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2024.04.21 (Sun)

「活刻堂」から始まり「平井の本棚」で終わる古本屋行脚はさておき、「禁煙」だったらよかったのに? 「平井の本棚」ならぬ「平井の焼鳥屋」はボイコットして「鳥貴族」へ? 「ギャンブル」「アルコール」「タバコ」「古本」…各々「依存症」……。一番危険な「依存症」は?


「活刻堂」から始まり「平井の本棚」で終わる古本屋行脚はさておき、「禁煙」だったらよかったのに?
「平井の本棚」ならぬ「平井の焼鳥屋」はボイコットして「鳥貴族」へ?
「ギャンブル」「アルコール」「タバコ」「古本」…各々「依存症」……。一番危険な「依存症」は?

(2024・4・21・日曜日)



昨日(土曜日)は所要があって、お昼過ぎに単身横浜へ。
日ノ出町、野毛界隈は「大道芸」大会開催中?(日曜もやっているみたい)。 こちらはその方面にはさほどの関心はなく、いつものように「ついでに」古本屋行脚。
活刻堂が開いているのに久しぶりに遭遇。買いたいものはなし。新刊書店の有隣堂では「図書」(2024年4月号)をゲットしたのみ。
ブックオフ……。文庫一冊80円(税込)コーナーあり。「古本市場」に対抗しているのかな?  フフフ系文庫は、一昨日の高田馬場のブックオフよりは充実しているが買いたいものはなし。

そのあと、黄金町寄りの古本屋を数軒覗くも買いたいものはなし。「雲雀洞」は閉まっていた。その近くにある「セブンイレブン」は、相変わらず店脇に青空喫煙奨励コーナーを設置して、反社会的な行為を助長していた。本部に問い合わせをして、こういうことをしていいのかと問いただすべきかな(まぁ、住んでいないので黙殺するけど、住んでいたら抗議の電話を本社にかけるだろうな?)。

古本屋…。「ナインブリックス」を覗こうとしたら「見当たらず」? あれ、「ナインブリックス」の入っていた「ビル」が改築、解体工事中? 移転? 時間がなくてさっと「店前」を通りすぎたので、なんともはやだが、「店」が見当たらなかった(と思う)。 

ともあれ、そのあと、所要を済ませて平井駅に移動。午後6時過ぎ到着。妻と「デート」?
「ついでに」「平井の本棚」を拝見。買いたいものはなし。晩飯を食べようかということで、チェーン店も味気ないので、地元の某焼鳥屋に入る。出入り口に「禁煙」の表示なし。入ると、かすかにタバコ臭い?
「ここは禁煙ですよね」「あ、灰皿お持ちしましょうか」と。「禁煙じゃないの? じゃ駄目だ」と即座にUターン。個人経営にしては、そこそこの広さのある焼鳥屋なのに、喫煙可能店とは信じられない?

焼鳥屋の焼鳥の香ばしい匂いを帳消しすにするタバコの臭い……。共存できると考える経営者の顔がみたい?

やむをえず「平井の本棚」の近くにある「鳥貴族」に入り、妻がバカスカ註文しての晩飯。でも二人で5400円(税込み)。まぁまぁですかな。店も満員でしたな。

タバコの悪臭を嗅ぐことなく外食できる幸せ。こんな小さな幸せすら、つい最近まで「保障」されることのなかった日本。いや、いまだに部分的には保障されていない現状。核兵器廃絶よりも、外出しても鼻孔にタバコの悪臭を嗅ぐことなく過ごせる自由を確立するほうが大事では?

