古本虫がさまよう
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山岳部出身者は、那須の『遺された親たち』の悲劇をどう見るのか?
(2017・3・29・水曜日)






3月27日の栃木県那須町湯本の那須温泉ファミリースキー場で、雪崩が発生し、登山講習会に参加していた高校生など8人が死亡したとの報道記事(2018・3・28産経朝刊)を読んでいたら、管間記念病院(かんまきねんびょういん)の病院名が目にとまった。

黒磯の知人宅に寄ったりした時、いまはなき白線文庫(古本屋)を近年訪れることが多かった。黒磯駅から歩いて10分程度のところ。そこの交差点を左に曲がると、この病院があった。さらに歩くと、黒磯図書館がありブックオフがある。白線文庫が移転したあとも、ブックオフがあるので、この病院前は何度か行き来した。
3・27は、この病院もいろいろと急患が運ばれたのだろうと新聞を読みながら感慨にふけった次第。

「病院によると、男子生徒はICUに運ばれた。駆け付けた両親らは男子生徒にしがみつき泣き崩れたという。病院スタッフは『言葉にできないくらい沈痛な様子だった」(産経)

年老いた老人が80歳前後で病気などで死んでいくのはまだ仕方なく、90歳前後で老衰ともなれば子供の側からすれば諦めもつくかもしれないが、十代~二十代の少年少女が不慮の事故で無惨にも死亡するのは哀しいものだ。親の側からすれば…。

去年も、軽井沢近くでバス暴走事故で、乗車していた大学生が何人も死ぬ事故があった。その親たちもさぞかし嘆いたことだろう。韓国のあの客船による死亡事故も…。

こうした「事故」。「加害者」が明々白々となるかどうか…。山岳部顧問の教師がスパルタすぎての事故発生なのか?
飲酒運転者による交通事故によって子供を殺されたともなれば、それは松戸のベトナム少女殺害同様、被害者からすれば、怒り心頭に発するだろう。

元朝日記者の佐藤光房氏の『遺された親たち』 (これはシリーズで数冊刊行。あすなろ書房)は、横暴な交通事故加害者によって子供を殺された親御さんたちの嘆きをまとめた名著。

不慮の事故による死亡は永遠にゼロには出来ないとしても、やはり、こういう悲劇は味わいたくないものだ。

山岳部というと、母校にもその名のクラブがあったかと。どちらかというと、体格もよく、「山」に哲学的なモノを感じるような思想性豊かな(?)タイプの高校生が多かった? 山歩きは趣味ではなかったので、そういう人たちへの連帯感はまったく持ちあわせていなかった。まぁ、山登りしながら、タバコをプカプカ吸って、吸殻をポイ捨てするマナーの悪い登山家がいたら、アホやなと思うしかないだろうが(ただ、周辺に人がいなくて、登頂して、無人の空間で携帯灰皿をもって一服するのは悪くないだろう)。

高校時代に山岳部を経て、新聞記者になり、おかしな提灯記事を書いて国の名誉を傷つけた人もいたかな? 彼もこの遭難の悲劇を見て、何かを感じていることだろうか?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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朴槿恵逮捕? さらば、自滅する惨めな中国・韓国・北朝鮮よ(となればまだしも)!
(2017・3・29・水曜日)





朴槿恵が逮捕されるかいなかの寸前のようだが、呉善花氏の『さらば、自壊する韓国よ!』 (ワック)を読んだ。「罷免」されるだけの悪いことをしたのだろうが、新聞報道だけだと、なかなか真相がよくわからない。著者は30年以上昔に留学のために来日。そのあと、日本人に帰化したが、「祖国」を見つめる眼はなかなか手厳しくもある。

朴槿恵の父親や周辺の人々の人間関係などを整理整頓的に論じながら、昨今の朝鮮半島事情、国際関係を綴っている。大統領選挙はすでに終盤? 容共リベラル候補が優勢のようだ。このままだと、ノムヒョン以来のリベラル左派系の大統領が誕生しそうだ。従北朝鮮、親中共政権となろうか?

