔は出していたが…。近年、トップがリベラル左派になってしまって…。そういえば、老舗の某大手出版社も同じ傾向ありか? 万物は流転するのか?

ともあれ、そのあと、古本屋街を回る。高円寺を徘徊していた時は小雨が降ったりやんだりだったが、晴れ間がのぞいてきた。特に買いたいものはなし。
さっさと帰宅して、のんびり読書。

山本善行氏撰の『埴原一亟 古本小説集』 (夏葉社)を読了。

(こんな本)→「埴原一亟」は、 「はにはら・いちじょう」と読むとのこと。戦前に3度も芥川賞にノミネートされるもいずれも受賞を逃し、古本屋や保育園を経営しながら、ずっと小説を書き続けた作家とのこと。

ちょうど、下川正晴氏の『忘却の引き揚げ史 泉靖一と二日市保養所』 (弦書房)を読了したあとに、この本を手にしたら、冒頭の小説のタイトルが、 「ある引揚者の生活」。下川氏の本は、ノンフィクションで、満洲・朝鮮半島からの引揚女性の悲劇を扱っているが、こちらは樺太組。奥さんが売れない作家の夫の稼ぎが少ないので、生活を助けるために、露店で古本屋をやろうとして…の物語。

その過程で、夫(主人公)が、樺太からの引揚げに関して、酷寒の時は大変だから、遅れてもいいから暖かくなってからの帰国を現地の人びとが希望している旨を新聞に投書し掲載され、国会でのヒアリングに呼ばれて…。すると、共産党の回し者と疑われたり「性格異常者」と罵られたり…と。そのほか、ボロ、キレ、布団などの廃品回収業者の集めたものの中から、本だけを買い取る仕事をしていると、思わぬ掘り出し物に…。

選者である山本氏の解説も巻末にあるが、樺太から引き揚げてきた埴原さんは、昭和23年に日本共産党に入党しているとのこと。とならば、党の指令で、そういう非常識な投書をした可能性もあるかも?

2017・9・1の朝日新聞の投書にも、共産党系の教職員組員、いや元組合員が、「主婦」の肩書で、北朝鮮を庇うような投書をしていたから。彼らは「戦術」として新聞投書欄を利用して、世論工作を真剣にやっているから。それは昔も今も同じ。

最近道端を歩いていると、共産党の宣伝カーがやってきて、「北朝鮮の核実験に抗議します、でも話し合いが大事だ」なんてノーテンキなことを相変わらず述べている。抗議するなら、沖縄米軍基地前でやっているように、朝鮮総連関係諸施設前で、いつものジグザグデモ(?)、いや、抗議集会でもやってみるべきだろうに、そういうことはしていないようだ。文字通り「口先だけの抗議のフリ」。それで抗議しているとは?

ともあれ、名義上自分のものになっている母親の「自宅」を担保に借金をしてその返済に四苦八苦したりしながら、一攫千金の「せどり」などを夢見て古本屋を経営する心情などを綴った私小説らしきものもあり、読んでいると、なんとなく、我が身が借金をしているかのように引き込まれる筆力を感じたりもした次第。戦後まもないころの混乱した世相を感得もできる。

彼の小説にどんなものがあるかと図書館検索をすると(山本氏の解説に出ている)、足立区には『一国一畳ぼろ家の主』 (1977)、 『東京湾の風』 (1981)なる本が栄光出版社から刊行されていて、いずれも借り出して読めるようだ。そのほか、中央区には、 『人間地図』 (創思社)なる本が1969年に刊行されて蔵書としてあるが、ケチケチゴーマンの中央区立図書館だから、この年度だと貸し出しは一切不可で、本館まで来たら館内閲覧は許可してやるぞという態度。
講談社文芸文庫などによる「復刊」の可能性を期待したいもの? アマゾンなどでは数千円、一万円単位の出品となっているようだ。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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芭蕉曰く 旅に病んで夢は枯野をかけ廻る 元禄七年 十月八日 古本虫太郎曰く---古本に病んで全国古本市(金沢・大阪・熊本)走破ツアーの夢は枯野を空回りする…? 平成二十九年十月七日
(2017・10・7・土曜日)