お腹一杯になって、「鳥貴族」を7時40分ごろ出て平井駅に向かうと「平井の本棚」もシャッターを閉めて、店主が店じまいをするところだった。たまにしか買わないけど、頑張って営業をして下さいな。
それにしても「日ノ出町」の古本屋「ナインブリックス」はどうなったのだろうか?
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ということで、昨日、読み終えたのは、1942年生まれの平田信夫氏の『タクシードライバーの想い出』(東京図書出版)https://amzn.to/3JsZMxr

(こんな内容)→都内のタクシー運転手 二十余年、タクシー業界の裏側やエピソード、思い出あれこれ。
タクシー運転手は1日に何十人もの乗客を相手に仕事をします。そのため、普通の人が体験しないようなエピソードをたくさん持っています。そこでタクシー運転手あるあるを紹介。入社当時、お客さんのタクシー車内喫煙は自由で断ってはいけなかった。そんな時代からコロナ騒動まで。


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僕がタクシー運転手になったら?こんな感じ?
いやいや……。でも、タバコが苦手故に、タクシーは禁煙にしてほしいという訴えに共鳴し、その運動にも参加した体験のあるタクシー運転手による「半自叙伝」。

屋内の会社の部屋でも、隣の机で喫煙されたらかなりの被害を被っていたけど、タクシーのような狭い密室のようなところで吸われたらたまったものではあるまい。

40年ぐらい前、仕事でタクシーに乗っていたころは、運転手は吸えないにしても、客は吸ってもいいという前提だった。少しは気配りする喫煙者は、後部座席の窓を少し開けて吸っていたけど、さほどの効果はなかったよね。

近年、やっと裁判沙汰などを経て?タクシーなどの中は「禁煙」となり、タバコの苦手な運転手は生きた心地ができるようになった(といえようか)。まぁ、喫煙運転手は、タクシー停めて、外に出て「青空喫煙」をする人が少なくなくて、「公道」を歩くこちらは憤慨することもしばしばだが。
あと、乗車してタバコ臭く感じることもあるだろうが、これは運転手が車内でこっそり吸っているということもあるかもしれないが、そもそも服に悪臭が染みついている喫煙者が乗車した際に、車内の座席にこれまた染みついたりするからだと思う。本当に喫煙者って、迷惑な存在。吸ったら(服に染みつくから)乗るな? 乗るなら、乗る前に携帯スプレー(ファブリーズなど?)でシューシュー服にかけてから乗るべきだろう。

最近は、タクシーに乗ることもマレ。以前は、仕事の関係で、深夜タクシーを利用することも時々あったが、いまはもっぱら電車。足腰が弱まるとタクシーを利用することも増えてくるかもしれないが、しばらくの間はタクシーとは無縁の生活を営んでいる。

タクシーも、距離だけのメーター料金にすればいいのに、時間制も併用している。これをやめるだけでもタクシーに乗る人は増えるだろうに、なぜしないのだろう。この本の中でも、あの3・11の大地震の時にタクシーに乗ったばかりに渋滞で数千円程度の距離が数万円になった事例も出てくる。不合理な価格設定になるような経済システムを利用者が選択するのは通常はありえないという簡単な経済原則を理解できない官僚や経営者などがつまらないルールを設定するからこうなるのかな?

そんな禁煙タクシー推進の想い出を綴ったり、ちょっとした有名人を乗せたり、あまりにも理不尽な横暴な利用者(時には裁判沙汰)のふるまいを俎上にのせたり……。

タクシー乗務にまつわるさまざまな逸話が綴られていて、ちょっと面白い半自叙伝になっている。
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自叙伝といえば、もう一冊。

福永耕太郎氏の『電通マンぼろぼろ日記  ゴルフ・料亭・×××接待、クライアントは神さまです』(三五館シンシャ)https://amzn.to/3PVG7Kg を読んだ。

(こんな内容)→ベストセラー日記シリーズ最新刊!今回もすべて実話の生々しさ。 30年間にわたって広告代理店の最前線で汗をかいた著者による怒りと悲哀と笑いの記録。
ゴルフ・料亭・×××接待、クライアントは神さまです ~「今すぐに、俺が飲んでいる店に来い!」 大手電機メーカー・S社の宣伝部メディア担当である 田代部長からの電話だった。私はすぐにピンときた。翌朝の日経新聞に 掲載される予定のS社の広告割り付けの変更が彼の逆鱗に触れたのだ。 (第1章「知られざる電通の内幕」より)~


