古本虫がさまよう 環境
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イノシシは食べられないのか?
(2017・3・22・水曜日)




2017・3・21の朝、NHKニュースで、神戸など都市部でもイノシシが「定住」するようになり、買い物の「食料」を狙われて被害を受ける人が出てきているとのニュースが流れた(以前、ローマで、カモメが外テラスで食事をしている人を狙うなんて番組があったことを紹介したことがある。相手がイノシシとなると、カメモよりは危険!)。

その対策としては…。農村では、畑を守るサクの山側のほうの木々を伐採し、見渡せるようにすれば、警戒心が強いイノシシは畑を荒らさない…とか。

ふうん? 手っとり早い対策として、すぐに浮かぶのは「駆除」だが、そういうのはNHKはタブー視するから全然報道しないのかな?
東京のカラスだって、生ゴミ対策もあっただろうが、適度な駆除も多少の効果はあったはず。同様に、都市部が「安全」だと思って、昼間でさえ、用水路などをうろつくイノシシが出ていたが、こんなの、銃を少しぶっ放せば、あわてて逃げるのでは?
都市部で猟銃をぶっ放すのは問題があるとしても、空気銃やらなんやら威嚇をすることも肝要だろう。そもそもカラスと違ってイノシシは食える? 鹿も適宜捕食しているではないか。イノシシも当然そうすべき。国技館のある両国にイノシシ料理を提供する店(山くじら すき焼 ももんじや)があって、10年ぐらい前に、一度「すき焼き」を食べたことがある。でも、禁煙店ではなかったので、それ以降、まったく出かけていないが……(ネットで見ると、ランチタイムはかろうじて禁煙になっているようだが…)。

都市部で捕食できるようになれば、新鮮? 朝仕留めたばかりのイノシシ肉ですきやきなんて--災い転じて副となすではないか? 神戸市など、住民への被害が出ているのに、駆除するという姿勢を打ち出していないように番組では見えたが、それはおかしいのでは? 「動物愛護」もほどほどにすべきだろう。

NHK番組では銃殺などの是非、効果の有無についての考察は全くなくて黙殺していた。それではあらゆる角度から報道する使命を果たしているとはいえないのではないかな?

未見未読だが、 『ジビエ・バイブル野鳥、熊、鹿、猪、ウサギ…素材の扱い方から料理まで』 (川崎誠也氏・ ナツメ社)という本もあるそうな。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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出かける時はカードを忘れても、グルメガイド本には「禁煙」情報を載せるのを、お忘れなく!? 鬼とマナーの悪いタバコ飲みは「隔離施設」へ?
(2017・2・3・金曜日)






『散歩の達人 handy神田神保町+九段下』 (交通新聞社)を読んだ。全編カラー仕立て。神田神保町界隈の飲食店や古本屋などを紹介している。雑誌「散歩の達人」で神保町などを特集した時の記事などを流用したものかもしれない。地図もアリ、ハンディなのはいいのだが、雑誌掲載時もそうだし、この本もそうだが、飲食店に関して、「禁煙情報」が皆無なのには唖然呆然となるしかない。いまどき、グルメガイド本で、そういう情報を載せないのは、編集長が喫煙愛好家なので、そんな情報など載せてやるものかと息巻いてのことなのかと疑いたくもある?

喫煙者に対してであれ、タバコが苦手の人に対してであれ、禁煙情報は役立つはず。いちいち問い合わせするのは面倒。「終日禁煙」と一言表示があれば、「あっ、こんな店行かない」という人もいるだろう。「終日喫煙可能」とあれば、同様。僕は行きません! 店によってはランチタイムのみ禁煙とか、いろいろとあるだろうが。なんで、こんな肝心の情報を載せないで平然としていられるのか? まったく理解できない。

それにしても、外を歩いていても、立ち止まって吸えば「良識人」とでも思っているのか、そういう人が少なくないが、歩行喫煙者も相変わらず多くて、我々のような人間からすれば、町中はスモッグならぬスモーカーだらけ。心地よく外気に触れながら臭くない街を歩く自由は完全に奪われている。そして、飲食店や駅中も同様。駅ホームがやっと禁煙になったかと思いきや、駅構内の飲食店など、完全禁煙にせず、喫煙可能店が少なくなく、開いているドアから漏れてきているのにJR東日本など平気の平左で見のがしているようだ。やれやれである。

