古本虫がさまよう 古本屋
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高知には「建屋のない原発」があった? タバコ吸わせ放題の「ひろめ市場」は土佐の恥! それはさておき、チャーチルと出会えた本八幡はいいね。
(2017・8・12・土曜日)




書き忘れたが、先日、知人のお祝いごとがあり、高知へ急遽飛んだ。
羽田空港の出発ロビー、テレビがうるさいかなと恐れたが、周辺がザワザワしていたからか、または音量が以前より絞っていたのか、隅っこの座席に座るとなんとか本を読める程度の「静寂」。

ただ、飛行機に乗ると、どこからかピコピコと音がする。携帯ゲームを音声を切らずにやっているバカ餓鬼、それを見て見ぬフリをして平気の平左の親がいるようだ。

スチュワーデスさんに、その旨伝えて注意するように助言。やはり、マナー違反の親子がどこかにいたようで、注意してくれて「静寂」に。多少の人の会話などは気にならないが、人間の意思の力でコントロールできる音をコントロールしない野蛮人が沢山いるのには唖然。公共の場所でのマナー低下にはほとほと疲れる。この季節、大人未満の「餓鬼」があちこちにはびこるので尚更。

さらに我が座席の前の列の男、リクライニングを倒すのはいいのだが、何度も体をドンドンと揺さぶっている。そのたびに、前の座席かブルブルと。何やってんのかね? 背中が痒いのか? もっと体を後ろに倒したいけど、それができなくてイライラしているみたい?
その野蛮男、 隣席が空いているせいか、体を横にして、座席と座席の間に、頭が…。薄らハゲ。バーコードみたいな気色悪いハゲ頭が座席と座席の間の隙間から目の前に。自民党の某女代議士に、 「このハゲ~~! ちゃんと背筋伸ばしてまっすぐ座れ! 見苦しいぞ」と怒鳴ってもらいたいものだ?

下りる時、まだ座っていた前の男を見たら、まぁ、お股を90度に広げている。電車の中でも、こういう股広げのバカがよくいるものだ。隣に人がいないから股広げはいいとしても、不作法男は、機内から外に放り出してやりたくなるね。

ともあれ、市内へ。お祝いごとの前に、市内の古本屋(高知駅前のブックオフ 井上書店)を廻る。買いたいものはなし。さらには、別の知人が車を手配してくれていたので、高知駅前のブックオフ以外の高知近郊のブックオフ・二軒を案内してくれた。まぁ、どこも同じような「騒音」とありふれた品揃い故に買いたいものはなし…だったが。どこに掘り出し物があるかもしれないから…。ネバーセイネバー!

あと、猫目堂古本店の近くまで行ったが、シャッターが下りていた。残念。やっているのやら?

飲食できる「ひろめ市場」なる観光名所にも寄ったが、大きな灰皿を置いて喫煙者天国。夏休みということもあって、子供も多いが…。土佐の恥では? さらに泊まったホテル…。フロント脇のオープンスタイルの喫茶ルームが、なんと全面喫煙可能…。ロビーにまでタバコの悪臭が漂ってきていた。やれやれ。一応苦情をフロントに伝えたが…。都内でも、いまもどうかは知らないが、都市センターホテルの一階奥の喫茶ルームが、全面喫煙可能だったかと(ここ一年近く行ってないのでいまもそうかは未確認)。フロントというみんなが利用するところの近くで青空喫煙を可能にするのは問題ありでは…。

そういえば、帰りの高知空港。「喫煙ルーム」があるようだが、ドアには空気孔もある代物。悪臭が周辺に漏れてきそう(たまたま中に人はいなかった。トイレのすぐ脇にあるので、否応なく傍を通るしかないので目についた)。

さらには出発ロビーの喫煙コーナーに唖然。一応「ルーム」になっているのだが、なぜかドアが開いたまま。自動ドアが故障していたのか? それとも、喫煙ルーム内の排煙装置が故障していたからなのか? 「 建屋のない原発」同様の「施設」にはこれまた唖然。 別にドアが閉まっていれば問題はさほどはないだろうに。
またテレビもあちこちに設置していて、羽田空港のテレビに比べても音量も大きくて、出発時間までゆっくりと本を読むこともできない環境。やれやれ、だから飛行機に乗るのは嫌い。「悪臭」「騒音」にもう少し空港当局も敏感になれないものか。