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交通誘導員から始まる、この職業ヘロヘロ日記。検査員やマンション管理人やらさまざまな職業人が出てくる。
どっかの田舎県知事の妄言ではないが、インテリジェンスというか知性(給与?)が高いと思われている大学教授や翻訳者や銀行員なども登場してきたが、給与的には、この電通マンが一番高く恵まれていたのではないか。

さまざまな諸手当含めてであっても、税込(?)で、2000万弱までいったこともあったようだ。

有名人の子弟などのコネ入社が多い中、著者は「実力と運」でコネなし入社をしたそうな。うるさいクライアン相手(ジャニーズ事務所など)に四苦八苦したこともあったが、ライバル会社と対抗して成功をおさめた広告企画もあったようだ。
社員は、かつては出張経費の水増しやらいろいろとあって、派手な生活も可能だった模様。20代から、タクシーチケットも自分のもの以外の分もあり(いや、タクシーどころかハイヤーを調達?)。

テレビ局、ラジオ局からは家では消費しきれないほどのハム、ウィスキー、和菓子、サラダ油セットなどが次から次と届いていたという。海外出張先で、派遣の女子社員とワールドカップ(サッカー)を見ていた中年社員。テレビに二人の姿が出て、電通社員や奥様が見て離婚する羽目にもなったという。派遣社員は「クビ」になっても(?)、本人は再婚して営業局長にまで出世もしたとのこと。そんな優雅な社風も、あの過労死問題なども発生し、糾弾もされ、残業手当もカット?

著者は純粋(?)な恋愛をして結婚。子宝にも恵まれ夫婦円満な家庭生活を営んでいたが、ある件で上司に逆らい左遷、子会社に出向させられる。そのあたりからアルコール依存症になり、朝から酒を飲んだりする日々。それでも年収は1000万円以上あった(ようだ)。しかし、電通を早期退職し、妻から三行半…。離婚し、マンションも売って慰謝料に。カードローンも払えなくなり自己破産……。

著者の略歴は、1960年代生まれとなっている。バブルの少し前に電通に入社とあるから、僕とほぼ同世代か少し若い人。還暦は過ぎているかな。入社後は、営業局に配属され、電機メーカー、外資系飲料メーカー、衛星放送局、通販会社などのクライアントを担当し、約30年にわたって業界の第一線で奮闘したという。

どっかの日米語通訳者ではないが、ギャンブル依存症であれアルコール依存症であれタバコ依存症であれ、過度に依存症になっては人生を誤ることになりますな。「古本依存症」も、一冊何十万円何百万円の世界になると大変だが、僕のような数百円レベルなら大丈夫。この本の著者のような優雅な俸給生活を営むことはなかったが、離婚することも自己破産することもなく、前期高齢者に到達したしだい。ヨカヨカ。
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ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
(マイブログで紹介した本で読みたい本があれば、上記の本の脇のところをクリックしてアマゾンでどうぞ)
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2024.04.20 (Sat)

五反田の古書会館(古本市)は高円寺(古本市)・和洋会主催古本市に比べればベター! 改悪された高田馬場ブックオフよ、永遠にさらば!? 江古田も同じなのか?

五反田の古書会館(古本市)は高円寺(古本市)・和洋会主催古本市に比べればベター!
改悪された高田馬場ブックオフよ、永遠にさらば!? 江古田も同じなのか?