それを阻止するにはもはや韓国軍のクーデターしかないのではないか?と著者も示唆はしている。が、その実現性は低そうだ(しかし、ネバーセイネバー?)。
もはや、韓国は誰か大統領になっても「反日・親北」の呪縛からは逃れられないほど、精神的にも物理的にも追い詰められた状況のようだ。

「こんな韓国に誰がした?」→自業自得というしかないのであろうか? 北朝鮮の核ミサイルが韓国に向けられることはないと信じているあたりは、日本の次ぐらいの「平和ボケ」国家かもしれない。

僕がいままでに出かけたことのある外国は、ソ連、台湾、英国、フランス、スペイン、アメリカぐらい。中国や韓国には行こうと思ったこともないが、このまま、行かずに人生を終えられるとしたら、それはそれでありがたいことかもしれないとふと思った。しかし、「平和ボケ」に関しては、韓国を笑えない。日本の国会の論争も、吉田某氏にも似た「詐話師」に操られているのでは? アメリカのマッカーシーは、まだ的確な証言もあっただろうが……。

さらば韓国よ、さらば日本よ、と互いに宣言しあって「完全離婚」できればいいのだろうが…。向こうから「助けて」とすがりついてこないか、それも心配だ?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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風間丈吉など反共リベラルの本を読むなら、「変態図書館」ではなく「まともな図書館」がある地域で読むべし?
(2017・3・28・火曜日)




この前、古本市で購入した風間丈吉氏の『雑草の如く ガンと対決する日共委員長の手記』 (経済往来社)を読んだ。とても面白い自叙伝だった。共産主義者から民主社会主義者に転向した手記、自叙伝といったところか。これが200円とは安い。「日本の古本屋」で見ると3240円で出している古本屋もあった(こういうことがあるから、神田や高円寺などの古書会館に足を運ぶ愉しみがある)。

しかし、この本、新宿区立図書館が所蔵している。昭和45年以前刊行の本だが借りることは可能(これが中央区立図書館の所蔵なら貸出もしてくれないし、京橋まで行かないと館内でも読めない。幸い、中央区立図書館は所蔵していない。時々、ここだけが所蔵している本があったりするから困る?)。

ウイキペディアによると---
風間 丈吉(かざま じょうきち、1902年2月25日 - 1968年5月24日)は日本の社会運動家。日本共産党中央委員長を務め、のち転向した。
中農の四男として新潟県で生まれた。高等小学校卒業後に上京、金属労働者となり、友愛会に加入。
1925年秋から5年間、モスクワの東方勤労者共産大学(クートヴェ)に留学。高橋貞樹らの薫陶を受け、のちに特高のスパイとなる飯塚盈延(〈スパイM〉)とも親交をもった。クートヴェ卒業後、赤色労働組合インターナショナル(プロフィンテルン)執行ビューローに勤め、国際労働会議、太平洋労働組合会議等に出席した[1]。
1930年8月のプロフィンテルン第5回大会出席後に帰国、岩田義道・野坂参三・紺野与次郎・飯塚盈延らと日本共産党指導部再建をはかる。1931年1月、日本共産党中央委員長となり(いわゆる「非常時共産党」指導部)、モスクワから持ち込んだ31年政治テーゼ草案を起草、同年4月機関紙「赤旗」に発表したが、これは1932年7月の32年テーゼ発表により廃棄された[2]。
1932年10月検挙された(熱海事件)。獄中で高橋に追随して転向し、1933年共産党より脱党。1942年満期出獄。出獄後再び機械工として働いた[1]。
戦後、佐野学らと労農前衛党に結成に参加、書記長となる。佐野の死後、鍋山貞親の世界民主研究所で事務局長となり、反共活動をおこなった[3] [4]。
著作[編集]→『モスコー共産大学の思ひ出』三元社、1949年
『日本共産党の地下工作 世界民主シリーズ 第2集』1950年6月
『モスコウとつながる日本共産党の歴史 上巻』天満社、1951年
『雑草の如く』経済往来社、1968年
『「非常時」共産党』三一書房、1976年6月



『モスコー共産大学の思ひ出』『「非常時」共産党』は積んどくしていた。 『雑草の如く』は、1968年3月の刊行だから、亡くなる直前に刊行されたことになる。文字通り、ガンで病床にあった時に綴ったエッセイも収録されているが、もっぱら、自叙伝。
戦前、共産主義にあこがれ、モスクワにまで行き、ロシア語を勉強し、コミンテルンの指導を受ける。勝野金政の名前なども出てくる。日本に戻り活動する。警察につかまり転向。転向した鍋山や佐野のあとをついて行く。戦後は「世界民主研究所」などにも参画し、反共リベラル的な立場から行動。本書でも、進歩的文化人などを手厳しく批判している。反スターリンはむろんのこと、反レーニンでもある。

「ダビッド・シューブ著の『虚飾を剥がしたレーニン』がもっと早く出版され、日本語訳されていたら、事態は少し変っていたかも知れない。なぜなら、この本にはレーニンおよびその一党が金を集めるこめにどんなことをしたたが克明に描かれているので、本当にこんなことをしてもよいのか? という疑問を起こさせるに十分の資料を提供しているからである」と。


ダヴィッド・シューブ の『レーニンの生涯』 (1967年)田園書房、ダヴィッド・シューヴ『虚栄なき独裁者 レーニン評伝』 (日南書房、1949)、デビッド・シャブの『レーニン』 (時事新書・1963年)という本がある。
田園書房の訳本は持ってないかもしれないが、それ以外の二冊は持っている。すぐに手元に出てこないが…。基本的に同じ本の全訳、抄訳本か?
しかし、「虚飾を剥がした」と「虚栄なき」では受けるイメージが異なるだろう。『虚栄なき』というタイトルもあって、長年積んどくしてきたかと…。今度読もう!