それはさておき、本日(土曜日)は、東京周辺、朝は小雨だったが、徐々に天候は回復。ということで、昼前、久しぶりに本八幡の山本書店(古本屋)へ。ここは柏の大平書林、市川の山本書店と言われる、なかなかの古本屋。
隅っことはいえ、エロス本&アダルトビデオコーナーもあるが、硬い内容の本を中心に雑本含めて、古本屋らしい古本屋。一見の価値あり。

『サー・ウィンストン・チャーチル展』のカタログがあったので購入。1080円が650円になっていたのも好感?(税込み価格)。

1998年に日本で開催されていたそうな? 読売新聞と三越が主催でやっていたようだ。知らなかった。彼の絵画なども収録されている。ううむ…。
政治家で「画家」といえば、日本だと、社会党右派、民社党の国会議員だった麻生良方さんが浮かぶ。彼の絵はしばしば「自由」という雑誌の表紙を飾っていたものだ。彼には、 『麻生良方の油絵教室』 (池田書店)、 『絵のわかる本 見る、見破る、買う秘訣』 (ノンブック)という本もあったから、ちょっとした絵描きだったとはいえる。チャーチルの絵を見るにつけ、作風も少し似ている? どちらも風景画がお得意のようだ。

そのあと、もう一軒、JR東日本の線路沿いに古本屋があったと思って足を伸ばした。が、川井書店はシャッターが下りていた。休業の貼り紙はなし。帰宅してネットでふと見てみると、 「2017年1月31日で閉店しています」との指摘があった。そうか、閉店したのか…。一期一会…だったなぁ。この前一度寄ったきりだったかのような。

本八幡は、JR東日本の総武線の本八幡駅も、都営地下鉄新宿線の本八幡駅も、京成線の京成八幡駅ある。それぞれの駅も別々の場所にあるとはいえ、JR東日本の総武線の本八幡駅から都営地下鉄の本八幡駅や京成線の京成八幡駅まで地上区間を歩いても4~5分程度。山本書店もあるし、住むには手頃でいいかも。都営地下鉄は始発駅だから、座って行けるのでは?(総武線は混んでいるだろう)。東京駅にも新宿駅にも上野駅にも行きやすいのでは。この三駅の中間ぐらいにあるマンションに住めば、三駅が歩いて2分程度。武蔵小杉駅よりも便利では。あそこは横須賀線(等)、南武線、東横線の三線が使えるけど、東横線とJRとはかなり離れていたかと。

ともあれ、帰宅してテレビを点けたら、ホークスと日ハム戦。サファテが最後の打者を三振にとって一対ゼロで勝利。首位をキープ。まだ日は高いが、キリン一番絞りと日本ハムではないマルハニチロのソーセージで乾杯。昨日は少し仕事もしたが、3連休の中日は、まぁ、そんなノンビリ半日でなにより。重厚長大ではない本を何冊か読破。読後感はまたのちほど…。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!

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「夏」といえば「金鳥の夏」ではなく、「デパート古本市の夏」だったが……。駅ホームでの駅弁立売りもデパートでの古本市も、もう消滅寸前?
(2017・8・12・土曜日)





昨日(金曜日)から、世間はお盆休みのところが多いようだ。
街角の商店街も「8・11~8・16休業」という貼り紙が目立った。
こちらは正午前後、仕事場で所要(通勤電車も空いていた)。午後になって、まずは神田の東京古書会館へ。ちょっと「古書」が目立ったこともあってか(?)、あいにくと買いたいものはなし。

そのまま古本屋街へ。足早に移動し、半蔵門線で渋谷へ。渋谷東急東横店の古本市会場へ。以前はエスカレーター前から古本が並んでいたが……。そのころに比べれば、若干スペースが縮小しているが…。それにしても、「夏」といえば「金鳥の夏」ではなく、「デパート古本市の夏」だったが……。
新宿伊勢丹・京王・小田急をはじめ、横浜・浦和・川口(だったか)そごう…等々、はしごをしてあちこち回ったものだ。いまは、8月のデパート古本市といえば、渋谷東急ぐらい? 宇都宮東武は「夏」はもうなかったのか? 今夏は柏のマルイでロングランで古本市をやっているけど…。

ともあれ、 『朝鮮大学校をみて』 (朝鮮新報社・非売品。1967年刊行)、小島恒久氏の『向坂逸郎 その人と思想』 (えるむ書房)を購入。なんと嬉しいことに(?)、本に添付されていた値段は「税込み価格」でした。外税云々の表示は見当たらなかったので、この前の池袋西武同様「税抜き」かと思って、1000円以下だったが、カードで決済したが…。

