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イラストレイターではなく「イラストライター」(イラストも書ける物書き)として大成した背景にどんな人生の悲喜こもごもがあったかが分かる一冊






イラストレイターではなく「イラストライター」(イラストも書ける物書き)として大成した背景にどんな人生の悲喜こもごもがあったかが分かる一冊
(2019・7・24・水曜日)






南伸坊氏の『私のイラストレーション史 1960--1980』 (亜紀書房)を読んだ。

(こんな内容)→あの頃、“イラストレーション"という言葉には、魔法がかかっていた。 和田誠、赤瀬川原平、木村恒久、横尾忠則、水木しげる、つげ義春、長新太、湯村輝彦、安西水丸……学生時代から「ガロ」編集長時代までを駆け抜ける、自伝エッセイ。

小学6年生のころ、年上のきれいな美大生と出会って、デザイナーになりたいと思ったそうな。高校受験に失敗(?)したり、無謀にも芸大を何度も受けたり……。美学校に入って…。筑摩書房に落ちて青林堂に入って「ガロ」編集長になったり…といった波瀾万丈(?)の歩みを綴った自叙伝。

イラストレイターではなく「イラストライター」(イラストも書ける物書き)として大成した背景にどんな人生の悲喜こもごもがあったかが分かる一冊ではあった。

近年は「顔面相似形」ではないが、南さんが「有名人」の「顔」になりすます写真をまとめた本--- 南伸坊氏(本人)&南文子氏(写真)の『本人伝説』 (文藝春秋)や『歴史上の本人』 (朝日文庫)をよく手にして読んだ・見たものだ。

南伸坊氏がさまざまな有名人(男女)の「顔」になりすます「写真集」でもある。独特の顔かたちをしているにもかかわらず、文春本では、帯だけでもダライ・ラマや松田聖子、ヨーコ・オノなどに扮している。ウッディ・アレンなどは髪の毛を「黒く」すれば小室直樹としても通用するのではないか? 櫻井よしこなどもそっくり? 鶴見俊輔にも笑った! ちょっと苦しいかなという人も若干あるが、おおむね「著者近影」でも通用しそうだ?

『歴史上の本人』 (朝日文庫)も、歴史上の有名人に似せた同趣旨の内容であったが、笑って楽しめる。天才的変身術というしかない。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!


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年上の女教師に憧れる17歳の少年から、還暦前の息子の未亡人嫁と爛れる中年男まで、自由自在に闊歩できる小説の世界はワンダーランド?






年上の女教師に憧れる17歳の少年から、還暦前の息子の未亡人嫁と爛れる中年男まで、自由自在に闊歩できる小説の世界はワンダーランド?
(2019・7・23・火曜日)




この前、17歳の少年と32歳の女教師のラブストーリー(『青春のオフサイド』)を読んだ。還暦爺さんであっても、こういう小説を読めば、すぐに高校生のころに戻り、あのころの青春時代を思い起こすことができる?
しかし、最近は、より「リアル」な設定であるこんな小説を読むことも多し。

ということで、霧原一輝氏の『未亡人嫁のしずく』 (竹書房文庫)を読んだ。

(こんな内容)→◎「寂しいこの身体に女の悦びをください…」◎息子の嫁が未亡人に…! 名手が描く禁断エロス
田代祐一郎(55歳)は息子夫婦と穏やかに暮らしていたが、突然、息子が病死してしまう。残された嫁の慶子(29歳)は身籠っており、祐一郎は孫が成人するまでは一緒に暮らそうと提案する。そして、孫が無事産まれ、息子の一周忌が終わった頃、祐一郎は未亡人の慶子に禁断の感情を覚えはじめる。なんとか欲望を抑え込んでいた祐一郎だったが、慶子の自慰を覗き見てしまい、さらにある夜、胸が張るので母乳を吸って欲しいと彼女から懇願されて…!? 背徳的快楽が炸裂する圧巻の禁断エロス!


主人公はまだ還暦前の55歳だが、アパート経営のため脱サラ。悠々自適。妻とは離縁。息子夫妻と同居していたが、息子が心筋梗塞で急死。ちょうど妊娠中だった妻はそのあと男児を出産。一周忌が終わったころから…。
経営しているアパートには未亡人が3人住んでいて、家賃をちょっと待ってもらうために、フフフ光線を発射する未亡人もいて、大家さんは…。

未亡人の嫁も出産後、疼く体を……といった定番コース。そこに童貞の学生もアパートに住んでいて…と。
文庫カバーイラストがさほど艶かしいものでもなく、ストーリーも葛藤があるかのようには描かれているが、ちょっと平板な感じの小説だった。
「母乳」をエロスばめん「キーワード」にもしているが、そんなに美味しいものでもなかろうし…。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!


今回の選挙で落選した候補者も、四国八十八箇所巡りかスペイン巡礼をするといいかもね。精神的覚醒が得られるかも? 菅直人さんも四国巡りをしたっけ? あまり意味はないか?






