古本虫がさまよう 映画
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からだを目当てに見た映画?
(2017・3・27・月曜日)





昨日(日曜日)は東京周辺は終日、冷たい小雨。所要があり、あちこち周りながら久しぶりに正午前に新宿御苑の「いなば」に。あつもり(つけ麺)800円。まずまずの味。最近総武線沿線の某駅近くのつけ麺屋に行くことが多く、「いなば」もごぶさたしていた。クーポン券をゲットしたのでまた来ることも?

そのあと、高円寺古書会館へ。丸ノ内線利用。新高円寺駅近くのブックオフを覗くが買いたいものはなし。そこからルック商店街をテクテク。電柱からは煩い音楽(歌詞はないが…)が流れている。ここは、もうどうしようもない「騒音商店街」。土曜日神保町裏通りの夕方の静けさとは比較にならない。「アニマル洋子」は閉まっていた。

ともあれ、古書会館へ。
山田清三郎氏の『プロレタリア文学風土記 文学運動の人と思い出』 (青木新書)、R・H・トーニーの『急進主義の伝統』 (新評論)、館淳一氏の『欲望パラダイス』 (双葉文庫)を購入。3冊でワンコイン500円。でもトーニーの本は持っていたかと……。


車中、秋本鉄次氏の『パツキン一筋50年 パツキンとからだを目当てに映画を見続けた男』 (キネマ旬報社)を読んだ。

内容紹介→2006年の開始以来、一時中断を経て、リターンズとして復活し、続くこと延べ約10年。女優を愛し(未成年を除く)、パツキンを愛す、〝呑む・打つ・観る"をモットーとする映画評論家・秋本鉄次による連載『カラダが目当て』。
娯楽映画、なかでも金髪女優の評論にかけては業界随一を誇る氏のユーモア&デンジャラス、エアリーでバブリーな連載を、多くのパツキンファンの待望の声を受け、遂に書籍化!


「パツキン」とは、 「女性名詞。特に欧米女優を指す。金髪男優等をパツキンと呼ぶのは誤用」とのこと?

いろんな映画や女優の名前が出てくる。でも、キャメロン・ディアスも知らなかったし…。ブライアリー・ロングも知らないし……。「どんなカラダ」をしているかの想像力が活字だけでは働かない。見開き二ページでコラム一本だが、せめて女優の顔写真ぐらい掲載してほしい。巻頭に口絵一枚、美女のカラー写真があるが……。

ジャクリーン・ビセット の「ザ・ディープ 」「シークレット」などは見た覚えがあるのだが、なにせ40年ほど昔の昔。著者の前作の『映画は“女優”で見る!―映画生活を楽しくするススメ』『やっぱり! 映画は“女優”で見る!』 (SCREEN新書)になると、ジャクリーン・ビセットも登場してくるようだが……。
たしかに、あのころ、「金髪女優のからだ」を目当にして洋画を見ていたのは事実? 金髪かどうかはともかく、ジャクリーン・ビセットは勿論のこと、アネット・ヘブンもそうだったなぁと。ラウラ・アントネッリも…。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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名画座は、「年上の女」大特集3本立て1000円ポッキリ--「青い体験」「続青い体験」「おもいでの夏」とか何故やらないのか?(2016・3・26・土曜日)






1954年生まれの山田耕太氏の『昼下がりの青春 日活ロマンポルノ外伝 シナリオ2013年11月号別冊』 (シナリオ作家協会)を読んだ。


著者について
山田耕大(やまだ こうた)
1954年、愛知県生まれ。東京大学卒業。78年、日活(後に、にっかつ)に入社。企画者として「赫い髪の女」「ダブルベッド」「セーラー服百合族」をはじめ多くの日活ロマンポルノ作品に携わる。退社後、製作会社メリエス、アルゴプロジェクトのプロデューサーを経て、現在は脚本業に専念。主なプロデュース作品「家族ゲーム」「木村家の人々」「私をスキーに連れてって」「リボルバー」「噛む女」「ザ・中学教師」など。シナリオ作品「良いおっぱい悪いおっぱい」「さまよえる脳髄」「コキーユ 貝殻」「クロスファイア」「しあわせ家族計画」「ピカレスク 人間失格」「ごめん」「マリと子犬の物語」「あの空をおぼえてる」「死にゆく妻との旅路」「おしん」など多数。