ちなみに『モスコー共産大学の思ひ出』 (三元社)はアマゾンで13000円で出しているところがあった。この本、いくらで買ったか記憶にはないが(値札の残りがついていないので)、そんなに高い買い物ではなかったと。

ともあれ、引き続き、栗原直樹氏の『日本共産党大研究 「躍進」と「不都合な過去」』 (青志社)を読んだ。

風間丈吉も出てくる。武装闘争路線を採択していた時代を詳細に検証。共産党をぶれないと支持する作家などがいるが本当かいな?と問いただしている。同感。生産管理闘争など、わざと不良品を作らせる手法も紹介している。

古今東西問わず、共産主義者の戦略戦術は、他党に浸透し、選挙戦術で勢力を伸ばそうとするものだ。そのトリックに、第二社会党、第二共産党化しつつある「民進党」が引っかかろうとしている。「民進党」関係者は、本書を読むべきだろう。ゲアハート・ニーマイヤーの『共産連立政権戦術 』 (時事新書)を読めば、自分たちが、ネギをもって捕食されるカモになりつつある事実に気づくだろうに……。共産主義者による「サラミ戦術」の基本も知らないのでは?

ともあれ、 『モスコー共産大学の思ひ出』 は1949年(昭和24年)の刊行。それゆえにかなり紙質も悪い。これなら貸出も制限があってもおかしくない?
しかし、この本、都内の区立図書館には見当たらない。県立図書館レベルになると所蔵しているところもあり、なんと貸出も可能になっているところがある(なぜか、昭和24年ではなく昭和34年刊行と「誤植」している図書館もあるが…)。

ということは、近くの図書館で、貸出請求をすれば、地方の県立図書館から取り寄せて自宅で二週間内で読むこともできるかもしれない。まるごとコピーを取ることもできるかもしれない。
少なくとも、昭和45年刊行の本は、一切貸出はしない、貸出禁止だぞと偉そうに宣告している中央区区立図書館が如何に「異常」かがこれでも分かるだろう。

『共産連立政権戦術 』 は1968年の刊行。この本も都内の区立図書館レベルでは所蔵していない。しかし、県立図書館レベルだと所蔵しており、貸出可能のところが多い。

以前も指摘したが、フランク・モラエスの『チベットの反乱』 (時事新書)は1960年の刊行だ。この本を都内の区立図書館の中で所蔵しているのは、新宿区と中央区だけだ。そして新宿区は貸出可能だが、中央区立図書館は、官僚主義的運営故に、「禁帯出」となっている。この格差!

中央区立図書館がいかに「異常体質」なのかが分かるだろう。
本を貸し出すべき図書館が、本を貸さない、貸したくない、どうしても読みたければ本館まで来いというのだから、もはや「変態図書館」というべきだろう。

『チベットの反乱』が、そんなにボロボロで分館どうしの移送もできないのか? そんなことはあるまい。要は官僚主義だからなのだろう。
ここは本の貸出も予約者が手作業で処理。返すときも、図書館館員がデスクにいても、そこに戻すのではなく、脇にある戻しコーナーの窓口に、一冊一冊利用者が入れるのだ。CDの返却となると、これまたそばにある「袋」に入れて、丁寧に投函しろとしている。予約貸出を予約者が手作業でさせる図書館も増えてきているが、返却も、そういう風にさせているのは、中央区立図書館だけではないか?(このあたりは研究不足故に違うかもしれないが)。「変態」はやはり困る?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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からだを目当てに見た映画?
(2017・3・27・月曜日)





昨日(日曜日)は東京周辺は終日、冷たい小雨。所要があり、あちこち周りながら久しぶりに正午前に新宿御苑の「いなば」に。あつもり(つけ麺)800円。まずまずの味。最近総武線沿線の某駅近くのつけ麺屋に行くことが多く、「いなば」もごぶさたしていた。クーポン券をゲットしたのでまた来ることも?

