古本虫がさまよう 環境
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スナックも一流ホテルも「完全分煙」には理解なし?
(2017・10・26・木曜日)





昨夕は所要(仕事)で某ニューオータニホテルの宴会場へ。入口脇の「ドア付き」喫煙所からは相変わらずタバコの悪臭が漏れている。通ると臭うし、ホテル内に入っても、出入り口のドアがあくたびに館内に悪臭が入ってくるのが分かる。「二重ドア」じゃないんだろうな…。隙間もあるみたい。一流ホテルとしては、杜撰な「喫煙所」というしかない。もう少し「隔離」した場所に設置するか、「壁」を設置すればいいのに…。以前、「助言」したことがあるけど、改善する意思はないようだ。それでも、パーテイ会場も一応「禁煙」なようだし、昔を思えばまだマシ?

悪臭を鼻孔や服に強制吸入(付着)されない自由を確保した上で、人に迷惑をかけない範囲で吸う自由も保障される(ただし失火による火災は重罪に)という文明ルールがいつになったら定着するのやら?
ただ見落としてはならないのは、吸うのは原則自由。健康を害するとかそういうのは余計なお世話だろう。吸うことによっての気分転換(爽快?)の効用があるのは間違いないだろうし(人によっては)。その趣向を体によくないからというのはおかしい。ただし、その吐き出す悪臭が服に付着し、せっかく洗濯したばかりのセーターに悪臭が染みつき、高いアクロンでまた洗うといったコストを被害者が一方的に支払わせられるのはおかしいというだけ。

ともあれ、所要を片づけた後、有楽町界隈へ移動。楽しく会食。雨もいつのまにかあがっていたようだ。夜のこの界隈。午後10時をすぎてもにぎやかだった。

それはさておき、谷口功一氏・スナック研究会編の『スナック研究序説 日本の夜の公共圏』 (白水社)を読んだ。

(こんな内容)→「スナック」についての本邦初の学術的研究。都築響一、苅部直、谷口功一各氏による座談会も収録。
「スナックは、全国津々浦々どこにでもあるが、その起源・成り立ちから現状に至るまで、およそ「研究の対象」とされたことは、いまだかつて、ただの一度もない。本研究では、社会的にはおよそ真面目な検討の対象とはされてこなかった、このスナックという「夜の公共圏」・「やわらかい公共圏」の存在に光を照てることで、日本社会の「郊外/共同体」と「社交」のあり方を逆照射することを目指すものである。」 スナック研究会HPより
サントリー文化財団が奇妙な団体に助成金を出したと話題になっている。その名も「スナック研究会」。研究題目は「日本の夜の公共圏――郊外化と人口縮減の中の社交のゆくえ」という。
スナ研のHPによると、「日本に十万軒以上もあると言われる「スナック」について、学術的な研究がまったく存在しないことに憤り」を感じて決起したという。目指す到達点は以下になる。
〈スナックは、全国津々浦々どこにでもあるが、その起源・成り立ちから現状に至るまで、およそ「研究の対象」とされたことは、いまだかつて、ただの一度もない。本研究では、社会的にはおよそ真面目な検討の対象とはされて来なかった、このスナックという「夜の公共圏」・「やわらかい公共圏」に光を当てることで、日本社会の「郊外/共同体」と「社交」のあり方を逆照射することを目指すものである。〉
調べた結果は仰天するものばかり。人工衛星による夜間平均光量データまで駆使して出てきた統計結果にメンバーも困惑するしかない……


まぁ、お酒メーカーにとって「スナック」はお得意様だから(?)、サントリー財団が助成金を出してもおかしくはない?
細かい「註釈」も多々ついた本。冒頭、谷口さんが「スナックとは何か」ということで、「ママ」が一人いて、カウンター越しに接客するような酒と会話を提供する店、値段は3000円ぐらいのボトルをキープして…と。入店したらおしぼりと、ママお手製のお通しが出てきて…。そしてカラオケがある…と。ガールズバーとは違って…とか。

大事なことを書き落としている? 「喫煙天国」ということを?

とはいえ、スナックはあまり行ったことがない。若い時、社の先輩や知人に連れられて、高田馬場や飯田橋界隈のスナックには
行ったことがあるが…。喫煙天国だったかな? オンチなのでカラオケには何の関心もない。それどころか、実家の隣が「スナック」(自宅兼業)だったが、防音もなにもしておらず、まぁ、住宅街だというのに、夜の10時前後から深夜までカラオケの音声がよく流れていた。大学で上京したあたりに自宅を改造して開業していたので、被害を受けるのは、帰省していた時ぐらいだったが…。だから、「スナック」にはあまりいい印象を持っていない。

昨今の都会の飲食店街のスナックは、音量に関しては多少の規制もあって、そんなに迷惑ではないかもしれないが…。所詮、禁煙スナックって、あまりなさそうだし。禁煙バーもまだまだ少数だろう。居酒屋も。
しかも田舎のスナックの関係者が、スナック開業前から猫を飼っていたというか、野良ネコに餌を与えていたこともあって、わが家の小鳥を狙って自宅に侵入することもしばしば。何度スリッパなどを投げつけて命中させてやったことか。しかも、庭に「糞」もしていく。爾来、ネコ嫌い。スナックもあまりいい印象を持てないままだ。