(2024・4・20・土曜日)


昨日(金曜日)は、御茶の水の東京古書会館の古本市がなく(土日開催の多い高円寺もお休み?)、五反田の古書会館の古本市に出かけた。JR東日本の都区内パスを使って、その前に、目黒や千駄ヶ谷などに寄って……。

初日とはいえ、午後ということもあって、さほどの人出ではなし。ここはどっかの古本市(高円寺のほとんどの古本市と、御茶の水の和洋会主催の古本市)と違って、余計なBGMも流さないし、まぁ、青空喫煙するような「不良関係者」もめったに遭遇することはなし?(たまにある?)。
 周辺は住宅街だし、一番マシな古本市ですな? 掘り出し物も多い(が、昨日の会場は、二階などは、ちょっといつもより出品がすくなかったみたい?)。
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二階に千葉敬愛経済大学が廃棄した左翼文献がズラリと並んでいた。一冊1000円(税込み)ぐらい。ということで、社会問題資料研究会編の『左翼前歴者の転向問題に就て』『生活主義教育運動に就て』https://amzn.to/3w82up1 (これが一冊の中身)と、これまた同じく社会問題資料研究会編の『コミンテルンの戦略戦術の変遷--主として日本に於ける共産主義運動との関連』(東洋文化社)https://amzn.to/3w03taV の二冊をゲット。

これらの本、都内の区立図書館で所蔵しているところもあるようですが、やはり千代田区立図書館はあっても貸出しないようですよ。本を貸さない図書館ならでの親方日の丸対応ですな。別の某区立図書館ももっているけど、こちらは貸してくれるようですよ。住むなら千代田区より某区ですな?)。

本には貸出カードが着いている時代の本。あとの著には貸出した人は「ゼロ」。前著にはあるお名前がお一人だけ載っていた。名前をネットにいれると、ちょっとした研究者?
そのほか、一階で蘆原英了氏の『私の半自叙伝』(新宿書房)https://amzn.to/3JxGqqV 、山際淳司氏の『山男たちの死に方』(KKベストセラーズ)https://amzn.to/3vOMyrW をゲット。

まぁ、こんなものかな……。
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そのあと、都内をちょっと巡り、夜巣鴨で会合があるので、その前に、久しぶりに高田馬場のブックオフに寄ってみた。

以前、馬場には二軒のブックオフがあり、ここは江古田や中野のブックオフと並んで、比較的まともなブックオフだった(一軒はかなり前に閉店)。店内BGMというか、いわゆる「宣伝文句」の垂れ流しをせず、古本も多少、「古本」らしき本も置いてあるという点で、「良心的ブックオフ」と言われていた。しかし……。

去年、馬場の店は改装のため一時閉店。そして7月に新装オープン…。その新装オープン初日に、ティッシュ箱がもらえるということで、開店前に並んだことはマイブログで書いた。以下のタイトルで。
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本日新装開店「高田馬場ブックオフ」で特製ティッシュをもらってUターン?
以前はなかった「いらっしゃいませ、こんにちは」の大合唱には唖然茫然?
世の中・文明社会は「進化」せず「退化」することもあるんですな?
(2023・7・1・土曜日)

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爾来、9カ月ぶりに馬場のブックオフに出かけた次第。ううむ……。トレカなどが中心になっていることは、去年確認済みだったが、アルバイト募集中云々の宣伝文句は垂れ流し…そのほか、「騒音」状態。本も一応ある。フフフ系文庫も以前に比べると少ないがある。中には、そこそこの新しいフフフ系本も、220円(税込み)で売ったりしているのは「良心的」だが……。

この前「平井の本棚」で買った古本文庫が110円であったのはショック?(あっちは200円だったので?)。

しかし、こんな「騒音」下では、「この本、面白いかな」とか物色することはほぼ不可能な状況。もう馬場のブックオフに寄ることもないかな。同じように改装されたという、まともなほうだった江古田などのブックオフも同様になってしまったのか? 一度確認しに行かなくちゃ?

「やよい軒」が改装されて、錦×町や新宿××近くの店のように「一人一人」、仕切り版を設置して、人間を鶏扱いするような改悪改装されることがあるのと同じように、ブックオフにもそういうタイプがあるのかな?  処置なし? 