世間は、今日から三連休というところも多いようだが…。家人は、すでに山口に向かった…。
「日本の古本屋」のホームページ(古本まつりに行こう)を見ると、「読書の秋」とのことで、この時期、全国各地で古本市をやっているようだ。首都圏でも、東京古書会館や高円寺古書会館や横浜反町古書会館のほかに、有隣堂・伊勢佐木町本店・有隣堂本店別館2階催事場や、八王子古本まつりが開催。

有隣堂本店内の古本市は以前も何回か寄ったことがあるし、八王子古本まつりも何度か寄っている。
そのほか、関西では、第17回 四天王寺 秋の大古本祭り(大阪府)期間:2017/10/06~2017/10/11と、第20回 天神さんの古本まつり(大阪府)期間:2017/10/06~2017/10/10――が開催中のようだ。この古本市、天満宮のほうは一回だけ、四天王寺は2~3回ほど寄ったことがある。

たしか、天満宮を見たあと四天王寺に行き、ハシゴした記憶がある。どちらも青空古本市なので、雨だとまずい。四天王寺は、この前寄った時は、午前中の雨があがったあとにも関わらず、中々「再開」せず、なおかつ、ブース内で平然とタバコを吸っている古本屋関係者がいて、閉口した記憶がある。大阪には禁煙条例はないのか? 爾来、行ってないのだが…。

そういえば、この前、日本テレビ(2017・10・5の「ケンミンショー」)で、日本各地各県独特の風習を特集した番組をやっていた。
沖縄では、シメがラーメンではなくステーキだとか。

その中でおやっと思ったのが、大阪では、日常会話の中で、「おまえのアパートの家賃はいくら?」とすぐに聞きあうとのこと。家賃がいくらとか、そんなこと、まぁ、学生どうしなら、聞くこともあるだろう。安いところに引っ越ししたくて。
だが、社会人がそういうことを聞くものか? プライベートなことだし。しかし、大阪なんかは、ざっくばらんというのか、「もうかりまっか」が挨拶言葉のお国柄だから、そういうことも聞くのだろうか。

「おやっと思った」のは、この前読んだ宮崎正弘&河添恵子さんの『中国・中国人の品性』 (ワック)の中で、中国人というのは、あれをいくらで買ったとかそういう話をよくかわすようで、今住んでいるマンションなんかもいくらで買ったのとか、とにもかくにも、「いくら?」というのが最大の関心事らしいのだ。給料はいくら?とか。そういうことを堂々と聞き、また話すそうな。人それぞれ、民族それぞれとはいえ、ちょっとヘン?

この本では、そんな中国人と外交的に対応する外交官としては、関西人をあてたほうがいいとの趣旨の指摘をしていた。要するに、ズケズケ物言いする中国人に対抗できるキャラクターというか、カルチャーを持っているのは、日本人のなかでも大阪人、関西人だろうと。その指摘があったから、「家賃はいくら?」と大阪人が聞くという特殊性があるとの番組の紹介で、おやっと思ったのだ。

僕は、つむじ曲がりに関しては、かなりのモノがあるのではないかと自負しているのだが、関西人ではないので、ちょっと無理だが、まぁ、中国人が会いたいとやってきたら、男は詐欺師、女は美人局要員とまずは思うように心がけておけば大丈夫かな? 会わないでいるのがベストだが。

話を古本市に戻すと、金沢の「近江町いちば館広場(金沢市青草町88番地)」で--2017/10/06~2017/10/08--古本市をやっている。地元古本屋などが参画しているそうな。
ううむ、本来なら、本日土曜日朝早く新幹線で出かけ、金沢の会場には午前10時に到着。古本市を見て、金沢の古本屋を走破。夜は金沢に一泊。
翌日は、大阪に向かい、晴天なら二つのお寺の古本市を走破し、周辺古本屋を「絨毯爆撃」?  雨なら、三宮、神戸界隈の古本屋や阪急古書の町などを走破。どちらにせよ大阪周辺で一泊。翌日、あらためてどちらかを走破し、新幹線で帰宅……。