【作家の修業時代シリーズ】
70年~80年代、多くの若者たちに支持され一世を風靡した日活ロマンポルノ。
その制作現場で企画者としての奔走、のちに脚本家となった著者の青春悶絶記---。




日活に入社した社員による回顧録。日活ロマンポルノの話が中心。監督などの回顧録も何冊か本欄で紹介してきた。制作側というよりは、映画企画者・館関係者としての一冊。
「内職」に外国語のポルノ小説の翻訳(超訳?)をやったりもしている。フランス書院からも書き下ろしを書いたこともあるそうな。

引き続き内藤篤氏の『円山町瀬戸際日誌 名画座シネマヴェーラ渋谷の10年』 (羽鳥書店)を読んだ。こちらは、映画館を運営している人(館主)の映画日記本といった感じ。いろいろと映画特集を組んだりするものの、当たったり、外れたりの愚痴も少々。

映画は近年、特定嗜好分野以外、ほとんど見なくなった。特定嗜好分野映画は、最近は劇場ではあまり見ることができない。まともな映画、娯楽映画は、そこそこ見たほうがいいのだが。劇場だと、一人だと、座席指定の映画館ならともかく、自由席の映画館では、トイレに行ったり荷物を置いたりなど、いろいろと面倒なことも。カップルで行くならいいのだが。かといって、レンタルして見るのも、なんとなく億劫。たまにBSでやったりしているのをビデオに録って見るということもありうるのだが、そんなのもいくつかたまってもなかなか見ない。要は、本の積んどくと同じか。アマゾンで年間3900円払えば、プライム会員になって、本の特急配送が無料になるほか、そこそこの映画がいつでも無料で見られるというが……。007なんかぐらいでは……。

著者経営の映画館でも、「年上の女」特集ということで、「青い体験」「続青い体験」「おもいでの夏」なんて三本立てなら、見に行ってもいいかもしれないが。「おもいでの夏」はテレビで放送されたり、DVDも図書館にも置いてあるが、「青い体験」「続青い体験」のDVDは図書館には置いてないみたいだし?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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ピンク色のない「007(デーブ)スペクター」に用はない?
(2015・12・5・土曜日)




昨日(金曜日)、古女房は映画のポイントがたまって一回タダで見られるからといって、007スペクター最新作を一人で見に行った。映画の中では「オーウェル」の警句が出てきたりしたそうな。ふうむ‥。帰宅してきたら、今度はテレビで、これまた地上波では初めてという、007の旧作をソファに寝ころがって見ていた(もちろん劇場で見ていたのを再度。その間、僕は具のないインスタントラーメンを造り、キムチを入れて食べて、アイルオブジュラを飲み、家人が日帰りで名古屋に出掛けていたおみやげに買ってきた「赤福」をつまみにして食べた。なんと優雅な夕食よ?)。

映画のほうは、ボンドガールならぬ50代のボンドウーマンということで、裸はどうだったのだろうか?という程度の関心はあるのだが‥‥。
「あんたの好きそうなエロスシーンも少しだけあったわよ」
「乳首は見えたのか?」
「‥‥‥アホ」

まぁ、007といえば、やはりパロディ版の清水正二郎「訳」の、イヤーン・フラミンゴの『女体のルーレット』(浪速書房)、『俺は女に弱いんだ』(浪速書房)、『ピンク07号の好色作戦』 (浪速書房)などが懐かしい。

清水氏は、アメリカの某古本屋で、フレミングの007のパロディ版を見つけたという。その古本屋には、トム・コネリーの『006号秘密作戦シリーズ』、ショーン・オコーナーの『07間諜冒険物語集』、イアン・アンブラーの『ダブル8は殺しの番号シリーズ』があったそうな。いずれもどっかで聞いた「名前」のパロディでもある。
そして、イヤーン・フラミンゴのピンク07号シリーズもあって、50冊ぐらいを日本に持ち帰り、比較検討した結果、面白さでは、このピンク07号シリーズが抜群ということでイヤーンを訳出することにしたという。
イヤーンは、ペンネーム? 実は、マサチューセッツ州立大学の修士課程の学生で27歳、ジョーン・リーヴイスが本名であるという。これも聞いたことのある「名前」だが、もちろんフィクションであろう。