2016・1・28朝日朝刊の付録版の記事に「日本のたばこ対策、正念場」「全面禁煙、世界の常識」「甘い『警告表示』」なる記事が出ていた。受動喫煙で15000人が死んでいるとのこと。これに関しては、本当?と思わないでもない。だが、昔のように屋根の低いビルの屋内職場で何人もがタバコを吸っていて、会社に行くたびに服に悪臭が染みつくような環境なら、そういうこともあるかもしれない。そんな飲食店の従業員なら、そういう被害を受けるかもしれない。大気の放射能は大したことなくても、国際線のスチュワーデスのように四六時中、航空機に乗務していると、放射能被害が増えるということがあるように…。

記事によると、「喫煙室は出入り時に煙が漏れるなど完全な防止策とはみなされていない」と医師会などは指摘しているとのこと。これは同感。タバコのパッケージの「警告表示」も生ぬるいとの指摘があるようだが、外国のモノはグロテスクなものが少なくない。それもいいかもしれないが、「立ち止まっての喫煙も周囲の人がいれば迷惑」「悪臭を人の鼻孔に届けるな」という趣旨のモノを徹底してほしいものだ。吸いたい人はいくらでも吸えばいい。ただし他人の鼻孔にそれを漂わすなというだけのこと。人間の意思の力でコントロールできることをなぜ喫煙者はしないのか。たばこ税の一部で、二重ドアの消臭シャワー付きの喫煙ルームをところどころ作るように働きかけることも十分にしていない。日本たばこの責任もあろう。財務省もバカなのだろうが…。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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東京が「廃墟」になる日は来るのか?
(2017・1・26・木曜日)



キアラン・ファーヘイの『ベルリン廃墟大全 -ナチス、東西分割、冷戦…光と影の街を歩く』 (青土社)に引き続き、キーロン・コノリー編の『世界の廃墟図鑑』 (原書房)を見た(読んだ)。こちらは書名通り、世界各国の廃墟を写真にて紹介した書。日本の軍艦島(端島)や奈良ドリームランドも出てくる。廃線になったりした鉄道駅やホーム跡や捨ておかれた車両などの写真も多い。
北朝鮮の建設途上でストップした、情けないホテル・柳京ホテルも登場している。バルセロナのガウディの「アレ」は廃墟のように見えないでもないが、建設途上ということもあってか出てこないが?

日本でも、丸田祥三氏の『棄景-廃墟への旅』 (宝島社)や『棄景II-HIDDEN MEMORIES』 (洋泉社)などを拝見拝読した記憶がある。

そのほか、本欄でも紹介したかと思うけど、営業を止めたラブホなどの「棄景」などもあったかと。事故は無論のこと原発への攻撃などがあれば、原発周辺の地域のみならず東京のような大都会も、 『ベルリン廃墟大全』で登場した東ドイツの「(共産主義的)主要施設」の廃墟の跡地のように荒れ果てることにもなろうか。明日は我が身! 美女ヌード写真集も、いろいろと「想像力」を勃起、いや喚起してくれるが、こういう廃墟写真集も、危機管理的視点から眺めるべきものであろう。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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人為的理由によって地球温暖化が起こり人類にとってメリットなしと断じるのは「正論」なのか? あの地球寒冷化論は何処に消えた?(2017・1・23・月曜日)





トランプ政権も無事スタート。レーガン政権がスタートした時は、その外交防衛、対ソ政策は全面的に支持した記憶があるが……。ともあれ、飲食店や銀行の窓ガラスを割ってまで就任反対デモをする輩がアメリカ・ワシントンにもいたようだが…。就任式にはさすがに歴代大統領は民主党でもちゃんと出席しているようだ。負けたクリントンさんも。しかし、議員の中にはボイコットしている民主党議員も数十人はいるそうな。選挙の結果をことさら無視する姿勢はあまり知的とはいえまい。

一方、朝日(2016・1・22朝刊)には、日本に在住しているアメリカ人(オリバー・カープ)が登場。彼は、民主党員ということもあり、また、白人の父と黒人の母の間に生まれ、日本人と結婚していて、オバマ支持者で、トランプの主張に反対している。だが、「彼は私の大統領。それが現実。米国を傷つけず、日本と良好な関係を保ち続けてほしい」「それでも、新大統領の前途を祝福したい」と、コメントを寄せていた。そうそう、それが民主主義というものだろう。「リベラル」にもいろんなのがいるようだ。バカとスマートなのと? もちろん、トランプ支持者の中で、クリントンが当選した時、同じような姿勢を取れる人がどれだけいるか? もちろん皆無ではないだろうが…。どっちもどっちなのかな?