そんな古本市(古本屋)行脚を密かに夢見ていたのだが…。なかなか仕事が片づかず「書類の整理」が山ほど…。ううむ。仕方なくいつものように早朝早起きし「書類の整理」をし、昼前後は少し都内周辺の古本市などを散策し、午後夕方は仕事場で少し仕事をして、夜はのんびり…の3日間になりそうな…。

ともあれ、昨夜は寝入りばなを「地震」(2017・10・6 午後十一時すぎ)で目を覚ましてしまった。福島で震度5(弱)。東京周辺もそこそこ揺れたような。そういえば、昨夕は午後5時前後にも東京周辺でも地震があったかのような。いよいよかな?

ということもあって、岩岡中正氏&高峰武氏編の『熊本地震2016の記録』 (弦書房)を読んだ次第。

巻頭に熊本在住の渡辺京二氏がエッセイを寄せている(「文藝春秋」に載ったものの転載)。

2016年4月14日の一回目の地震は、「生まれてこのかた経験したことのない激震だった。キッチンの食器が大量に割れ、一階の私の居室、二階の娘夫婦の居住空間、書庫にわたって、かなりの書棚が倒れて書物が散乱した」とのこと。幸い家が崩壊するようなことはなかったそうな。この時は午後9時26分だったからまだ起きていた時間。

その次(4・16)の気象庁大予言(大外れ?)の「大余震」が発生した時は、深夜(午前1時25分)ということもあり、普通なら就寝中だろうが、渡辺さんは起きていたそうで、書棚が倒れてきたものの、軽い打撲ですんだという。もし、就寝中だったら、頭部などが直撃されて、「死ぬか重傷を負っていただろう」とのこと。たまたまツキュディデースの『戦史』 (岩波文庫ほか)を読み継いでいたそうで、「ツキュディデースのおかげで助かったのである」と述懐している。芸は身をたすく、深夜読書も身をたすく--とはこのことか?
地震後の感慨としてこうも綴っている。

「書物に執着しすぎたのである。買いこみ買いこみ、十六年前娘夫婦がこの家を建ててくれた時、わざわざ設けてくれた書庫に収まりきれず、居室、リヴィングルームにも侵入、さらに二階の娘夫婦の居住空間を大幅に侵略し、近くに買った書庫用のマンションに収納しても追いつかず、遂に今回の惨事を招いた。むろん地震は私が招いたのではない。しかし、大量の本さえなければ、わが家はこれほどの惨事にはならなかった。いまは書物を含め、すべての所有物が煩わしい。身ひとつなら、どんな転変にも処して行ける」
「残されたあと何年かは、もう少しものを書いて過ごしたい。私の場合、それには文献がいる。集めた本は私の年来の主題に即して系統をなしているので、どの部分も切り捨てられぬ。とすれば、これを保持して生きねばならぬのか。頭の痛いことだ」……


そのほか、古本屋(舒文堂河島書店)をやっている河島一夫氏「古書店主の震災日記」が50頁ほど収録されている。渡辺氏同様、こちらも「飯の種」。本震直後の古本屋の倉庫の散乱した本のヤマの写真も掲載されている。片づける日々も綴られていた。店員も何人かいるようだから、大きな古本屋さんなのだろう。

そういえば、熊本でも、第48回 古書籍販売会(熊本県)が、2017/10/11~2017/10/16--まもなく開催されるようだ(熊本・鶴屋百貨店 本館6階)。問い合わせ先は、舒文堂河島書店となっている。この「震災日記」の筆者経営の古本屋さん。