また、清水正二郎氏の著作として『桃色のフインガー』『ドクトル悩殺博士』『桃色7号はベッドで死ぬ』(圭文館)などという本もあり購読したことがある。

これらの一部は胡桃沢耕史名義で、ケイブンシャ文庫にも収録されているが、007のパロディ版としてはそれなりに貴重な作品といえようか。ケイブンシャ文庫はもう刊行されていないが、この本はブックオフでも時々見かける。

「住めば都はるみ」なんて秀逸なジョーク(ダジャレ?)を創るデーブ・スペクターなら、名前改め「007スペクター」と名乗るかも? そして彼主演の『ピンク07号の好色作戦』なんて映画を創るといいかもしれない。監督は、マイケル・ムーアがいいかも?

でも、『アホでマヌケなマイケル・ムーア』 (白夜書房・著者・ デヴィッド・T. ハーディ& ジェイソン クラーク)の本の中で、デーブさんは、ムーア批判をしていたからなぁ。
この批判はなるほどと思った記憶がある。もっとも、ムーアの映画は見ていないのでなんともいえないが。でも、ノンフィクション・ドキュメント映画(「ボウリングフォーコロンバイン」)で、ああいう「切り貼り」をするのは、某NHKの「台湾番組」の手法と同じで(?)あまりフェアとはいえまい。それって007映画が「ノンフィクション」と銘打つようなものだから。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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北杜夫も真っ青、羽田圭介に怒鳴られても平然の、50代半ば過ぎのおばちゃん作家に拍手だが、ボンド・ガールよ、お前もか?
(2015・11・11・水曜日)




山口恵似子氏の『おばちゃん街道 小説は夫、お酒はカレシ』 (清流出版)を読んだ。
『月下上海』 (文藝春秋)で、松本清張賞を受賞。新進気鋭の女流作家……ではあるが、食堂が勤務先だったということで話題になった人でもある。歳も受賞当時50代半ばで、そのため「おばちゃん」となったようだ。

2015・11・9の夜の某クイズ番組に、又吉さんと並んで芥川賞を受賞したユニークなキャラクターを持っている作家の羽田圭介さんと一緒に出演。5人で「5文字」のモノを当てるところで、私は何々をしたというのを、何々をした、私は…とするのは「〇〇〇〇〇」でしょうか?という問題で、「とうちほう」というべきところの「ち」を、「ぎゃくてん」と勘違い(?)して、「く」と山口さんは書いて、作家のくせにそんなことも知らないのかと芥川賞作家にコミカルに大声で叱られていた(そうな。家人が見ていた。質問事項など細かい点はあやふやなところがあるかも?)。

本書も、北杜夫風に、家族のこと(母&兄&故父)や行かず後家(本人・自認)になった自虐的経緯(お見合い43連敗)、酔っぱらいの失敗(酔いつぶれて電車を乗り過ごし、深夜タクシーで遠回り帰宅など)の数々を赤裸々に綴っている。
ううむ、山口氏の小説は1~2冊は積んどくしていたかと。結局、小説は、特定嗜好分野以外はあまり読まずに、積んどくしていくばかりだが、こういうエッセイ集は一気呵成に読了できるからいいや。楽しく読める一冊。
我が古女房と同一世代と思うと……ふと、寒気が襲ってきたが……。

それにしても、少年のころ(?)、思い描いた理想の女性といえば、 「年上の女28歳」であった。気がつけばいまはせいぜい「未亡人38歳」で十分なのか? いやいや、50代半ばすぎの中年男にとって、現実は厳しい。「未亡人48歳」「美魔女48歳」で我慢すべきなのかもしれない? 