 永遠にさらば、高田馬場ブックオフよ!?(でも220円のフフフ系文庫があるなら、たまには行くかも?)。

そのあと、巣鴨へ。駅前の「町書店(成文堂書店)」。手頃な新刊書店ですな。こういう書店が駅前から無くなるとちょっと寂しいですな。でも政府が支援するような問題かな?
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2024.04.19 (Fri)

さらば屋山太郎さん!


さらば屋山太郎さん!
(2024・4・19・金曜日)


数日前、ある知人と会食した時、「屋山太郎さんが亡くなったようです」と聞いた。今朝(2024・4・19)の産経朝刊一面などに屋山さん死去のニュースが報じられていた。
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政治評論家の屋山太郎氏死去 行政改革推進、正論大賞 「喧嘩太郎」の異名も
2024/4/18 19:29

産経新聞の「正論」執筆メンバーで政治評論家の屋山太郎氏が9日午後10時40分、肺気腫のため横浜市内の自宅で死去した。91歳。葬儀・告別式は近親者のみで済ませた。

昭和7年、福岡県生まれ。東北大学文学部卒業。34年、時事通信社に入社。政治部記者、ローマ特派員、首相官邸キャップ、ジュネーブ特派員、編集委員兼解説委員などを歴任し、62年に退社。その後は政治評論家として日本の保守論壇を代表する論客の一人として活躍した。歯に衣(きぬ)着せぬ論陣を展開し、「喧嘩(けんか)太郎」の異名でも知られた。

56年には第2次臨時行政調査会(土光臨調)に最年少の委員として参画。国鉄の分割・民営化を進めた。

このほか、行政改革推進審議会専門委員、選挙制度審議会委員、臨時教育審議会専門委員も務め、行財政改革を推進。選挙制度改革では政治腐敗を排するため衆院選での小選挙区制度導入を訴えた。平成19年には、年金記録問題の原因や組織上の問題点をあぶりだす「年金記録問題検証委員会」委員も務めた。

13年に第17回正論大賞を受賞した。シンクタンク「日本戦略研究フォーラム」会長。「自民党『橋本派』の大罪」(扶桑社)、「国鉄に何を学ぶか 巨大組織腐敗の法則」(文芸春秋)、「安倍外交で日本は強くなる」(海竜社)など著書多数。


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同じ時事出身の田久保忠衛さんに続いての訃報。田久保さんは享年90、屋山さんは享年91だから、長生きをされていたから還暦前後で亡くなる人も多いことを思えば…だが。
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屋山太郎氏が、 『なぜ中韓になめられるのか』 (扶桑社) https://amzn.to/3w0usTH という本の中で、こんなエピソードを紹介していた。

「外務省副大臣の逢沢一郎にはこんな逸話がある。朱鎔基前首相に会った時、『政治家としてのモットーを教えてください』と言ったというのである。民主主義国の政治家が共産主義者にそんなことを聞くとは何という腑抜けな政治家か。私は開いた口がふさがらなかった」

この方、「週刊文春」(2019・8・15&22号)に、「当選11回なのに大臣固辞」「逢沢一郎議員の『違法デリヘル』」と告発スクープをされた御仁である。
下半身は人さまざまであり、それだけで人を一方的には判断はしない。この記事にしても、逢沢さんはちゃんと払うべきものを払っていて楽しんでいただけといえば、それまでである。賭け麻雀や賭けゴルフだって「違法」といえば違法だろう‥‥。記事では、逢沢さんを脅そうとしていた輩もいたようで、そちらは完全に犯罪的行為だ。その点では、逢沢議員は被害者になる側面もあった。

でも、中共に出かけて、選挙で選ばれたわけでもない要人相手に、そんな愚問をするのは、いささか情けないにもホドがあろう。教養というか民度を疑われても仕方ない。しかも、松下政経塾の一期生ともあろうかたが‥‥。松下幸之助さんも泣いているかもしれないね?