熊本や金沢の古本屋はあいにくと行ったことがない。ちょっと行けないだろうなぁ…。残念だが。渡辺さんの境地に関しては、「明日は我が身?」。これ以上、むやみに本を「買いこむ」わけにもいくまいし…。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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北朝鮮危機は安倍首相の「自作自演」? 金正恩と昭和天皇は「似姿」なのか?
(2017・9・30・土曜日)




衆議院選挙も無事始まるようだ? 解散直前に南海大地震が発生したら、選挙も中止になるかと…思っていたが…。
「希望の党」も、小沢一郎さんとか、辻元さんとかを「非公認」するのなら、おや? まとも?と思えるかも?
それにしても、これって、「(鳩山)民主党」ができるとき、さきがけや社民党にいた武村正義さん村山富市さんなど、左派系政治家をお断りしたのにも似ている。でも、その「民主党」の中にも、また「左派」が増殖して…。それをまた斬る? いつまでたっても、左派はしぶとく「本体」に寄生し栄養を吸い尽くしていく…。日本共産党も同様の手法で「民主党」(民進党)に接近していたが、「希望の党」によって、「排除」されれば、とりあえずは安心? いやいや、「連合」そのものが、拉致問題や北朝鮮の核武装にもほぼ無関心な日教組や自治労など官公労の左派を抱えているからどうにもならないのでは? 歴史はいつまでも繰り返す?

ともあれ、2017・9・29日経朝刊の「識者の見方」で、リベラル左派系の吉岡忍さんは「森友・加計隠し」「権力の私物化」と題して、いささかワンパターン化のコメントをしている。
「今回の解散は森友学園や加計学園といった問題の追及を避けるようなタイミングで、唐突だ。もはや『政治権力の私物化』だし、そんな手法がまかり通ることに危機感を感じる」と。

しかし、北朝鮮問題など、さまざまな重要案件があるのに、針小棒大的にモリ・カケ問題を国会でことさら取り上げていた現状を考えると、総選挙によって、そういう問題がいささかフェイク的側面があることをさらけ出すことになるのを野党や一部マスコミは恐れているのではないか?
ロッキードやリクルートのような腐敗汚職的な側面もある大問題なら、遠慮することなく、国会どころか、全国民を前にして、訴えて与党を敗北に追いやればいいだけの話。総選挙こそ、大歓迎していいはず。

それだけの自信がないのか? 所詮、モリ・カケはちょっとした物言い程度のテーマでしかないということを内心、自覚しているからこそ、「権力の私物化」云々と言っているだけのように思える。

英国のこの前の総選挙にしても、与党は勝つと思ってもそうはいかないもの。野党側とて、受けて立つ気概をもってやればいいのに…。変な政党だ。選挙で与野党逆転しないと与党になれないのが「野党」。政権をめざさない政党は、ネズミを捕らないネコみたいなもの。「負け犬の遠吠え」みたいなことをいわずに、前向きにやっていけばいいのに。

吉岡さんと同様のこと(?)を、半藤一利さんも朝日新聞(2017・9・29朝刊)で述べている。

「国難といって現在、最大の問題は北朝鮮情勢でしょうが、これはご自分がつくっていませんか、自作自演の危機ではないか、と申し上げたい。安倍さんは国連総会で、今は対話のときでなく圧力をかけるべき時だと述べてきましたが、それでは危機を高めるばかりです」
「全体で譲り合い、調整しなければ大きな問題は解決できません。北朝鮮の問題についても、自国の安全だけを大事に考えていては、本当の解は得られないでしょう。この地域で利害を共有する日中韓3カ国が北朝鮮を説得して話し合いのテーブルに戻すしかないでしょう」
「1930~40年代の日本は、まさにいま北朝鮮の似姿です。あのとき、日本をなだめたり説得したりできる国はなかった。しかし、今は日本がそうした役回りを発揮できるはずです」