『朝鮮大学校をみて』はプロパガンダ本。「認可」向けて、韓徳銖(朝鮮大学校学長)と大河内一男(東大総長)の対談やら、石川達三や木下順二や須田禎一や塩田庄兵衛やら「進歩的文化人」を動員しての「朝鮮大学校よいとこ一度はおいで。認可しないのは民族差別」との合唱団を形成しているトンデモ本だった。当時は沢山刷ってばらまいたのだろう……。

産経新聞取材班の『朝鮮大学校研究』 (産経新聞出版)と併読するといい?

もう一冊の『向坂本』も、ヨイショの本。2005年の刊行だが、向坂サンが1968年のチェコへのソ連の軍事介入を肯定したことを、いろいろと屁理屈つけて「容認」しているのには失笑を禁じ得ない。

そのあと、神保町に戻り、若干ブラブラして晩飯を。 「いもや」(とんかつ)が開いていると思って向かう途中、いつも行列のできている焼き肉食べ放題店の近くにある、これまた行列のできているラーメン屋(焼きそば屋?)が営業中で、なおかつ行列がなかったので、食べてみようかなと思ったのだが……。お値段は800円やら大盛り1000円など…。だが、「いもや」へ。幸い、開いていて空いていた。800円。至福!

それにしても、とんかつ定食といえば、ほぼ「いもや」か「三金」でしか食べたことが近年ない。三金が「行方不明」になってからは、ほぼ「いもや」オンリー(まだやっているのやら? 以前の店舗は一階はなんとか「完全禁煙」になっていたが、移転してからはそうではなくなったみたいだから見限って久しい! タバコの悪臭が臭うところで食事をするなんて、汲み取り式トイレの真ん前で食事をするようなものだから!)

そのあと、仕事場に戻って雑用を片づけ帰宅。

車中、泉和夫氏の『駅弁掛紙の旅 掛紙から読む明治~昭和の駅と町』 (交通新聞社新書)を読んだ。

内容紹介→「交通新聞」に連載中の『掛紙停車』は50回目を超え、これを機に加筆・修正を加え、まとめた一冊。著者のコレクションから選ばれた掛紙は主に戦前(一部戦後)で、当時の鉄道事情や、掛紙から読み取れる観光地・地域などの情報について解説します。また、当時の話からその後の駅弁や駅の変遷にも触れていきます。さらに列車に特化した掛紙を集めたボーナスコンテンツ付き。 掛紙とは、駅弁の蓋の上にのって紐で縛られているただの紙のこと。多くの人は、食べ終わった弁当殻と一緒に捨ててしまう紙だ。しかし、現代のように通信や情報網が発達していなかった時代には、掛紙が広告媒体や名所案内となっており、また、ご意見を伺う通信票の役割も担っていた。そんな時代の掛紙を紐解けば、当時の鉄道事情や世相、観光地や町の様子などが見えてくる。本書は、「交通新聞」で好評連載中の『掛紙停車』に、加筆・修正を加えた一冊。明治~昭和期の掛紙を多数、収録。巻末には列車が描かれた掛紙集も特別掲載。

全国の鉄道路線の「駅弁」「掛紙」を論じた本。
そのきっかけとなったのが、子供時代(小学低学年)に那須黒磯に家族旅行をした時、黒磯駅で駅弁(うなぎ弁当)を買った時だったとのこと。さすがにそのころは掛紙を集めていなかったという。その後、中学生になったころから、都内百貨店の駅弁大会などで買い求めた駅弁の掛紙蒐集をするようになったという。

駅弁か…。そういえば、黒磯駅も、駅ホームで駅弁を以前は売っていたものだが…。20年ほど前か。今はもう駅弁そのものを売っていないようだ。宇都宮駅もホームで駅弁を立売りするおじさんがいたものだが、これまた十年以上昔に消えてしまったようだ(駅弁そのものは売店で売っているが…)。