そのほか、新潮社から出た『私の喧嘩作法』https://amzn.to/3UqeUSNも痛快な自叙伝だった。ちょっと嗄れた感じの喋り口でのコメントもテレビでしばしば拝見もした。さらば……。
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07:14  |  訃報  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2024.04.18 (Thu)

「歴史の大ウソ」と「環境危機の大ウソ」を打破しつつも、南海トラフ地震は今晩起きても不思議はないのかな? それにしても気象庁の「お役所仕事」には唖然?

「歴史の大ウソ」と「環境危機の大ウソ」を打破しつつも、南海トラフ地震は今晩起きても不思議はないのかな? それにしても気象庁の「お役所仕事」には唖然?
(2024・4・18・木曜日)




武田邦彦氏の『歴史の大ウソを打破する 日本文明の真実』(ビジネス社)https://amzn.to/4awVOQk を読んだ。


環境問題等々、いわゆる「通説」とは異なる視点からの発言を続けている武田さんの最新作。

たとえば、リサイクルの無意味さ。また温暖化危険論の誤解等々。「森林はCO2の増減には関係がない」との指摘(昼間は光合成で吸収しても、夜間は排出するから)。

「私は自分の見解を確かめるために、森林総合研究所と岐阜大学の専門の先生に電話して見解を求めました。同研究所のホームページに『森林はCO2を吸収する』と書いてあったからです。ところが電話でふたりの先生に直接お聞きしたところ、『実は研究費などの関係でウソを書いた』といわれたのです」

「科学のような自然を対象物としている学問にウソは通じません。必ず真実が露見します。そんなことは科学者なら当然理解しているはずのことなのに、日本のトップの科学会議、国立研究機関、大学などが、そろってお金のためにウソをつくようになってしまった」



このままでは「日本は滅びの道に進むでしょう」とも。
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ううむ……。『南海トラフ地震の真実』(東京新聞)https://amzn.to/3TPymGYの著者・小沢慧一さんの出番ですよ!と叫びたくもなるエピソードではないか。

南海トラフ地震発生の確率を80%と言い募り、危機感を煽ることによって、専門の地震学者や防災担当者は自らに落ちる「研究費」「予算」の関係で「ウソを書いた」も同然だったのだから。やれやれではないか。
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といった逸話なども豊富。昨今話題のコオロギ食が如何に科学的にみて人間にとって問題なのかの説明もある。朝日新聞などが音頭取りをして推進されたリサイクルの無駄というか問題点なども摘出している。
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また、本書の肝心なところは、旧石器時代から秀吉、家康、明治時代にいたるまでの「日本の文明」的な発想などが如何にして日本社会の向上に役立ったかが追究されている点だ。

鉄砲の複製にしても、蒸気機関や造船技術の獲得にしても、「日本文明」があったからこその成果だったと指摘している。

物理赤点の僕には「理系思考」というのは身についていないのだが、そんな人間でも、わりとスンナリと読破できる一冊でした。
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蛇足だが……。
「針小棒大」といえども、世の中には「まぐれあたり」もありうる。2024・4・176の夜11時14分ごろの震度6(弱)の大地震(高知県宿毛市周辺を襲った地震)など、南海トラフがついにやってきたと思った人(現地)も多々いたようだ。
それを報じる4・18の夜のNHKニュースでも、現地の中学生(高校生?)の中には、「20年で南海トラフ地震が起こる確率は80%と言われているけど…」と述懐する人もいた。無理はない。まだ、『南海トラフ地震の真実』(東京新聞)を読んでいないのだろう(とはいえ、今日、明日にも南海トラフ地震が起こる可能性はゼロではあるまい)。

それにしても、今回の宿毛周辺の地震は南海トラフ地震かもしれないと検討する対象には非ず? M6・8なら検討するけど、今回の地震はM6・6だからだって? 気象庁のお役所仕事には呆れるね?