と指摘し、戦前の歴史的エピソードを紹介しているが、あまり適切な比喩にはなっていないように思える(日中戦争の和平工作やら…)。ちょっと違うんじゃないかしら。

「似姿」というからには、昭和天皇と金正恩が「(ほぼ)等式」で結ばれるということにもなるが…。だったら「聖断」を金サンに期待できるのかも?
ともあれ、いくらなんでも、日本はそこまで「全体主義」的にひどくはなかった。北朝鮮は「平和時」に於いて、国民を餓死させながら核開発をやっているのだ(毛沢東も同じことをやった)。日本はそんな軍拡はしていない。また、男性だけとはいえ(当時は世界的にもそれが普通)普通選挙もあったのだし…。大政翼賛会にも違憲だとの声もあり、翼賛会に入らず当選した議員もいた。全然「似姿」ではない。中村菊男氏の『天皇制ファシズム論』 (原書房ほか)を一読すれば、そのあたりは理解できよう。

北朝鮮危機を、安倍さんの「自作自演」とまで言うとなると、これは朝日論説委員以下の妄言と見る向きもあるのでは?

「自作自演」というのは、普通、自分で発砲しておいて、敵が撃ってきた、反撃するぞ…というようなことを意味するもの。北朝鮮のやっていることがまさしく「自作自演」。朝鮮戦争で勝てなかった恨みから開始している核開発なのに、アメリカが近年我が国を脅すから核武装するのだ…との姿勢は、まさしく「自作自演」では。

「話し合い」にしても90年代からずっと、そこそこやってきたにもかかわらず、結局、北が話し合いを拒絶し、なんの解決にもならず、向こうが一人でヤクザみたいに示威(自慰?)行動をしているわけで、それを「自作自演」というならまだしも? いやはや、最近はあまり耳にしないが(?)、自分でスカートを切っておきながら、ヘンな男に切られたと記者会見で被害を訴えても、なぜか警察には届けない…なんていうのも、「自作自演」。

それはさておき、ここ、最近、土日もなく仕事中。とはいえ、別に連日徹夜というわけでもない。午後7時前後には退社? でも、まぁ、早朝起床で出社前に一仕事(午前4時前後起床~)。深夜残業はしているわけではないが、その分「早朝残業」(?)してから、出社なので、そこそこ疲れはする。

昨日(金曜)朝も午前4時から「早朝残業」。ということもあって、昨夕は某勉強会にも出る気力もなく、ダイエット中のため(?)夕方、駅ソバ(370円)を食べて夜8時過ぎに帰宅。それで風呂に入ってすぐ寝ようと思ったが、やはり週末、プレミアム・フライディ(?)だから、軽く一杯と100円程度の豆菓子…。しかし、飲みだすと一杯で終らず…。つまみも…。気がつけば、100円程度の豆菓子やイカやらの空き袋が数個食卓に散乱。ウイスキー(バランタインの安いのが一番美味い?)もガブガブ。

何か本を読もうと思って、一瞬、雨宮慶氏の『未亡人ふたり』 (双葉文庫)を手にしたが、いかん、いかんと、井上理津子氏の『すごい古書店 変な図書館』 (祥伝社新書)を読むことに。日刊ゲンダイで連載されているのは時々読んでいた。それをまとめた一冊。連載には店内写真も掲載されていたが、本にはなし。
そういえば、以前、井上理津子氏の『名物「本屋さん」をゆく』 (宝島社SUGOI文庫)も読んだことがあった。あれも日刊ゲンダイに連載されたユニークな古本屋や新刊屋ルポをまとめた一冊ではなかったか。中目黒の杉野書店などが出てきた。そちらには模索舎は出てこなかったと思ったが、祥伝社新書のほうには出ていた。

最近、日刊ゲンダイは手にしないないので、この連載、今も続いているのかどうか知らないが、行ったことのある古本屋も多いものの、初めて知る古本屋も多々あり。

こういう本は、一杯やりながら読むのに手頃。小難しい理屈が書かれているわけではなく、楽しく読める一冊でした。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!

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