今回の選挙で落選した候補者も、四国八十八箇所巡りかスペイン巡礼をするといいかもね。精神的覚醒が得られるかも? 菅直人さんも四国巡りをしたっけ? あまり意味はないか?
(2019・7・22・月曜日)




昨夜(7・21)は、午後8時からの選挙速報をしばし拝見したあと早めに就寝。朝夜明け前に起きるとまだ全国区の最終議席は未確定。最後に当確の出る人は誰だろう?
神奈川、千葉で共産主義者が落選したのは結構なこと? NHKから国民を守る…も一議席確保とは?

ともあれ、渡辺孝氏の『スペイン巡礼 緑の大地を歩く』 (皓星社)を読んだ。

(こんな内容)→サンティアゴ・デ・コンポステラまでの34日、780kmをカラー写真と役立ち情報と共に語る。旅の必携書。ピレネーの荘厳な夜明け、眼下にどこまでも続く緑の巡礼路、そして多くの巡礼達との出会い。 千年以上の歴史を持つスペイン巡礼。 思い立ってこれに挑んだシニア男性の一人旅。 数々の失敗を重ねながらも、心を揺り動かす大自然とその中での数々の出会いとによって 彼の心の「滓(おり)」は次第に癒されていく……。 巡礼に来たからと言って、悩みが解決される訳ではない。初めのうちは過去の出来事が次々と想起され、それが自分を苦しめる。が、次第にその頻度は落ちてくる。

著者は1950年生まれ。銀行勤務のあと大学教授や理事長をやっていたそうな。でも、いろいろとゴタゴタがあって理事長を辞めて自由な時間ができたということで、2018年に巡礼の旅に出かけることにしたという。当時、まだ古稀前ということで体力的にもなんとかなると…。

数百キロの道のりだそうで、平均して一日20キロ前後歩き宿泊。一泊5000円前後の宿に泊まること多し(もっと安い時もあり。1000円ぐらいとか)。当然、その旅の最中には日本人と会ったり、現地の人と交友したり…。
そんな巡礼の旅の日々が、カラー写真と共に紹介されている。
四国のハ十八箇所巡り同様、テクテクと歩いていくのは大変。一日20キロというと正味5時間前後だろうか。まぁ、健康な人ならやってやれない距離ではない。

20代の時、百キロ歩行とかいって、夜明け前から歩きだして夕方歩き終えた記憶がある。正味16時間? 正確には百キロではなく80キロぐらいだったか? 時速5キロならまぁ普通であったか。
語学力のない僕にはちょっとできない旅行かなと。でも、スペインには一度行ったきり。また行きたいものだと、この本を読んで思った次第。

今回の選挙で落選した候補者も、四国八十八箇所巡りかスペイン巡礼をするといいかもね。菅直人さんも四国巡りをしたっけ? あまり意味ないか?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!



2019・7・21は参議院選挙投票・開票の日であると同時に江藤淳の命日(1999年7・21自殺)。当時66歳。この前亡くなった純アリスさんと同じ歳。それはさておき、やよい軒で、いつも食べるしょうが焼き定食(630円)の二倍もする、うなぎ蒲焼定食(1290円)を食べて帰宅して選挙速報でも見ることに…。





2019・7・21は参議院選挙投票・開票の日であると同時に江藤淳の命日(1999年7・21自殺)。当時66歳。この前亡くなった純アリスさんと同じ歳。それはさておき、やよい軒で、いつも食べるしょうが焼き定食(630円)の二倍もする、うなぎ蒲焼定食(1290円)を食べて帰宅して選挙速報でも見ることに…。
(2019・7・21・日曜日)




先々週は明治大学、先週は早稲田大学、そして今日は専修大学…と、ちょっとしたセミナーがあり出かけることに。

途中、御茶の水から神保町古本屋街をブラブラ。日曜でも開いている古本屋が若干ある。三省堂なども覗く…。しかし、最近、新刊書店に行くと、BGMはともかくとして、本売場のあちこちに「ミニテレビ」か何かがあって、ああだこうだと宣伝している。耳障りもいいところ。どこもかしこもこんなになると、本屋に行くのも難儀。自宅パソコンに向かって、自分の好きなBGMを流しながら、あちこち見て回るほうがマシという気になるね。図書館横断検索でもいい。

書店が文房具などのグッズやカフェを併設するのはまだ分かるとしても、余計なミニテレビを設置して本の宣伝をしているつもりなのは逆効果だと思う。まともな本好き人間は、うるさいところには足を運ばなくなるよ。アマゾン相手に物色するほうが静かな分まだいい? 自分で自分の首を締める書店サンですな。

ともあれ、駐車場ガレージで週末やっているミニ古本市を覗く。ラジオか何かを点けて煩いってもんじゃない。高円寺古書会館もびっくりの「騒音」。
こんなところに長居は不要とばかりに、いつもはチラリと見てスタコラサッサするのだが、ふと、ルース・ダヤンの『ダヤンへの愛と別れ ”片目の英雄”と過ごした36年』 (サンケイ新聞社出版局)があったので購入しようかなと。ここは3冊500円なので、あと2冊物色しないといけない。