それはさておき、学術的アプローチによるスナック論…。「公共圏」なら「禁煙」か「完全分煙」にしてほしいナァ。そういう提言もほしい…。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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「イケメン」より「イケザッソウ」がいいね(2017・8・29・火曜日)




小林南水子氏の『生け雑草』 (柏書房)を読んだ。


内容紹介→ちょっと道草、小さなしあわせ。四季の草花を生かす心なごむ暮らしかた―。自由に気楽に、暮らしを彩る小さなアクセント。誰でもできる、今すぐできる、「かんたん生け花」のススメ。
著者略歴→小林南水子
1959年生まれ。日々を楽しみながら、3人の子を育て上げる。多彩な趣味に親しみながら、好きな世界を広げ、楽しむことの達人。2016年4月に、「1年間毎日休まずアップする」と決めて始めた、Instagramでの「身近にいる花や草木365日、そして時々。」は2017年4月でひとまず完結。そこから110枚をセレクト、草花の豆知識を加えて1冊にまとめた『生け雑草』が初の著書となる。



道端の雑草などをピックアップして「生け花」ならぬ「生け雑草」にして愛でるというのがミソ。「ドクダミ」なんかたしかによく見かける「雑草」。枯れた蔓も活けている。
雑草といっても、ツツジなんかも活けている。さらに活ける「容器」としてはちょっとしたものを日々活用。崎陽軒のシウマイ弁当の醤油入れなんかも利用しているのが面白い。

「雑草」を蒐集するにあたっては、花泥棒にならないように注意しているとのこと。公園のものも取らないように。「みんなが採取したら、公園の草花がなくなってしまいます」。正論。
そこまでして採らなくていいと。余所のお庭から出ている花も採らない。
著者には庭があるから庭でかなり調達も可能なようだ。
それぞれの「雑草」の名前。そして、俳句や短歌のような短文の紹介と、ちょっとした解説が「一頁一花」という風にまとめられている。大変素晴らしい「自然礼賛」書といえよう。「雑草」程度の「自然」なら、いろいろと愛でることも可能。大きい「自然」だと、人の命を奪うこともあるが……。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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♫夏がくれば思い出す、はるかな太平洋の海亀たち……。亀頭と海亀は優しく大切に?
(2017・7・22・土曜日)



「日本の古本屋」のマルイ(柏)の古本市、マルイのホームページにつながるところをクリックしたら、古本市のポスターも出てきて、それにも7・22~からとなっていたから、今日(土曜日)からやはりあるのだろう。目録は8月に~なんて書いているから、8・22~の誤植かと思ったりしたが、やはり7・22からの開催のようだ。ならば週末行かねば?

それはさておき、小家山仁氏の『カメの気持ちと飼い方がわかる本』 (主婦の友社)を読んだ。
著者は爬虫類のお医者さん。最近話題の獣医学部を卒業している(日本大学)。本書の対象カメは「陸ガメ」。

内容紹介→3万頭のリクガメを見てきた専門医監修。カメのしぐさや気持ちへ最新アプローチ。見るだけで楽しい写真と最新の飼育情報が満載。カメは一見、感情のわかりにくい動物ですが、飼い主を認識し、名前を呼ぶと反応したり、食事をねだったりするカメもいるぐらい、実は感情豊かで頭のいい動物。 本書は、飼いやすく人気のリクガメの魅力たっぷりの飼い方入門書。
監修は爬虫類専門医の小家山仁先生。 何万頭ものリクガメを見てきた経験から、しぐさや行動の秘密、記憶や喜怒哀楽のメカニズム、 何を好み・何をいやがるのか、しつけはできるのかなど、カメ飼いさんがいちばん知りたい「カメの気持ち」についてもディープに解説。カメ飼いさんたちの実例も豊富で、感情の読みとり方の実践ヒント、リクガメと楽しく暮らすための方法など、マネしたい内容がぎっしり。カメが快適に暮らせる飼育法や食事の注意、気をつけたい病気など、飼い方の最新情報もしっかり掲載。オールカラー&写真やイラストが豊富なので、カメを飼う前からもイメージがわきやすく、飼った日から即お役立ち!


まぁ、「内容紹介」にあるとおりの本。ただ、子供の時(?)に読んだヘンなマンガの影響もあって、ニョキっと出たり引っ込んだりするカメの頭、「亀頭」を見ると、別なマイモノを想像し、ヘンな方向に発想が浮かぶ。子供の時には(特に男の子は)、そういうヘンなマンガではなく、こういう健全な本を手にして、自分のではなく、ホンモノの「亀頭」をナゼナゼしてあげるのが、よりよい情操教育になると思う。

ところで、インコ好きの僕が、なんでこんな本を手にしたかというと、子供の時、夏休みの宿題で、自然観察をかねて、ウミガメを一カ月だけだが、飼って観察日記を書いたことがあるから。