ともあれ、トランプ大統領は、TPP反対やら温室効果ガス削減策見直しなど、いろいろと取り組んでいくようだが、人為的理由で地球温暖化が起こり、それが人類社会にとってマイナスでしかない—といった温暖化危険論には僕も懐疑的なので、そのあたりは注視している。

たまたま昨日、家の中の本棚を整理していたら、五島勉氏&西丸震哉氏の『実説 大予言 地球は冷え、乾き、人々の飢えは近い』 (ノンブック) という本が出てきた。読んだ記憶はない。昭和49(1974年)年7月初版発行。僕のもっているのは昭和56年(1981年)5月発行の29刷り。カバー裏には根本順吉氏の推薦文が大きく出ている。
若い人は知らないだろうが、このころ、地球は寒冷化しているとの本が多々出ていたものだ。

小松左京氏も、1974年に、編著として『異常気象 地球が冷える』 (旭屋出版)という本を刊行している。このころは地球寒冷化論が「流行」していたのだ? いまの逆?

根本氏は気象庁の予報官の仕事をしていた人だから、「素人」ではない。そんなプロだが…。この人、『冷えていく地球』という本を、家の光協会から 1974年に刊行している。 のち角川文庫に入った。そのあと、1976年に『氷河期が来る 異常気象が告げる人間の危機』という本をカッパブックスから刊行している。持っている。ところが、いつの間にかコペルニクス的転回があったようで、1989年に『熱くなる地球 温暖化が意味する異常気象の不安 』 (ネスコ)を出している。ふうむ?

ともあれ、その根本さんは、 『実説 大予言 地球は冷え、乾き、人々の飢えは近い』
カバー裏に、科学評論家という肩書で、こんな推薦の弁を寄せていた。


予想される最悪の未来像を大胆に描き出した両著者に敬意を表したい。ここに明示されたことを否定する人は、不安のない未来について証言しなければならない。そしてさらに、ここに書かれてある以上の科学的提案をしなければならない。ここに誇張があるという人には、何万年に一度という異常気象の意味を問いたい。言葉に惑わされて、この本でもとも言いたかったことを読み落とさぬようにしてほしい。この本は、人々が生きのびるための一つの出発点を与えるものである。

カバー袖には丹波哲郎 野坂昭如両氏の推薦もある。野坂さんは、 「この一書に記された言葉は、すべて確かな言葉である。人類、いや地球上の生きとし生けるものの、否応なく直面せざるを得ない事実だけが述べられている。信ずる信じないの問題ではない」と…。そうはおっしゃってもねぇ……。「事実だけが述べられている」?昨今流行の地球温暖化危険論も、少なくとも温暖化メリット論も出てきて、異なる対応が取られる可能性は皆無ではあるまい。そしてある日気づいたら、地球寒冷化論が再び猛威を振るうなんてこともありうるのでは?

ちなみに、この本の目次はこんな感じ。

1 恐怖の足音 大飢饉の接近  それはノストラダムスの予言とも一致する
2日本各地を襲う寒冷化と旱魃 食料危機は、ここ数年内に起こる(北海道は毎年、冷害に襲われるようになる。今世紀末までには、米が全然、穫れなくなる 希望は寒流にのってくる魚だけ?
3すでに、全世界を覆う異常気象 遅くとも、今世紀末には氷河期になる 中国、朝鮮は旱魃・寒冷化のダブル・パンチ
4 逃亡から逃れる方法はあるか  工業国から農業国への大転換 救われたいのなら食べものを二割減らす カエル、なども有望食品……。
まぁ、そのほか、氷河期の暖房は恋人の体温で、都会の主婦もゴルフ場にイモを、OLは農村青年と結婚とか……(ううむ、この言葉、内容が「すべて確かな言葉である。人類、いや地球上の生きとし生けるものの、否応なく直面せざるを得ない事実だけが述べられている」と断じた野坂さん……。「ここに明示されたことを否定する人は、不安のない未来について証言しなければならない。そしてさらに、ここに書かれてある以上の科学的提案をしなければならない」と論じた根本さん。お二人は21世紀になってもご存命だったが、この件に関して、何か語っていただろうか?)。