ということで、騒音を我慢して、しばしぐるぐる(それにしても煩い。本を手にして面白いかなと思案しようにも邪魔されてまともに選べないよ)。

しばしたって、ようやく小川国夫氏の『なだれる虹』 (作品社)、半澤良夫氏の『重き時の流れに』 (新文化社)に決定。小川さんの本は地中海沿岸をたどった旅行エッセイ。 ちょうど渡辺孝氏の『スペイン巡礼 緑の大地を歩く』 (皓星社)を車中読んでいたので、スペインあたりが重複するかなと思って選んだ次第。サンチャゴ巡礼などといった言葉が目次に並んでいたので…。

7・21収穫

それにしても煩い。レジのオニイサンにも以前、注意したことがあるけど馬耳東風のようだ。まぁ、こういう騒音垂れ流し人間相手には「注意」をしても改善はまず無理だろう。専修大学の会費が500円なので、千円札だしておつり500円を受け取る(それが買う目的でもあった?)。

そのあと、某古本屋の軒先で、岡惺治氏の 『身体検査物語』 (書苑新社)を購入。著者は医者。身体検査の歴史を論じたエッセイ本。平岩~さんに謹呈した本のようで、自筆の挨拶文が本に入っていた。

セミナーで改めて知ったが、20年前の1999年7月21日に江藤淳さんは「自殺」したそうな。当時66歳だったとか。ということは、この前亡くなった純アリスさんも66歳というから、同じ歳で亡くなったことになろうか(だから、どうだというわけではないのだが)。

セミナーを聞き終えて、水道橋近くの「やよい軒」でうなぎの蒲焼定食(1290円)を食べる。思ったより柔らかく美味しい。いつものしょうが焼き定食(630円)の二倍以上のお値段だけど……。

帰宅して、貰い物のサントリービール(マスターズドリーム)を開けながら(このビール、たったの305㎖しか入っていない)、さぁ、あとは参議院選挙の開票でも見て寝ることに…。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!

さらば純アリスさん…お世話にはならなかったけど?




さらば純アリスさん…お世話にはならなかったけど?
(2019・7・21・日曜日)




南沙織さんほど好きではなかった(?)けど、純アリスさんというタレントがいた。2019年7月12日に亡くなったとのこと。新聞の訃報欄で見かけた。こんな人。

ウィキペディアより→父親は戦後、当地に駐留したニュージーランド兵[3]。母は日本人[3][1]。2歳のとき、両親が離婚[3]。父親はニュージーランドに帰国し、母は上京[3]。アリスは兵庫県神戸の祖母のもとで育てられ、中学二年で上京したが、母のもとではなく、叔母の家に預けられた[3]。物心ついたときからアリスは家庭というものを知らずに育った[3]。アリスはニュージーランド国籍であった[3]。 東京音楽大学付属高等学校在学中にスカウトされて、津々見 マリの芸名でファッションモデルとなり、「装苑」などのファッション雑誌に登場する[1]。
1972年、TBSのテレビドラマ『ママはライバル』に、主演の岡崎友紀の同級生であり、父親役の高橋悦史の再婚相手となる青海マリ役で女優としてデビューする。この際に、本作の原案者である脚本家の佐々木守により、「清純」と『不思議の国のアリス』から、純 アリスと命名される[1]。
21歳の時、東京キッドブラザース入団。ヒロインとして爆発的人気を得て1970年代前半のCMやファッション誌、男性誌のグラビアを飾った[4]。またテレビドラマや歌手としても活躍した[5]。 
1980年に、東京キッドブラザースでほぼ同期だった三浦浩一と結婚[3]。結婚後は、夫婦揃ってテレビショッピングに司会として出演していた。
2019年7月12日死去[2]。66歳没。


『ママはライバル』は見ていたね。コメディ。ご主人役の男優と、いい演技をしていた。ハーフということもあってか、可愛いかった。岡崎さんよりよかったね。岡崎さんが通う高校に転校生がきたけど、その転校生が父の後妻だったというストーリー。結婚していることは内密にしていたから…。細かい話は忘れたけど、純アリスに迫る同級生もいたり、夫役の男優に迫る近所の女性がいたり…と。

当時は、年上の女性として、綺麗な人という印象しかなかったが、今から見ると、後妻がもらえるならこんな人がいいね? セミヌードなどは披露していただろうか? あまり記憶には残っていないが…。高齢になると、こういう「美形」の人は、いささか変化が激しいこともあるようだが…。それはそれとして『ママはアイドル』のころの映像は永遠なり?

ともあれ、『ママはライバル』以降、特に関心はなかったのだが、そういう人生を辿っていたのか…。66歳だと若くしての死去。合掌

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!


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