当時はリスや文鳥や十姉妹を飼ったりもしていた。庭の木に鳥黐を使ってヒヨドリなんかを捕まえたのは、近所のお兄さんがしているのを見たことがあるだけだが……

ともあれ、海亀と陸亀とは、同じカメでも違うモノだろうし、記憶は薄れているけど、海亀のエサには刺身を時にはあげていたかのような。大きなタライに入れて夏休みの間飼ったのだが、当然、海水がいいということで、近くに太平洋があったから(?)毎朝、大きなバケツをお手伝いさんと共に、出かけて入れ換えていたかと。夏休みが終ったら、海に放ったけど。砂浜をテクテクと、いやノタノタと這って海の中に消えて行ったのはいまでもはっきりと覚えている。鶴は千年、亀は万年というけど、まだ生きているだろうか? そもそも、何処で親が買ってきたんだろう。聞きたくても親は二人とも鬼籍。

♫夏が来れば 思い出す はるかな尾瀬 とおい空 きりの中に 浮びくるやさしい影 野の小路みず芭蕉の花 が 咲いている 夢見て咲いている 水のほとり しゃくなげ色にたそがれるはるかな尾瀬 とおい空…という歌があったけど、夏が来れば思い出す 海亀ちゃん…だった。

昔、テレビで見たけど、ウミガメの産卵って、結構大変。砂浜を掘って、タマゴを何個も生んで…。そのタマゴから生まれた子亀たちがノタノタと砂浜から海に向かって必死になって這っていく…。そういう砂浜をバカな餓鬼がバイクでブルンブルンと走るために子亀の生地が危機になっているとか…そんな番組だったか? 「環境主義者」ではまったくないが、「海亀」は大切に?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!

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人為的に地球温暖化が起こり、それが人類にとって百パーセント「悪」だと決めつけるようなパリ協定から離脱することは、そんなに悪いことなのだろうか? 小松左京が生きていたらトランプを支持したかも? 地球寒冷化、地球温暖化、どっちがフェイクニュースなのかよくよく考えるべきでは? 「人為的地球温暖化発生&危険論」とは一味違う「本」にも目を向けるべきでは?
(2017・6・2・金曜日)


ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」から離脱することを表明したことを批判する大合唱がおこっているようだ。

僕は、もしアメリカ人なら、トランプとサンダースの勝負だとどっちに投票するか悩んだだろうし、英国人なら、今、総選挙の真っ最中だが、保守党に入れるか労働党に入れるか呻吟していることだろう。労働党党首コービンも、そんなに悪い奴ではないみたいだし(少なくとも、村山や土井たか子なんかよりはマシ)。
そんな柔軟思考の僕だけど、温暖化危険論に懐疑的なビョルン・ロンボルグの『環境危機をあおってはいけない 地球環境のホントの実態』 (文藝春秋)、 『地球と一緒に頭も冷やせ! 温暖化問題を問い直す』 (ソフトバンククリエイティブ)などを読んでいることもあって、トランプの決定をそんなに暴挙だとも思えない。

そのほか、過去に読んだ下記の本を手にしてみれば、トランプ批判の合唱に加わるのは、よくよく考えてからにしたほうがいいのではないかと思わずにはいられない。以下ご参考までに。

(以下再録)
人為的理由によって地球温暖化が起こり人類にとってメリットなしと断じるのは「正論」なのか? あの地球寒冷化論は何処に消えた?(2017・1・23・月曜日)

トランプ政権も無事スタート。レーガン政権がスタートした時は、その外交防衛、対ソ政策は全面的に支持した記憶があるが……。ともあれ、飲食店や銀行の窓ガラスを割ってまで就任反対デモをする輩がアメリカ・ワシントンにもいたようだが…。就任式にはさすがに歴代大統領は民主党でもちゃんと出席しているようだ。負けたクリントンさんも。しかし、議員の中にはボイコットしている民主党議員も数十人はいるそうな。選挙の結果をことさら無視する姿勢はあまり知的とはいえまい。

一方、朝日(2016・1・22朝刊)には、日本に在住しているアメリカ人(オリバー・カープ)が登場。彼は、民主党員ということもあり、また、白人の父と黒人の母の間に生まれ、日本人と結婚していて、オバマ支持者で、トランプの主張に反対している。だが、「彼は私の大統領。それが現実。米国を傷つけず、日本と良好な関係を保ち続けてほしい」「それでも、新大統領の前途を祝福したい」と、コメントを寄せていた。そうそう、それが民主主義というものだろう。「リベラル」にもいろんなのがいるようだ。バカとスマートなのと? もちろん、トランプ支持者の中で、クリントンが当選した時、同じような姿勢を取れる人がどれだけいるか? もちろん皆無ではないだろうが…。どっちもどっちなのかな?

ともあれ、トランプ大統領は、TPP反対やら温室効果ガス削減策見直しなど、いろいろと取り組んでいくようだが、人為的理由で地球温暖化が起こり、それが人類社会にとってマイナスでしかない—といった温暖化危険論には僕も懐疑的なので、そのあたりは注視している。

たまたま昨日、家の中の本棚を整理していたら、五島勉氏&西丸震哉氏の『実説 大予言 地球は冷え、乾き、人々の飢えは近い』 (ノンブック) という本が出てきた。読んだ記憶はない。昭和49(1974年)年7月初版発行。僕のもっているのは昭和56年(1981年)5月発行の29刷り。カバー裏には根本順吉氏の推薦文が大きく出ている。
若い人は知らないだろうが、このころ、地球は寒冷化しているとの本が多々出ていたものだ。

小松左京氏も、1974年に、編著として『異常気象 地球が冷える』 (旭屋出版)という本を刊行している。このころは地球寒冷化論が「流行」していたのだ? いまの逆?