いやいや、フランス書院文庫でも、 『未亡人温泉 43歳と36歳と32歳』 (新堂麗太氏)という作品があるが、いくらなんでも43歳が上限ではないか。だが、 『兄嫁は43歳』なんて小説があったとしたら、それがどうした‥…、ウチの弟からしたら、 『兄嫁は57歳』なんていうことになりかねない。
義母にしても未亡人にしても、我が家だと『恍惚義母82歳』 『恍惚未亡人82歳』となるが‥‥それではねぇ……。

しかし、2015・11・10毎日夕刊によると、まもなく上映される007の新作(『007スペクター』)に出てくるボンド・ガール(モニカ・ベルリッチ・イタリア人)は51歳とか。007役のダニエル・クレイグは47歳とのことで、「年上の女」になるという。ううむ……。いくらなんでも……。

50歳を過ぎても「美魔女」なのかもしれないが……(記事には写真あり)。

「美魔女」といえば、 『美魔女 山田佳子46歳 本当はナイショのA型美容』 (光文社)という本を以前本欄で紹介しているが、やはりそこでも46歳でしょう……。いや、1966年生まれの彼女は来年50歳。最近『美魔女・山田佳子 負けるもんか 49歳の崖』 (光文社)なる本も刊行しているそうな。これも読まなくちゃ? 『疑妊婦(単なる腹デブ女)・古本虫花子 負けるもんか、還暦の壁』なんて本も可能か?

007は家人(古女房)が好きで必ず見に行っている。この前は、通信販売で007シリーズをなにか買っていた。英国に旅行した時も、マダムタッソーにいた、当時の007の俳優に抱きついていたか? 

だが、いくら美魔女でも、51歳なら,古女房の25歳の時のほうがまだいい……。待てよ、それだったら……。

でも、イタリア女優といえば、イタリアが世界に誇る(?)「年上の女」こと1941年生まれのラウラ・アントネッリ(故人)が『青い体験』に出たのは32歳ぐらい。続編『続・青い体験』もそれぐらいの歳。
しかし、問題作(?)の『青い体験2000』は、タイトルからすると還暦直前の59歳ぐらいの作品だったか。ブックオフでこのDVDを買ってみたが‥‥。さすがに歳は隠せない。これで十代の少年を誘惑するというのは、いくらなんでも無理が‥あると感じたものだった。

それにしても、記事によると「ボンドガールと呼ばないで」と。「ボンドウーマンと呼んで」とのこと。ううむ‥‥。記事には主なボンドガールの一覧が出ている。日本人女優の浜美枝さん(1943年生まれ)が出たのは23歳のとき。そのほか一番年長で39歳(オナー・ブラックマン)。51歳ねぇ。まぁ、山田佳子さんのような人ならいいけど。西洋人に「美魔女」がいるのやら? 新作映画、見にいくべきか?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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「敗戦の日の翌日」に「ミッション・インポッシブル ローグ・ネイション」「阪神-ヤクルト戦」を見ながら、読み終えた元日共党員のもう一冊の手記にも感銘。それにしても、「IMF」とは何だ?
(2015・8・17・月曜日)




昨日(2015・8・16)はお盆休みの最終日。
お盆休み中の週末は、古本市もなし。古女房も趣味のサークルもおやすみ。ということで、久々に一緒に映画でもみようかということになった。
50歳を共に超えているから、二人(夫婦)で見れば、1100円×2で済む。

「チャイルド44」にしようかと思ったが、知人に言わせると面白くなかったと。といっても、原作とストーリーの展開が変わっていたのがよくなかったという趣旨なのだが……。

結局トム・クルーズ主演の「ミッション・インポッシブル ローグ・ネイション」を見にいくことに(その前に銀座のキリンシティで、無料のビール券を使ってランチ。ここは全面禁煙ではなく、喫煙席もあるようだ。奥のほうにあるようで「完全遮断型分煙」かどうかは未確認。一番手前の禁煙席に着席したので。鼻孔センサーは悪臭を感知はしなかったが……)。

このシリーズ、妻は全作見ているとのことだが、僕は最初の一作目か二作目ぐらいは見た記憶があるが、それ以降は見ていなかった(ように思う。以下ストーリーの紹介もありご注意を)。

それもあって、冒頭、「CIA」の長官が、「IMF」を解散させると息巻いているのを見て「?」に。えっ? なんでCIAの長官が「国際通貨基金」(International Monetary Fund)を解散させる必要があるのか、そんな権限があるのか? しばし悩んでしまう。

あぁ、そうか、このIMFは「国際金属労連」(International Metalworkers' Federation)のIMFか……。いやいや、国際金属労連やIMF・JCはたしかに世界労連、共産世界系の左翼労組と闘ったかもしれないが、殺しまではしないだろうに……。