そのあと、高円寺古書会館へ。丸ノ内線利用。新高円寺駅近くのブックオフを覗くが買いたいものはなし。そこからルック商店街をテクテク。電柱からは煩い音楽(歌詞はないが…)が流れている。ここは、もうどうしようもない「騒音商店街」。土曜日神保町裏通りの夕方の静けさとは比較にならない。「アニマル洋子」は閉まっていた。

ともあれ、古書会館へ。
山田清三郎氏の『プロレタリア文学風土記 文学運動の人と思い出』 (青木新書)、R・H・トーニーの『急進主義の伝統』 (新評論)、館淳一氏の『欲望パラダイス』 (双葉文庫)を購入。3冊でワンコイン500円。でもトーニーの本は持っていたかと……。


車中、秋本鉄次氏の『パツキン一筋50年 パツキンとからだを目当てに映画を見続けた男』 (キネマ旬報社)を読んだ。

内容紹介→2006年の開始以来、一時中断を経て、リターンズとして復活し、続くこと延べ約10年。女優を愛し(未成年を除く)、パツキンを愛す、〝呑む・打つ・観る"をモットーとする映画評論家・秋本鉄次による連載『カラダが目当て』。
娯楽映画、なかでも金髪女優の評論にかけては業界随一を誇る氏のユーモア&デンジャラス、エアリーでバブリーな連載を、多くのパツキンファンの待望の声を受け、遂に書籍化!


「パツキン」とは、 「女性名詞。特に欧米女優を指す。金髪男優等をパツキンと呼ぶのは誤用」とのこと?

いろんな映画や女優の名前が出てくる。でも、キャメロン・ディアスも知らなかったし…。ブライアリー・ロングも知らないし……。「どんなカラダ」をしているかの想像力が活字だけでは働かない。見開き二ページでコラム一本だが、せめて女優の顔写真ぐらい掲載してほしい。巻頭に口絵一枚、美女のカラー写真があるが……。

ジャクリーン・ビセット の「ザ・ディープ 」「シークレット」などは見た覚えがあるのだが、なにせ40年ほど昔の昔。著者の前作の『映画は“女優”で見る!―映画生活を楽しくするススメ』『やっぱり! 映画は“女優”で見る!』 (SCREEN新書)になると、ジャクリーン・ビセットも登場してくるようだが……。
たしかに、あのころ、「金髪女優のからだ」を目当にして洋画を見ていたのは事実? 金髪かどうかはともかく、ジャクリーン・ビセットは勿論のこと、アネット・ヘブンもそうだったなぁと。ラウラ・アントネッリも…。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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花よりダンゴ、田舎の小屋より神保町の1LDKマンションに住みたい?
(2017・3・26・日曜日)





昨日(土曜日)は東京周辺は晴天。
夕方神保町へ。午後6時から全席禁煙店で家族と共に食事をする予定があり、それまでの時間潰し。古書会館は金曜日に寄っていたので行かず。最近、足を運んでいない神保町の裏通り、錦華公園・お茶の水小学校周辺の古本屋を散策。

まずは久しぶりに喇嘛舎(ラマシャ)へ。サブカルもの多し。お値段もかなり高め。見学しただけ。次に寄ったところは閉まっている。入口近くまで本が山積みされているが、まさか閉店?
その先をテクテクと。たしかレコード&古本屋など、いくつかあったと思ったがら見当たらず。

右脇に、建設中のマンションがあり。このあたりに住めれば、神保町古本屋街が「庭」になって便利なのは間違いない。どこかの煩い商店街と違って、電柱から「広告」や「音楽」も流れていない。そこで、チラシを手にする。 「アトラス千代田御茶の水」というマンションのようだ。御茶の水駅まで8分、神保町駅まで5分とある。水道橋駅へも8分ぐらいで行けそうだ。

「おかげさまで全51邸完売」「キャンセル待ち受付中!」とある。73㎡の3LDKで一億円! 57㎡の2LDKで7000万円~。42㎡の部屋(これをなぜか3LDKと誤記しているが、どう見ても1LDK)で、5000万円~。ううむ……。結婚して30余年になる妻が飛行機事故で不幸にも亡くなり、飛行機会社から補償金が入れば買えるかも? 5月に四国に行く予定あり?