根本氏は気象庁の予報官の仕事をしていた人だから、「素人」ではない。そんなプロだが…。この人、 『冷えていく地球』という本を、家の光協会から 1974年に刊行している。 のち角川文庫に入った。そのあと、1976年に『氷河期が来る 異常気象が告げる人間の危機』という本をカッパブックスから刊行している。持っている。ところが、いつの間にかコペルニクス的転回があったようで、1989年に『熱くなる地球 温暖化が意味する異常気象の不安 』 (ネスコ)を出している。ふうむ?

ともあれ、その根本さんは、 『実説 大予言 地球は冷え、乾き、人々の飢えは近い』
カバー裏に、科学評論家という肩書で、こんな推薦の弁を寄せていた。


予想される最悪の未来像を大胆に描き出した両著者に敬意を表したい。ここに明示されたことを否定する人は、不安のない未来について証言しなければならない。そしてさらに、ここに書かれてある以上の科学的提案をしなければならない。ここに誇張があるという人には、何万年に一度という異常気象の意味を問いたい。言葉に惑わされて、この本でもとも言いたかったことを読み落とさぬようにしてほしい。この本は、人々が生きのびるための一つの出発点を与えるものである

カバー袖には丹波哲郎 野坂昭如両氏の推薦もある。野坂さんは、 「この一書に記された言葉は、すべて確かな言葉である。人類、いや地球上の生きとし生けるものの、否応なく直面せざるを得ない事実だけが述べられている。信ずる信じないの問題ではない」と…。そうはおっしゃってもねぇ……。「事実だけが述べられている」?昨今流行の地球温暖化危険論も、少なくとも温暖化メリット論も出てきて、異なる対応が取られる可能性は皆無ではあるまい。そしてある日気づいたら、地球寒冷化論が再び猛威を振るうなんてこともありうるのでは?

ちなみに、この本の目次はこんな感じ。

1 恐怖の足音 大飢饉の接近 それはノストラダムスの予言とも一致する
2日本各地を襲う寒冷化と旱魃 食料危機は、ここ数年内に起こる(北海道は毎年、冷害に襲われるようになる。今世紀末までには、米が全然、穫れなくなる 希望は寒流にのってくる魚だけ?
3すでに、全世界を覆う異常気象 遅くとも、今世紀末には氷河期になる 中国、朝鮮は旱魃・寒冷化のダブル・パンチ
4 逃亡から逃れる方法はあるか 工業国から農業国への大転換 救われたいのなら食べものを二割減らす カエル、なども有望食品……。


まぁ、そのほか、氷河期の暖房は恋人の体温で、都会の主婦もゴルフ場にイモを、OLは農村青年と結婚とか……(ううむ、この言葉、内容が「すべて確かな言葉である。人類、いや地球上の生きとし生けるものの、否応なく直面せざるを得ない事実だけが述べられている」と断じた野坂さん……。「ここに明示されたことを否定する人は、不安のない未来について証言しなければならない。そしてさらに、ここに書かれてある以上の科学的提案をしなければならない」と論じた根本さん。お二人は21世紀になってもご存命だったが、この件に関して、何か語っていただろうか?)。

西丸さんって、日本人寿命が40歳ぐらいになるなんて本も出していた人では……。 『41歳寿命説 死神が快楽社会を抱きしめ出した 』 (情報センター出版局)も読んだ覚えがある。

ちなみに、2017・1・19読売朝刊には「米温暖化対策後退か」「関連3閣僚に『懐疑派』」「パリ協定参加不透明」との見出し記事が出ていた。環境保護局の長官候補、スコット・プルイットという人は地球温暖化に一貫して懐疑的だとのこと。環境保護局が策定した二酸化炭素規制を違法だとして連邦裁判所に訴えていたという。そういう人がその局長になるとは? やるね?
タバコを吸って何が悪いなんてうそぶく喫煙者が、厚労省の喫煙対策局長になるようなもの? これは大変だ?

そのほか、エネルギー省の長官にはリック・ペリーという前テキサス州知事が有力というが、石油産業に深いためかどうか?、地球温暖化は「でっち上げ」と発言しているそうな。

でも、少なくとも禍福はあざなえる縄のごとし。「温暖化」がデッチ上げかどうか、人為的な理由以外に要因があるのかどうか…少なくとも温暖化が事実だとしても、メリットもあるのでは? 。
先の本に登場する「専門家」の居丈高な発言や、転進?などを見るにつけ、レッテル貼りではなく、冷静に考えるべきだろう。地球寒冷化論が旺盛だったあの時代の科学的根拠は何だったんだろう? 温故知新が大事? 太陽の黒点活動の低下により、先の本の予言が100年後には「現実」となる可能性だってゼロではあるまい。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!