映画でいうところのIMFは、CIAの「特殊作戦部」(Impossible Mission Force)(IMF)のことで、暗殺・謀略など特殊工作に従事している部署名とのこと。なんだ、そうだったのか?すっかり忘れていた?
映画を見終えて、古女房に「IMFって国際通貨基金でも国際金属労連でもないんだ?」と聞いてバカにされてしまったが……。

それにしても、トム・クルーズ主演の「卒業白書」ほどのエロスシーンもない映画であった。敵テロ組織の「二重スパイ」(?)の美女は出てくるが、水着シーンも訓練用(?)の質素な水着だし、下着シーンもベッドシーンもほぼ皆無。これでは……。スパイ&アクション映画としては立派であるが……。

映画のあとは神宮球場へ。ヤクルト-阪神戦を一塁側内野席で観戦。阪神は一回表から先頭打者本塁打が飛び出し、終始リード。それにしても、一塁側なのに、すぐ後ろに阪神ファンがいて、声は大きく煩いし、叩くもので音頭を取るから耳の鼓膜が破れそう?

 曽野綾子氏のこの前の「問題発言(アパルトヘイトがらみ)」(?)ではないが、住むところとまではいわないが、応援席は、やはり、人種ではなくとも、ファンの違いで別々にしたほうがいいと思った次第。それにしても、神宮球場なのに、なんでこんなに阪神ファンが多いのやら。

あと、二年前に神宮に寄った時にも呆れたが、健康飲料ヤクルトの親会社が経営しているのに、相変わらず「青空喫煙所」。十年ぐらい前か、その時点でも、球場内の座席で喫煙がまったく自由だったのにも唖然として抗議した覚えがあるが……。
さすがに球場内は禁煙になったが、出入り口のところに青空喫煙所を作っており、帰る時などはその脇を通らないことには外にも出られないのだ……。早速抗議。

健康飲料ヤクルトを販売していて、なんで、こんな建屋のない原発同様の不健康な青空喫煙所を作るんだ、喫煙所を作るなら、「青空」じゃなくて、「二重ドア」の「ルーム」にしなくちゃ、我々タバコ嫌い、苦手な人間には迷惑このうえない。悪臭を嗅がずには出入りもできないじゃないですか…と。

こんなヤクルト、もう飲まない…とはいかない。二日酔いの時には、ヤクルトをガブガブ飲むし、二日酔いでなくても、ヤクルトは時々飲むからなぁ……。

日本たばこを脅して、喫煙ルーム建設のために補助金を出さないなら、球場内外を全面禁煙にするぞとすればいいのに。いつになったら、神宮球場は完全分煙が実現するのやら。

それはさておき、昨日紹介した『水島雄造遺稿集 暗い谷間の記憶』 (書林堂)に引き続き、元日共党員の筆坂秀世氏の『日本共産党と中韓 左から右へ大転換してわかったこと』 (ワニブックス)を読んだ。

元共産党の国会議員で、幹部党員でもあった著者の思想遍歴の書。戦前の日本共産党が単なる反戦平和の党ではなく、中国共産革命支援とソ連擁護のために、日本国内で反戦運動を展開したにすぎないという事実を指摘もしている。戦争を内乱に転化し革命を樹立させる……。戦後もコミンフォルムの批判やらいろいろとあっては内部分裂を繰り返したり右顧左眄したり……。自主独立も何もあったものではなかった。

今も中国共産党と和解をすると、ベトナム共産党への支援は弱体化。東シナ海問題などで「正論」を主張することができない。チベット、ウイグルなどの「民族自決」への支援もしない。

いやはや面白い。小気味よい。

最近、筆坂氏とは逆に右から左へ「転向」したのではないかと言われている憲法学者小林節氏(『タカ派改憲論者はなぜ自説を変えたのか  護憲的改憲論という立場』 皓星社)と、この筆坂氏とが、この前も指摘したけど、対談すると面白いのではないか。

それにしても、萩原遼氏にしても、藤岡信勝氏にしても、筆坂氏にしても、離党したり除名された共産主義者の書くものはおおむね面白く良心的である。一味違った人生の歩みを辿る、個性ある人の自叙伝や政治論には耳を傾ける価値がありそうだ。

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