それにしても、今日は午後夕方から雨。夜、町を歩いていると、傘を持たずに濡れて歩く人がけっこういたあるよ。天気予想は今朝は見てなかったけど、終日くもりとか予想していたのだろうか。気象庁の言うことをあまり信じることなく、一年365日、カバンには折り畳み傘をいれておくことが大事ですな。
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ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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22:32  |  環境  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2024.04.18 (Thu)

風元正氏の『江藤淳はいかに「戦後」と闘ったのか』を読了して……。 ノーマン・ポドレッツと江藤淳は、比較考察すべき「(日米)二大巨頭の知識人」のように思えてきた。

風元正氏の『江藤淳はいかに「戦後」と闘ったのか』を読了して……。
ノーマン・ポドレッツと江藤淳は、比較考察すべき「(日米)二大巨頭の知識人」のように思えてきた。

(2024・4・18・木曜日)



1961年生まれの風元正氏の『江藤淳はいかに「戦後」と闘ったのか』(中央公論新社)https://amzn.to/43kdNqC を読了。


この本の前後に、1977年生まれの酒井信氏の『松本清張はよみがえる 国民作家の名作への旅』(西日本新聞社)https://amzn.to/42Y0mwl や、1963年生まれの井上隆史氏の『大江健三郎論  怪物作家の「本当ノ事」』(光文社新書)を読んだ(拾い読みした)。https://amzn.to/4cK4xjE 

小説家や文芸評論家の本はあまり読んだことがないが、この三冊は、そこそこ面白く読んだ。酒井氏と井上氏の本に関しては、すでにマイブログで紹介ずみ。風元氏の本も少し取り上げていた。それを再録しつつ……。
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風元氏の本の中で、江藤淳は日本のノーマン・ポドレッツだったかも云々の指摘があり、ううむ、なるほど、そうかも?と唸ったりした(風元氏の本の中では「ノーマン・ポドーレツ」と表記)。

「江藤淳とノーマン・ポドレーツは、『保守』派と目されるようになった紆余曲折が似通っている。どことなく倫理的な疚しさを抱えている点でも」

ポドレッツの作品は、『リーダーズ・ダイジェスト』で、オーウェルの『1984』https://amzn.to/4cAQsoF を歪曲する左翼を批判していたエッセイを読んで共鳴を覚えて以来、探して読み出した。
ただ、日本では『行動と逆行動』(荒地出版社)https://amzn.to/3xb7Dgg 、『文学対アメリカ――ユダヤ人作家の記録』(晶文社)https://amzn.to/3TCwSjf が訳出されているぐらい。英語の読めない我が身では……。
ダイアナ・ トリリングの『旅のはじめに ニューヨーク知識人の肖像』 (法政大学出版局) https://amzn.to/3VCEmoT を出している法政大学出版局あたりが、訳出してしかるべきだろうに……。

ハンナ・アレントもいいけどもノーマン・ポドレッツも大事でしょ?

坪内祐三氏もポドレッツについては『同時代も歴史である 一九七九年問題』(文春新書)https://amzn.to/3vAYQnC でいろいろと論じていた。

その本の中の一節、「今さらネオコンだなんて--ネオコンの祖ノーマン・ポドレッツの転変」と題したエッセイでは、ポドレッツがナサニエル・ウエストなどについて優れた作家論をものにしていた年若い文芸評論家であったことに感心しつつ、こう指摘していた。

「ポドレッツは、日本の文芸評論家で言えば江藤淳とほぼ同世代である。そして江藤淳は当時(一九八〇年頃)、盛んに日本文学のサブカル化のことを嘆き批判していた。ポドレッツと江藤淳のサブカルに対する視線の差に、私は、アメリカと日本の国柄の違いを感じた」