「地球温暖化危険論」は、旭化成子会社も真っ青の捏造データに基づくものなのか?「原子力ムラ」「せんみつや・千三つ屋ムラ」より怖い「温暖化ムラ」?
(2015・11・4・水曜日)



深井有氏の『地球はもう温暖化していない 科学と政治の大転換へ』 (平凡社新書)が出たので手にした。
まだ読み始めたところ。題名通りの本。

われわれは、二酸化炭素によって地球温暖化が進んでいることはもはや常識中の常識だと思っている。しかし、データ上では温暖化は20年近く進んでおらず、世界各国では温暖化二酸化炭素原因説への疑念が相次いでいる。では、これから地球はどうなるのか? 最新の太陽学や古気候学の知見から見ると、今後太陽の活動が弱まり、地球は寒冷化に向かう可能性すらある。あまりに政治化されてしまった地球温暖化という問題。タブー視される「温暖化のウソ」に物理学者が警鐘を鳴らす。


まえがき
第1章 CO2温暖化論が破綻するまで
1 変わりつつある「地球温暖化」
日本の常識は世界の非常識/聞こえてきた寒冷化の足音
2 温暖化とCO2は関係ない?
気温は18年前から頭打ち/過去の気温変化はCO2と無関係
3 IPCCは何をしてきたのか
IPCCの見解の変遷──現実との乖離は進む
4 IPCC第5次報告書を読み直す
気候モデルへの過信──大きすぎる気候感度/気候モデルの弱点① 水蒸気の作用/気候モデルの弱点② 雲の作用/隠された根本的欠陥
5 気温データは正しいのか
クライメートゲート事件/流出メールから読み取れること
6 俗説を排すために

第2章 太陽が主役、新しい気候変動の科学
1 地球の平均気温を正しく知ろう
体験的温暖化は都市化によるもの/本当に信頼できるのは海水温と衛星測定
2 地球気温の温故知新
古気候学から学ぶ小氷河期の気候
3 地球を知るために太陽を知ろう
太陽のかたち/太陽風と太陽磁場/宇宙線の振る舞い/今後の太陽活動はどうなるのか
4 太陽はこうして気候を決めている
太陽活動と気候の密接な関係/気候と銀河系との関わり/雲はどのようにできるのか
5 太陽は200年ぶりの大変身──気温は頭打ちから寒冷化へ
過去160年の気温変化を解析する/今後100年の気温を予測する

第3章 あまりに政治化された「地球温暖化」
1 政治化された経緯をたどる
IPCCはCO2による温暖化前提の組織/京都議定書のもたらしたもの──エスカレートする途上国の主張
2 「地球温暖化」政策の背景
「地球温暖化」問題は国連が作り出した/金儲けの種にされた「地球温暖化」問題/世界の意識調査から見る「地球温暖化」
3 物理学者が見る「地球温暖化」問題
米国に見る物理学者の行動

第4章 今後とるべき政策を考える
1 国内政策
CO2を減らすより、利用することを考えよう/エネルギー問題を考え直そう/温暖化対策一辺倒を止めよう/「地球温暖化」教育を改めよう
2 外交政策
リオ宣言から逸脱した気候変動枠組条約/温暖化外交戦略は「守り」に徹すべし/「地球温暖化」対策からエネルギー対策へ
3 これからとるべき道
地球環境とエネルギー問題の現状/生き残るために

付録1 気候感度と温室効果
付録2 気候科学の半世紀
国際地球観測年/日本の状況/チャールス・キーリングのこと/真鍋淑郎のこと


うっかりしていたが、この人の前著『気候変動とエネルギー問題 CO2温暖化論争を超えて』 (中公新書)は積んどくしたままだった。中公新書は、書名が中立的であるし、帯(表)にも「時間がない。」と大文字。
これだけだと、著者が地球温暖化危険論を批判していることが伝わらない? 

もっとも帯の「時間がない。」の左脇に小さく「IPCCが捏造した地球温暖化CO2原因説。『温暖化対策』で、日本は莫大な損害をこうむることになる」と書かれているから、分かる人には伝わるようにはなっていたけれど‥‥。

平凡社新書のほうでも、冒頭、IPCCのデータ捏造、クライメートゲート事件について詳述されている。

理系オンチの人間は、こういうのを読んでも「なるほど、その通り」とは断言できないが、まぁ、旭化成子会社の面々のやっていることを思えば(これは社内での聞き取りや、国交省の調査レベルではなく、さっさと警察による捜査・逮捕、起訴の次元ではないのか? 捏造した輩が「自殺」しても困るし。また、旭化成やその子会社ばかりが表に出ているけど、三井の親玉も出てこい?)、IPCCや気象庁の言っている「温暖化予想」もアテにはならないと考えたほうがいいのかもしれない。

日本版でいいから「ニューズウィーク」あたりが、この真贋について大特集を組んでほしいものだ。もっとも、少し前に温暖化危機論を肯定的に特集していたかのように記憶しているが。いやいや、そのはるか前には、アメリカの学者が、温暖化危険論を批判しているコラムを掲載していたこともあったかと。

「慰安婦」論争同様、さまざまな「発見」によって、その価値基準が変動するということはありうる。「慰安婦強制連行」説同様、「温暖化危険」説も、眉唾物かも?

本や雑誌記事などを読んでいろいろと勉強しなくちゃ?