途中で左に曲がり、また左に曲がり交差点方面の裏道を歩くと、 「りぶる・りべろ」があった。ここの古本、古本市などで時々購入していたかのような? 我が家によくある。いやいや、吉祥寺にあった古本屋だ。あのころ、吉祥寺の「よみた屋」や、その先にあったブックステーションナントカだったか、大きな古本屋を見て、そこから左に曲がり、電車の高架下にあったこの「りぶろ・りべろ」に立ち寄り、そこから吉祥寺駅北口方面の古本屋を一周していたものだ。なかなかシブイ古本が多かった。文学よりも政治社会問題などの本も。

神保町に引っ越ししていたんだ。この店のあったところ、以前は別の古本屋があったのでは?

ともあれ、軒先均一コーナーの文庫も、なかなかシブイ本多し。100円コーナーで、城山三郎氏の『零からの栄光』 (角川文庫)をゲット。紫電改開発物語のようだ。こんな本があったとは知らなかった。

店内は吉祥寺時代よりは狭いが、アナーキズム関連などは充実。大澤正道氏の新刊本『アはアナキストのア』 (三一書房)は見当たらず。
しかし、大沢正道氏献本署名入りの(高橋和巳氏宛て) 『大杉栄研究』 (同成社 )があった(書名はうろ覚え。箱入り本だったかと)。

そのほか、バーネット・ボロテンの『スペイン内戦 革命と反革命 上下 』 (晶文社)も二冊で1万円ほどであった。もうひとつの古い『スペイン革命 全歴史』 (晶文社)は見当たらず。上下本は一冊で10000円以上するから二冊で1万円ほどならば安い?

ジキル本中心だが、泉大八の本なども…。吉祥寺ではエロス本も多々あったか(のような?)。老夫婦でやっている古本屋のようだ。最近、閉店してしまった神保町の篠村書店の跡地に、この古本屋が入れば、ぴったしという感じだ(社会科学関係書はともかく…。鉄道関係書は「りぶろ・りべろ」にはないが…)。

城山さんの本を一冊購入して外に出ると、すぐのところに「がらんどう」(二階)、「くだん書房」(三階)なる看板を見かけた。二階に昇ると、ちょっと薄暗い…。やっているのか? 残念なことに中に入らず引き揚げてしまう。

そのあと、たまに立ち寄る囲碁専門古本屋のアカシヤ書店。軒先にレオンハルトの『ソ連にも革命が?』 (恒文社)が100円で出ている。ううむ持っている、読んでいるから食指は動かないが…。ブッシュジュニアが、この先生(亡命者)の授業を聞いて、共産主義の悪を認識したと言われている。名著!が100円とは…。
『戦慄の共産主義 ソ連・東独からの脱出』 (月刊ペン社)およびそのダイジェスト版である『党員はこうして鍛えられる』 (時事新書)を読んだことがある。 『裏切り ヒットラー=スターリン協定の衝撃』 (創元社)も名著。

そのあと、古書センターの軒先で、コンシダイン&プールの『世界の遺書 モンローからヒットラーまで』 (金沢文庫)を210円で購入。そのあと、全席禁煙店で食事。

車中、高村友也氏の『自作の小屋で暮らそう Bライフの愉しみ』 (ちくま文庫)を読んだ。

段ボールハウスでの生活体験もあるようだか、そこそこの田舎の雑木林の土地を入手してそこに掘っ建て小屋みたいな自作の小屋を建てて住みだした体験者による手記。ハウツー的な内容も。
少し働き、あとはノンビリ。税金もかからない範囲での生活…。特にエコライフだのと強調することもなく、ナチュラルな感じでまとめているが…。

ついでに読んだのが、 『小屋入門』 (地球丸)。こちらも固定資産税のかからない小屋作りなど、ハウツー的なものから、実際に小屋を作って利用している人たちのことなどが紹介されている。ちょっと本格的?

ともあれ、高村氏の本を読んで思い出したのが、エドマンド・ラブの『タダで暮らす法』 (青春出版社)。これは何人かの「タダで暮らす法」を実践した人を紹介した本。「地下鉄は僕の寝室」という人の「タダで暮らす法」というのは都会ならではのアイデア? 図書館を利用する際も、マイクロフィルム室を使うと、よりくつろげるとか。昔の新聞を精読し、勝つ馬に賭けるノウハウを学び、それで実際儲けたりしたこともあったそうな。

その日仕事で、数日がんばって働いたあとは、地下鉄を寝室にしたりして過ごす日々を実践しているとのこと。「タダ(に近い金額)」で暮らすことはある程度可能なのかも。ハワイなんか、そういう人が多いとも聞く。南国でないと難しい?

でも、田舎の小屋もいいけど、都心古本屋街のど真ん中のミニマンションもいいかも? 前述のマンション、3LDKは無理でも1LDKがあれば……。この界隈、やよい軒もあるし、いもやもあるし、もり一(回転寿司)もあるし、言うことないから。

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