西丸さんって、日本人寿命が40歳ぐらいになるなんて本も出していた人では……。 『41歳寿命説 死神が快楽社会を抱きしめ出した 』 (情報センター出版局)も読んだ覚えがある。

ちなみに、2017・1・19読売朝刊には「米温暖化対策後退か」「関連3閣僚に『懐疑派』」「パリ協定参加不透明」との見出し記事が出ていた。環境保護局の長官候補、スコット・プルイットという人は地球温暖化に一貫して懐疑的だとのこと。環境保護局が策定した二酸化炭素規制を違法だとして連邦裁判所に訴えていたという。そういう人がその局長になるとは? やるね?
タバコを吸って何が悪いなんてうそぶく喫煙者が、厚労省の喫煙対策局長になるようなもの? これは大変だ?

そのほか、エネルギー省の長官にはリック・ペリーという前テキサス州知事が有力というが、石油産業に深いためかどうか?、地球温暖化は「でっち上げ」と発言しているそうな。

でも、少なくとも禍福はあざなえる縄のごとし。「温暖化」がデッチ上げかどうか、人為的な理由以外に要因があるのかどうか…少なくとも温暖化が事実だとしても、メリットもあるのでは? 。
先の本に登場する「専門家」の居丈高な発言や、転進?などを見るにつけ、レッテル貼りではなく、冷静に考えるべきだろう。地球寒冷化論が旺盛だったあの時代の科学的根拠は何だったんだろう? 温故知新が大事? 太陽の黒点活動の低下により、先の本の予言が100年後には「現実」となる可能性だってゼロではあるまい。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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渋谷が糸魚川になる日  12/27/2016  




渋谷が糸魚川になる日
(2016・12・27・火曜日)





昨日朝の某テレビ番組で渋谷ハチ公前広場のタバコのみのマナー違反が報告されていた。駅周辺には「青空喫煙所」があちこちあったが、苦情もあったせいか(改良工事のため?)、ハチ公前の青空喫煙所が撤去されたものの、その「跡地」でタバコを吸う輩があとをたたず、ポイ捨てしているそうな。マナーの悪い輩は携帯灰皿も持たないようだ。植え込みなどもあるのだが、そのあたりにもタバコの吸殻が一杯。火のついたタバコも見えた。赤々と燃えている。「火の粉」だ。新潟の糸魚川の大火災の映像(火の粉の数々)を想起もした。「ここではタバコを吸えません」といった注意書きもあるが、字が読めない文盲が喫煙者には増えているようだ。

日本たばこ はお金を出して、「土地」を買い取り(借りて)二重ドアの悪臭消臭シャワー付きの「喫煙ルーム」を渋谷駅近くに設置すればいい(渋谷区が設置している青空喫煙所はちょっと歩けばあるようだが)。罰金をどんどん取って、それを有効活用するのもいい。マナーの悪いタバコのみの金を使って、マナーのいい喫煙者が報われるシステムを構築する努力を日本たばこはすべきだろう。このまま放置していたら渋谷ハチ公前で火災が発生するだろう。そうならないためにも、警官や機動隊を使ってでも、悪臭を撒き散らすマナー違反の喫煙者を取り締まるべきだ。条例違反で、罰金(2万円)をとることも可能とのこと。

タバコそのものは、気分転換にもなる人もいるわけで、製造を中止する必要はまったくない。半径100メートルに人がいないところで、失火をしないなら、吸う権利は大人ならある。悪臭を撒き散らしているという認識を持つことなく、健康は自分自身が管理しているから、自由自在に吸う権利があると思い込んでいる人がいるとしたら、それは間違っているといいいたいだけ。そのあたりが分からない人が少なくない。たばこ税の一部を使って、二重ドアの消臭シャワー付きの喫煙ルームを適宜人口密集地に設置する努力をしないで、安易な「青空喫煙所」を駅前や駅周辺に設置して、それで「分煙」なんて称しているのがそもそもの間違い。東京五輪にはそもそも反対だったが、やるなら、せめて「完全分煙都市」推進になればいいのに、その可能性も未だ低そうだ。

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