ビョルン・ロンボルグの『環境危機をあおってはいけない 地球環境のホントの実態』 (文藝春秋)も深井氏と似た論考。
小松左京氏も、1974年に、編著として『異常気象 地球が冷える』 (旭屋出版)という本を刊行している。このころは地球寒冷化論が「流行」していたのだ?

ところで、話を戻すが、1934年生まれの深井氏は、平凡社新書の「あとがき」で、実は中公新書の「まえがき」で、こういう一文を書いたと記している。

「齢70代の半ばを過ぎて、近頃しきりに戦時中のことを思い出す。なぜかと考えてみると、どうやら雰囲気がそっくりなのだ。先の見えない閉塞感の中で、『地球温暖化防止』という大義の下で人々が」「CO2削減に励んでいるさまは、アジアから鬼畜米英を追放して大東亜共栄圏を構築するという大義の下、国を挙げて戦っていた姿にぴったり重なる。その頃、巷には『八紘一宇』や『聖戦』などという標語が飛び交っていたものだ。その雰囲気は、理屈抜きで小学生だった私の体に染み付いている。このような雰囲気、集団パラノイアがまたぞろこの国を覆い始めていることに、限りない不安と胡散臭さを覚えずにいられない」

ところが、「大多数の読者には共感されないのではないかという指摘」を出版社側から受けたために「取り下げた」とのこと。ううむ、ゆゆしき「言論弾圧」?

ともあれ、著者は、「あとがき」で、世界が寒冷化に向かうことが誰の目にも明らかになる時がやがてやってくるとして、そう遠い先ではないから、 「そのとき、100兆円もの人類の富を浪費させた人たちは、どうやって贖罪するつもりなのか聞きたいものである」と結語している。なるほど。さて、どうなるか。ネバーセイネバーの原則からすると‥‥?


なお、平凡社新書は、中公新書の本を「全面的に更新したものであるが、過去の経緯については、前著から再録した部分がある」とのこと。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!

2012/04/19(木) 05:46:46
4月18日付毎日夕刊一面トップには「台風凶暴化」「今世紀末シミュレーション」「最強級襲来10~20年ごと」「温暖化影響850ヘクトパスカル発達も」という見出しの記事が掲載されていた。

「現在の気候条件では70~100年に1回程度しか本州沿岸に接近しない最大風速54メートル超の最強クラスの台風が、今世紀末には10~20年に1回程度接近する可能性があることが、気象庁気象研究所と海洋研究開発機構の共同研究チームによるシミュレーションで分かった。地球温暖化の影響で、中心気圧が850ヘクトパスカルを下回る史上最強の台風が発生する恐れがあるという」……。

ふうん?

だが、国立天文台の常田佐久教授によると、今本当に危惧すべきは地球寒冷化の危機だという(「文藝春秋」2012年5月号の立花隆氏エッセイ参照)。常田氏は日本の太陽観測衛星「ひので」プロジェクトのリーダーでもあり、この「ひので」が太陽の黒点が生まれてから消滅するまでの全過程を詳細に観察して数々の発見をなしとげているとのこと。すると太陽黒点活動が激減しているそうな。そのために、地球寒冷化もささやかれているこのごろだが、旧来のような、なんでも温暖化が進めばこんなになるといったノストラダムス的「予測」記事に一喜一憂しても仕方ないだろう。

たまたま毎日の夕刊記事の出る前に読了した渡辺正氏の『「地球温暖化」神話 終わりの始まり』 (丸善出版)』は、題名通りの本。著者は一貫して地球温暖化危険論に懐疑的な立場から発言している。C O 2を「誤認逮捕された善良な市民」と見ており、二酸化炭素を一方的な悪者にみなす風潮に反論している。あのクライメートゲート事件に関しても詳述している。ダイオキシン、環境ホルモン騒動など、作られる危機、エコ騒動の数々も論評されている。
この本の言い分が100パ-セント正しいかどうかは理系オンチには判断できないけれど、人為的理由によって地球温暖化が進行し、その効果は、マイナスしかないという類の本はあふれるほど出ているが、こういう本は少数派であろうか。どちらにせよ、異なる立場の本を読み、ふうむ? ふ~ん、なるほど、そうかも、いやしかし…と思案しながら考えをまとめていくしかない。
ただ、毎日の記事と渡辺氏の本を読み比べると、どっちが冷静であるかは言うまでもあるまい!


「世界を騙しつづける科学者」はどっちか? それでも「地球は動いている、温暖化している、いやしていない?」 09/30/2012

レイモンド・ブラッドレーの『地球温暖化バッシング 懐疑論を焚きつける正体』 (化学同人)を読んだ。

著者は地球温暖化に警鐘をならす理系学者の人。
しかし、そういう人為的温暖化危険論を否定する、または懐疑的なマスコミや学者もアメリカでは少なくない。そういう立場の人から、著者はいろいろと批判される。そういう愚痴めいたことを綴っている。

『恐怖の存在 上下』 (早川書房)で、温暖化危険論的環境テロリストを風刺したマイケル・クライトンへの批判もある。リベラル派の定番ともいうべき「ウォールストリートジャーナル」批判もある。「クライメートゲート」事件も、部分的な切り取りによる「温暖化捏造」騒動であったとしている。保守系ラジオディスクジョッキーのラッシュ・リンボウに対する批判もある。