この本によれば、人吉駅では現在も駅弁を立売りする人がいるそうな。ううむ…。駅ホームでの駅弁立売りもデパートでの古本市も、もう消滅寸前? アダルトビデオでは「駅弁スタイル」というのは残っているようだが……? しかし、あれがなぜ「駅弁スタイル」なのか、若い人には分からない人もいるのでは? それにしても、昨日の帰省ラッシュのニュースで見たが、朝の通勤ラッシュ並みに混雑している新幹線車内で、立っている人(中年男?)が駅弁を食べていた…。いくらお腹が空いていても、時と場所を考えて自制すべきでは。携帯ゲームを音を出してやっている馬鹿餓鬼と五十歩百歩というしかない。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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「世界遺産」候補(?)の神保町古書街で、「古本の道」はともかく「古書の道」を極めるのは険しい? 「今日も 元気だ たばこがうまい!」じゃなくて、「今日も元気だ、古本探しが楽しい!」となりますことやら?(2017・8・11・金曜日・祝日)





世間は三連休&盆休み? ううむ…。「青春18切符」もまだ買わず(買えず)、「北海道&東日本パス」も手にせず、時が過ぎていくばかり。だいたいお盆休みだと、古本屋もブックオフ以外はお休みをとるところも地方では多いだろうし(京都など古本市もやっているようだが…)。

それはさておき、 『古書の道 沙羅書房 五十年誌』 (非売品)を読んだ。
いわゆる「社史」的な本。「沙羅書房」は、国文や地誌に関する和本、江戸〜明治期の各所地図、アイヌ・琉球に関する文献など、文科系学術書の専門店--だとのこと。

著者というか創業者の初谷康夫氏の生い立ちがまずは記されている。栃木育ちで大学進学がかなわず、高卒で就職することになったが、上京したく思っており、恩師の紹介(斡旋)で丸の内ホテルなどを「受験」するものの不合格。一志堂書店(古書店)で採用され、就職。やがて独立し沙羅書房を開業。
大阪の国立民族博物館や江戸東京博物館などに「納入」する本格的な「古書店」になったいく。なかなか読みごたえのある「社史」だった。
逢坂剛さんの祝辞的なエッセイも収録されている。

「沙羅書房の本はおしなべて状態がよく、信頼できる商品がそろっている。むろん、活字本も店頭に並んでいるが、読めないなりに古文書や古地図、絵図などを閲覧させてもらうだけで、いかにも眼福を得た気分になる」「そもそも、古書というのは基本的に題名だけ見て、注文するというものではない。手に取って、じっくり内容をチェックしたり、手触りを確かめたりして買うのが本道であり、また楽しみでもあるのだ。その意味でも、わたしを含めて古書の好きな[古書人]は、ネットに頼らず足で本を探すことを、忘れないようにしたいものである。なんといっても、古書はもっとも手軽で身近な、知の世界遺産なのだから」

とはいえ、僕のような「古本マニア」(?)は、いわゆる「古書」は苦手? 沙羅書房も、さて行ったことがあるだろうか? 神田界隈で引っ越しもあったようだが、現在の店舗のあるところは、靖国通りのメインストリートからはちょっと離れたところのようだ。あまり足を運ばない。今日あたり寄ってみようか? さぁ「今日も 元気だ たばこがうまい!」じゃなくて、「今日も元気だ、古本探しが楽しい!」となりますか?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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古本と古女房とどっちを棄てるかとなれば、勿論………。
(2017・8・9・水曜日)


センドポインツ・パブリッシング編の『まるごと本棚の本』 (ブラフィック社)を読んだ(見た)。


内容紹介→住空間や図書にあわせてトランスフォームしたり、ソファやランプになるなど、多機能でありながら、インテリアとしても空間をスタイリッシュに演出する本棚。作る人・使う人の想像力と創造力を刺激する、世界の逸品が続々登場!

家具としての機能美もある「本棚」が紹介されている。
壁掛けやら椅子が本棚になったり…。まぁ、数百冊程度の「本」の量なら、こんなしゃれた感じの本棚で収録もできようが…。数千冊から一万単位になると、こういうところで紹介されている「本棚」では、もうどうにもならなくなる。本棚の空間に本が少し散見する…といった写真が掲載されているが……。現実はそんなものじゃないから。

だから、本書のうたい文句の「愛読家が本の次に欲しいもの……。それは美しく機能的な本棚」というのはちょっといただけない? 美しくなくてもいいから、とにかく収容量のある本棚が欲しい。三段式スライド書棚が我が家にもあるが…。あと、三段腹のあまり美しくない古妻もいるが…。吾、古女房より古本を愛す! 古本と古女房とどっちを棄てるかとなれば、勿論………。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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連日立ち食い蕎麦を食べながら、古本屋行脚するもまた楽しからず?
(2017・8・5・土曜日)