ポドレッツは1930年生まれ。江藤淳は1932年生まれ。ほぼ同世代(ちなみに、坪内さんは1958年生まれ。僕は1959年生まれ。ほぼ同世代・学年は同じ)。どちらもリベラルな文芸評論家としてスタートし、気がつけば政治などにも深く関与する「行動する保守派知識人」にもなっていく。

「レーガン(ブッシュ・ジュニア)とポドレッツ」&「小沢一郎と江藤淳」なんて視座も可能かもしれない。
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日頃はオピニオン雑誌やエロ雑誌は読んでも文芸雑誌は手にしない我が身だが、「新潮」(1983年8月号)の江藤論文『ユダの季節--「徒党」と「私語」の構造』を読むために購入した記憶がある。
一読して……。「江藤さんのおっしゃる通り」と思ったかどうかはちょっと記憶が薄れている(ウソ?)。読んだあとに、この中にて批判されているある人と向かい合う形で会って、「新潮論文をどう思いますか?」と聞いたことがある(けど、どんな返事があったかは記憶にない。これは本当!? 当時の日記を読み返せばなにか思い出すかな?)。

同じころ、中川八洋氏などの『猪木正道の大敗北  ソ連を愛し続けた前防大校長の“言論抑圧裁判"の真相』(日新報道)を読んで、これまた「おっしゃる通り」と思ったかどうかはこれまたちょっと記憶が薄れている(ウソ?)。

少なくとも、「保守・中道派」内部の言論対立として記憶に残っている。

ほかにも清水幾太郎氏の「日本よ 国家たれ (核の選択)」(「諸君!」1980年7月号)をめぐって、福田恆存氏や猪木正道氏の激烈な批判論などもあった。
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ともあれ、ノーマン・ポドレッツと江藤淳は、比較考察すべき「(日米)二大巨頭の知識人」のように思えてきた。その点で、風元氏の本からは大いに知的刺激というか知的観点を得た。

とはいえ、文芸表論家的な部分は、どちらも苦手。風元さんの本では、第九章の「『閉された言語空間』への憤怒」が一番スンナリと頭に入ってきた。
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蛇足ではないが……。
江藤淳論としては……。
平山周吉氏の名著『江藤淳は甦える』(新潮社)。https://amzn.to/49QJTN0 さらには斎藤禎氏の『江藤淳の言い分』 (書籍工房早山)https://amzn.to/48YBHZM 積んどく本で、廣木寧氏の『江藤淳氏の批評とアメリカ 「アメリカと私」をめぐって』(慧文社) https://amzn.to/43o7gLpがある。 併読されるといいのでは。

ポドレッツも再読しなくちゃと……。坪内さんの本によると、ポドレッツには政治的回想集として『Breaking ranks: A political memoir』(ブレイキング・ランクス-隊列を乱す)という本を1979年に出しているそうな。https://amzn.to/3TX2Cjd

さらに「サピオ」で知ったと思うのだが、ポドレッツは、『WHY WE WR VIETNM』(なぜ我々はベトナムにいたのか)https://amzn.to/49BjuBJ 『World War IV: The Long Struggle Against Islamofascism』(第四次世界大戦)https://amzn.to/3vYQ3Mc なる本も出しているそうな。

こんな本も日本では訳出されていない。ポドレッツはそのあとも、いろいろと本を出している。にもかかわらず訳出されたのは晶文社の上記の二冊だけ。やれやれ。岩波書店などは何をしているのやら?

それにしても江藤さんは享年66。坪内さんは享年61。私淑の僕の恩師は享年57。1930年1月16日生まれのポドレッツは94歳でまだ存命中? オーウェルは享年46。我が父は、今年50回忌。寿命は人それぞれですな。
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ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
(マイブログで紹介した本で読みたい本があれば、上記の本の脇のところをクリックしてアマゾンでどうぞ)
(無料メルマガ「古本虫がさまよう」もあり。より、つっこんだ内容掲載?)




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