以前、紹介したナオミ・オレスケス&エリック・コンウェイの『世界を騙しつづける科学者たち』 (楽工社)も、ブラッドレーと同じような立場の人であった。

僕は理系オンチだが、クライトンの本(『恐怖の存在』上下)は大変面白く読んだ。
 そのほか、本欄でも温暖化懐疑論的な立場の人――金子勇氏の『環境問題の知識社会学 歪められた「常識」の克服』 (ミネルヴァ書房)や薬師院仁志氏の『地球温暖化論への挑戦』  (八千代出版)や渡辺正氏の『「地球温暖化」神話 終わりの始まり』 (丸善出版)やビョルン・ロンボルグの『環境危機をあおってはいけない 地球環境のホントの実態』 (文藝春秋)を紹介してきた。

双方の立場の人の本を読み、せいぜい考えていくしかない。どちらかといえば、個人的には懐疑論の方が、より真実に近いのではないかと思っている。少なくとも「温暖化」が人類すべてにとってマイナスに作用するということはないはず。是々非々の視点に関して、危険論者の多くが「単細胞」になっているのではないか?
とはいえ…ネバーセイネバーだからなぁ。



歪曲される「環境危機」論 06/15/2012


金子勇氏の『環境問題の知識社会学 歪められた「常識」の克服』 (ミネルヴァ書房)を読んだ。これはなかなか面白い本だ。地球温暖化危険論を批判しているのだが、その御立場が理系ではなく社会学者だからということもある。
薬師院仁志氏も、社会学者的立場から『地球温暖化論への挑戦』  (八千代出版)という本を出しているが、温暖化論批判に関しては、一応理系的な人がメインではある(この前、紹介した渡辺正氏の『「地球温暖化」神話 終わりの始まり』丸善出版――なども。)

金子氏によると、清水幾太郎氏でさえも、ビキニの水爆事件(1954年)の時に、「死の灰」が東京にも降り注いでおり、今後も増加する一方で、「それは呼吸によって直接に人体へ入り込み、或いは筋肉や骨に定着して癌を生ぜしめ、或いは生殖細胞を侵して奇型児を生み出す。こうして、人類の生物学的存在そのものが人間の積極的な行為によって蝕まれ、進化のコースを退化のコースたらしめるようとしている」と記していたそうな。

金子氏は、そうした清水氏の懸念は、日本人の平均寿命の伸びを見ても分かるように杞憂であったと見なしている(たしかに、そうだとは思うが、しかし、「死の灰」がなければ、もっと伸びていたかもしれないと考えると、実は清水氏の「予言」は間違ってはいなかったのかも?)。

それと同様にというか、地球温暖化危険論も、言われるような危険性があるのかどうかに関して論じている。クライメートゲート事件などにも触れつつ、またかつては地球寒冷化論が声高に論じられていたことを振り返りつつ、フクシマ原発事故以降の自然再生エネルギー礼賛論を批判もしている。

節電を本気で主張するなら、甲子園の夏の大会も9月に延期するべしとも指摘している。同感。正午すぎから夕方にかけての試合を中止するべしとも。

ただ、夏休みを利用して高校野球をやっているのだから、学業の関連からすると9月開催は困難かも。節電するならば、少なくとも、日中(正午~夕方)の完全中継を止めればいいのである。高校野球を自宅の居間で エアコン点けて見るのが「ムダ」「贅沢」ではあるだろうから?
昔は、地元以外は完全中継はしなかった。教育番組を潰してまで、朝から夕方(延長試合があれば夜)まで、全国的に完全中継をするようなことは止めればいいのである。

ナンセンスな二酸化炭素批判論も叩かれているが同感。
太陽黒点活動の低下による「地球寒冷化」論も数年前から指摘もされていたが、要は、なるようになるしかない? 人間の意志の力でどうしようもないことに関して、貴重なお金を浪費するより、人間の意志の力で対応できる分野にもっと使うべきであろう。

定年生活者も、真夏の午後は、エアコンつけても、テレビを見ることなく、ノンフィクションノベル的ではあるが、環境テロリストと温暖化危険論の嘘を解剖したといえる、マイケル・クライトンの『恐怖の存在 上下』 (早川書房)をひもときながら、時間を過ごすのも、節電と教養のためには、素晴らしいことなのだが…。 

迫りくる危機は、地球温暖化ではなく寒冷化なのか? 04/19/2012


4月18日付毎日夕刊一面トップには「台風凶暴化」「今世紀末シミュレーション」「最強級襲来10~20年ごと」「温暖化影響850ヘクトパスカル発達も」という見出しの記事が掲載されていた。

「現在の気候条件では70~100年に1回程度しか本州沿岸に接近しない最大風速54メートル超の最強クラスの台風が、今世紀末には10~20年に1回程度接近する可能性があることが、気象庁気象研究所と海洋研究開発機構の共同研究チームによるシミュレーションで分かった。地球温暖化の影響で、中心気圧が850ヘクトパスカルを下回る史上最強の台風が発生する恐れがあるという」……。

ふうん?