木曜日は夜帰宅したら、巨人-ヤクルト戦を不機嫌に古女房がみていたのでクワバラクワバラ…。ところが、金曜朝起きたら、おやおや、逆転勝ちしていたではないか。ということは、昨晩(金曜日)は晩飯があるのかと思ったら、週末ギャンブルの仲間との飲み会があるというので晩飯はなし…とのこと。ううむ…。木曜夜の晩飯はペヤングソース焼きそば (税込み140円相当)だったが…。とりあえずは、昨夜の晩飯は帰宅途上で立ち食いソバ(かき揚げ・380円税込み)を食べて帰宅。

ともあれ、東京周辺は本日(土曜日)はそこそこの暑さ。曇りがちだが、時々晴れ間も覗き「猛暑」近い感じ。まずは、神田の東京古書会館では、近衛文麿氏の『平和への努力 近衛文麿手記』 (日本電報通信社)を100円(税込)で購入。持っているような気がするが……。

そのあと、古本屋街に行く暇はなく、高円寺へ移動。
車中、 『首都圏 最新版 あなたの街の知られざる名店すべて載っています!! 立ち食いそば名店100』 (学研プラス)を読んでいたこともあって、久しぶりに高円寺の「桂」に寄って天ぷら蕎麦(370円)。先の本には出ていなかったが、相変わらず麺が太くて美味い。水もまずまず冷えているし、「禁煙」の表示も。椅子もあるから「立ち食い店」ではないかもしれないが…。「名店」をちょっとチェックしたが、日頃行くところにしか関心は…。神保町界隈で数軒あったので機会あれば足を運びたいが、「いもや」があるからなかなか…。このムック、「禁煙」などの表示はないが、まぁ、立ち食い蕎麦屋は普通「禁煙」だろうからかな?

「桂」から「古書会館」に向かう途中、電柱からうるさい音楽は流れてこない。本当に環境がよくなった。近隣住民の苦情が実ったのか? 会場周辺で、間接喫煙を強要する喫煙者もたまたまだろうが見当たらず。それにしても古書会館入口に「敷地内禁煙」といった表示かいつになったら出ることだろうか? 汚い灰皿がいつになったら撤去されるのだろうか? 22世紀まで無理かな?

ともあれ、アグネス・スメドレーの『女一人大地を行く』 (角川文庫)、金久保道雄氏の『考えない葦 素顔のアメリカ』 (河出書房)、飯沢匡氏の 『権力と笑のはざ間で』 (青土社)、福本和夫氏の 『私の辞書論』 (河出書房新社)を購入。100円 200円 200円100円で計600円(税込み)。スメドレーの本は持っていると思うが…。金久保さんの本は著者サイン入り。宛て名もあり。達筆で読みにくいが、梨田圭雄様--—と読める。「梨」という字が違う字かもしれないが…。

レジのところに「柏マルイ7F古書市」の「古書販売目録」が置いてあったのでゲット。7・22~8・30まで開催。先日行ったところ。一見の価値ある古本市。ただ、「ご注文予約」は8月9日までにお申し込みくださいとある。ううむ…。この目録には1700冊ぐらいの本が提示されているが、これは8・9まで買えない? 古本市は7・22から始まっているが…。普通、古本市が始まる前に目録が届いて、それを各自注文。その上で、注文の入っていない本は、古本市開始時から会場に陳列され、随時売れていくというのが普通だろうが? ちょっと変わったユニークな古本市?

さておき、暑いので、もう出かける気力はなく帰宅の途上、読みかけだった、工藤美代子氏の『われ巣鴨に出頭せず 近衛文麿と天皇』 (中公文庫)を読了。
この前読んだ(再読した)、鳥居民氏の『近衛文麿「黙」して死す』 (草思社文庫)同様、近衛の評伝的ノンフィクョン。基本的にハーバート・ノーマン等々にして近衛はやられた――という筆致には同感。
引き続き、筒井清忠氏の『近衛文麿 教養主義的ポピュリストの悲劇』 (岩波書店)を読みすすめているところ。
ポピュリストか…。そういわれればピッタリかも。容共リベラル、反共リベラル?  近衛って、よくは分からん人ですな。ノーマンや都留重人に「刺されなかった」ら、吉田茂ではなく彼が戦後日本政治をリードしたかもしれない。結果として、近衛がああいうふうになったことは、日本にとってはまだマシだったか?

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