だが、国立天文台の常田佐久教授によると、今本当に危惧すべきは地球寒冷化の危機だという(「文藝春秋」2012年5月号の立花隆氏エッセイ参照)。常田氏は日本の太陽観測衛星「ひので」プロジェクトのリーダーでもあり、この「ひので」が太陽の黒点が生まれてから消滅するまでの全過程を詳細に観察して数々の発見をなしとげているとのこと。すると太陽黒点活動が激減しているそうな。そのために、地球寒冷化もささやかれているこのごろだが、旧来のような、なんでも温暖化が進めばこんなになるといったノストラダムス的「予測」記事に一喜一憂しても仕方ないだろう。

たまたま毎日の夕刊記事の出る前に読了した渡辺正氏の『「地球温暖化」神話 終わりの始まり』 (丸善出版)』は、題名通りの本。著者は一貫して地球温暖化危険論に懐疑的な立場から発言している。C O 2を「誤認逮捕された善良な市民」と見ており、二酸化炭素を一方的な悪者にみなす風潮に反論している。あのクライメートゲート事件に関しても詳述している。ダイオキシン、環境ホルモン騒動など、作られる危機、エコ騒動の数々も論評されている。
この本の言い分が100パ-セント正しいかどうかは理系オンチには判断できないけれど、人為的理由によって地球温暖化が進行し、その効果は、マイナスしかないという類の本はあふれるほど出ているが、こういう本は少数派であろうか。どちらにせよ、異なる立場の本を読み、ふうむ? ふ~ん、なるほど、そうかも、いやしかし…と思案しながら考えをまとめていくしかない。
ただ、毎日の記事と渡辺氏の本を読み比べると、どっちが冷静であるかは言うまでもあるまい!

「なぜ民主党で人材は育たないのか」「民主党にだまされない」「民主主義が一度もなかった民主党」などを考える上でのみ少しは参考になる本  04/23/2011  


片山さつき氏&京子スペクター氏の『エコにだまされない』 (ポプラ社)を読んだ。
片山さつき氏は東大法学部出身、大蔵官僚、自民党の政治家だ。大蔵官僚時代、日本にとって重要な防衛部門の兵器削減を行ない、一部の評判は悪い? 
京子スペクター氏はデーブ・スペクター夫人。両者が地球温暖化危険論などのエコ論議を批判的に論じ合っている。途中、本欄でも以前紹介した『エコ亡国論』 (新潮新書)の著者である澤昭裕氏も加わって鼎談にもなっている。
クライメートゲートという温暖化危険論者たちの杜撰な内実・実情もちゃんと評している。温暖化のために氷山が崩壊したり、工場の煙突から二酸化炭素が出ているとばかりに流す映像の問題点(出ているのは単なる水蒸気の類なのに)も指摘されている。意外とまともな本であった。片山氏も大蔵官僚として誤ったかつての判断によるイメージ低下を改善することに貢献するのではないか。


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イノシシは食べられないのか?
(2017・3・22・水曜日)




2017・3・21の朝、NHKニュースで、神戸など都市部でもイノシシが「定住」するようになり、買い物の「食料」を狙われて被害を受ける人が出てきているとのニュースが流れた(以前、ローマで、カモメが外テラスで食事をしている人を狙うなんて番組があったことを紹介したことがある。相手がイノシシとなると、カメモよりは危険!)。

その対策としては…。農村では、畑を守るサクの山側のほうの木々を伐採し、見渡せるようにすれば、警戒心が強いイノシシは畑を荒らさない…とか。

ふうん? 手っとり早い対策として、すぐに浮かぶのは「駆除」だが、そういうのはNHKはタブー視するから全然報道しないのかな?
東京のカラスだって、生ゴミ対策もあっただろうが、適度な駆除も多少の効果はあったはず。同様に、都市部が「安全」だと思って、昼間でさえ、用水路などをうろつくイノシシが出ていたが、こんなの、銃を少しぶっ放せば、あわてて逃げるのでは?
都市部で猟銃をぶっ放すのは問題があるとしても、空気銃やらなんやら威嚇をすることも肝要だろう。そもそもカラスと違ってイノシシは食える? 鹿も適宜捕食しているではないか。イノシシも当然そうすべき。国技館のある両国にイノシシ料理を提供する店(山くじら すき焼 ももんじや)があって、10年ぐらい前に、一度「すき焼き」を食べたことがある。でも、禁煙店ではなかったので、それ以降、まったく出かけていないが……(ネットで見ると、ランチタイムはかろうじて禁煙になっているようだが…)。

都市部で捕食できるようになれば、新鮮? 朝仕留めたばかりのイノシシ肉ですきやきなんて--災い転じて副となすではないか? 神戸市など、住民への被害が出ているのに、駆除するという姿勢を打ち出していないように番組では見えたが、それはおかしいのでは? 「動物愛護」もほどほどにすべきだろう。

NHK番組では銃殺などの是非、効果の有無についての考察は全くなくて黙殺していた。それではあらゆる角度から報道する使命を果たしているとはいえないのではないかな?

未見未読だが、 『ジビエ・バイブル野鳥、熊、鹿、猪、ウサギ…素材の扱い方から料理まで』 (川崎誠也氏・ ナツメ社)という本もあるそうな。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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